中国輸入の関税はいくら?計算式と税金がかからない条件を簡単解説

こんにちは!

中国輸入代行「誠」のパンダの社長こと酒井(@makoto1688)です^^

 

子パンダ
中国から商品を仕入れたら、後から高額な税金が来ました。
事前に関税を計算できたらいいのですが難しくて、いくら利益が出るかわかりません。
何かアドバイスをいただけないでしょうか。

この記事では、このような疑問にお答えします。

 

関税に関するtweet

この記事は、長年、中国輸入代行を営むパンダの社長が書いています。

パンダの社長
この記事では、関税の計算方法から、税金がかからない(免税)条件まで、初心者の方にもわかるよう噛み砕いて解説します!

 

それでは見ていきましょう。

 

(タップできる)もくじ

中国輸入における「関税」の基本知識

まずは、「そもそも関税ってなに?」という基本からお話しします。

難しく考えず、「海外の商品を日本に入れるための入場料」のようなものだとイメージしてください。

 

詳しくみていきましょう。

 

関税がかかる理由と仕組み

関税は、安い外国製品から日本の産業を守るために存在します。

もし関税がなければ、安い輸入品ばかりが売れて、日本の商品が売れなくなりますよね。

それを防ぐために、輸入品に税金をかけて価格差を調整しているのです。

また、国の収入源や、安全な商品を管理する役割もあります。

私たちの生活を守るために必要なルールなんですね。

 

輸入者(購入者)が支払う義務がある

関税を支払うのは、中国の販売者ではなく「輸入したあなた(受取人)」です。

Amazonや楽天で買う感覚だと忘れがちですが、海外通販はすべて輸入扱いになります。

「送料込み」と書かれていても、関税は別払いのケースがほとんどです。

商品を受け取る側が負担するルールだと覚えておきましょう。

支払い義務は、あくまで輸入者にあるのです。

 

関税を支払うタイミングと受取の流れ

基本的には、荷物が自宅に届いたときに支払います。

宅配業者のドライバーさんが、荷物と引き換えに関税・消費税の請求書を持ってきます。

その場で現金で支払う「着払い(代引き)」のような形が一般的です。

受け取り時に慌てないよう、小銭やお札を用意しておくと安心ですよ。

スムーズに受け取るための準備ですね。

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【重要】「個人輸入」と「商用輸入」で関税の計算式は違う

個人輸入と商用輸入の判定フローチャート

ここが今回の記事で一番重要なポイントです。

あなたが「自分用」に買うのか、「販売用」に買うのかで、税金の計算式がガラリと変わります。

まずは、ご自身の輸入がどちらに当てはまるか、以下の表で確認してみてください。

項目個人輸入商用輸入
目的自分自身で使用する販売する(転売・仕入れ)
適用税率簡易税率(少し安い)実行税率(一般税率)
課税対象商品代金の60%商品代金+送料+保険料

 

詳しくみていきましょう。

 

個人輸入(個人使用)の定義と簡易税率

「自分だけで使う」目的で輸入する場合が個人輸入です。

この場合、商品代金の60%だけに課税される「簡易税率」が適用されます。

つまり、税金がかかる対象額が安くなるので、とてもお得な制度です。

ただし、友人への販売や、フリマアプリでの転売目的は対象外ですよ。

自分用だけの特例だと理解してくださいね。

 

商用輸入(転売・ビジネス)の定義と実行税率

「第三者に販売する」目的で輸入する場合は、すべて商用輸入になります。

メルカリやAmazonでの販売、店舗の仕入れなどがこれに該当します。

こちらは「実行税率」が適用され、送料や保険料を含めた総額に課税されます。

ビジネス目的の輸入では、優遇措置がない厳しいルールになります。

しっかり利益計算をする必要がありますね。

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【シミュレーション】中国輸入の関税計算方法と具体例

では、実際にいくらかかるのか計算してみましょう。

数字が苦手な方も、この式に当てはめるだけでOKです!

 

詳しくみていきましょう。

 

個人輸入の計算式(16,666円の壁)

関税の免税ライン16666円の壁の図解

個人輸入の計算式は、「商品代金 × 0.6 × 関税率」です。

ここには「16,666円の壁」という有名なルールがあります。

商品代金が16,666円以下なら、課税対象額が1万円以下となり免税(0円)になります。

個人で少しだけ買うなら、この金額を意識するとお得ですよ。

まずはこの壁を超えないかチェックしましょう。

 

商用輸入の計算式(CIF価格とは?)

商用輸入における関税計算式とCIF価格

商用輸入では、「(商品代金+送料+保険料)× 関税率」で計算します。

この「商品代+送料+保険」の合計額をCIF(シーアイエフ)価格と呼びます。

個人輸入と違い「送料」も課税対象になるのが大きな注意点です。

「商品が安くても送料が高いと、関税も高くなる」と覚えておきましょう。

この違いは、コスト計算でとても重要です。

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【保存版】中国輸入でよく扱う商品の関税率一覧表

よく仕入れられる商品の関税率(目安)をまとめました。

計算の参考に、ぜひブックマークして活用してください。

カテゴリー関税率(目安)備考(補足)
レディース衣類約10%ニット素材は高くなる
メンズ衣類約10%レディースと同様
靴(革製)約30%最低4,300円〜と高額
バッグ・リュック約8~16%素材により大きく変動
アクセサリー約5~10%貴金属かどうかで異なる
スマホケース0%消費税のみかかる
USBケーブル0%無税の代表格
アウトドア用品約0~10%テント等は低め、ウェアは高い
文房具約0~5%ノート等は無税が多い

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関税がかからない(免税)ケースと「16,666円」のルール


「できれば関税を払いたくない……」

そんな方のために、合法的に免税になる条件を整理しました。

 

詳しくみていきましょう。

 

商品代金が16,666円以下の個人輸入

先ほどお伝えした、最強の免税ルールです。

個人使用目的で、商品代金の合計が16,666円以下なら免税されます。

関税も消費税もかからないので、とてもお得に買い物ができます。

ただし、「革靴」「ニット製衣類」など一部例外品目は免税になりません。

すべての商品ではない点だけ、注意してくださいね。

 

ギフト(贈り物)としての輸入

友人から個人的な「プレゼント」として送られた荷物も免税対象です。

課税価格が1万円以下(総額16,666円目安)であれば、関税はかかりません。

ただし、明らかに高額だったり、商売の匂いがすると課税されます。

あくまで個人間の贈り物に限るルールです。

 

もともと関税率が0%(無税)の商品

商品自体に関税がかからない品目を選べば、そもそも関税は0円です。

代表的なのは、書籍、パソコン、デジタルカメラ、時計、おもちゃなど。

これらは商用でも関税はかかりません(消費税はかかります)。

仕入れ商品を決めるとき、無税の商品を狙うのも一つの戦略です。

賢く商品選びをすることも大切ですね。

 

注意:商用輸入・ビジネス目的は免税対象外

ここを勘違いしてトラブルになる方が非常に多いです。

ビジネス目的(商用輸入)には、16,666円の免税ルールは適用されません。

たった1,000円の仕入れでも、原則として課税対象になります。

「少額だからバレないだろう」と個人輸入として申告するのは脱税行為ですよ。

ルールを守って健全な運営をしましょう。

 

無料サンプル品の輸入

工場から取り寄せる「商品サンプル」も、条件付きで免税になります。

「Sample」と明記し、販売できない状態にする必要があります。

たとえば、靴なら片方だけに穴を開けるなどの処置が求められることも。

単に「サンプル」と書いただけでは認められないことが多いです。

確実にサンプルだと分かる工夫が必要です。

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関税の支払い方法(着払い・クレカ・立替)

関税の支払いイメージ

いざ荷物が届いたとき、どうやって支払えばいいのでしょうか。

主な4つの支払い方法を紹介します。

 

詳しくみていきましょう。

 

配達時に現金で支払う(着払い)

一番オーソドックスな方法で、初心者の方はほぼこれです。

佐川急便や郵便局の配達員さんが、玄関先で税金を請求してくれます。

その場で現金で渡して、領収書と荷物を受け取ります。

クレジットカードは使えないことが多いので、現金の準備をお忘れなく。

お釣りのないように準備すると親切ですね。

 

クレジットカード払い(DHL/FedEx等)

DHLやFedExなどの国際スピード便を使う場合の支払い方法です。

事前にアカウントを作っておけば、クレカでの自動引き落としが可能です。

後日、請求書が届いてからオンラインで決済できるケースもあります。

ポイントも貯まるので便利ですが、専用キャリアを使う必要があります。

頻繁に輸入する人には便利な方法です。

 

リアルタイム口座振替(NACCS)

本格的にビジネスをする事業者向けのシステムです。

税関のシステム(NACCS)に銀行口座を登録し、即座に引き落とします。

着払いの手間がなくなり、荷物が届くスピードも少し早くなります。

法人化したり、輸入量が増えてきたら導入を検討しましょう。

ビジネスを効率化できる便利な仕組みです。

 

中国輸入代行業者による立替払い

代行業者が、あなたの代わりに関税を一時的に支払う方法です。

荷物受取時にお金を払う手間がなく、スムーズに受け取れます。

後日、代行業者へ国際送料と一緒に精算するのが一般的です。

私たち「誠」でも対応していますので、ぜひ相談してくださいね^^

面倒な手間を私たちが引き受けますよ。

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関税について不明な点の問い合わせ先

「この商品は関税がかかるの?」「税率を知りたい!」

そんな時は、プロに聞くのが一番確実です。

■ 税関相談官(カスタムス・アンサー)

最も正確なのは、日本の税関に直接問い合わせることです。

税関の公式サイトには、メールや電話での問い合わせ窓口があります。

代行業者では判断できない微妙な商品の税率も、ここなら確実です。

参考税関 > ホーム > お問合せ

関税かかりますか?と代行業者へ尋ねられましても、回答ができないですよ。関税を決めるのは日本の税関ですからね!

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中国輸入の関税に関するよくある質問(FAQ)

最後に、私がよくいただく関税の質問にズバリお答えします!

 

詳しくみていきましょう。

 

関税がいくらか注文前にわかりますか?

残念ながら、正確な金額は通関するまで確定しません。

税関の担当者が実物を見て判断するため、予想とズレることがあるからです。

ビジネス計算では、「仕入れ値の15%」を見込むのが無難です。

余裕を持った計算をしておけば、赤字になることはありませんよ。

予測できない変動があることも知りましょう。

 

中国国内で関税はかかりますか

いいえ、中国国内で日本の関税がかかることはありません。

関税はあくまで「輸入する国(日本)」で発生する税金です。

ただし、中国側で輸出の手数料などがかかる場合はあります。

代行業者からの請求書には、それらが含まれていることがあります。

日本の関税とは別物だと理解しましょう。

 

関税を安くする方法を教えてください

裏技はありませんが、正しい知識で安くすることは可能です。

「個人輸入の範囲内で買う」「関税率0%の商品を選ぶ」などが王道です。

また、RCEPのような協定を活用するのも一つの手です。

正攻法でコストを抑える工夫をしましょう。

知識があれば、賢く節約できますよ。

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まとめ:中国輸入の関税は仕組みを理解すれば怖くない

中国輸入の関税について、基本から計算方法まで解説しました。

  • 自分用なら「個人輸入」で、16,666円以下を目指す!
  • ビジネスなら「商用輸入」として、送料込みでコスト計算する!
  • 関税0%の商品や、代行業者を上手く使って手間を減らす!

この3つを覚えておけば、関税はもう怖くありません。

正しい知識を身につけて、安全で楽しい中国輸入ライフを送りましょう!

ご質問、いつも歓迎です!本日もお読みいただき、ありがとうございました^^
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