タオバオ商品を無在庫で日本へ仕入れるには?アリババとの比較も

 

こんにちは!

中国輸入代行「誠」のパンダ社長こと酒井(@makoto1688)です^^

 

パンダ娘
中国での仕入れ先といえば、タオバオとアリババをよく聞きます。それぞれの特徴や使い分けがあるような気がしますし、初心者のわたしは、まずはどちらかをマスターしたいと考えています。タオバオとアリババをどのように使い分けしていくとよいか、何かアドバイスいただけると助かります。

 

この記事では、このような疑問にお答えします。

 

中国での仕入れ先に関するtweet

この記事は、長年、中国との貿易仲介業を営むパンダ社長が書いています。

パンダ社長
タオバオもアリババも、アリババグループが運営するECサイトです。「タオバオ」は一般消費者を、「アリババ」は企業をそれぞれターゲットにしています。そのため、一度に購入できる点数(=ロット数)や製品の品質、配送スピードなどに違いがありますよ。

 

それでは見ていきましょう。

 

タオバオを使った仕入れの手順

タオバオのWebサイトは中国語で表記されています。

記載されている内容がわかれば、中国語に詳しくなくても利用できるでしょう。

アカウントの登録・商品購入・決済までの手順と注意点を解説します。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

タオバオへのアカウント登録の流れ

タオバオへのアカウント登録は次の流れで進めます。

  1. オバオのホームページにアクセスし「免費注册」の文字をクリックします。これは「無料登録」を意味します。隣の「登录」(ログイン)からは登録できません。
  2. 「手机号」に携帯電話番号を入力し、「検証」ボタンを右へスライドさせます。
  3. 「同步创建支付宝账户」にチェックを入れて規約に同意し「下一歩」をクリックします。
  4. スマートフォンのSMSに届いた6桁の認証番号を入力し「确认」をクリックしてください。
  5. 「登录密码」(パスワード)・「电子邮箱」(メールアドレス)・「登录名」(アカウント名)を入力します。「登录密码」の下の「密码确认」はパスワードの再入力です。すべて入力し「提交」をクリックすればアカウント登録完了です。

 

商品購入までの流れ

商品を購入する流れを紹介します。

  1. タオバオのホームページにある「登录」の文字をクリックし、ログイン画面へ移ります。
  2. 「密码登录」の欄の上の枠にIDを、下の枠にパスワードを入力します。「登录」をクリックするとログイン完了です。
  3. キーワード検索やカテゴリー検索で商品ページを表示させます。
  4. 商品の価格や数量と、「颜色分类」(色や形)、尺码(サイズ)、店舗の評価を確認します。価格には「¥」のマークがありますが、日本円ではなく中国元です。画像が複数あるときは、すべて表示させてよく確認しましょう。
  5. 商品を確認して問題がなければ「加入购物车」をクリックし、カートに追加します。その隣の「立即购买」(すぐ購入)をクリックすると、即決で購入できます。

 

決済の流れ

決済の手順は次のとおりです。

  1. 買いたい商品をカートに入れたら「去购物车结算」をクリックし、決済へと進みます。
  2. 決済画面で注文内容を確認したら「结算」(決済)をクリックします。
  3. 「使用新地址」の欄に配送先の住所を入力します。
  4. 決済は支付宝(アリペイ)でおこないます。
  5. 次のページへ進み、使用するクレジットカードの情報を入力すれば、購入完了です。

 

アリペイはアリババグループによる決済アプリで、日本のクレジットカードでもチャージ可能です。

ただし、アリペイを持つには中国の銀行口座を開設する必要があり、ハードルが高いでしょう。

アリペイを持っていない人は、決済のページの「支付密码」に6桁のパスワードを入力し、その下の「再输入一次」に同じパスワードを再入力します。

入力後「確定」をクリックします。

目次に戻る▶▶

 

タオバオからの仕入れ方の種類

タオバオから仕入れる方法は、3つです。

 

1つ目は、自身でタオバオにアクセスし、購入にまつわる手続きを個人でする方法です。

店舗との交渉や関税の手続きなどを、すべて自身でおこないます。

 

2つ目は外注委託です。

これは、中国人向けの掲示板やクラウドソーシングサイトを利用してパートナーを募集し、仕入れ業務を委託する方法です。

中国語も日本語も堪能で、コミュニケーションがスムーズに取れる人を見つける必要があります。

 

3つ目は輸入代行業者への委託です。

仕入れに関するさまざまな手続きを、輸入代行に依頼する方法です。

店舗とのやりとりや関税の手続きなどを、輸入のプロに任せられます。

代行手数料はかかりますが、自身に合った業者を選べば、かなり楽に仕入れられるでしょう。

目次に戻る▶▶

 

タオバオとアリババの特徴と違い

中国輸入の仕入れ先は、タオバオでもアリババでもどちらでもよいわけではありません。

仕入れ先は、販売方法によって使いわけることをオススメします。

以下に、タオバオとアリババの違いを表にまとめました。

 

具体的には、無在庫販売での仕入れ先は「タオバオ」で、在庫を持って販売(=有在庫販売)での仕入れ先なら「アリババ」または「タオバオ」です。

 

タオバオアリババ
ターゲットBtoC、CtoCBtoB
単価アリババより高目タオバオより安目
最低ロット1点~2点~
交渉(相談)条件付き
品質粗悪品もある粗悪品は少ない

アリババとは、1688.comのことです。Alibaba.comと1688.comの違いは、次の記事が参考どうぞ。

 

詳しくみていきましょう。

 

ターゲット

1つ目は、ターゲットです。

タオバオは、企業が消費者に販売する(BtoC)と消費者どうしが売買する(CtoC)があります。

企業といっても、メーカーや卸はほとんどおらず、転売したい個人や個人事業主の出店がほとんどです。

 

一方、アリババは、企業どうしが売買する(BtoB)です。

工場やメーカー、卸の出店が多いです。

 

単価とロット

アリババでの単価
※ アリババ
タオバオでの単価
※ タオバオ

 

2つ目は、単価とロットです。

同じ商品を「アリババ」と「タオバオ」で画像検索してみました。

左が「アリババ」、右が「タオバオ」です。

 

「アリババ」は最低2点からで50元/点、「タオバオ」は最低1点からで65元/点ということがわかります。

差額にして、1点あたり15元(240円程度)の差があります。

上記で画像リサーチした商品は、わたしが適当にリサーチした結果です。

 

選んだわけではないですよ。

タオバオには同じ商品を販売しているセラーが他にもいましたが、敢えて最安値の店舗をピックアップしています。

 

粗利比較シミュレーション 

タオバオで仕入れた場合とアリババで仕入れた場合の粗利を比較してみましょう。

仮に、上記商品を2,500円で販売したとしています。

粗利の計算式は次のとおりです。

 

粗利=売価-売上原価

 

上記計算式に、次の比較表の数字を当てはめてみてましょう。

 

(1元=20.0円)アリババ仕入タオバオ仕入差異
販売価格2,500円2,500円0円
売上原価1,000円1,300円▲300円
原価率)(40.0%)(52.0%)
粗利1,500円1,200円300円
(粗利率)(60.0%)(48.0%)

 

売上原価が少ない方が利益が出やすいですから、仕入れ先としてアリババを選択するのはアリです。

ただし、アリババは最低ロットが2点です。

有在庫であれば在庫を2点持つことができますが、無在庫は売れてから仕入れするため、仕入れ先はアリババよりもタオバオがよいです。

無在庫でもアリババ利用のユーザーもいます。たとえば、当社無在庫プランの倉庫保管機能を活用することで、売れ筋を2点購入して、1点を販売、1点を倉庫保管といったこともできますよ。

 

交渉(相談)

3つ目は、交渉です。

タオバオはロットが1点からのため交渉がしにくいです。

一方、アリババは工場やメーカーが出店していることが多く、複数ロットのため交渉がしやすいです。

アリババでも交渉によって、1点から購入できることもあります。

 

品質

4つ目は、品質です。

タオバオとアリババには、中国版と国際版があります。

代行業者を通す場合、商品は中国版タオバオ、アリババは1688.comで調達を行います。

 

なぜなら、中国版タオバオが単価が安いためです。

気を付けないといけないのは、タオバオです。

中国版タオバオのターゲットは中国でも低所得者層であり、品質もそれなりのものが販売されています。

 

中国の低所得者層はたしかに日本の平均所得よりも少ないです。

ただし、日本は経済が低迷し、円も年々弱くなっています。

事実、円は持っているだけで価値は目減りしています。

 

1元=10円の時代でも1元=20円の時代でも、日本の初任給は20万円ですからね。

そういうと、ビジネスが成り立たなくなりそうですけれど、中国は日本以上に格差社会です。

内陸の初任給は今でも2,000~3,000元の地域もあります。

中国の格差社会が世界経済を支えているのですね。

目次に戻る▶▶

 

無在庫ならタオバオ、有在庫ならアリババ

中国輸入の仕入れ先は、無在庫ならタオバオで、有在庫ならアリババです。

理由をまとめす。

無在庫は注文が入ってから仕入れをするので基本1点を仕入れることになり、必然的に仕入れ先は「タオバオ」になります。

 

一方、有在庫は、1点を販売するなら無在庫で販売した方がよく、有在庫のメリットは大量仕入れによる仕入原価の抑制なので、必然的に仕入れ先は「アリババ」になります。

「在庫リスクを持ちたくない」「余剰資金が10万円もない」という人は、無在庫販売タオバオ仕入れからはじめるのが無難です。

もちろん、これは個々のリスク許容度の具合によります。

わたしのように、資金10万円からはじめて有在庫販売で軌道に乗せた実例もあるにはありますが、過去のコンサル生や当社ユーザー様のお話を伺う限り結構レアなケースです。

 

アリババ(= 1688.com)に関する補足

アリババについて補足です。

アリババの最小ロットは、原則2点以上です。

しかし、稀に1点から購入できることもあります。

 

  • 販売最低点数を1点(≧1)から設定していれば、1点からも購入できる。
  • 交渉により、1点から購入できることもある。
  • 1点から購入できる場合は、在庫処分や訳あり製品の「売り減らし」または1点あたりの単価が高い商品の可能性がある。
  • アリババは、タオバオに比べ出店費用が高い。

アリババに出店している店舗は、資金力がそれなりにある企業ですよ。

目次に戻る▶▶

 

無在庫販売と有在庫販売との比較

中国輸入の販売方法には、有在庫と無在庫の2つがあります。

有在庫と無在庫とでは、必要な資金も違い、また資金の増え方も違います。

はじめに、有在庫と無在庫の特徴をまとめます。

 

特徴チェック有在庫販売無在庫販売
初期資金(商品原価)20万円
(商品代+代行業者への月額利用料+代行手数料+国際送料)
0~5万円
(代行業者への月額利用料)
初期資金(コンサル費用)10~100万円10~50万円
資金の増え方増えにくい増えやすい
1年目での最高月商0~500万円0~300万円
利益率10~30%40~60%
月収0~150万円0~180万円
在庫リスク有り少々
リサーチスキル必要必要
出品できるサイトすべてのサイトBASE、BUYMA、Stores.jp、Shopify等の自社ネットショップサイト+一部Amaozn 、au Payマーケット、Qoo10
商品ページ作成必要必要
外注の有無月商に順ずる月商に順ずる
融資の受けやすさ受けやすいやや受けにくい
入金サイクル1週間~2ヵ月
(出店サイトによる)
1週間~2ヵ月
(出店サイトによる)
投資回収期間PCやツールなどの必要経費は、両者同程度。
(無在庫でも0ではない)
事業撤退のしやすさしばらくかかる
(在庫の処分または売り減らし後)
すぐ
(受注中の注文処理が完了次第)

転売を想定した数字ですよ。簡単のため、有在庫にOEMやODMは含まれていないです。

 

次に、上記比較表の中で、有在庫と無在庫とで内容が異なる項目について、無在庫の視点で解説します

比較表に戻りながらお読みいただくと、比較がしやすいです。

 

初期資金(商品原価)

ここで、大変残念なお知らせです。

無在庫販売は、初期資金が0から始められる。というのはウソです。

無在庫販売という特性上、確かに商品代をエンドユーザーが先に支払ってくれるので、商品代は0です。

 

商品代に含まれるものは次の通りです。

 

商品代 = 仕入原価 + 代行手数料 + 国際送料 + あなたの利益

 

「仕入原価+代行手数料+国際送料」の部分をエンドユーザーが先に支払ってくれるので初期資金0で始められる。というロジックです。

これは一見、正しいように見えますが厳密ではありません。

代行業者を利用するために、月額利用料の支払いを考慮しておく必要があるからです。

 

月額利用料がかかる代行業者では、プランにより1~5万円の月額利用料が生じます。

この代金は、エンドユーザーから事前に回収できるものではなく、あなたの資金から支払うものです。

そういう意味で、本当に資金が厳しい人は、月額利用料が0円の代行業者を利用することをオススメします。

 

月額利用料については、次の記事を参考にどうぞ。

 

当社は、そもそも月額利用料という概念がないので無料です。

貿易会社で月額利用料は取らないです。

なぜ、個人や小規模事業者相手になると月額が発生するのか。

 

中小企業との取引に比べ売上が小さいので、月額利用料という名目で徴収しているのですね。

 

初期資金(コンサル費用)

次に初期資金を考える上で見落としがちなのが、コンサル費用です。

コンサル先生が「初期資金0から始められます!」「無在庫は初期費用0!」と言っている中に、自身に支払わられるコンサル費用は含まれていないものです。

無料でコンサルをする人はいませんから、初期資金という意味ではコンサル費用も初期資金に入れた上で、参入を検討すべきです。

 

コンサル費用として10~50万円支払えたとしても、代行業者へ支払う月額利用料やツール代、外注費を支払う余裕がなければ、無在庫ビジネスを続けることが難しいです。

頑張れば何とかなコンサル費用に加え、50万円ほどの生活費を除いた余裕資金がある。

これが、参入の検討ラインです。

 

余裕資金50万円未満でも参入はできますが、事業拡大が遅く、途中で止める確率が高くなります

それでもコンサル先生は儲かりますね。

中らなくもないですが、頑張った割にはあまり利益が残らないです。

再現性が高いビジネスモデルではありますが、小資金の投資で一発逆転できるほど甘くはないですよ。

 

資金の増え方

資金というよりキャッシュ(現金)といった方が適切かもしれません。

現金の増え方は、無在庫の方が圧倒的に高いです。

有在庫と無在庫の現金は、次のような流れで増えていきます。

 

  • 有在庫:現金 → 在庫 → 現金 → 在庫 → 現金 → …
  • 無在庫:現金 → 現金 → 現金 → 現金 → 現金 → …

 

有在庫の説明をしようと、売上原価の説明が必要になります。

簡単のため、上記図をイメージいただければ、無在庫の方が現金が増えることが理解できると思います。

無在庫でかかる商品代(仕入原価+代行手数料+国際送料+上乗せ利益)は、エンドユーザーが先払いしてくれますから、売れれば上乗せ利益分だけあなたの現金は増えますよね。

 

1年目の最高月商

1年続けた結果の最高月商です。

有在庫でも無在庫でも、0円のことだってあり得ます。

出品しただけでは商品が売れるわけではないですからね。

 

上限については、正直ざっくりです。

肌感覚では、有在庫の方が月商は大きくなります。

なぜなら、ヒット商品が出れば、一気に売上が立つからです。

 

無在庫は数を出品して何ぼの世界ですから、ツールで一気に出品した方が売上が立ちやすいです。

少なくとも3,000点は出品しておきたいですね。

3,000ページのテコ入れやメンテナンスをするのが現実的ではなく、売れるページを作るという点に集中できる有在庫の方が売上が爆発しやすいです。

 

利益率

利益率は無在庫の方が高いです。

理由は2つです。

1つは、有在庫は在庫リスクがあるからです。

 

在庫=現金です。

在庫が全て予定通りに掃ければokですが、売れ残ると原価率が上がります。

有在庫は、売れ残りも見越して試算しておくとうまくいきます。

 

もう1つは、無在庫は保管料が発生しないためです。

有在庫は、在庫を持つという性質上、どこかに保管する必要があります。

代行業者の倉庫であれ、日本で借りた倉庫であれ保管料が生じます。

 

売上が小規模の時には自宅から発送することで保管料を0にできますが、売上規模に応じ、保管の問題は必ず生じます。

わたしは専らアマゾンのFBA倉庫で保管しています。

利益計算の時点で、保管料も含めて試算しているので保管料は苦にならないです。

 

それでも、やっぱり保管料がより安い倉庫の方が優位性は高いですね。

わたしの場合、面倒なので倉庫を変えていないのと、ユーザー対応をアマゾンがやってくれるのでFBAを利用しています。

 

月収

月収規模はピンキリです。

有在庫でも無在庫でも始めて1年で、月利100万円をクリアできるビジネスモデルです。

月収面では、どちらがいいといったことはありません。

有在庫と無在庫とでは、月収100万円までのプロセスが違うと理解してもらえればいいのかなと思います。

 

在庫リスク

無在庫は在庫リスクがないというのはウソです。

なぜなら、不具合品や返品が起きるからです。

物販ビジネスを行っている以上、輸送中の破損リスクや商品ページと若干使用が違っていたということは起きます。

代行業者が中国側で検品を行い、不具合を発見したとしてもタオバオの店舗が不具合を認めなければ返金を受付てくれません。

その商品はどうするか。

「代行業者で廃棄」してもらうか「あなたの元へ国際発送(=在庫を持つ)」するかのいづれかです。

 

出品できるサイト

無在庫での販売を禁止しているサイトもあります。

メルカリやヤフオク!は無在庫での販売を禁止しています。

 

融資の受けやすさ

融資の受けやすさは、有在庫に軍配が上がります。

銀行の担当者の理解によります。

銀行員の思考は次のとおりです。

物販

商品を仕入れるために資金がほしいのか

過去の実績含め、いくらまで貸せるか検討

 

無在庫は、仕入れが発生しないことが前提になりますから、何のために資金が必要なのかを明確にしておく必要があります。

わたしの回りで、無在庫での融資に成功したと言っている人がいました。

その時は、ふーんと流していましたが、事業計画書に何を書いたのか気になりますね。

 

それで、この記事を書きながらググってみたのですが、なるほどなと思える記事は見当たりませんでした。

もし、無在庫で融資を受けたよ。という人がいましたら教えていただけるとうれしいです。

 

投資回収期間

無在庫の投資先は、コンサル費用と代行業者への月額利用料です。

コンサル費用が10万円、代行業者への月額利用料が3万円とすると、投資金額は13万円です。

利益率50%ですと、累計26万円以上を売り上げれば回収できたことになります。

 

有在庫の投資金額は、上記に加え商品代も含まれます。

ですから、無在庫の方が投資回収期間は短いと言えます。

事業をおこなう上で、投資回収期間の試算はどの企業でも行うことです。

 

毎月の売上利益の試算をする人は多いですが、事業参入にあたり、初期投資金額の予測・実績や回収期間を試算する人は少ないように思います。

試算通りにいくことは稀でもあるのですが、試算=基準ですから、試算がないと事業開始後の評価ができなくなるのですね。

 

事業には、投資回収の試算や事業計画などの経営知識と実践が不可欠です。

中国輸入の勉強と合わせて、経営数字の勉強もしておくとよいでしょう。

 

本もたくさん出ていますが、どれか1冊読んでおけば十分です。(←アマゾンへリンクします)

たとえば、マンガですと1時間以内で読めますしビジュアルでインプットできてオススメです。

 

事業撤退のしやすさ

事業撤退は無在庫の方が圧倒的にしやすいです。

在庫を持っていないので、最後の受注処理が終わり次第、撤退できます。

ネットショップとの契約条項にもよりますが、撤退を決めて1ヵ月ほどで解約できます。

 

有在庫は、在庫が掃けるまで続けるか、廃棄するかの選択があります。

やはり、有在庫は、在庫を抱えるというジレンマが撤退するまで続きますね。

それでも、大きな売上を作りやすいので有在庫が物販の主流なのですね。

今後もユニクロが無在庫販売することはないはずですし。

目次に戻る▶▶

 

タオバオとアリババ以外の仕入れ先はどこ?

中国には、タオバオとアリババ以外にも、仕入れ先になり得るネットモールがあります。

たとえば、「天猫」や「京東商城」「唯品会」です。

それぞれ特徴がありますが、はじめて中国から仕入れをするなら、次の5つのモールで概ね完結します。

 

 

京東商城は、高級志向のモールで、今、中国で最も勢いのあるモールです。

ただし、無在庫販売では、「タオバオ、アリババ、天猫」で在庫がなかったときの最後の手段としての仕入れ先です。

「赤字を切ってもよい、自身の販売モールのアカウントを死守する」といった場合に利用します。

京東商城は、単価が高目です。1点からokの店舗も多くあります。

目次に戻る▶▶

 

まとめ

  • タオバオとアリババの違いは、「ターゲット」「単価」「ロット」「交渉」「品質」。
  • 無在庫ならタオバオ、有在庫ならアリババ。
  • タオバオとアリババ以外の仕入れ先には、「京東商城」「唯品会」などがある。

 

ご質問、いつも歓迎です!

本日もお読みいただき、ありがとうございました^^

目次に戻る▶▶

中国輸入ビジネスのお悩み、
お気軽にご相談ください

中国輸入代行-誠のサービスについて疑問や不安がある方は、お気軽にご相談ください。
日本語で丁寧にサポートさせていただきます。
また、手数料や国際送料のお見積りは、以下のシミュレーターより概算いただけます。

Xでフォローしよう