中国輸入物販はやめとけ!と言われる理由|売れない?オワコン?

こんにちは!

中国輸入代行「誠」のパンダの社長こと酒井(@makoto1688)です^^

 

パンダ男
副業で物販を検討しています。欧米輸入や国内も検討しています。中国輸入についても調べていますが、よい意見もあればよくない意見もあります。見解をお聞かせいただけないでしょうか?

今回は、こちらのご質問にお答えします。

 

中国輸入物販に関するtweet

中国輸入ビジネスについて。代行業者の立場からの肌感覚ですが、ここまでは2020年が市場規模のピークで以降右肩下がりです。当社の場合は、会員数は増え続けており、興味がある方は増えつつも、為替や中国の物価上昇に伴い、客単価が減少傾向にあります。日本経済が爆発的によくなってほしいです。

この記事は、長年、中国輸入代行を営むパンダの社長が書いています。

パンダの社長
私が代行事業を10年近く続けられているということは、相応の需要があるから。ではないでしょうか?

 

それでは、見ていきましょう。

 

中国輸入は「やめとけ」と言われている理由

2020年頃までは、中国輸入物販ビジネスは副業として非常に人気があり、多くの人が低コストではじめられ、利益率も高い点に魅力を感じていました。

しかし、時が経つにつれて、中国輸入に対して「やめとけ」という意見が広まっているのも事実です。

これは、言語や文化の壁、物流の不確実性、経済情勢の変動に加え、商品リサーチの難しさや競合の増加といった要因が複雑に絡み合っているためです。

はじめに、これらのリスクについて詳しく解説し、なぜ中国輸入が警戒されるのかを明らかにしていきます。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

言語と文化の壁

中国との取引においては、言語や文化の違いが大きな障壁となることが多く、コミュニケーションのズレがトラブルの原因となります。

たとえば、契約内容や仕様の細かな部分について、メールやチャットだけでは十分な説明がなされず、双方の認識に差異が生じるケースがあります。

このようなコミュニケーションの不備は、取引後に予期せぬトラブルを招き、信頼関係の崩壊につながる可能性があるため、非常に注意が必要です。

 

商品リサーチの難しさ

中国輸入ビジネスにおいて、成功の鍵を握るのは有望な商品の発見ですが、そのリサーチはハードルが高いと感じる人もいることでしょう。

たとえば、市場にあふれる膨大な商品情報の中から、品質やトレンド、需要を正確に見極めることは容易ではありません。

さらに、サプライヤーごとに提供される情報が一様でないため、正確な比較や評価をおこなうのが難しく、結果として不良在庫や売れ残りにつながるリスクが増大します。

また、ツールもありますが、タオバオなどのサイトの仕様上、売れ数や評価を正確に取得することが難しいことも、国内物販び比べ商品リサーチが難しい原因になっています。

 

競合が増加傾向にある

かつては副業として始められる中国輸入ビジネスですが、その人気が高まるにつれて参入者が急増し、競合が激化しています。

たとえば、同じ商品や類似の製品を取り扱う業者が増えることで、価格競争が激しくなり、利益率が低下するケースが見受けられます。

競争が激しい市場環境では、独自性を出すことや、差別化を図るための戦略が求められ、初心者にとっては大きなハードルです。

 

納期の不確実性

国際物流においては、輸送中のトラブルや通関手続きの遅延など、予期せぬ事態が頻繁に発生します。

たとえば、天候の急変や国際情勢の不安定さにより、納期が大幅に遅れることがあり、これが在庫管理や販売計画にな影響を及ぼします。

さらに、輸送中の商品の損傷や紛失といったリスクも存在し、物流面での不確実性が中国輸入に対する懸念を一層強める要因となっています。

 

中国国内の物価上昇

中国市場は、急激な経済変動や政策変更の影響を受けやすく、為替レートの変動や関税改定、輸出規制の強化といったリスクに常に晒されています。

たとえば、急な為替変動により仕入れコストが一気に上昇する場合、予算の見直しや販売価格の改定を余儀なくされ、利益率が低下する恐れがあります。

このような経済情勢の不安定さは、リスクマネジメントを十分におこなわなければ、ビジネス全体に大きなダメージを与える原因となります。

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中国輸入ビジネスがうまくいかなかった人の事例

中国輸入ビジネスは、低コストで商品を仕入れられる点から、副業として人気を博していました。

しかし、実際には多くの人がさまざまなリスクやトラブルに直面し、期待通りの成果を上げることができず、苦い経験をする事例も少なくありません。

ここでは、実際に中国輸入ビジネスがうまくいかなかった事例を通して、どのような問題が発生しやすいのか、そしてどのような点に注意すべきかを詳しく解説していきます。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

品質管理の失敗による損失

ある事例では、ビジネスをはじめたばかりの個人事業主が、信頼性の低いサプライヤーから製品を仕入れました。

たとえば、品質検査がおこなわれていない製品を大量に輸入した結果、商品に不具合が多数発生。

消費者からのクレームが相次ぎ、返品対応や修理対応に追われるうちに、予定していた利益が全く得られなかったケースがあります。

品質管理をおこなう体制が整っていなかったため、損失が膨れ上がり、事業継続が困難になりました。

 

商品リサーチの不十分さ

別の事例では、十分な市場調査をおこなわずに、流行に乗ると安易に判断して仕入れた商品の在庫が売れ残ってしまったケースがあります。

たとえば、競合が多く市場に溢れていた商品のリサーチ不足から、需要を正確に把握できずに大量仕入れをしてしまい、結果的に在庫過多となってしまいました。

商品リサーチをおこなう段階での情報収集が不足していたため、在庫管理や価格設定に大きな問題が生じ、経済的な負担が増大しました。

 

物流トラブルと納期の遅延

中国からの輸入ビジネスでは、物流面のトラブルも大きなリスクとなります。

たとえば、通関手続きの遅れや輸送中の事故、天候の変動による配送の遅延など、予定していた納期が大幅にずれることがあります。

ある事例では、急な輸送トラブルにより、販売キャンペーンのタイミングを逃してしまい、結果として大量の在庫が抱え込まれる結果となりました。

物流面でのリスク管理がおこなわれなかったため、計画通りに商品を届けることができず、ビジネス全体に悪影響を及ぼしました。

 

コミュニケーション不足によるトラブル

中国のサプライヤーとのコミュニケーションにおいて、言語や文化の違いが原因で誤解が生じ、トラブルに発展した事例もあります。

たとえば、商品の仕様や品質基準についての細かい部分が十分に伝わらず、納品された商品が当初のイメージと大きく異なっていたケースがありました。

メールやチャットだけでのやりとりでは、意図が正確に伝わらず、後になって修正が必要になるなど、時間と労力が無駄になりました。

 

法的リスクと知的財産権の問題

さらに、ある事例では、輸入した商品の中に、知的財産権を侵害する可能性のある模倣品が含まれていたことが発覚し、法的なトラブルに発展しました。

たとえば、サプライヤーから提供された情報だけを信用して輸入した結果、後に著作権や商標権の問題が浮上し、訴訟リスクに直面したケースがあります。

法的な確認や必要な手続きをおこなっていなかったため、予期せぬ法的負担に苦しむことになりました。

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中国輸入物販は本当にオワコンなのか?

ここまで中国輸入物販が「やめとけ」と言われている理由と事例を紹介しましたが、本当にオワコンなのかは一概には断定できません。

かつては低コストで利益を見込めた反面、競合の激化や品質管理、物流の不確実性といった課題が顕在化しています。

たとえば、品質のばらつきや納期の遅延で損失を出した事例も存在します。

 

しかし、現実として中国輸入物販で儲かっている方、何年も続けている方もいます。

彼らと自身の違いは何でしょうか?

中国輸入物販がうまくいかなかった原因は、個々に異なるはずです。

うまくいっている人を模倣し、次の視点で自身との差を書き出すことで見えてくるものもあるでしょう。

中国輸入に関わらず、うまくいかないこともありますが、中国輸入がオワコンではなく、それらを1つずつ改善していくことが成功の近道ではないでしょうか。

  • 商品リサーチの方法?
  • 資金力の差?
  • 代行業者の質?
  • 出店先のモール:Amazom?メルカリ?ヤフオク?BASE?
  • 販売方法:無在庫?有在庫?OEM?
  • ビジネスに避ける時間?
  • 外注の有無や質?
  • ツールの精度?

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商品リサーチがうまくいかないときは?

商品リサーチは、ビジネスの成功において非常に重要な要素です。

しかし、思うように成果が出ない場合、原因を探り、改善策を見出すことが不可欠です。

ここでは、商品リサーチがうまくいかないと感じたときに考慮すべきポイントや具体的な対策について、詳しく解説していきます。

Googleトレンドを使えば、今、世間で何が人気なのか把握できますよ!

 

 

詳しくみていきましょう。

 

市場分析の見直し

商品リサーチがおこなわれない原因のひとつは、市場分析が不十分なことです。

たとえば、ターゲット層や競合商品の動向、トレンドを正確に把握していない場合、リサーチの方向性がずれてしまいます。

市場データの収集や統計情報の解析をおこなうことで、より正確な市場動向を理解し、次に取り組むべき商品選定の軸を見直すことができます。

 

新たな情報収集方法をさがす

情報源が限られていると、偏ったデータに基づくリサーチになりがちです。

たとえば、特定のサイトやSNSだけに頼るのではなく、複数のチャネルから情報を集めることが重要です。

業界の専門誌やオンラインフォーラム、顧客の口コミなど、様々な視点から情報を収集し、総合的な判断をおこなうことが、リサーチの精度向上につながります。

 

リサーチツールの活用する

近年、多くのリサーチツールやソフトウェアが提供されており、これらを活用することで、商品リサーチの効率が飛躍的に向上します。

たとえば、キーワードツールやトレンド分析ツールを使用すれば、需要の変化や市場の熱度をリアルタイムで把握できます。

ツールをうまく活用してデータを整理し、どの商品が注目されているのか、どの分野にニーズがあるのかを見極めることが大切です。

 

出品サイト内の売れ筋ランキングを確認する

メルカリでもAmazonでも、自身が出品しているECサイトにはカテゴリーごとに売れ筋ランキングなどで売れ行きがわかるようになっています。

物販をはじめた頃は確認していたと思いますが、時間が経過しやらなくなった方もいるのではないでしょうか。

基本が大事です。

商品リサーチのはじめに、各出店モールの売れ筋は確認するようにしましょう。

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中国輸入で儲かりやすい商品カテゴリ一覧

中国輸入で儲かりやすい商品カテゴリは、低コストで仕入れやすく、高い利益率を実現できるアイテムが中心です。

たとえば、電子機器、ファッション、雑貨、ホーム用品、アウトドア用品などが挙げられます。

各カテゴリは需要が高く、仕入れ条件や品質チェックをおこなうことで安定した収益が期待できます。

以下の表に、各カテゴリの特徴と例をまとめました。

商品カテゴリ特徴
家電最新技術と低コストが魅力スマホアクセサリー、ガジェット
アパレルトレンドを押さえた商品が多い衣類、アクセサリー
雑貨独自デザインで差別化が可能小物、装飾品
家庭用品実用性とデザイン性を両立キッチン用品、インテリア
アウトドア用品耐久性と機能性に優れ、ニーズが高いキャンプ用品、スポーツ用品

不良品もあるので信頼できる店舗の見分けが大事ですよ!

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中国から輸入できるECサイト

中国から輸入できるECサイトは、低価格で多彩な商品を提供しているため、中国輸入ビジネスの仕入れ先として支持されています。

たとえば、世界的に有名なAlibabaAliExpressは、豊富な商品ラインナップと手頃な価格が魅力で、企業だけでなく個人輸入者にも利用されています。

また、中国国内向けの1688.comは、翻訳機能を活用することで海外からもアクセスしやすく、仕入れの選択肢を広げる手段となっています。

さらに、BanggoodGearbestなどのサイトは、家電やファッション、雑貨など幅広い商品カテゴリを取り扱っており、比較的安全な取引環境が整えられています。

各サイトでは、取引保証やレビューシステムをおこなっており、商品の品質や配送条件を事前に確認することが可能です。

定番のタオバオ天猫をはじめ、各サイトについての詳細は、次の記事を参考にどうぞ。

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中国輸入をやるなら代行業者をパートナーに!

中国輸入は、言語の壁や文化の違い、品質管理、物流手続きなど、初心者には難しい側面が多く存在します。

そこで、信頼できる代行業者をパートナーにすることが成功のポイントです。

代行業者は、現地での交渉や商品の検品、出荷、通関手続きなどをスムーズにおこなってくれるため、複雑なプロセスを安心して任せることが可能です。

たとえば、商品リサーチや価格交渉も迅速におこなうため、トラブルを未然に防ぎ、リスク管理にも役立ちます。

さらに、最新の市場情報や法規制の変更にも柔軟に対応してくれるため、経営の不安要素を大幅に軽減できます。

信頼性や実績をしっかりと確認し、慎重にパートナーを選ぶことで、中国輸入ビジネスの成功率を高めることができるでしょう。

中国輸入代行ができること
  1. 日本語でのサポート
  2. 店舗との交渉・買付
  3. OEM制作の仲介
  4. 検品
  5. 国際発送
  6. 支払い代行
  7. 返品・交換サポート

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まとめ

  • 中国輸入物販は、低コストで始められる魅力がある一方、言語・文化の壁や品質管理、物流の不確実性などのリスクがある。
  • 商品リサーチの難しさと競合の激化が、成功を左右する重要なポイントとなる。
  • 中国国内の物価上昇や為替変動も、仕入れコストに大きな影響を及ぼす。
  • リスクを軽減するため、信頼できる代行業者とのパートナーシップが不可欠である。
  • 継続的な改善と柔軟な戦略が、安定した利益獲得への鍵となる。

ご質問、いつも歓迎です!本日もお読みいただき、ありがとうございました^^

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