
こんにちは!
中国輸入代行「誠」のパンダの社長こと酒井(@makoto1688)です^^
このような疑問にお答えします。
▼青島膠東国際空港に関するtweet▼
青島膠東国際空港。2021年8月12日に、青島流亭国際空港から移転開港しました。2025年には、上海の物量を越えることが計画されています。また、福田市場を越える規模の市場の拡張工事が進んでいます。近々、青島は義烏と肩を並べる地域になることを予測して、当社は青島でサービスを展開しています
— パンダの社長(酒井隆太)@中国輸入代行「誠」 (@makoto1688) April 28, 2022
この記事は、長年、中国輸入代行を営むパンダの社長が書いています。
それでは見ていきましょう。
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青島膠東国際空港が移転リニューアル
2021年8月12日に、青島膠東(こうとう)国際空港が開港しました。
青島流亭(りゅうてい)国際空港からの移転リニューアルです。
青島都市部からより離れた位置での立地になりましたが、面積16.25平方キロと大幅に拡張されました。
滑走路は2本あり、ターミナルは1つです。
さらに、2045年までには滑走路2本、ターミナル2つが増設されるとのこと。
詳しくみていきましょう。
中国最大級の国際空港へ
現在の青島空港は、1982年に開業しました。
以降、中国国内路線を就航していましたが、1994年にはじめての国際線として大阪/関空路線が就航し、さらに2012年には東京/成田路線が就航を開始しました。
リニューアル以前は、香港やソウル、シンガポールなどへも就航していましたが、リニューアルにより、敷地面積や発着便数の点でも上海空港に次ぐ、中国第二位の規模を誇る国際空港になります。
青島膠東国際空港を取り巻く物流業界の状況
青島流亭国際空港のリニューアル移転が決まったのは2013年のことです。
以降、空港の管理会社をはじめ、航空会社や通関業者、運送卸会社など関連する業界の動きが加速しています。
たとえば、地理的に近い日本向けの旅客便や貨物便が増便となることから、発着便枠の確保やさまざまな利権が絡む案件のために、水面下で交渉や駆け引きが今現在も続いています。
リニューアル後の発着枠
日本行きの貨物便の発着枠は、現在の1日1便から増便されています。
最大一日6便になるという情報もあります。
また、中国からの電池や磁石を含む製品は深圳経由の香港発でしか発送できませんが、青島膠東国際空港で通関できるようになるといった情報もあります。
実現すると、中国本土発の試みです。
国際送料やリードタイムの面でのメリットも出てきそうですね。
エコフレンドリーな設計
運営元の公式発表によると、新青島膠東国際空港は、環境に優しい設計が施されています。
太陽光発電システムや雨水再利用システムが導入され、エネルギー効率の向上と水資源の節約が実現されています。
また、グリーン屋根や自然換気システムを採用し、空港全体での環境負荷を最小限に抑えています。
地域経済への貢献
新空港の開港は、青島地域の経済発展にも大きく寄与します。
空港周辺には物流センターや商業施設が開設され、雇用機会が増加しています。
また、観光客の増加により、地元の観光産業やサービス業も活性化しています。
青島は今後さらに国際的なビジネスハブとして成長していくことが期待されています。
「誠」の所在地が青島の理由
中国輸入代行「誠」は、青島がホームタウンです。
理由は、次のとおり。
- (中国最大規模になる予定の)即墨路市場がある
- (中国最大規模になる予定の)青島膠東国際空港がある
代行は、義烏に所在を置くところが多いです。
理由は、上海空港が近く、福田市場という中国最大の卸市場があるためです。
青島でも同じような構図になると予測し、青島をホームタウンにしています。
そして、当社は、青島以外にも、広州と義烏とにも拠点があります。
複数拠点を持つことで、2020年4月の武漢市を発する感染症拡大や2022年3月の長春市を発する疫病拡大に、柔軟に対応することができています。
また自然災害等のリスクも鑑みると、拠点は複数あった方がよいと考えています。
まとめ
- 2021年8月12日に、青島膠東国際空港が移転リニューアル開港
- 「誠」の所在地が青島の理由は2つ。
①(中国最大規模になる予定の)即墨路市場がある
②(中国最大規模になる予定の)青島膠東国際空港がある