
こんにちは!
中国輸入代行「誠」のパンダの社長こと酒井(@makoto1688)です^^

ずばり、この疑問にお答えします。
▼PSEに関するtweet▼
コンセント付の製品を販売目的で輸入する場合、PSEマークの表示が必要です。理由は、国ごとに電圧が異なり、火災や事故を防ぐためです。アリババ等でもPSEマーク付きの家電を見かけますが、PSEを表示する義務は輸入者にあり、マークの近くに輸入者名の表示が無ければ、偽PSEの可能性が高いです pic.twitter.com/V8lZLda0Lw
— パンダの社長(酒井隆太)@中国輸入代行「誠」 (@makoto1688) February 10, 2022
この記事は、長年、中国輸入代行を営むパンダの社長が書いています。

それでは見ていきましょう。
(タップできる)もくじ
中国輸入で必須の「PSE認証」とは?基本と法的責任
まずは、PSE認証の基本的な意味と、輸入者が負うべき責任について解説します。
ここを理解していないと、最悪の場合、販売停止になってしまいます。
詳しくみていきましょう。
日本の「電気用品安全法」とPSEマークの意味
PSEマークは、日本の「電気用品安全法」に基づく安全の証です。
火災や感電などの事故を防ぐために、国が定めた基準があります。
日本国内でコンセントにつなぐ電気製品を売るなら、このマークは必須です。
「マークがない製品」を販売することは、法律で禁止されています。
安全な商品を届けるために、必ずクリアすべき最初のハードルですね。
なぜ中国輸入でPSEが必要?「輸入事業者」のリスクと義務
中国輸入において、あなたは単なる「販売者」ではありません。
法律上はメーカーと同じ「輸入事業者」という重い立場になります。
つまり、製品の安全性に対する全責任を負うのは、あなた自身です。
「中国の工場が大丈夫と言った」という言い訳は通用しません。
自分自身を守るためにも、PSEの仕組みを正しく理解しましょう。
罰則規定:表示義務を怠った場合の最悪のケース
もしPSEマークなしで販売してしまったら、どうなるのでしょうか。
個人でも「1年以下の懲役」または「100万円以下の罰金」の可能性があります。
さらに、販売した商品の回収命令が出ることもあります。
Amazonや楽天などのアカウントも、即座に停止されるでしょう。
ビジネスを一発で失わないよう、ルールは厳守してください。
| 法律 | 詳細 | 罰則 |
| 電気用品安全法第57条 |
| 1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、又はこれを併科。 |
| 電気用品安全法第58条 |
| 30万円以下の罰金。 |
| 電気用品安全法第59条 | 法人の代表者、法人、代理人、使用人その他の従業員が、その法人の業務に関して違反行為を行った場合は、法人に対して罰金刑が課せられます。 | 第57条第58条に準じる。 |
| 電気用品安全法第60条 |
| 20万円以下の罰金。 |
【一覧表】PSEマークは2種類!特定電気用品(ひし形)とそれ以外(丸型)

PSEマークには形が2種類あり、扱う商品によって手続きの難易度が変わります。
ご自身が扱いたい商品がどちらなのか、まずは下記の比較表で確認してみましょう。
| マーク | 区分 | 主な対象商品 | 手続き難易度 |
| ひし形 (◇) | 特定電気用品 (116品目) |
| 高い (要:適合性検査) |
| 丸型 (〇) | 特定電気用品以外 (341品目) |
| 普通 (自主検査が主) |
詳しくみていきましょう。
特定電気用品(ひし形PSE):ACアダプター・プラグなど
ひし形のPSEマークは、「特定電気用品」につけられます。
ACアダプターや電源プラグなど、長時間使用する危険度の高い製品です。
これらは、国の登録検査機関での厳しい検査が義務付けられています。
検査費用も高額になりがちなので、初心者は少し注意が必要です。
まずは、ひし形以外の製品から始めるのが無難かもしれません。
特定電気用品以外の電気用品(丸型PSE):加湿器・ドライヤーなど
丸型のPSEマークは、「特定電気用品以外の電気用品」です。
ドライヤー、加湿器、電気スタンドなど、多くの白物家電がここに含まれます。
ひし形に比べれば、手続きのハードルは少し下がります。
中国輸入で扱う商品の多くは、この「丸型PSE」になるでしょう。
まずはこのカテゴリーの商品リサーチから始めるのがおすすめです。
特に注意が必要な「モバイルバッテリー」の扱い
実は、モバイルバッテリーも「丸型PSE」の対象です。
以前は対象外でしたが、発火事故が多発したため規制対象になりました。
Amazonやメルカリでも、監視が非常に厳しいカテゴリーの一つです。
「丸型」ですが、リチウムイオン蓄電池としてのしっかりした検査が必要です。
需要は高いですが、きちんとした工場選びが命となります。
【図解】中国輸入でPSE認証を取得する具体的な5ステップ

(上記図は経済産業者のサイトから引用)
では、実際にどうやってPSEマークを取得して輸入するのか。
ここでは、実務に沿った5つのステップを順を追って解説します。
詳しくみていきましょう。
手順①:事業の届出(経済産業省へ)
まずは「これから電気製品を輸入します」と国に宣言します。
経済産業省へ「電気用品輸入事業届出書」を提出しましょう。
これは、輸入事業を開始してから30日以内に行う必要があります。
今はオンラインでも届出ができるようになっています。
これが全てのスタートラインですので、忘れずにおこなってください。
手順②:適合性検査と証明書の入手(中国工場・代行業者との連携)
次に、製品が日本の基準に合っているか検査します。
通常は、すでに検査済みの中国工場から「証明書の副本(コピー)」をもらいます。
自分で検査機関に出すと数百万円かかることもあるからです。
「PSEの証明書(副本)はありますか?」と工場に必ず聞いてください。
信頼できる代行業者を通じて確認するのが一番確実ですよ。
手順③:PSEマークの表示(表示事項のルール)

検査をクリアしたら、製品にPSEマークを表示させます
ここで重要なのは、マークの近くに「あなたの会社名」を入れることです。
輸入事業者(あなた)の名前がないPSEマークは無効です。
シール貼りでも印字でも良いですが、消えない方法を選びましょう。
これができて初めて、日本で販売できる状態になります。
出典:経済産業省 > 製品安全に関する諸制度 > 事業者の義務 > 表示の方法
手順④:輸入通関時の確認
商品が日本に到着した時、税関でチェックが入ることがあります。
その際、PSEの証明書や届出の控えの提示を求められます。
書類が揃っていないと、商品は通関できずに廃棄・返送となります。
スムーズに通関するためにも、書類はすぐに手元に出せるようにしましょう。
代行業者を使っていれば、通関手続きもサポートしてくれます。
手順⑤:輸入後の「自主検査」と記録の保存義務
無事に輸入できた後も、やるべきことがあります。
届いた商品が安全かどうか、全数または抜き取りで「自主検査」をします。
外観チェックや通電確認を行い、その結果を記録に残します。
この検査記録は、3年間の保存義務があるので注意してください。
ここまでやって、ようやく「輸入事業者の義務」を果たしたことになります。
PSE認証にかかる「費用」と「期間」の目安
「結局、いくらかかるの?」という疑問にお答えします。
商品ややり方によって大きく変わる部分ですので、目安を知っておきましょう。
詳しくみていきましょう。
認証取得のトータル費用(数万~数十万円の幅がある理由)
一から検査を受けると、数十万円〜数百万円かかります。
しかし、すでに認証を持っている工場から仕入れるならもっと安いです。
その場合、証明書のコピー代や手数料などで数万円で済むこともあります。
コストを抑えるコツは、すでにPSE認証済みの工場を見つけることです。
あるいは、OEMで自社ブランド化するなら、初期投資と割り切りましょう。
主要な検査機関(JET・TUV・CQC)の特徴と選び方
検査機関には、日本のJETや、国際的なTUVなどがあります。
中国輸入では、CQC(中国品質認証センター)の試験データもよく使われます。
どの機関の証明書が有効かは、経済産業省のルールで決まっています。
工場が持っている証明書が、日本の基準で使えるか確認が必要です。
わからなければ、私たちのような専門家に相談してくださいね。
取得までの期間:スケジュール管理のコツ
一から検査する場合、2〜3ヶ月かかることはザラです。
工場の証明書を流用する場合でも、書類確認に数週間は見ておきましょう。
クリスマス商戦などに合わせるなら、早めの行動が不可欠です。
特に春節(旧正月)の前後は、中国側が完全にストップします。
余裕を持ったスケジュールを組むことが、成功への鍵です。
【危険】偽物PSEマークの見分け方と検索・確認方法
残念ながら、適当なPSEマークをつけた違法品も出回っています。
偽物を掴まされないための、具体的なチェックポイントを教えます。
詳しくみていきましょう。
そのマークは本物?チェックすべき「事業者名」の表示
一番簡単な見分け方は、PSEマークの近くを見ることです。
そこに「輸入した会社名(株式会社〇〇など)」はありますか?
もしPSEマークだけで会社名がなければ、それは不備のある製品です。
Amazonの商品画像でも、ここを拡大してチェックしてください。
正規の事業者は、必ず自社名を堂々と記載しています。
証明書(副本)の真正性を確認するポイント
工場から証明書を見せてもらったら、型番を確認しましょう。
仕入れようとしている商品の型番と、書類の型番は一致していますか?
「似ているから大丈夫」と、別の商品の証明書を渡されることもあります。
また、証明書の有効期限が切れていないかもチェックポイントです。
ここを誤魔化す工場とは、取引しない方が安全です。
経済産業省サイト等での検索・確認方法
届出を出している事業者は、経済産業省のサイトで検索できます。
ただ、全ての製品情報が載っているわけではありません。
一番確実なのは、やはり工場から「最新の証明書」を取り寄せることです。
そして、その証明書を発行した検査機関に真偽を問い合わせることです。
少し手間ですが、安全のためにここだけはサボらないでください。
Amazonや楽天で販売する際のPSE提出書類と注意点

多くの人が販路とするAmazonや楽天。
これらのプラットフォームでは、出品時の審査が年々厳しくなっています。
Amazon出品申請で求められる「電気用品製造事業届出書」の写し
Amazonで家電を出すには、出品許可申請が必要です。
その際、国に出した「届出書の写し」と「定格銘板の写真」を求められます。
銘板の写真には、PSEマークとあなたの会社名が必須です。
この写真が不鮮明だと、審査に落ちてしまいます。
スマホで撮影する際は、文字がはっきり読めるよう工夫しましょう。
PSE認証に関するよくある質問(FAQ)
最後に、初心者の方からよくいただく質問をまとめました。
迷った時の参考にしてください。
詳しくみていきましょう。
USB電源(5V)の製品にPSEは必要?
USBケーブルだけで動く製品(5V駆動)は、基本的にPSE対象外です。
たとえば、USB扇風機やUSB加湿器などは、PSEなしで輸入できます。
ただし、コンセントに挿す「USB充電器」自体はPSEが必要です。
ここを混同しやすいので、電源がどこから来ているか確認しましょう。
まずは対象外のUSB製品から慣れていくのも賢い戦略です。
個人使用目的の輸入でもPSEは必要?
自分が使うためだけに輸入する場合は、PSEは不要です。
しかし、それをメルカリやヤフオクで売った瞬間、違法になります。
「不用品処分だから」という言い訳は、家電においては通用しません。
一つでも販売するなら、事業者としての責任が発生します。

まとめ:中国輸入のPSE認証は「誠」にお任せください
- PSE認証は、最初は複雑で難しく感じるかもしれません。
- しかし、それは参入障壁となり、ライバルを減らすチャンスでもあります。
- 正しい手順を踏めば、誰でも安全に利益を出せるようになります。
- もし「この商品は大丈夫かな?」と不安になったら、いつでもご相談ください。
- 中国輸入代行「誠」が、あなたのPSE認証を全力でサポートします!


























