
こんにちは!
中国輸入代行「誠」のパンダの社長こと酒井(@makoto1688)です^^
今回は、こちらのご質問にお答えします。
▼ドライフラワーに関するtweet▼
件数は多くはありませんが、ドライフラワーや種の輸入代行を依頼いただくことがあります。中国側での手続きはおこなえますが、輸入者は日本に到着する数日前までに、植物防疫所のwebサイトから届出をダウンロードし提出する必要がありますよ。何でも中国側で段取りできるわけではないのですね
— パンダの社長(酒井隆太)@中国輸入代行-誠 (@makoto1688) November 9, 2024
件数は多くはありませんが、ドライフラワーや種の輸入代行を依頼いただくことがあります。中国側での手続きはおこなえますが、輸入者は日本に到着する数日前までに、植物防疫所のwebサイトから届出をダウンロードし提出する必要がありますよ。何でも中国側で段取りできるわけではないのですね。
この記事は、長年、中国輸入代行を営むパンダの社長が書いています。
それでは、見ていきましょう。
(タップできる)もくじ
ドライフラワーは中国から輸入できるのか?
中国からドライフラワーを輸入することは十分に可能です。
中国では豊富な種類のドライフラワーが生産されており、その美しいデザインや手頃な価格に魅力を感じる人も多いです。
ただし、2014年頃から植物の病害虫混入を防ぐ目的で、植物検疫証明書が必要となりました。
安心して輸入を進めるためには、信頼できるサプライヤーとの連携や、最新の輸入手続き・必要書類の確認が欠かせません。
植物検疫証明書の取得方法
植物防疫法により、植物を日本へ持ち込むには 輸出国政府機関により発行された検査証明書(Phytosanitary certificate)を添付して、輸入検査を受ける必要があります。
検査証明書が添付されていない植物は、植物防疫法に基づき廃棄処分となります。
上記は、植物防疫所のサイトで謳われていることの引用です。
植物を日本へ持ち込むには、輸出国で発行された検査証明書が必要になります。
手荷物であっても、国際宅配であっても同様です。
日本を通関する際に、税関で検査証明書を求められます。
つまり、輸出国内の取引先から取得するのが最短の方法になります。
しかし、現実的に、生産者やそれに近い販売元でない限り、取得は難しいのが実情です。
ドライフラワーは、中国のECサイトであるAliExpressやアリババ1688、DHgateなどでも販売されています。
購入し国際発送ができても検査証明書を発行していないこともあり、結果、日本で通関できないリスクもあります。
購入前に、販売元に検査証明書の発行可否を確認した上で購入するようにしましょう!
また、もし販売元が検査証明書を発行していなくても、中国政府認可の検査機関で検査を受けることで検査証明書を発行することができます。
検査機関を日本から探すのは中国語が必要になります。
しかし、中国にある輸入代行業者であれば検査機関の調査もしくはすでに取引実績がある可能性があります。
ドライフラワーを輸入できるかと一度相談してみるのもよいでしょう。
まとめ
- 中国からのドライフラワー輸入は可能で、豊富な品揃えとコストメリットが魅力
- 2014年頃より、植物検疫証明書が必須になり、病害虫対策が強化された
- 輸入前に、信頼できるサプライヤーから検査証明書の有無を確認することが重要
- 証明書がない場合は、中国政府認可の検査機関での検査を依頼する必要がある
- 事前の準備と正確な手続きで、スムーズな輸入取引が実現できる