
こんにちは!
中国輸入代行「誠」のパンダの社長こと酒井(@makoto1688)です^^
今回は、こちらのご質問にお答えします。
▼中国輸入OEMに関するtweet▼
OEM。資金に懸念があるとすれば、たとえば、紙タグや布タグを自社ブランドへ交換する簡易OEMであれば、1枚0.数円でロット100〜1000枚でできますし、材質によりますが、ちょっとしたアクセサリーであれば1点数元でロット1000枚〜できます。お金をかけないOEMもあります。売れるかは別問題ですけれど
— パンダの社長(酒井隆太)@中国輸入代行-誠 (@makoto1688) March 5, 2025
OEM。資金に懸念があるとすれば、たとえば、紙タグや布タグを自社ブランドへ交換する簡易OEMであれば、1枚0.数円でロット100〜1000枚でできますし、材質によりますが、ちょっとしたアクセサリーであれば1点数元でロット1000枚〜できます。お金をかけないOEMもあります。売れるかは別問題ですけれど。
この記事は、長年、中国でのOEMを仲介しているパンダ社長のが書いています。
それでは、見ていきましょう。
(タップできる)もくじ
中国輸入OEMの初期費用に含まれる主な項目
中国輸入OEMをはじめるためには、いくつかの重要な初期費用が発生します。
まずはその主な項目を把握しておきましょう。
詳しくみていきましょう。
商品のサンプル費用
OEMビジネスを始めるにあたり、まず必要なのは製品のサンプルです。
実際に自分が製造を依頼したい商品を手に取ることで、品質やデザインを確認できます。
サンプル費用は製品の種類やメーカーによって異なりますが、1つの商品あたり数千円〜数万円程度が相場です。
特に、オリジナルデザインや特殊な素材を使用した製品の場合、サンプル費用が高くなることがあります。
製造費用
OEMの最大のコストとなるのは、製造費用です。
商品を大量生産するためには、製造をおこなう工場に対して発注をおこなう必要があります。
製造費用は製品の種類、数量、品質によって異なります。
たとえば、Tシャツやバッグなどのアパレル製品は比較的安価に製造できますが、電子機器や家具などはその分高額になりやすいです。
製造費用は通常、発注数量が多いほど単価が安くなります。
最初は少量生産でリスクを抑える場合でも、一定のコストが発生するため、資金計画をしっかり立てておくことが大切です。
輸送費用
中国から日本へ商品を輸送するための費用も重要な初期費用に含まれます。
輸送方法には空輸、海運、陸送などがありますが、空輸は速い分、高額になりやすいです。
一方で、海運は安価ですが、時間がかかります。
輸送費用は商品の重量やサイズ、輸送方法によって大きく変動します。
また、輸送時には通関手続きにかかる費用も発生します。
これらをすべて含めて輸送費用がいくらになるのかを事前に把握しておくことが重要です。
関税や消費税
中国から日本へ商品を輸入する際、関税や消費税がかかります。
これらの費用は商品によって異なるため、輸入する商品がどのようなカテゴリに分類されるかを調べておく必要があります。
関税がかかる場合、その額は商品の価格の数パーセント程度になります。
また、消費税も商品の価格に対して10%の税率が適用されることを考慮しなければなりません。
関税や消費税は見落としがちですが、事前に計算しておくことで、実際に商品が到着したときの費用に驚くことがなくなります。
取引手数料や管理費
OEMで商品を製造する際、取引先とのやりとりにかかる手数料や、取引プラットフォームを利用する際の費用も発生します。
また、商品の品質検査や、商品のラベル・パッケージ作成にかかる費用も考慮しなければなりません。
これらの費用は小さな項目に見えますが、積み重なると大きな金額になることもあります。
初期費用のシミュレーション例
実際に中国輸入OEMをはじめるための初期費用は、どれくらいかかるのでしょうか?
ここでは、シンプルな商品を例にシミュレーションをしてみましょう。
たとえば、TシャツをOEMで製造し、日本に輸入する場合の初期費用を計算します。
- サンプル費用:5,000円
- 製造費用(100枚):100,000円(1枚あたり1,000円)
- 輸送費用(海運):30,000円
- 関税・消費税:10,000円
- 管理費:5,000円
- 合計初期費用:約150,000円
このように、商品の種類や数量によって初期費用は異なりますが、少なくとも数十万円程度は準備しておく必要があります。
なお、製造費用は、単価と数量により異なります。
最小ロットでの単価を確認することも大事です。
また、数量が多くなるほど単価が下がる傾向にあります。
交渉してみましょう。
資金不足でもできる!少ない予算で中国輸入OEMを成功させる手段
中国輸入OEMは、最初の段階で予想以上に資金が必要だと感じることが多いですが、実は少ない予算でも成功させる方法はあります。
資金不足を理由に、OEM事業を諦める必要はありません。限られた予算を上手に活用することで、少ない初期投資でも成果を上げることができます。
ここでは、資金が少ない場合でも中国輸入OEMを成功させるための方法を具体的に解説します。
詳しくみていきましょう。
少量生産でリスクを抑える
予算が限られている場合、大量発注を避けて少量生産からはじめることをお勧めします。
最初から多くの商品を発注すると製造費用が高額になり、資金が足りなくなる可能性があります。
少量生産をおこなうことで、初期投資を抑えつつ、品質や需要を確認することができます。
また、少量であれば、製品が不良品だった場合の損失を最小限に抑えることができるため、リスク管理の面でも有効です。
たとえば、最初は100個や200個など、少量の製品を発注し、市場の反応を見ながら追加注文を検討する方法です。
これにより、販売実績を積みながら、次のステップに進むことができます。
輸送方法の見直しでコストを削減
中国から日本に輸入する際の輸送費用は、大きな出費となります。
予算を抑えるためには、輸送方法を見直すことが非常に効果的です。
はじめは空輸ではなく、海運や陸送を利用することで、輸送コストを大幅に削減することができます。
海運は空輸よりも時間がかかりますが、比較的安価で済みます。
特に大量の商品を輸送する場合は、海運が最適です。
ただし、少量の場合でも、配送業者との交渉や複数の業者から見積もりを取ることで、さらにコストを削減できることがあります。
予算を抑えるために、輸送の選択肢を十分に検討しましょう。
最初は既存の製品をカスタマイズする
完全なオリジナル商品を作りたいと考えると、デザインや製造のコストが高くなります。
しかし、少ない予算でOEMを成功させるためには、最初から完全オリジナルの商品を目指すのではなく、既存の製品をカスタマイズする方法を取り入れると良いでしょう。
たとえば、既存のTシャツやバッグなどに自分のデザインやロゴを追加するだけでも、十分にオリジナリティを出すことができます。
これならば、製造費用を抑えつつ、独自の商品を市場に投入することが可能です
また、カスタマイズすることで、競合との差別化も図れます。
資金調達方法を工夫する
少ない予算で事業を進めるためには、資金調達方法を工夫することが重要です。
自己資金だけではなく、融資やクラウドファンディング、さらに他のビジネスからの資金援助を受けることも検討しましょう。
例えば、クラウドファンディングを活用すると、商品の先行予約を受けることで資金を調達できるだけでなく、製品への関心を事前に確認することもできます。
これにより、事業が軌道に乗った時点で必要な資金を確保し、さらに多くのリソースを投入できるようになります。
広告費用を最小限に抑える
少ない予算で事業を成功させるためには、広告費用も最小限に抑える必要があります。
特にSNSを活用したマーケティングは、費用対効果が高く、少ない予算でも十分に成果を上げることができます。
InstagramやFacebook、TwitterなどのSNSを活用して、ターゲット層にダイレクトにアプローチする方法が効果的です。
また、インフルエンサーとのコラボレーションも費用を抑えつつ、大きな効果を期待できる手段です。
広告のターゲットを絞り、最小限の予算で最大の効果を得られるように工夫しましょう。
まとめ
- 商品のサンプル費用、製造費用、輸送費用、関税や消費税、取引手数料など、すべてのコストを計算して予算を立てることが重要。
- 最初は少量生産でコストを抑え、市場の反応を確認しながら進める方法が有効。
- 空輸よりも海運を利用することで、輸送費を大幅に抑えることができます。配送業者との交渉も重要。
- 完全オリジナルではなく、既存の商品に自分のデザインやロゴを加えることで、コストを抑えながらオリジナリティを出せます。
- クラウドファンディングや融資を活用して、少ない予算で事業を進めるための資金を確保する方法を検討しましょう。
- SNSを活用したマーケティングやインフルエンサーとのコラボレーションを利用して、広告費用を抑えつつ効果的にアプローチします。