中国輸入の関税はいくら?中国から日本への計算方法と免税条件

こんにちは!

中国輸入代行-誠(Makoto)のパンダ社長こと酒井隆太(@makoto1688)です^^

 

子パンダ

子パンダ
中国から商品を仕入れたら、後から高額な税金が来ました。
事前に関税を計算できたらいいのですが難しくて、いくら利益が出るかわかりません。
何かアドバイスをいただけないでしょうか。

今回は、こちらの疑問にお答えします。

 

関税に関するPost

この記事は、長年、中国輸入代行を営むパンダ社長が書いています。

パンダ社長

パンダ社長
この記事では、中国から日本への輸入で発生する関税の計算方法から、免税の条件、支払い方法までを「中国輸入の関税のすべて」としてまとめました。
初心者の方にもわかるように、噛み砕いてお伝えしますね!

それでは、見ていきましょう!

 

この記事のもくじ
  1. 【結論】中国から日本への関税はいくらかかる?基本の仕組み
  2. 【重要】個人輸入と商用輸入の違い!関税の計算方法と計算式
  3. 中国輸入の関税はいくら?計算シミュレーション(具体例)
  4. 【一覧表】中国輸入でよく扱う商品の関税率目安(アパレル・雑貨等)
  5. 中国通販(SHEIN・Temu・アリエク等)の関税はどうなる?
  6. 中国輸入で関税はいくらからかからない?免税になる条件
  7. 中国輸入の関税支払い方法(着払い・クレジットカード・立替)
  8. 中国輸入の関税に関するよくある質問(FAQ)
  9. まとめ:中国から日本への関税はいくら?仕組みを理解して利益を出そう

【結論】中国から日本への関税はいくらかかる?基本の仕組み

中国輸入の関税と費用内訳

中国輸入の関税は、商品の種類・金額・「個人用か商用か」の3つで大きく変動します。

そして、関税は「安い外国製品から日本の産業を守る税金」であり、商品を受け取った輸入者(あなた)に支払い義務があります。

さらに、関税だけでなく「日本の消費税10%」と「通関手数料」も加算されるため、コストはこの3つの合計で見込んでください。

中国から日本への輸入で「いくらかかるか」を把握する第一歩は、この全体像を押さえることです。

 

詳しく見ていきましょう。

 

基礎①:関税とは?中国から日本へ輸入するとなぜかかるのか

関税は、安い外国製品から日本の産業を守るために存在します。

もし関税がなければ、安い中国製品ばかりが売れて、国内メーカーが大きなダメージを受けてしまいます。

そこで税金で価格差を調整しつつ、危険物の輸入もチェックする役割を担っています。

つまり、関税は「国内産業の保護」と「安全な輸入の管理」のための仕組みです。

 

基礎②:関税だけじゃない!「輸入消費税」と「通関手数料」

初心者が見落としがちなのが、関税以外のコストです。

輸入時には関税だけでなく、日本の消費税(10%)もかかります。

さらに、配送業者が税関手続きを代行する「通関手数料(数百円程度)」も発生します。

利益計算をするときは、必ずこの3つの合計をコストとして見込んでください。

 

基礎③:輸入者(購入者・受取人)に支払い義務がある

関税を支払うのは、中国の販売者ではありません。

関税は、輸入したあなた(受取人)に支払い義務があります。

「送料無料」と書かれていても、関税は別払いのケースがほとんどだと覚えておきましょう。

 

基礎④:関税を支払うタイミングはいつ?荷物受取の流れ

基本的には、荷物が自宅に届いたときに支払います。

宅配業者のドライバーさんが、荷物と引き換えに請求書を持ってきます。

その場で現金で支払う「着払い(代引き)」のような形が一般的です。

 

【重要】個人輸入と商用輸入の違い!関税の計算方法と計算式

個人輸入と商用輸入の関税比較

中国輸入では、目的が「自分用(個人輸入)」か「販売用(商用輸入)」かで税金の計算式がガラリと変わります。

個人輸入の場合は商品代金の60%のみが課税対象となる優遇措置があります。

一方、商用輸入では商品代金に加え「国際送料」も含めた総額が課税対象です。

ご自身の輸入がどちらに該当するかを正しく理解し、正確なコスト計算を行いましょう。

項目個人輸入商用輸入
目的自分自身で使用する販売する(転売・仕入れ)
適用税率簡易税率(少し安い)一般税率(実行関税率)
課税対象商品代金の60%商品代金+国際送料
免税ライン商品代金16,666円以下原則なし(1円から課税)

 

詳しく見ていきましょう。

 

違い①:個人輸入(個人使用)の定義と「簡易税率」

「自分だけで使う」目的で輸入する場合が個人輸入です。

この場合、商品代金の60%だけに課税される「簡易税率」が適用されます。

税金がかかる対象額が安くなるので、とてもお得な制度です。

ただし、友人への販売や、フリマアプリでの転売目的は対象外となります。

 

違い②:商用輸入(転売・ビジネス)の定義と「一般税率」

「第三者に販売する」目的で輸入する場合は、すべて商用輸入です。

メルカリやAmazonでの販売、店舗の仕入れなどがこれに該当します。

こちらは商品代金に「国際送料」を加えた総額に課税される「一般税率」が適用されます。

ビジネス目的の輸入では優遇措置がないため、国際送料を含めた正しい原価計算が必要です。

パンダ社長
「少しならバレないだろう」と商用を個人用と偽るのは脱税です。
税関のチェックは厳しいので、正しく申告しましょうね!

 

中国輸入の関税はいくら?計算シミュレーション(具体例)

中国輸入の関税計算シミュレーション

ここでは、中国から日本への輸入で関税が実際にいくらかかるのか、計算してみましょう。

数字が苦手な方も、以下の式に当てはめるだけで大丈夫です。

事前に目安を知っておけば、仕入れの判断がスムーズになります。

なお、税関の関税計算ページや、無料の関税計算ツールを併用すると、より正確な金額がつかめます。

 

詳しく見ていきましょう。

 

計算例①:個人輸入の計算式(免税になる「16,666円の壁」)

個人輸入の計算式は、「商品代金 × 0.6 × 関税率」です。

ここには「16,666円の壁」という有名なルールがあります。

商品代金が16,666円以下なら免税(関税も消費税も0円)になります。

なぜなら、16,666円 × 0.6 = 約1万円となり、課税対象額が1万円以下のときは免税扱いになるからです。

ただし、革靴・ニット衣類など、16,666円以下でも課税される例外品目があるので注意してください。

 

計算例②:商用輸入の計算式(送料を含めたCIF価格とは?)

商用輸入では、「(商品代金+国際送料+保険料)× 関税率」で計算します。

この「商品代+送料+保険料」の合計額をCIF(シーアイエフ)価格と呼びます。

個人輸入と違い「国際送料」も課税対象になるのが大きな注意点です。

「商品が安くても国際送料が高いと、関税も高くなる」と覚えておきましょう。

 

【一覧表】中国輸入でよく扱う商品の関税率目安(アパレル・雑貨等)

中国輸入商品の関税率目安

よく仕入れられる商品の関税率(目安)をまとめました。

税率は変動することがあるため、あくまで目安としてお考えください。

正確な税率を知りたい場合は、税関の実行関税率表でHSコードから確認できます。

カテゴリー関税率(目安)備考(補足)
衣類全般約10%ニット素材は約11〜13%と高め
靴(革製)約30%最低4,300円〜と高額(要注意)
バッグ・リュック約8〜16%素材により大きく変動
アクセサリー(銀製)約5.2%材質で税率が変動
スマホ・PC用品0%無税の代表格(消費税のみ)
家電製品0%PSE等の認証は必要
おもちゃ・雑貨約0〜5%アイテムにより異なる

 

補足:RCEP協定で中国からの関税はどう変わった?

実は、中国輸入の関税は年々安くなっています。

2022年に発効された「RCEP(地域的包括的経済連携)」の影響です。

これにより、中国からの輸入品の最大91%が段階的に関税撤廃されていきます。

撤廃は10年〜20年かけて少しずつ進むため、毎年税率が下がっている品目もあります。

アパレルやプラスチック製品など、物販で扱う商品も対象となっており、今後のビジネスはさらに利益を出しやすくなる見通しです。

 

中国通販(SHEIN・Temu・アリエク等)の関税はどうなる?

中国通販サイトの関税ルール

最近人気の中国通販サイトを利用した場合の関税ですが、アプリが日本語であっても「海外からの発送(輸入)」である以上、日本の税関ルールが適用されます。

つまり、これまで解説してきた「個人輸入の16,666円免税ルール」や「革靴は課税対象」といった基準はすべて同じです。

ただし、各プラットフォームによって「おまとめ配送の罠」や「関税込み表示」などの独自仕様が存在します。

 

各プラットフォーム特有の関税の仕組みについては、以下の専用記事で詳しく解説しています。

 

タオバオは個人輸入と商用輸入の両方でよく使われます。

関税の支払いタイミングや、革靴を買った時の具体的なシミュレーションについてはこちらをご覧ください。

 

アリエクでは、一部の商品で「Tax Included(関税込み)」という独自の表示があり、支払いが不要になるケースがあります。

配達員への払い方や、アリエク特有の税関ストップ時の対処法はこちらをご覧ください。

 

TEMUやSHEINでは、注文を分けても勝手に荷物がまとめられて合算課税される「おまとめ配送」の罠があります。

この罠の回避策や、クーポン利用時の計算方法についてはこちらをご覧ください。

 

中国輸入で関税はいくらからかからない?免税になる条件

中国輸入で免税になる条件

「できれば関税を払いたくない……」と誰もが思いますよね。

合法的に免税になる条件を、しっかり整理しておきましょう。

 

詳しく見ていきましょう。

 

条件①:商品代金が16,666円以下の個人輸入

何度もお伝えしている、最強の免税ルールがこれです。

個人使用目的で、商品代金が16,666円以下なら免税されます。

関税も消費税もかからないので、とてもお得に買い物ができます。

ただし「革靴」や「ニット衣類」など例外もあります。

 

条件②:もともと関税率が0%(無税)の商品を選ぶ

商品自体に関税がかからない品目を選べば、そもそも関税は0円です。

代表的なのは、書籍、パソコン、デジタルカメラ、スマホ、おもちゃなど。

これらは商用で輸入しても関税はかかりません。(※消費税はかかります)

 

注意点:商用輸入(ビジネス目的)は免税対象外

ここを勘違いしてトラブルになる方が非常に多いです。

ビジネス目的には、16,666円の免税ルールは適用されません。

たった1,000円の仕入れでも、原則として課税対象になります。

 

中国輸入の関税支払い方法(着払い・クレジットカード・立替)

中国輸入の関税支払い方法

いざ荷物が届いたとき、どうやって支払えばいいのでしょうか。

主な支払い方法を分かりやすく紹介します。

 

詳しく見ていきましょう。

 

方法①:配達時に現金で支払う(着払い)

一番オーソドックスな方法で、初心者の方はほぼこれです。

佐川急便や日本郵便の配達員さんが、玄関先で税金を請求してくれます。

クレジットカードは使えないことが多いので現金を用意しましょう。

 

方法②:リアルタイム口座振替(NACCS)

本格的にビジネスをする事業者向けのシステムです。

税関のシステム(NACCS)に銀行口座を登録し、即座に引き落とします。

着払いの手間がなくなり、荷物が通関するスピードも早くなります。

 

方法③:中国輸入代行業者による立替払い

代行業者が、あなたの代わりに関税を一時的に支払う方法です。

荷物受取時にお金を払う手間がなく、スムーズに受け取れます。

後日、代行業者へ国際送料と一緒に精算するのが一般的です。

私たち「誠」でも対応していますので、ぜひ相談してくださいね^^

 

中国輸入の関税に関するよくある質問(FAQ)

最後に、私がよくいただく関税の質問にズバリお答えします!

皆さんがつまずきやすいポイントを網羅しました。

 

詳しく見ていきましょう。

 

関税がいくらか注文前に正確にわかりますか?

残念ながら、正確な金額は通関するまで確定しません。

税関の担当者が実物を見て判断するため、予想とズレることがあるからです。

ビジネスの原価計算では「仕入れ値の15〜20%」を見込むのが無難です。

 

中国輸入関税計算ツールは使える?

税関の公式の関税計算ページや、民間の無料計算ツールが利用できます。

ただし、ツールはあくまで概算で、革靴やニットなど例外品目には対応していない場合もあります。

「ツールで概算 → 不安な品目は税関に事前教示制度で確認」がもっとも安全な使い方です。

 

関税を安くする方法・負担を減らすコツを教えてください

裏技はありませんが、代行業者を使って梱包をまとめ、無駄な容積重量を減らすのが有効です。

送料が安くなれば、商用輸入時の関税対象額も下がります。

 

偽ブランド品を買ってしまった場合の関税は?

偽ブランド品(コピー品)は、そもそも日本への輸入が法律で禁止されています。

税関で発覚した場合、関税を払う以前に「没収・破棄」されます。

商標権侵害として罰せられるリスクもあるため、絶対に仕入れないでください。

 

まとめ:中国から日本への関税はいくら?仕組みを理解して利益を出そう

  • 個人輸入は商品代金16,666円以下なら免税でお得。
  • 商用輸入は「商品代金+国際送料」に対して関税と消費税がかかる。
  • タオバオやTEMUなど、プラットフォームごとに独自の罠(おまとめ配送など)がある。
  • PC機器やスマホなど、関税が0%(無税)のジャンルも存在する。
  • 支払いは現金着払いが基本だが、代行業者の立替払いも便利。
パンダ社長
この基礎ルールを覚えておけば、関税はもう怖くありません。
各アプリ特有のルールは、それぞれの子記事で確認してくださいね。
本日もお読みいただき、ありがとうございました^^
中国輸入代行 誠
中国輸入の「悩み」を「利益」に変えるパートナー。

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