タオバオ商品が税関で止まった?保留の原因と連絡先・関税の対処法

こんにちは!

中国輸入代行「誠」のパンダの社長こと酒井(@makoto1688)です^^

 

子侍くん
タオバオで購入後、追跡画面を見たら税関で止まっているようでした。もしかして没収?対処方法について教えていただけないでしょうか。

今回は、こちらのご質問にお答えします。

 

タオバオに関するtweet

タオバオで注文した商品が「税関で止まった」と表示されて焦ったこと、ありませんか?でも多くの場合は、インボイス不備や関税の支払い待ちなど、ちょっとした手続きで解決します。焦らず確認して、今後のトラブルを防ぐポイントを知っておくことが大切。

この記事は、長年、中国輸入で物販ビジネスを営むパンダの社長が書いています。

パンダの社長
この記事では、税関で止まる本当の原因から、ハガキが届いた時の連絡先、関税の対処法まで、初心者向けに分かりやすく解説します!

 

それでは、見ていきましょう。

 

(タップできる)もくじ

タオバオの荷物が「税関」にある?追跡ステータスの正しい見方

「止まった!」と思っても、実は通常の審査中であることはよくあります。

まずは追跡ステータスを見て、今の荷物がどんな状態なのかを冷静に判断しましょう。

 

 

ステータスごとの判断基準を以下の表にまとめました。

表示ステータス意味必要な対応
通関手続中
Held by Customs
税関の審査待ち。
通常のプロセスです。
待つだけでOK
(数日で動きます)
税関から名宛人に照会中
Retention
確認事項あり。
一旦保留されています。
要確認
ハガキや電話を待つ

 

詳しくみていきましょう。

 

「通関手続中」は止まっていない(順調)

追跡情報に「通関手続中」や「Held by Customs」とあっても、慌てる必要はありません。

これは「今、税関の列に並んで順番を待っています」という意味だからです。

トラブルがなくても必ず表示されるステータスなので、基本的には正常です。

1日〜3日程度でステータスが変わることが多いので、もう少しだけ待ってみましょう。

もし1週間以上動かない場合は、次の確認ステップに進んでください。

 

「税関から名宛人に照会中」は要注意(保留)

タオバオ追跡画面-税関から名宛人に照会中

もし「名宛人に照会中」や「保留」という表示が出たら、アクションが必要です。

これは「中身や価格について、あなたに確認したいことがある」という税関からの合図です。

数日中に、税関からハガキ(通知書)や電話がくる可能性が高いでしょう。

このステータスになったら、放置せずに対応の準備をしてください。

具体的な対処法は、記事の後半で詳しく解説しますね。

 

通関にかかる日数の目安(通常期と繁忙期)

通常、税関の審査はスムーズなら1日〜3日程度で完了します。

しかし、中国の旧正月(春節)や独身の日(11月)、日本の年末年始は荷物が殺到します。

繁忙期には、審査完了まで1週間以上かかることも珍しくありません。

「時期的に混んでいるだけ」というケースも多いので、カレンダーを確認してみてください。

あまりに遅い場合は、配送業者に状況を聞いてみるのが確実です。

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税関で止まる(保留になる)5つの主な原因

なぜ、あなたの荷物は止まってしまったのでしょうか?

税関で引っかかる理由は、大きく分けて5つのパターンがあります。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

①インボイス不備(価格の誤り・商品名の曖昧さ)

荷物に付いている書類(インボイス)の内容が不十分だと、確認のために止まります。

たとえば、商品名が「Gift(贈り物)」や「Clothing(衣類)」など、曖昧すぎるとNGです。

また、実際の価格よりも極端に安く書かれている場合も、怪しまれる原因になります。

税関は「正しい関税」をかけるために、正確な情報を求めているのです。

正しい情報を伝えれば解決するので、落ち着いて対応しましょう。

 

②「模倣品(コピー品)」の疑いがある

タオバオには、残念ながら有名ブランドの偽物やコピー品が紛れています。

税関は偽ブランド品の輸入に非常に厳しく、少しでも疑わしいとストップをかけます。

この場合、「認定手続」という、本物か偽物かを判定するフローに入ります。

もし「認定手続開始通知書」が届いたら、コピー品疑いがかかっている証拠です。

偽物と確定すると、商品は日本に輸入できず、没収・廃棄されてしまいます。

 

③輸入禁止・規制品が含まれている

日本には、法律で輸入が禁止・制限されている商品があります。

たとえば、肉製品(ジャーキー等)、特定の植物、リチウムイオン電池などが代表的です。

また、化粧品や医薬品も、個人が一度に輸入できる数量(24個以内など)が決まっています。

これらに該当すると、税関で止まり、廃棄や積戻し(返送)を求められます。

知らずに買っていたとしても、ルールの例外は認められないので注意が必要です。

 

④関税・消費税の課税対象で手続き待ち

トラブルではなく、単に「税金の計算待ち・支払い待ち」で止まっているケースです。

商品の金額(課税価格)が1万円を超える場合などには、関税や消費税が発生します。

税関が税額を確定させるまでの間、ステータスが止まって見えることがあります。

この場合は、税金さえ支払えばすぐに荷物はリリースされます。

「お金を払ってください」という通知が来るのを待ちましょう。

 

⑤個人使用の範囲を超えている(商用疑い)

個人輸入として申告しているのに、同じ商品を大量に買っていると怪しまれます。

「個人で使う量ではない=販売目的(商用)では?」と判断されるからです。

商用とみなされると、関税率の計算方法が変わり、手続きが複雑になります。

税関から「用途はなんですか?」と電話確認がくることもあります。

販売用なら正直に答え、個人用ならその理由を説明する必要があります。

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【対処法】税関からハガキや電話が来た場合の手続き

「税関からハガキが届いた!」と焦る必要はありません。

書類の種類によってやるべきことは決まっているので、淡々と手続きを進めましょう。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

どこに連絡する?配送業者・税関の問い合わせ先

まずは届いたハガキに記載されている電話番号を確認するのが一番早いです。

ハガキがまだない場合は、配送業者(日本郵便やヤマト運輸など)に電話しましょう。

追跡番号を伝えれば、「現在どこで、何のために止まっているか」を教えてくれます。

税関の窓口(東京外郵出張所など)に直接かける際は、平日の日中のみ対応が多いです。

連絡する際は、必ず手元に追跡番号(お問い合わせ番号)を用意してください。

 

「外国郵便物課税通知書」が届いた場合(税金支払い)

外国郵便物課税通知書-ハガキ

このハガキは、「荷物に税金がかかったので払ってください」というお知らせです。

これはトラブルではなく、税額決定の通知なので安心してください。

荷物の受け取り時に、配達員さんに現金で税金を支払えば完了です。

もしくは、事前にオンライン決済などの案内が来る場合もあります。

支払いが済めば、荷物は問題なくあなたの手元に届きます。

 

「認定手続開始通知書」が届いた場合(偽物の疑い)

この通知は「あなたの荷物にコピー品の疑いがあります」という意味です。

もし本当に偽物を買ってしまった心当たりがあるなら、「放棄」するのが一般的です。

「意見書」を出して反論もできますが、証明には専門的な知識が必要で難易度が高いです。

「権利侵害物品」と認定されれば、商品は残念ながら税関で没収・廃棄されます。

初心者の場合、勉強代と思って「任意放棄書」を提出するのが最も早い解決策です。

 

インボイスや価格資料の提出を求められた場合

「商品の価格がわかる資料を出してください」と言われた場合の対処法です。

タオバオの注文画面のスクリーンショット(商品名と価格がわかるもの)を用意しましょう。

代行業者を使っている場合は、業者に「通関用のインボイスをください」と頼んでください。

用意した資料を、指定された方法(メールやFAX、郵送)で税関へ送ります。

資料と現物の内容が合致していると確認されれば、再び配送が動き出します。

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通関トラブルを未然に防ぐ!タオバオ購入前のチェックリスト

税関トラブルは、買う前のちょっとした注意でほとんど防げます。

次回からは以下の4つをチェックして、スムーズな輸入を目指しましょう。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

輸入禁止・規制品(ワシントン条約・液体等)を避ける

そもそも「輸入できないもの」を買わないことが、一番の予防策です。

ブランド品の偽物はもちろん、ビーフジャーキー等の肉製品や、一部の植物はNGです。

アロエやワニ革など、ワシントン条約に触れる素材も没収対象になります。

また、リチウム電池や香水(アルコール)は配送自体を断られることが多いです。

欲しい商品が規制品に当てはまらないか、事前にネットで検索する癖をつけましょう。

 

「16,666円」の免税ルールと関税の仕組みを知る

個人輸入には、課税価格が1万円以下(商品代金の60%で計算)なら免税というルールがあります。

ざっくり言うと、購入金額が16,666円以下なら、関税や消費税がかからないことが多いです。

この金額内に収めることで、税関の手続きがスムーズになり、止まる確率も減ります。

革靴やニットなど例外もありますが、初心者は「1回の注文は1.6万円まで」を目安にしましょう。

大量に買う場合は、何回かに分けて注文するのも一つのテクニックです。

▼主な関税率の目安(個人輸入)

品目関税率の目安
衣類(ニット以外)約10%前後
プラスチック製品約3%〜無料
革靴30%(または4300円の高い方)

※上記は簡易的な目安です。詳細は税関の実行関税率表をご確認ください。

 

追跡可能な配送方法(EMS・OCS等)を選ぶ

送料をケチって追跡なしの配送方法を選ぶと、トラブル時に何もできなくなります。

必ずEMS(国際スピード郵便)やOCS、流通王など、追跡番号がある配送を選びましょう。

追跡ができれば、税関に入った日時や保管状況がリアルタイムで分かります。

万が一紛失した際も、補償がついている場合が多いので安心です。

数百円の差でも、安心感を買うと思って追跡ありを選ぶことを強くおすすめします。

ヤマトや佐川の追跡は、日本で通関したあとにできるようになりますよ!代行業者であれば、中国側での追跡状況も確認できます。

 

中国輸入のプロ(代行業者)に判断を任せる

ここまで読んで「難しそう…」と思った方は、代行業者を使うのが正解です。

代行業者は通関のプロなので、危ない商品は購入前に「これは送れません」と教えてくれます。

インボイスの作成や梱包も、通関しやすいようにプロ基準で行ってくれます。

自分で判断して失敗するリスクを、代行業者を使うことでゼロに近づけられます。

特に初心者のうちは、安全料として代行手数料を払う価値は十分にあります。

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面倒な通関・税関対応も安心!タオバオ輸入なら「誠」

中国輸入代行-誠

タオバオでの買い物は楽しいですが、税関の手続きや中国語の対応はストレスですよね。

そんな面倒な作業をすべて丸投げできるのが、中国輸入代行サービス「誠(Makoto)」です。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

中国輸入代行-誠とは?

「誠」では、税関を通るために必要なインボイスを、プロのスタッフが正確に作成します。

また、中国の倉庫に届いた時点で商品を検品し、不良品や間違いがないかチェックします。

これにより、「届いたら壊れていた」「注文と違うものが来た」というトラブルを防げます。

もし税関で何か聞かれても、私たちがサポートするので安心してください。

あなたは、難しい書類作成や税関対応に悩む必要はありません。

中国OEM・タオバオ代行・アリババ仕入れなら|中国輸入代行-誠

 

実績・口コミ・評判

おかげさまで、多くのリピーター様に支えられ、長年の運営実績があります。

「はじめてでも丁寧に教えてくれた」「検品がしっかりしていて安心」といった声を多数頂いています。

LINEでのやり取りが可能なので、困った時にすぐ相談できる点も好評です。

実際のユーザー様の声や、届いた商品の写真は公式サイトでも紹介しています。

信頼できるパートナーとして、あなたの輸入ライフを支えます。

 

利用手順

Makotoモール

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Makotoモールにて注文開始

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まとめ

  • 追跡画面の「通関手続中」は正常な審査中なので、数日は様子見でOK。
  • 「照会中」や「保留」になったら、税関や配送業者からの連絡を待って対応する。
  • 税関で止まる主な原因は、インボイス不備・コピー品疑い・禁制品・税金未払いなど。
  • ハガキが届いたら、記載の番号へ連絡し、必要な資料や税金を支払えば解決する。
  • 難しい手続きが不安な初心者は、全てお任せできる「中国輸入代行-誠」の利用が一番の近道。
最後までお読みいただきありがとうございました!不安なときは、いつでも「誠」にご相談くださいね^^

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