こんにちは!
中国輸入代行「誠」のパンダの社長こと酒井(@makoto1688)です^^
今回は、こちらの疑問にお答えします。
▼Amazonでの無在庫販売に関するPsot▼
無在庫と
ドロップシッピング。
何が違うのですか❓
↑
似ていますが、
仕入れ先の立場が違います。・無在庫:転売ヤーや個人
・ドロップシッピング:メーカーや卸ちょうど、
このテーマでブログを
執筆していました。— パンダの社長(酒井隆太)@中国輸入代行「誠」 (@makoto1688) October 2, 2023
無在庫と
ドロップシッピング。
何が違うのですか❓
↑
似ていますが、
仕入れ先の立場が違います。
・無在庫:転売ヤーや個人
・ドロップシッピング:メーカーや卸
ちょうど、
このテーマでブログを
執筆していました。
この記事は、長年、中国との貿易仲介業を営むパンダ社長が書いています。
それでは見ていきましょう。
(タップできる)もくじ
無在庫転売とは?
無在庫転売とは、在庫を持たずに商品を販売する手法です。
通常、商品を販売する際は、事前に仕入れて在庫として保管する必要がありますが、無在庫転売では、商品が購入された後に仕入れを行うため、在庫管理や倉庫のコストを削減できます。
この手法は、資金が少ない初心者にとって魅力的なビジネスモデルですが、Amazonでは規約違反にあたる場合があります。
無在庫転売によって、注文後に在庫切れが発生したり、発送の遅延が起こるリスクがあるため、顧客満足度や出品者評価に悪影響を及ぼす可能性が高いです。
さらに、Amazonでは出品者が自ら在庫を管理し、迅速な発送を行うことを求めているため、無在庫転売はアカウント停止などのペナルティを受けるリスクが伴います。
Amazonでは無在庫販売ができるのか?
Amazonでは、無在庫販売が条件付きで可能です。
原則的に無在庫販売は禁止ですが、「ドロップシッピング」と呼ばれる方法での無在庫販売ができます。
ここでは、「ドロップシッピング」とはどのようなものか解説します。
公式:Amazon公式サイト
詳しくみていきましょう。
ドロップシッピングなら可能
Amazonでは、利用規約上、無在庫販売は禁止されています。
一方、出品者の代わりにメーカーや卸業者が購入者宛で直接商品を発送する方法は禁止されていません。
この方法を「ドロップシッピング」と呼び、ドロップシッピングでの無在庫販売は可能です。
実は、ドロップシッピングも禁止されているプラットフォームも多くあります。
ドロップシッピングという縛りがあっても無在庫販売ができるAmazonは、貴重なプラットフォームといえます。
無在庫とドロップシッピングの違い
ドロップシッピングでは、販売者が在庫を持たずに自身のオンラインストアやAmazonや他のプラットフォーム上で商品を販売します。
顧客からの注文が入ると、販売者が卸業者やメーカーなどへ注文をするか、あるいは注文が自動的に転送されます。
注文内容に従って、卸業者やメーカーから直接顧客へ商品が発送されます。
アフィリエイトとドロップシッピングの違い
アフィリエイトとドロップシッピングは、利益の仕組みが異なります。
ドロップシッピングの利益は、販売価格と仕入れ価格の差分です。
アフィリエイトの利益は、売れた商品の広告料を受け取ります。
アフィリエイトは、たとえば記事を一度書くとその広告が有効である限りは、商品が売れるたびにアフィリエイターが商品の発想やクレームに対応することなく手数料がもらえます。
アフィリエイトはストックビジネス的側面があるでしょう。
ただし1つ1つの利益は転売に比べて低いです。
一方、ドロップシッピングは、顧客の注文が入ると注文の処理や問い合わせやクレームの対応をする場合もあります。
ドロップシッピングが規約違反となるケース
ドロップシッピングであることを伏せて、注文が入ってから他社の商品を販売者が購入し、直接顧客へ発送してもらうケースは、ドロップシッピングに似ていますが規約違反です。
Amazonでは「出荷時に出品者の情報のみが記載されていること」をドロップシッピングの規約に明示しています。
上記の方法では「販売者の情報」の代わりに、「他社の情報」の入った商品が郵送されるため、禁止事項に該当します。
Amazonで無在庫転売はなぜ禁止されているのか?
無在庫転売は、商品を実際に保有せずに注文を受けてから商品を仕入れるビジネスモデルですが、Amazonでは禁止されています。
この手法は、在庫を抱えるリスクがないため、一見すると初心者にも手軽なビジネスのように思われます。
しかし、Amazonの規約に違反する理由はさまざまで、特に顧客満足度の低下やアカウント停止のリスクが大きいです。
無在庫転売の最大の問題点は、購入者に対して迅速で確実な配送が保証されないことです。
たとえば、商品が注文された後に仕入れ先の在庫がなくなってしまった場合、発送が遅れたり、最悪の場合は注文をキャンセルせざるを得なくなります。
これにより、購入者からの信頼を損なうだけでなく、Amazonのアカウント健全性にも悪影響を及ぼします。
Amazonでは、迅速な配送と顧客満足度を非常に重要視しており、無在庫転売がこれらの基準を満たさない可能性が高いため、無在庫での販売が禁止されているのです。
さらに、無在庫転売をおこなう際、仕入れ先からの配送に関しても問題が発生することがあります。
たとえば、仕入れ先の納品書やブランドロゴが含まれた状態で購入者に届くと、Amazonの販売者規約に違反することになります。
購入者が商品に関して不満を感じた場合、直接Amazonや仕入れ先にクレームを入れられるリスクもあります。
これにより、販売者の信頼が失われ、アカウント停止のペナルティが科される可能性があります。
Amazonでドロップシッピングを利用するためのルール
Amazonは、サイト上で「ドロップシッピングポリシー」を明示しています。
以下のルールに則り、規約に沿ったドロップシッピングをしましょう。
また、規約は更新される可能性もあるため、定期的に規約を確認することをオススメします。
- 出品者は常に商品の記録上の出品者であること。
- ドロップシッピング業者を識別できる情報は、すべて削除した後に、商品を発送すること。
- 購入者からの商品の返品受付・実施の責任を負うこと。
- Amazonの定める出品者規約、およびポリシーのすべての条項を遵守すること。
Amazonでドロップシッピングをする手順
Amazonにセラー登録をして、無在庫転売の準備をしましょう。
無在庫販売の方法は2通りあり、商品の仕入れ方によって「古物商登録」が必要になるケースもあります。
詳しくみていきましょう。
⓪事前準備をする
Amazonの購入アカウントやアソシエイトアカウントなどとは別に、「Amazonセラーアカウント」の登録が必要です。
審査には3営業日程度かかるため、前もって登録をしておきましょう。
また、新品であっても卸業者やメーカー以外から購入した品物は古物に該当します。
他社から仕入れて転売する予定のある場合は、「古物商許可」の取得をオススメします。
調達がうまくいかず、他社から仕入れる場合も無いとは言えません。
「古物商許可」が無ければ、他社からの購入物を販売できなくなります。
「古物商許可」の審査期間は40日程度と言われています。
①販売商品の調査をする
事前準備ができたら、販売商品の選定をします。
話題の商品や売れ筋の商品で利益がでる商品を探します。
この時に、「売りたい商品」ではなく「売れる商品」を選ぶことが重要です。
慣れないうちは、自分が得意な分野から調べると利益の出る商品を見つけやすいでしょう。
たとえば、PC関連の情報に詳しい人はPC関連の商品を探すのがおすすめです。
メモリーやマウス、キーボードなどは初心者でも始めやすい商品の1つです。
②Amazonの販売ページを作成する
販売商品を決めたら、商品ページを作ります。
Amazonでは既出の商品は相乗り出品がルールのため、はじめは相乗りできる商品を選ぶのも初心者にはおすすめの方法です。
相乗りのメリットは、商品ページを1から作る必要が無いことです。
一方、まだ誰も販売していない商品や、自社オリジナル商品を販売する場合はページの作成が必要です。
商品画像や詳細情報の入力をして、その商品の魅力が伝わるようなページを作りましょう。
③商品が購入されたら業者から仕入れる
Amazonに出品した商品が購入されると、登録したメールアドレスに注文確定のメールが届きます。
メールには、注文番号、商品詳細や個数、販売価格とAmazon手数料や振込金額合計、出荷についての説明などが書いてあります。
商品が購入されたら、メーカーや業者へ発注しましょう。
仕入れ先によっては直送では無く、一度自宅に配送された商品を検品し発送します。
④直送あるいは自宅検品後に発送する
業者やメーカーから直接発送する契約をしている場合は、発送手続きは業者が行います。
副業で無在庫転売をはじめた方や忙しい方などは、ドロップシッピング業者を利用し直送してもらう契約にするのもオススメです。
また、業者から販売者の自宅や会社へ商品を仕入れて顧客へ発送手続きをする場合は、メーカーや卸業者以外からの仕入れなら新品であっても原則古物商許可が必要です。
検品後は前述したように、仕入れ先の情報はすべて取り除き、自社の情報のみを入れて発送します。
補足:無在庫転売で失敗しないための3つのポイント
無在庫転売は、在庫を持たずに商品を販売する手法で、多くの人にとって魅力的なビジネスモデルです。
しかし、リスクも伴うため、適切な戦略がなければ失敗する可能性が高まります。
無在庫転売を成功させるためには、リサーチや顧客対応、仕入れ先の選定が非常に重要です。
ここでは、失敗を避けるために押さえておきたい3つのポイントを詳しく解説します。
詳しくみていきましょう。
商品リサーチを徹底する
無在庫転売の成功には、どの商品の需要が高いか、競合が少ないかをしっかりとリサーチすることが不可欠です。
たとえば、販売する商品がニッチな市場で需要が高いものを選べば、競合が少なく利益を得やすくなります。
また、価格設定や商品の特性に合わせてリサーチツールを活用することも推奨されます。
KeepaやSeller Spriteといったツールを使えば、商品の売れ行きや価格の変動を把握でき、無在庫転売の成功に大きく寄与します。
参考:Keepa
顧客対応を重視する
無在庫転売は在庫を持たないため、商品の発送が遅れたり、在庫切れでキャンセルが発生するリスクがあります。
これが原因で顧客の信頼を失うと、アカウントの評価が低下し、最終的にAmazonからのアカウント停止につながる可能性もあります。
迅速な対応とコミュニケーションが成功の鍵となるため、たとえば商品発送の遅れが予測される場合は、すぐに購入者に連絡を入れて状況を説明することが大切です。
また、トラブルが発生した際は、返金や返品対応を迅速におこなうことで、顧客満足度を保つことができます。
信頼できる仕入れ先を選ぶ
無在庫転売では、仕入れ先が在庫切れや発送遅延を起こすと、販売者側にも大きな影響があります。
そのため、信頼できる仕入れ先を選定することが重要です。
信頼性の高い業者を利用すれば、在庫管理や発送のトラブルを最小限に抑え、スムーズな運営が可能になります。
仕入れ先との連携を密にして、在庫状況や発送の進行状況を常に把握しておくことが、無在庫転売の成功に繋がります。
補足:Amazonの出品ルール
Amazon seller centralでは、ドロップシッピングに関わるルール以外にも、出品に関するルールが定められています。
ルールに従わないとアカウントの継続ができなくなる可能性もあるため、理解しておくことをオススメします。
詳しくみていきましょう。
法令等に違反する商品は販売できない
日本では、許可なく販売することのできない商品が法令でいくつか定められています。
たとえば、酒類・動物・アダルト関係・タバコ関連・医薬品・危険物などです。
これらの品目の中には簡単に販売許可が取れる物もあれば、特別な許可がないと販売できないものもあります。
Amazonでは上記の商品でも、事前に出品許可を得ることで販売できる商品もあります。
販売を希望する商品が販売できるかわからない場合は、Amazonカスターサポートへ問い合わせて確認しましょう。
偽物の販売はできない
中国や外国からの輸入転売の場合、輸入元の国では販売が可能でも日本では違法になる商品が一般向けに販売されていることもあります。
販売者は、輸入できる商品なのかや日本で販売できるのかの確認が必要です。
偽造品、海賊版、密輸、コピー、違法に複製・製造された商品やコンテンツなど、他人の知的所有権を侵害するような商品の中には、輸入自体が違法なものもあります。
法令に基づく表示をしなければならない
商品によっては許認可、登録または届け出が必要なものもあります。
許認可情報が必要な場合は、該当する許認可番号、登録番号、届け出番号などの表示が義務付けられています。
また事業者は、「販売業者名」「法人出品者(登記簿上の名称)」「個人出品者(戸籍上の氏名)」「問い合わせ電話番号(現に使用している出品者のもの)」「正確な住所(私書箱はNG)」「正式な運営責任者名」「店舗名」なども、「出品者の情報ページ」に表示させる必要があります。
パフォーマンスの改善をする必要がある
Amazonには、顧客からの評価や注文不良率、キャンセル率、出荷遅延率などの指標があります。
そのため、改善を言い渡され改善しない場合は、出品の一時停止やアカウントの削除などのペナルティを受ける恐れがあります。
0~1,000のスコアと色分けをされており、200~1,000のスコア間は緑色の表示で、緑色のアカウントの評価は健全です。
新規出品者は200から始まり、180日間ごとにポリシーや販売活動に基づいて、アカウントの健全さを審査されます。
返品と返金
販売者は顧客から求められた返品や返金に対して、Amazon返品ポリシーに準じる必要があります。
Amazonは、購入者へ一定のサービスを提供するために、販売者へAmazonの返品ポリシーと同じ、もしくはそれ以上の返品ポリシーを求めています。
万が一Amazonの返品ポリシーよりも低いサービスを提供した場合は、アカウントの健全性の評価が下がり、出品停止やアカウント削除をされる危険性もあります。
Amazonでの無在庫販売に関するよくある質問
無在庫販売は、在庫を持たずに商品を販売するビジネスモデルとして注目を集めています。
特にAmazonでの無在庫販売は、多くの人が興味を持つ一方で、その仕組みや規約に関する疑問も多く寄せられます。
最後に、Amazonで無在庫販売をおこなう際によくある質問を取り上げ、わかりやすく解説します。
詳しくみていきましょう。
無在庫販売とは何ですか?
無在庫販売とは、在庫を持たずに商品を販売する方法を指します。
たとえば、購入者が商品を注文してから、仕入先に発注し、直接購入者に商品を届けるスタイルが一般的です。
このビジネスモデルでは、在庫を抱えるリスクを軽減できる一方で、仕入先の対応や物流が鍵を握ります。
Amazonで無在庫販売は可能ですか?
Amazonでは無在庫販売自体は禁止されていませんが、一定の条件を満たす必要があります。
Amazonのポリシーでは、販売者は購入者に対して責任を持つ必要があります。
たとえば、パッケージや請求書に他社の情報を記載しない、顧客対応を販売者自身でおこなう、といったルールがあります。
この条件を満たさない場合、アカウント停止などのペナルティを受ける可能性があります。
無在庫販売はAmazonの規約違反になりますか?
無在庫販売そのものは違反ではありませんが、ドロップシッピングモデルを採用する際の運用方法によっては規約違反となる場合があります。
たとえば、他のマーケットプレイスから直接商品を配送する形式(たとえばeBayやAliExpress)は、Amazonのポリシーに違反する可能性があります。
規約をしっかり確認し、適切に運用することが重要です。
無在庫販売に適した商品カテゴリーはありますか?
無在庫販売に適した商品は、以下のような特徴を持っています。
たとえば、ファッション小物やガジェットアクセサリーは人気が高く、初心者にも取り組みやすいカテゴリーです。
- サイズや重量が軽い
- トレンド性が高く、需要がある
- シーズン性が少ない
無在庫販売をおこなう際のリスクは何ですか?
無在庫販売には以下のようなリスクがあります。
- 在庫切れのリスク:仕入先の在庫状況に依存するため、欠品のリスクが高い。
- 配送トラブル:海外仕入の場合、配送の遅延や紛失が発生する可能性がある。
- アカウント停止:Amazonの規約に違反する形で無在庫販売をおこなった場合、アカウント停止のリスクがある。
無在庫販売でおすすめのツールやサービスはありますか?
無在庫販売を効率的におこなうためには、以下のようなツールやサービスを活用するのがおすすめです。
これらのツールを活用することで、作業負担を軽減しつつ、販売を効率化できます。
- 在庫管理ツール:仕入先の在庫状況をリアルタイムで確認。
- 価格追跡ツール:競合の価格動向をチェック。
- 発送代行サービス:仕入先から直接購入者に配送するサービスを利用。
無在庫販売をはじめる際に気をつけるべき点は何ですか?
無在庫販売をはじめる際には、以下の点に注意する必要があります。
たとえば、購入者からの問い合わせやクレームには迅速かつ丁寧に対応することで、信頼を得ることができます。
- 仕入先の選定:信頼できる仕入先を選ぶことでトラブルを回避。
- Amazonの規約確認:常に最新の規約を確認し、違反を防ぐ。
- 購入者対応:顧客対応を迅速におこない、評価を維持する。
まとめ
- Amazonでは無在庫販売は原則禁止されているが、メーカーや卸業者から直接購入者へ商品を発送する「ドロップシッピング」は許可されている。
- 禁止の理由は、在庫切れや発送遅延のリスクが高く、顧客満足度や出品者評価に悪影響を及ぼす可能性があるため。
- ドロップシッピングの条件は、出品者が商品の記録上の出品者であること、出荷時に出品者の情報のみが記載されていること、購入者からの返品受付・実施の責任を負うことなど。
- 成功のポイント:は、商品リサーチの徹底、顧客対応の重視、信頼できる仕入れ先の選定が重要。
- 注意点は、法令等に違反する商品や偽物の販売は禁止されており、Amazonの出品ルールを遵守する必要がある。
ご質問、いつも歓迎です!
本日もお読みいただき、ありがとうございました^^