
こんにちは!
中国輸入代行-誠(Makoto)のパンダ社長こと酒井隆太(@makoto1688)です^^
FOBやCIFなど、何が違うんですか?
初心者におすすめの方法も知りたいです!
このような疑問にお答えします。
▼貿易条件に関するPost▼
貿易条件。「誠」はFOBですよ。FOBなので、中国の港を出航して以降の運賃とリスクは買主(=貴店)が負担します。運賃を支払うことは理解している人が多いですが、リスクを負担していることに気付いていない人は意外と多いかもしれません。リスクとは、運送中のダメージやロストのことです
— パンダ社長(酒井隆太)@中国輸入代行「誠」 (@makoto1688) April 15, 2022
この記事は、長年、中国輸入代行を営むパンダ社長が書いています。

中でも「FOB」が基本中の基本です。
その理由もわかりやすく解説しますね!
中国輸入における貿易条件(インコタームズ2020)の基礎知識

貿易条件とは、世界共通の「取引のルール」のことです。
国ごとに商習慣が違うとトラブルになりますよね。
そこで、パリの国際商業会議所がルールを定めました。
これが「インコタームズ(Incoterms)」です。
詳しくみていきましょう。
費用負担とリスク負担の違い
貿易条件で決めるのは、「お金」と「責任」の境目です。
単に「誰が送料を払うか」だけの話ではありません。
- 費用負担:どこまでの運賃や保険料を支払うか
- リスク負担:荷物の破損時にどちらが責任を負うか
たとえば、船が事故に遭って荷物が海水に浸かったとします。
この時、誰が損害を被るかは貿易条件で決まるのです。
なぜ貿易条件を正しく選ぶべきか
条件を間違えると、想定外のコストが発生します。
「送料無料だと思ったのに、港で多額の請求が来た」
こうした失敗は、初心者の方に非常に多いです。
特に中国輸入では、代行業者がどの条件で動くかが重要です。
自分の利益を守るために、必ず内容を把握しましょう。

自分に合ったバランスを見つけるのがコツですよ。
【図解】中国輸入で頻出する4つの貿易条件(FOB・CIF・CFR・EXW)

中国輸入の実務で使う条件は、実は4つに絞られます。
これだけ知っていれば、プロとも対等に話せますよ。
詳しくみていきましょう。
FOB(Free On Board):本船甲板渡し条件
中国輸入で最もスタンダードな条件です。
売主は中国の港で、船の甲板に荷物を置くまでを担当します。
荷物が船に乗った瞬間、費用もリスクも買主に移ります。
シンプルで分かりやすいため、多くの代行業者が採用しています。
CIF(Cost, Insurance and Freight):運賃・保険料込条件
売主が、日本の港までの運賃と保険料を負担します。
一見、買主にはメリットしかないように見えますよね。
しかし、リスク負担は「中国の港」で買主に移っています。
つまり、輸送中の事故の責任はあなたが負うことになります。
CFR(Cost and Freight):運賃込条件
別名「C&F」とも呼ばれる、CIFから保険を抜いた条件です。
売主は日本の港までの運賃のみを支払います。
保険料を削ってコストを下げたい場合に使われます。
ただし、万が一の際の補償がないため、初心者には不向きです。
EXW(Ex Works):工場渡し条件
売主の工場で荷物を受け取る、最もシンプルな条件です。
工場を出た後の運賃や輸出入の手続きは、すべて買主の負担です。
中国国内の物流ルートを自前で持っているプロ向けの条件です。
1688.comなどで直接交渉する際に登場することがあります。

船に乗るまでは弊社側でしっかり責任を持ちますよ!
Amazon直送で増えている「DDP」「DDU(DAP)」とは?

最近、Amazon FBA直送などで「DDP」という言葉をよく耳にします。
これは、これまでの4つとは少し毛色が違う条件です。
詳しくみていきましょう。
DDP(Delivered Duty Paid):関税込持込渡し条件
売主が、あなたの指定した場所(Amazon倉庫など)まで届けます。
さらには、輸入時の関税や消費税もすべて売主が支払います。
買主は荷物を待つだけなので、非常に楽な条件です。
ただし、代行業者の手数料が高めに設定される傾向があります。
DDU(Delivered Duty Unpaid):関税抜き持込渡し条件
現在のインコタームズでは「DAP」とも呼ばれます。
目的地までの運賃は売主持ちですが、関税は買主が支払います。
関税額を自分で把握したい場合に適した条件です。
Amazon FBA直送サービスを利用する際に、よく使われます。

コストの透明性を求めるなら、FOBの方が安心ですね。
FOBとCIFの違いは?一覧表で見るリスクと費用の負担
一番の悩みどころである「FOBとCIFの違い」を整理しました。
特に費用負担がどこまで続くかをチェックしてください。
| 貿易条件 | 費用負担(売主が支払う範囲) | リスク負担(責任が移る地点) |
| FOB | 中国の港で船に載せるまで | 中国の港で船に載せた時 |
| CIF | 日本の港に到着するまで | 中国の港で船に載せた時 |
| CFR | 日本の港に到着するまで(保険なし) | 中国の港で船に載せた時 |
| EXW | 売主の工場まで(なし) | 売主の工場を出た時 |
FOBとCIFは、どちらもリスク負担の移転は「中国の港」です。「CIFだから輸送事故も売主の責任だ」というのは間違いです。
「FOB」と「EXW」の違いは?中国輸入における使い分け
次に、代行業者とのやり取りでよく出るFOBとEXWの比較です。
特に自社配送ルートを使いたい場合に、この違いが効いてきます。
詳しくみていきましょう。
FOBを選ぶメリット
FOBは、中国国内の複雑な輸送や通関を売主(代行業者)に任せられます。
「港までのトラックが捕まらない」といったトラブルを避けられます。
初心者の方は、まずはFOBで進めるのが最も安全な選択肢です。
EXWを選ぶメリット
EXWは、商品代金を限界まで安く見せることができます。
もしあなたが独自の安い物流網を持っているなら、EXWが有利です。
ただし、中国国内での紛失リスクも負うため、管理が大変になります。
中国輸入代行を利用するなら「FOB」がおすすめな理由
これから中国輸入を始めるなら、迷わずFOBを選びましょう。
最大の理由は、コストの透明性が高いからです。
CIFの場合、運賃に売主の利益が乗せられていることが多いです。
一方、FOBなら「商品原価」と「国際送料」を明確に切り分けられます。
- 商品原価と輸送コストを別々に管理できる
- 日本の通関で発生する追加費用を把握しやすい
- トラブル時の責任範囲がはっきりしている
「誠」でも、お客様に分かりやすい見積もりを提供するためFOBを採用しています。
海上保険についても、実費で安く加入できるようサポートしていますよ。

物販をビジネスとして成立させるための第一歩です!
まとめ:中国輸入の貿易条件はトラブル回避のために正しく理解しよう
- 貿易条件(インコタームズ)は費用とリスクの責任分担を決めるもの
- 初心者がまず覚えるべきはFOB・CIF・EXW・CFRの4つ
- 最もおすすめなのはコスト管理がしやすいFOB(本船渡し)
- Amazon直送ならDDPも選択肢だがコストの内訳に注意
- FOBとCIF、どちらも輸送中の事故責任は買主にある

一歩ずつマスターしていきましょうね^^

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