
こんにちは!
中国輸入代行「誠」のパンダの社長こと酒井(@makoto1688)です^^
今回は、こちらのご質問にお答えします。
▼為替レートに関するtweet▼
円安への対策はいくつかありますが、前提として、わたしは為替を気にせず輸入ビジネスをしています。なぜなら、転売系の輸入ビジネスで成功する秘訣は、為替ではなく商品リサーチ力と販売力だと考えているからです。円安だから輸入ビジネスが不利ではなく、他者が辞めていくのでむしろ有利なんですね
— パンダの社長(酒井隆太)@中国輸入代行-誠 (@makoto1688) May 11, 2025
円安への対策はいくつかありますが、前提として、わたしは為替を気にせず輸入ビジネスをしています。なぜなら、転売系の輸入ビジネスで成功する秘訣は、為替ではなく商品リサーチ力と販売力だと考えているからです。円安だから輸入ビジネスが不利ではなく、他者が辞めていくのでむしろ有利なんですね。
この記事は、長年、中国輸入で物販ビジネスを営むパンダの社長が書いています。
それでは、見ていきましょう。
円安が輸入ビジネスに与える影響
はじめに、円安と円高が輸入ビジネスに与える影響について、為替がよくわかっていない人向けに簡単に解説します。
詳しくみていきましょう。
円安・円高とは?
円安とは、円の価値が他の通貨に対して下がることを意味します。
たとえば、1ドルが100円だったのが1ドル120円になると、円安になります。
逆に、円高は円の価値が上がることを指し、1ドルが100円から80円に変わると、円高になります。
これらの変動は、輸入や輸出などの貿易に大きな影響を与えます。
なぜ円安・円高になるのか?
円安・円高は、主に金利差や貿易収支、経済指標、政策、投機などの要因で決まります。
たとえば、金利が高い国への投資が増えると円安に、逆に日本の経済指標が好調で円を買う動きがあれば円高になります。
また、貿易黒字が続くと円安、赤字が続くと円高に影響することもあります。
さらに、市場の予測や中央銀行の政策も為替レートに大きく影響します。
これらの要素が複雑に絡み合って、円安・円高が進行します。
輸入ビジネスには円安・円高はどちらが有利?
輸入ビジネスにとって、円安は一般的に不利な状況です。
円安になると、海外から商品を仕入れる際に必要な円の額が増えるため、同じ金額で仕入れることができる商品数が減少します。
逆に、円高の状況では、円の価値が高くなり、同じ金額でより多くの商品を仕入れることができます。
ただし、輸入元の通貨や販売価格の設定によっては、円安でも利益が出ることもあります。
円安時の輸入ビジネスでの注意点
円安時には、商品価格が上昇するため、仕入れコストが高くなります。
これにより、販売価格を高く設定しないと、利益が減少する可能性があります。
また、輸入した商品が円安の影響を受けて価格が変動することもあるので、長期的に安定した価格を維持するための戦略が必要です。
たとえば、円安が続く場合、早めに仕入れておくと、後々価格が上がるリスクを避けることができます。
円高時の輸入ビジネスでのメリット
円高の時期は、商品を安く仕入れることができるため、輸入ビジネスには有利です。
特に、海外の仕入れ先が価格を円換算している場合、円高によって商品の価格が安くなります。
このような場合、仕入れコストを抑えることができ、利益率が向上します。
また、円高の時期は、価格競争において有利な立場に立つこともできます。
円安時の輸入ビジネスの戦略
輸入ビジネスは、円高時は有利な傾向があるため、あえてここでは円安時の戦略について解説します。
詳しくみていきましょう。
為替変動を気にしないこと
円安時に為替レートの変動が気になるかもしれませんが、過度に心配する必要はありません。
特に長期的にビジネスを続ける場合、為替の影響を乗り越えるためには安定した仕入れ先や価格交渉が重要です。
たとえば、契約時に円での価格固定を交渉することで、円安の影響を受けにくくすることができます。
円安の影響を最小限に抑えるためには、価格の変動を受け入れつつ、安定した販売価格設定をおこなうことがポイントです。
また、他のコスト削減策と組み合わせて、ビジネス全体の利益率を守る方法を見つけることも有効です。
価格転嫁をおこなう
円安により輸入コストが増加する場合、その影響を販売価格に転嫁する戦略が必要です。
顧客に対して価格を上げる際は、商品の価値や市場の動向を考慮して適切な価格設定をおこないましょう。
また、競合他社の価格も確認し、過度な値上げを避ける工夫が大切です。
たとえば、原材料費や仕入れ価格が上がった場合、その分を少しずつ消費者に負担してもらう方法が効果的です。
しかし、価格転嫁をおこなう際は、顧客の反応をしっかり観察することも重要です。
複数の仕入れ先を持つ
円安時に特定の国からの輸入だけに頼るのはリスクが高いため、複数の仕入れ先を確保することが戦略として有効です。
これにより、為替レートの変動に柔軟に対応できます。
たとえば、同じ商品を複数の国から仕入れることで、為替リスクを分散させることができます。
また、仕入れ先との長期的な関係を築くことで、安定した供給と価格の交渉が可能になります。
これにより、円安の影響を最小限に抑えることができます。
為替ヘッジを活用する
為替リスクを軽減する方法として、為替ヘッジの活用も検討する価値があります。
これは、将来の為替変動に備えて、予め一定の為替レートを固定する手法です。
たとえば、ドルで取引をおこなう場合、あらかじめ一定の為替レートで円に換算しておくことで、円安が進んでも仕入れコストを安定させることができます。
為替ヘッジはリスク管理の手法として有効ですが、費用がかかることもあるため、慎重に判断することが重要です。
コスト削減を意識する
円安時に仕入れコストが上昇する中で、他のコストを削減することが重要です。
たとえば、物流費や保管料などの運営コストを見直し、効率化を図ることが効果的です。
コスト削減により、利益率を維持できれば、円安の影響を軽減することができます。
また、商品のパッケージングや配送方法を最適化することで、追加費用を減らすことも可能です。
適切なコスト管理を行うことで、ビジネスの収益性を守りましょう。
アリババ直仕入れよりも中国輸入代行をオススメする理由
最後に、アリババ仕入れと中国輸入代行仕入れとで、どちらが安く仕入れられるのかを解説します。
結論、中国輸入代行仕入れの方が安く仕入れられます。
詳しくみていきましょう。
アリババの為替レート設定
アリババでは、仕入れの際に使用する為替レートが市場のレートに基づいていますが、手数料が上乗せされます。
つまり、アリババでは為替レートが市場より不利に設定されており、為替コストが中国輸入代行に比べ多くかかります。
たとえば、1ドルが110円の時、アリババは1ドル=115円として計算するため、余計に高いコストがかかることになります。
これは輸入者にとって不利に働くため、為替レートに注意が必要です。
一方で、中国輸入代行の為替レートは実際の市場レート(T.T.S.)+1.0円が相場です。
アリババは国際送料も高い
アリババの国際送料は高いです。
安く仕入れた商品でも、送料が高ければ結果的にコストが上がってしまいます。
加えて、配送の速さや信頼性が低いこともあり、予想以上の追加費用が発生することもあります。
代行業者は送料の交渉やまとめて発送することができ、通常よりも安く配送できることが多いため、輸入コストを大幅に削減できます。
アリババはクレジット決済手数料も高い
アリババでの商品購入には、クレジットカード決済手数料がかかります。
この手数料は購入金額に応じて変動し、意外に高額になることがあります。
たとえば、クレジットカード決済で2~3%の手数料が加算されることがあり、仕入れ価格に影響を与えます。
また、海外決済時に発生する手数料が高いため、実質的に商品のコストが増えることがあります。
代行業者は、独自の決済方法や手数料を低く設定していることが多く、コストを抑えることが可能です。
代行業者はアリババより安く仕入れられる
代行業者を利用すると、アリババで直接購入するよりも安く仕入れることができます。
代行業者は、複数の購入者の注文をまとめて仕入れることができ、まとめ買いによる割引を提供してくれるところもあります。
また、中国での取引や物流に熟練しているため、効率よく安く仕入れをおこなうことができます。
さらに、国際送料や決済手数料を含めたコストを最適化してくれるため、輸入ビジネスを行う上で非常にコストパフォーマンスが高い選択肢となります。
まとめ
- 円安時の輸入ビジネスでは、為替レートや送料、決済手数料が重要なコスト要素です。
- アリババでは為替レートや国際送料、クレジット決済手数料が高くなることがあり、輸入コストが増加する可能性があります。
- 一方で、中国輸入代行業者を活用すると、為替レートが市場に近く、送料や決済手数料も低く抑えられ、総合的に安く仕入れられるため、ビジネスのコスト削減に有利です。
- 円安の影響を乗り越えるためには、代行業者を活用することが非常に有効な選択肢となります。