アリババ系列など中国の仕入れサイト14社を一挙紹介|現地仕入れの方法も

こんにちは!

中国輸入代行「誠」のパンダ社長こと酒井(@makoto1688)です^^

 

子パンダ
中国での仕入れ先といえば、タオバオやアリババですよね。中国広し。他にも仕入れ先になりそうなサイトがあるような気がするのですよね。タオバオやアリババでも十分なのですが、今後仕入れサイトを拡大するときの知識として、その他のサイトについて紹介・アドバイスいただけませんか。

 

ずばりこの疑問にお答えします。

 

中国の仕入れサイトに関するtweet

この記事は、長年、中国との貿易仲介業を営むパンダ社長が書いています。

パンダ社長
タオバオや天猫、アリババ以外にも、中国での仕入れ先になり得るサイトがありますよ。そのようなサイトの商品を取り扱うことで、競合他社との差別化が図れる可能性がありますね。

 

それでは見ていきましょう。

 

(タップできる)もくじ

中国での仕入サイトは、アリババ系列サイトで十分な理由

中国での仕入れサイトといえば、「淘宝網(タオバオ)」や「1688.com(アリババ)」「天猫(TMALL)」です。

いわゆるアリババ系列のサイトです。

アリババ系列のサイトの中国国内でのシェアは6割で、中国国外でのシェアは5割です。

 

アリババ系列のサイトを利用するだけで、中国のネットで販売されている商品の半数は購入できるということになります。

 

淘宝網(タオバオ)をおすすめする理由

タオバオは、中国国内向けのECサイトという一方、国際向けECサイトのAliExpressよりも安く購入できるものもあるため、少しでも安く仕入れたい人にはおすすめです。

中国国内向けECサイトのため、中国語でのやりとりを前提としていますが、英語でのやり取りや国際発送にも対応できる業者も存在します。

他の国際向けECサイトと比較して淘宝網(タオバオ)の方が利益を伸ばせそうな場合は、業者に問い合わせてみましょう。

 

天猫(TMALL)をおすすめする理由

タオバオは商品の質にばらつきがあるため、クレームが出ることもありました。

そのため、業者の登録基準を厳しくして作ったサイトが天猫(TMALL)です。

天猫には厳選された業者のみが出品しているため、商品は一定の品質が保たれています。

 

そのため、偽物や不良品を掴むリスクが低いといえるでしょう。

中国国内向けのサイトですが、国際発送や英語での対応ができる業者もいます。

 

1688.com(アリババ)をおすすめする理由

1688.com(アリババ)は、上記2つと違い、中国国内向け卸しのECサイトです。

最低注文個数は100個以上としている業者も多いため、同時に大量の商品を仕入れる必要こそありますが、仕入れ数次第では割引がかかることもあります。

中国から仕入れをしている業者が他にいた場合、価格競争に勝てる可能性があることは1688.com(アリババ)をおすすめするポイントの一つです。

1688.comは、2点から購入できる店舗も多くありますよ。1点からですと大型商品や高額商品になります。

 

ちなみに、他にもアリババ系列には他にも次のようなサイトがあります。

 

中国では、アリババといえば1688.comです。Alibaba.comと混同しがちですが、Alibaba.comは国際版のアリババで、中国国内からの買付けができません。また、出品されている商品はほとんど同じですが、1688.comの方が安価なことが多いです。代行経由の人は1688.com、直接購入の人はAlibaba.comです。

 

それぞれ簡単に紹介します。

ちなみに、ここで紹介しているサイトは、すべてタオバオのアカウントでログインできますよ!

 

詳しくみていきましょう。

 

AliExpress(アリエクスプレス)

AliExpressは、中国国外の一般向け販売サイトです。

日本から直接買付ができます。

日本語表示。1688.comより高目。クレジットカードok。

 

Alibaba.com(アリババ)

Alibaba.comは、中国国外向けの卸サイトです。

日本から直接買付ができます。

日本語表示。1688.comより高目。クレジットカードok。

不具合品も多いので、代行経由の1688.com仕入れをオススメします。

 

Lazada(ラザダ)

Lazadaは、東南アジア最大のECサイトです。

インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの6ヵ国でサービスを提供しています。

日本には配送できません。

 

東南アジアでネットビジネスをしたい人ならLazadaです。

参考:Lazadaの基礎知識 

 

閑魚(シェンユー)

閑魚は、アプリ専用の中古販売サイトです。

メルカリやラクマのような感じです。

中国の電話番号がないと購入できないので、購入には代行を通す必要があります。

日本で中古品を販売するには、古物商の届け出が必要ですよ。管轄の警察署で取得できます。ちなみに、閑魚は当社でもサポートできますが、店舗とのやり取りの手間を鑑み、一見さんは遠慮いただいています。

 

一淘网(イータオ)

一淘网は、中国のサイトの価格を比較するサイトです。

価格ドットコムと同じです。

品番や商品名で検索すると、安い順にサイトを表示することができます。

一淘网を商品リサーチに使っている人って、一握りかもしれませんよ。

 

考拉海購(コアラ)

考拉海購は、2019年からアリババグループ傘下のECサイトです。

中国での越境ECサイトでは、天猫国際(Tmall Global)」とシェアを二分にするほど人気のサイトです。

ユーザー層は、約8割が女性。企業からの直仕入れの正規品を販売するのが特徴。

中国での仕入先というよりも、日本の商品(たとえば、化粧品やミルク、おむつなど)を中国で販売するためのプラットフォームという位置付けですかね。

 

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アリババ系列を除く仕入れサイト

次に、アリババ系列以外の仕入先になり得るサイトを紹介します。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

京東商城(ジンドン)

京東商城

京東商城は、アリババ系列の次に売上シェアがあるECサイトです。

中国では、ECサイトで家電を探すときに一番利用者が多いサイトです。

近年は、家電以外にも三大モールと同じようなカテゴリーの品揃えになっています。

 

唯品会(ウェイピンフェイ)

唯品会

唯品会は、ブランド服の取扱いが多いアパレル系ECサイトです。

タオバオやアリババにない商品が多くあります。

ただし、ブランド服は中国でも価格が高いです。

アパレル一筋の人は、調査してみるとよいかと思います。

 

聚美优品(ジュメイ)

聚美优品

聚美优品は、コスメや化粧品系のECサイトです。

他にもレディース服やカバン、アクセサリーなどの取扱いがあり、ターゲットは女性です。

料金は高めです。

コスメや化粧品を輸出する際は、成分分析表を別途提出する必要がある商品が多いです。手間を考えると転売には向いていないかもしれません。聚美优品では、レディース服に特化することをオススメします。

 

蘇寧易購(スニン)

蘇寧易購は、中国の大手家電量販店トップの蘇寧のECモールです。

蘇寧が製造・販売している商品が多く出品されています。

その他メーカーの家電製品も出品されています。

白物家電であれば、タオバオやアリババで十分です。

 

国美在銭(グオメイ)

国美在銭は、前述の蘇寧のライバル企業で、家電専門サイトです。

蘇寧か国美かはお好みです。

検索しやすい方でokです。

 

1号店(イーハオディエン)

1号店は、食料品や日用品、雑貨に強いECサイトです。

ウォルマートが子会社化し、中国の中でも高級志向や富裕層の利用者が多いです。

中国輸入での仕入先としては不向きですが、念のため、紹介だけしますね。

 

Amazon.cn

Amazon.cnは、アマゾンの中国支社です。

たしか、2020年頃にFBA倉庫を止めて、すべて自己発送です。

中国国内のシェアは1%もありません。

 

中国の仕入先としては、外して問題ありません。

中国アマゾンは相乗りができない仕様です。日本アマゾンで、中国人セラーに相乗りすると怒ってくるのは、これが原因かもしれませんね。

 

義烏購(イーウーゴー)

義烏購は、義烏の商品を販売しているサイトです。

福田市場で出店している工場や卸の商品も出品されています。

表示は、英語か中国語です。

仕入れ先としてはオススメしないです。タオバオやアリババで十分です。パンダ社長は、福田市場へ視察に行く前の商品リサーチで見るくらいです。

 

拼多多(ピンドウドウ)

拼多多は、スマートフォン向けのサイトです。

中国では、近年最も人気があります。

以前は、9.9元均一で不良品が多く、利用者は低所得者層でした。

 

最近は、サービスを改善し富裕層の利用者も増えています。

中国全体で、スマートフォンによる購買者層が圧倒的に増えています。タオバオの画像検索機能が外れた原因の1つでもあります。

 

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中国のECサイトから仕入れるメリット・デメリット

中国商品の仕入れ先の定番は、ECサイトです。

中国のECサイトの代表格は、タオバオや天猫、1688です。

最近では、ECサイト以外にも、スマホアプリに特化した「ピンドゥドゥ」や「Wechatモール」も登場しています。

 

2023年時点で、中国国内でのシェアは、「ピンドゥドゥ」はすでにタオバオを越えるほどの人気です。

アプリ系のモールは、日本では閲覧できなかったり、決済や言語にハードルがあり、なかなか仕入れ先として広がりを見せていないのが現状です。

 

一方、個人で輸入ビジネスができるようになり10年以上が経ちます。

その間、仕入れ先に大きな変化はなく、やはりタオバオや天猫、1688からのネット仕入れが定番です。

ECサイトから仕入れするメリットは次のようなことが挙げられます。

 

中国国内でのネット仕入れのメリット
  • インターネット上で商品選定ができる
  • 中国元がなくても決済できる
  • 365日24時間、商品選定ができる
  • 中国現地に行かなくてよい

 

一方、ネット仕入れのデメリットは次のようなことが挙げられます。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

現物を目視で確認できない

日本国内のネットモールで商品を購入するときも、現物を目視で確認することができません。

同様に、ネットモールという特性上、中国でも現物を目視で確認することはできません。

現物を確認できない点は、店舗評価や商品ページの評価を重視することでカバーすることができます。

 

7つの評価基準の記事を参考に、購入前に確認すべきポイントを抑えておきましょう。

 

取引先の顔が見えない

取引先の顔が見えないこともネットモールという特性上、致し方がありません。

ネットモールには、個人や法人、無在庫や有在庫、転売や卸や工場など、さまざまな立場の店舗があります。

商品ページ内の情報から、信頼できる店舗かどうかを確認する他にありません。

 

上述の7つの評価基準を参考に、信頼性の高い店舗を見極めましょう。

購買者の視点に立てば、商品説明が詳しく書かれているページの方が買いたくなりませんか。

 

日本到着後、不具合時の返送がほぼできない

タオバオや天猫、1688などのネットモールは、中国国内の消費者をターゲットにしています。

そのため、日本から直接購入することができませんが、代行業者に仲介してもらうことで購入することができます。

ただし、手元に届いたときに不具合を確認したとしても、99%返送することができません

 

なぜなら、店舗は中国国内の消費者を販売している体だからです。

代行業者が仲介したとしても、店舗は代行業者とは認識しません。

また、ネットモールごとに返品期限があり、たとえばタオバオですと、返品・交換期限は店舗が商品を発送した日から1週間以内というルールがあります。

 

店舗が発送し、代行業者を経由し、日本のエンドユーザーへ到着するには平均8日前後です。

つまり、不具合を確認したときには、返品・交換期限を過ぎてしまうのです。

代行業者の存在意義の1つが「検品」だと思います。不具合をゼロにするのはなかなか難しいですが、不具合を減らすことができます。

 

ちなみに、国際版のタオバオやalibaba、Aliexpressなどのネットモールは、中国国外の消費者をターゲットにしています。

ですから、代行業者を介さずとも、店舗と直接取引がおこなえます

しかし、商品代や国際送料が割高で、英語または中国語対応です。

 

トータルでみると、代行業者へ仲介手数料を支払った方がコストが抑えられます。

直取引ですから、中国国内での検品は行えませんよ。

 

日本語でのやり取りが難しい

上述のとおり、タオバオや天猫、1688などのネットモールは、中国国内の消費者をターゲットにしています。

中国国内の消費者をターゲットにしていますから、当然、やり取りは中国語です

1688であれば英語が通じることもありますが、それでも中国語が多数を占めます。

 

サイズや色やその他バリエショーンなどの仕様確認、在庫確認、納期確認など、仕入れる前に確認したいことがあると思います。

しかし最近の翻訳ソフトはとても優秀です。

グーグル翻訳などに代表される翻訳ソフトを活用することで、言語のリスクはある程度解決することができます

 

在庫数が当てにならない

中国のネットモールの在庫数は当てにならないです。

「在庫あり」でも無在庫セラーのこともありますし、「在庫100点」でも在庫切れのこともあります。

これは中国がおかしいのではなく、世界的にみれば日本のネットモールが異常なのかもしれません。

 

欧米のネットモールでも、在庫数は当てにならないです……

 

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中国から輸入するときの注意点

国外からの輸入は個人でも関税がかかります。

その他、送料や場合によっては代行業者への手数料の計算も入れなければなりません。

日本からの仕入れとは勝手が大きく異なるため、気を付けるポイントを紹介します。

 

輸入には関税がかかる

関税とは輸入した商品にかかる税金のことを指します。

商品の種類や価格次第で関税は異なり、個人輸入と商用輸入でも関税率が違います

関税を安くするために、アンダーバリュー表記(輸入通関時に必要なインボイスへ記入する金額を実際よりも安く表示する行為)をすることは違法なため、場合によっては脱税の罪に問われ、追徴課税が課せられる可能性もあります。

 

商品によっては輸入が禁止されている

中国国内では販売可能な商品でも、日本への輸入や販売が禁止されている物があります。

代行業者を通さずに、中国国内の業者から直接仕入れる場合は、中国の業者は日本の法律を知らない場合があるため、自分で仕入れてもよい商品かを事前に調べる必要があります。

条件付きで輸入できる商品もある一方、危険物や爆発物、薬物や偽ブランド品は輸入を禁止されています。

 

検品をしなければ粗悪品が送られてくる可能性もある

検品が必要ない品質の中国の業者を見つけた場合は、検品せずに発送元から顧客へ発送ができるでしょう。

しかし、初めて取引をする業者との取引や、大量の仕入れをする場合は、検品をせずに仕入れると不良品や粗悪品が送られてくる場合もあります

代行業者を利用した場合は、無料で簡易検品がついている場合もあります。

 

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中国から仕入れした商品を販売するECサイトの選び方

さまざまなECサイトでOEM商品の販売や無在庫販売ができる一方、ECサイトには、それぞれのプラットフォームごとにルールが設定されている場合もあります。

商品の販売前に、利用したいECサイト規約をよく読み、販売するECサイトを選びましょう。

 

OEMに対応している業者を選ぶ

既製商品へのタグやロゴをつけて自社のオリジナル商品として販売する「簡易OEM」の場合、販売条件を満たしているか確認をしましょう。

たとえば、Amazon.co.jpでは、シールを貼っただけのような「恒久的でない方法」でタグ付けやロゴの刻印をした商品の販売は認められていません。

 

無在庫販売をしやすいサイトを選ぶ

無在庫販売を禁止しているECサイトや、禁止はしていなくても条件付きのECサイトがあります。

無在庫販売では、商品が手元にないため、購入後に仕入れられなかったり不良品を届けてしまうリスクなどがあるためでしょう。

また、販売するECサイトだけではなく、仕入れがしやすいサイトや業者を選ぶことも大切です。

 

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中国現地で買い付ける方法

次に、中国現地で買い付ける方法です。

中国現地の卸問屋やメーカーなどへ赴き、買い付けし、日本国内のネットモールで販売します。

この方法を採用するのは、現地に自社支店や取引先を持つ大手企業です。

個人やスタートアップ企業ですと、代行業者や現地エージェントが主催する買付ツアーを利用するケースが多いです。

 

中国現地で買い付けるメリットは、次のようなことが上げられます。

 

中国現地で買い付けるメリット
  • 現物を目視および手に取って確認できる
  • 取引先の顔が見える
  • 思いがけない商品や情報が得られる

 

一方、中国現地で買い付けるデメリットは、次のようなことが上げられます。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

中国現地での滞在費が生じる

中国のネットモールでの仕入れには、コストがかかりません。

一方、中国現地へ出向きますと、飛行機代、ホテル代、タクシー代、食費などがかかります。

たとえば、有名な福田市場界隈で3日宿泊しますと、中級クラスのホテルなら3泊で少なくとも10万円は見ておいた方が無難です。

 

最近は物価高(というより、中国は経済成長)により、10万円でも足りないかもしれません。

また、独力ですべてを賄おうとしますと、予約や交渉も必要となり、さらにコストと労力が増えます。

中国現地での買付なら、お金がかかってもコーディネーターがいた方が、快適に買付をおこなえることは間違いありません。

 

中国語や交渉力を要す

中国語が少しできる程度であれば、独力での中国現地での買付は止めておいた方がよいです。

中国語の共通語は普通語(プートンファー)と呼ばれ、いわゆる北京語です。

多くの中国人が北京語を話すことができることにはなっていますが、実際は中国人どおしでも通じないこともあります

 

方言的な北京語を話す人の方が圧倒的に多いためです。

関東の人が東北弁を聞いてわからないことがある以上です。

同じ北京語とは思えないほどなんです。

 

たとえば、卸市場が多い広州は、広東語圏です。

(広東語といえば、ジャッキーチェンの昔の映画です^^)

広東語と北京語は全く異なりますし、広州の人の中には、広東風北京語?を話す人も多いです。

中国に自信があったとしても、コーディネーターがいた方がよいです。

 

外国人は足元を見られやすい

異国の地にいきますと、外国人は足元を見られるものです。

ひと昔前の日本人は、高度経済成長とともにお金を持っているイメージがあります。

日本人は中国人よりも貧しくなっていると言われ久しいですが、それでも外国人には変わりありません。

 

トラブルに巻き込まれないためにも、コーディネーターとの同行をオススメします。

 

検品の手立てを用意する必要がある

無事、気に入った商品の買付をおこなうことができたあとには、検品の問題もあります。

日本で検品するのか、中国で検品するのか。

もしくは、検品はしなくてよいのか。

 

中国には、日本向けの検品所がありますが、単価が合わず、年々潰れています

また、独力でそのような検品所を探し、交渉するのもなかなか骨が折れます。

中国現地でのコネも必要になりますね。

 

国際発送する手立てを用意する必要がある

また、買い付けた商品を国際発送する運送会社を探す必要もあります。

小物であれば、スーツケースでも持ち返れます。

しかし、商品によっては成分表や原産地証明が必要になることもあるでしょう。

 

どうやって商品を日本まで運ぶのかまで考えておく必要がありますね。

中国現地の中国郵政を利用するのも1つの手ですが、新たに言葉のハードルも生じます……

スーツケースで持ち返って、日本通関で没収ってこともありますよ。

 

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補足:日本国内で中国商品を仕入れる方法


日本国内のネットモールにも中国商品が販売されています。

アマゾンをはじめ、楽天市場でもメルカリでもBASEでも、中国商品をみかけます。

物販は、安く仕入れて高く売るが原則です。

 

わざわざ、中国商品を輸入せずとも、日本国内のネットモールから仕入れ利益が取れることもあります。

日本のネットモールAで仕入れて、日本のネットモールBへ転売します

無在庫でも有在庫でも応用できますが、主に、無在庫セラーが採用している方法です。

 

この方法は、中国商品に関わらず、ツールで価格差がある商品を一括出力して、一括出品する方法を取ります。

ですから、日本国内商品や欧米輸入商品、タイ輸入商品など、ありとあらゆる多国籍商品が出品することができます

当該セラーの商品ページを見れば、出品点数や商品の種類である程度判断が付きます。

日本国内での無在庫転売の定番のやり方ですね!目利きの人は、中国商品だけを選定して販売することもできます。

 

日本国内でのネット仕入れのメリットは、次のようなことが上げられます。

 

日本国内でのネット仕入れのメリット
  • 中国現地に行かなくてよい
  • 中国語が不要
  • 日本円で決済できる
  • 無在庫なら少額資金、小リスクで始められる

 

一方、日本国内でのネット仕入れのデメリットは、次のようなことが上げられます。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

無在庫販売がNGのモールもある

無在庫での販売自体は、法律で禁止されていないです。

しかし、規約で、無在庫販売を禁止しているネットモールもあります。

たとえば、Amazonは条件付きで、楽天市場は無在庫での更新が年々厳しいです。

 

仕入れ先が無在庫セラーの可能性もある

日本国内のネットモールで販売しているセラーの中には、無在庫で販売しているセラーもいます。

仮に、あなたも無在庫で販売していたとします。

仕入れ先のセラーも無在庫で販売していたとすると、双方在庫が手元になく、納期に間に合わないリスクが生じます

 

また、仕入れ先のセラーがタオバオの無在庫セラーの商品を出品していたとなると、さらに納期は長くなり、場合によっては在庫確保が困難になります。

結果、あなたが出品しているネットモールの規約に準じ、アカウントが閉鎖になることもあり得ます

BASEやカラーミー、MakeShopなどでの自社サイトであれば、納期設定は自身でおこなえますし、アマゾンや楽天市場、メルカリなどに比べ比較的融通が利きます。その代わりに、自社サイトはモールに比べ集客が劣るといったデメリットもあります。

 

価格差が取りにくい

中国商品を日本のネットモールで販売しているセラーの仕入先は、概ね中国のネットモールです。

つまり、タオバオや天猫、1688などです。

日本のネットモールに出品しているセラーは、中国のネットモールからの仕入れ(商品代、手数料、国際送料)に利益を乗せて販売しています。

 

ですから、あなたが仕入れる価格は、仕入れ先の販売価格になります

 

販売価格にさらに利益を乗せて、あなたは日本の他のネットモールで転売することになります。

価格.comなどで価格調査をしてから購入するような消費者には、あなたの商品は売れにくくなります。

とは書きましたが、案外、商品者は、普段自身が利用するモールが決まっているものです。自身が利用するモールの中で最安値であれば、売れる可能性もグッと上がりますね。

 

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結論:中国の仕入れサイトは、タオバオ・天猫・アリババで十分!

まとめます。

  • 中国での仕入先は、タオバオ・天猫・アリババで十分
  • 三大モールだけでも月利100万円は比較的簡単に達成できる
  • アリババ系列の仕入先は、次の通り
    ①AliExpress(アリエクスプレス)
    ②Alibaba.com
    ③Lazada(ラザダ)
    ⓸閑魚(シェンユー)
    ⑤一淘网(イータオ)
    ⑤考拉海購(コアラ)
  • アリババ系列以外の仕入先は、次の通り
    ⑥京東商城(ジンドン)
    ⑦唯品会(ウェイピンフェイ)
    ⑧聚美优品(ジュメイ)
    ⑨蘇寧易購(スニン)
    ⑩国美在銭(グオメイ)
    ⑪1号店(イーハオディエン)
    ⑫Amazon.cn
    ⑬義烏購(yiwugo.com)
    ⑭拼多多(ピンドウドウ)

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました^^

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