
こんにちは!
中国輸入代行「誠」のパンダの社長こと酒井(@makoto1688)です^^
今回は、こちらのご質問にお答えします。
▼無在庫に関するtweet▼
無在庫でも有在庫でもそうで、ネット物販をはじめるなら、まずは、販売先と仕入れ先を決めてください。たとえば、販売先がBASEなのかBUYMAなのかQoo10なのかでも、商品リサーチの手法が変わってきます。仕入れ先も然りです。はじめの設定が大事です
— パンダの社長(酒井隆太)@中国輸入代行-誠 (@makoto1688) January 11, 2025
無在庫でも有在庫でもそうで、ネット物販をはじめるなら、まずは、販売先と仕入れ先を決めてください。たとえば、販売先がBASEなのかBUYMAなのかQoo10なのかでも、商品リサーチの手法が変わってきます。仕入れ先も然りです。はじめの設定が大事です。
この記事は、長年、物販ビジネスを営むパンダの社長が書いています。
それでは、見ていきましょう。
(タップできる)もくじ
無在庫販売での商品リサーチとは?
無在庫販売とは、在庫を持たずに販売する方法です。
この販売方法で成功するためには、商品リサーチの精度が重要です。
需要が高く競争が少ない商品を選ぶことで、効率的な販売が可能になります。
具体的には、AmazonやeBay、Qoo10などのプラットフォームで売れ筋商品を分析し、価格帯や販売数、レビュー数をチェックします。
また、競合他社が扱っていない独自性のある商品を探すこともポイントです。
さらに、リサーチには専用ツール(例:Keepa、Helium 10、Terapeak)を活用すると効率が上がります。
無在庫販売ではリスクを最小限に抑えつつ、利益を最大化するための商品選定が成功の鍵です。
無在庫販売できるプラットフォームは?
無在庫販売が可能なプラットフォームには、国内外を問わず多くの選択肢があります。
代表的な例として、Amazonは広い顧客層と充実した物流システムを活用できるため人気があります。
また、eBayは海外市場にアクセスできるため、国際的に販売を拡大したい人に適しています。
Qoo10はアジア圏で需要の高い商品を扱うのに適しており、特に女性向け商品や日用品が売れやすい傾向にあります。
さらに、ShopifyやBASEなど、自分のネットショップを開設できるプラットフォームも無在庫販売に活用されています。
これらでは自由度が高い販売戦略を展開できます。
選ぶプラットフォームによって求められるスキルや運営方法が異なるため、販売する商品やターゲット市場に応じて最適なプラットフォームを選ぶことが重要です。
無在庫で販売できないプラットフォーム
無在庫販売は在庫リスクを回避できる便利な方法ですが、一部のプラットフォームでは禁止されています。
代表的な例がメルカリやラクマなどのフリマアプリです。
これらのプラットフォームでは、商品の即時発送が求められるため、在庫を持たない販売は規約違反とされています。
また、Amazonでも、正規の仕入れ証明書を求められる場合があり、無在庫販売が困難なケースがあります。
さらに、ヤフオク!や楽天市場でもトラブル防止のため、在庫がない商品を出品することは推奨されていません。
無在庫販売を計画する際は、各プラットフォームの規約をしっかり確認し、違反行為を避けることが重要です。
Amazonで商品リサーチする方法(無在庫)
Amazonは無在庫販売をするうえで非常に人気のあるプラットフォームです。
その理由は、豊富な商品数、多くの顧客層、信頼性の高い物流システムにあります。
しかし、競争が激しいため、売れ筋商品や利益の出る商品を見つける商品リサーチが成功の鍵となります。
ここでは、Amazonで効果的に商品リサーチをおこなう方法を詳しく解説します。
リサーチに役立つツールも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
詳しくみていきましょう。
商品リサーチの流れ
1. 市場の需要を把握する
まず、Amazonのカテゴリーやランキングをチェックして、需要が高い商品の傾向をつかみます。
「ベストセラー」や「トレンド商品」などのランキングページを参考にすると、売れ筋の商品が一目で分かります。
特に、需要が一定で季節に左右されにくい商品を選ぶと、安定した販売が期待できます。
2. 競合を分析する
同じ商品を販売している競合を確認し、その出品数や価格、レビュー数を調べます。
競合が少なくても需要が高い商品は狙い目です。
また、レビュー内容を読むことで、顧客が求める改善点や付加価値のヒントを得られます。
3. リサーチツールを活用する
効率的なリサーチには専用ツールを活用しましょう。
たとえば、以下のツールがおすすめです。
- Keepa:商品の価格変動や売れ筋の傾向を視覚的に確認できるツール。
- Helium 10:キーワード検索や競合分析、商品需要の測定に役立つオールインワンツール。
- Jungle Scout:売上予測や競合分析に強いツールで、初心者にも使いやすい。
4. 利益計算をおこなう
売れ筋商品を見つけたら、販売価格、仕入れ価格、Amazonの手数料をもとに利益率を計算します。
たとえば、AmazonではFBA(フルフィルメント by Amazon)の手数料がかかるため、これを含めた詳細なコスト計算が必要です。
利益が出ると確信できた商品を選びましょう。
とは、書きましたが、経験上、利益計算や管理ができない方がほとんどです。
電卓でカンタンに計算したり、頭で概算したりで商品選定している方が圧倒的に多く、この点がうまくいかない原因の1つになっています。
商品代の他にも、送料や手数料、為替レートなど経費(もしくは原価)がかかります。
数字に強くない人は、Amazon系のコンサルを受けるのが無難です。
5. 需要の安定性を確認する
季節商品や流行商品は需要が偏りがちです。
KeepaやHelium 10のデータを活用して、商品の売れ行きが一年を通して安定しているか確認しましょう。
安定した需要が見込める商品は、無在庫販売でのリスクを減らすことができます。
商品リサーチの注意点
商標権や著作権に注意
ブランド品やキャラクター商品などは商標権や著作権の問題がある場合があります。
販売前に必ず確認してください。
競争過多の商品を避ける
競争が激しい市場では価格競争に巻き込まれる可能性が高く、利益を確保しづらくなります。
適度な競合がある商品を狙うことがポイントです。
eBayで商品リサーチする方法(無在庫)
eBayは世界中で利用されているオンラインマーケットプレイスで、特に無在庫販売に適したプラットフォームのひとつです。
多様な顧客層や幅広い商品カテゴリを持つeBayでは、適切な商品リサーチをおこなうことで、売上と利益を最大化することが可能です。
ここでは、eBayで効果的に商品リサーチをおこなう方法を詳しく解説します。
詳しくみていきましょう。
商品リサーチの流れ
1. 市場のトレンドを把握する
eBayの「Sold Listings(売れた商品)」や「Trending Items(トレンド商品)」を確認することで、現在の人気商品や需要の高いカテゴリを把握できます。
特に「Sold Listings」では、実際に売れた商品の価格や数量がわかるため、売れる商品を特定するのに役立ちます。
2. 競合を分析する
同じ商品を出品している競合セラーを確認し、販売価格、商品の状態、レビューの数を比較します。
また、競合セラーの評価や配送スピード、販売地域なども分析して、自分の販売条件を改善する参考にしましょう。
3. キーワードを活用してリサーチする
商品リサーチの際は、具体的なキーワードを入力して検索精度を高めましょう。
たとえば、「Bluetoothイヤホン 新品」や「ヴィンテージ時計 オークション」など、商品の特徴を細かく指定すると、適切な結果を得やすくなります。
4.リサーチツールを活用する
eBayのリサーチには専用ツールを使うことで、さらに効率的に進められます。
おすすめのツールは以下のとおりです。
- Terapeak:eBay公式の分析ツールで、商品の売上データや価格動向を確認できます。
- Zik Analytics:競合分析や商品リサーチに特化したツールで、初心者から上級者まで活用可能です。
- Title Builder:SEOに強い商品タイトルを作成するのに役立ちます。
5. 利益計算をおこなう
商品をリサーチした後は、利益計算をおこないましょう。
販売価格からeBayの手数料やPayPalの手数料、仕入れコストを差し引いて利益率を確認します。
利益が薄い商品は避け、十分な利益が期待できる商品を選ぶことが重要です。
商品リサーチの注意点
規約違反を避ける
eBayでは、コピー商品やブランド品の無許可販売は規約違反となります。
商標権や著作権に違反していないか、必ず確認しましょう。
シーズン性を考慮する
季節によって需要が変動する商品は、売上が一定しない可能性があります。
季節商品を扱う場合は、需要が高まる時期を正確に予測することが大切です。
配送条件を明確に設定する
海外の顧客が多いeBayでは、配送条件を明確に設定することが信頼性向上につながります。
追跡番号を提供できる配送方法を選ぶことをおすすめします。
Qoo10で商品リサーチする方法(無在庫)
Qoo10は日本やアジア市場で人気のオンラインマーケットプレイスで、多くのユーザーが利用しているプラットフォームです。
特にファッションや美容、日用品といったカテゴリで需要が高く、無在庫販売に適した市場といえます。
しかし、競争が激しいため、適切な商品リサーチをおこなうことが成功の鍵です。
ここでは、Qoo10で商品リサーチをおこなう具体的な方法と売れる商品を見つけるためのポイントを詳しく解説します。
詳しくみていきましょう。
商品リサーチの流れ
1. Qoo10のランキングページを活用する
Qoo10のトップページには、「ベストセラー」や「人気ランキング」といったセクションがあります。
これらを確認することで、現在売れている商品や需要が高いカテゴリを把握できます。
特に、レビュー数や評価が高い商品は、売れる可能性が高い傾向にあります。
2. キーワード検索で売れ筋を特定する
具体的なキーワードを使って商品検索をおこない、売れ筋商品を探します。
たとえば、「韓国コスメ」や「人気スマホケース」といった具体的なキーワードで検索すると、需要が高い商品が表示されます。
また、検索結果を並べ替えて「売れ筋順」を選択することで、実際に売れている商品を効率的に確認できます。
3. 競合セラーを分析する
競合セラーの商品ページを確認し、価格設定やレビュー、販売数を分析します。さらに、競合が提供しているクーポンやセール情報もチェックし、購入者にアピールできる独自のポイントを探します。他のセラーが取り扱っていない商品や、付加価値をつけた販売戦略を立てることが重要です。
4. リサーチツールを活用する
Qoo10には専用のリサーチツールが少ないため、汎用的なツールを活用すると効率が上がります。
たとえば、Googleトレンドや、他のプラットフォームのデータを参考にして、関連性の高い商品や需要の動向を分析するのも効果的です。
5. 利益計算をおこなう
販売価格や送料、Qoo10の手数料を考慮して利益を計算します。
Qoo10では割引クーポンやセールが頻繁におこなわれるため、それらを活用して販売価格を調整することで利益率を最大化できます。
リサーチの注意点
プラットフォーム特有の手数料を確認する
Qoo10では、取引ごとに一定の手数料が発生します。
手数料を正確に把握し、利益を計算することが重要です。
需要の変動に注意する
流行や季節によって需要が大きく変動する商品もあります。
安定した需要が見込める商品を選ぶか、需要のピークを予測して出品することが成功のポイントです。
レビューや評価を重視する
顧客はレビューや評価を参考に購入を決めることが多いため、評価が低い商品は避けるか説明文で補足する工夫をしましょう。
BASEで商品リサーチする方法(無在庫)
BASEは、初心者から経験者まで幅広い層が利用する人気のネットショップ作成サービスです。
特に、在庫を持たない無在庫販売にも適しており、多くの出店者が利用しています。
しかし、競争の激しいオンライン市場で成功するためには、売れる商品を見つける商品リサーチが欠かせません。
ここでは、BASEで効果的に商品リサーチをおこなう方法を解説します。
BASE独自の特徴を活かしたリサーチ手法や注意点についても紹介します。
詳しくみていきましょう。
商品リサーチの流れ
BASE内のショップランキングを確認する
BASEでは、「人気ランキング」や「注目のショップ」などの機能があり、売れている商品の傾向をつかむのに役立ちます。
これを参考に、どのような商品やカテゴリが注目されているのかを把握しましょう。
競合ショップを分析する
BASEで成功している競合ショップを調査し、取り扱っている商品や価格帯、販売ページのデザインを分析します。
たとえば、競合が人気商品としているアイテムをチェックし、自分のショップで差別化できる方法を考えることがポイントです。
SNSを活用してトレンドを把握する
BASEはSNSと相性が良いプラットフォームです。
インスタグラムやTwitterなどのSNSを活用して、どのような商品が注目されているのかをリサーチしましょう。
特に、「#BASEショップ」や「#ハンドメイド」といったハッシュタグを検索することでトレンド商品を簡単に見つけることができます。
ニッチ市場を狙う
競合が多いカテゴリではなく、ニッチな市場に特化することで成功する可能性が高まります。
たとえば、特定の趣味や地域、ライフスタイルに特化した商品を扱うことで他のショップとの差別化が可能です。
リサーチツールを活用する
BASE自体には専用のリサーチツールはありませんが、Googleトレンドやキーワードツールを使うことで、需要の高いキーワードや商品のトレンドを把握できます。
さらに、他のプラットフォーム(Amazonや楽天市場など)の売れ筋情報を参考にするのも効果的です。
商品リサーチの注意点
独自性を重視する
BASEでは誰でもショップを開設できるため、競争が激しい分野では価格競争に巻き込まれることがあります。
オリジナル商品や特化型の商品を扱うことで、競合との差別化を図りましょう。
顧客層を意識する
BASEの利用者は、若い世代やハンドメイド商品に関心の高い層が多い傾向にあります。
ターゲット顧客に合わせた商品選びやデザインが重要です。
SNS連携を最大限活用する
BASEの特徴のひとつであるSNS連携機能を活用し、リサーチ結果を反映した投稿をおこなうことで集客と販売促進につなげられます。
BUYMAで商品リサーチする方法(無在庫)
BUYMA(バイマ)は、日本国内外のブランド商品を取り扱うファッション特化型のプラットフォームで、無在庫販売に適した環境を提供しています。
世界中の商品を簡単に扱えるため、ブランド品やトレンドアイテムを求める顧客に人気があります。
しかし、競争が激しいため、売れる商品を見つけるための商品リサーチが成功の鍵です。
ここでは、BUYMAで効果的に商品リサーチをおこなう方法を詳しく解説します。
詳しくみていきましょう。
商品リサーチの流れ
BUYMAの人気ランキングを活用する
BUYMAの「人気ランキング」や「注目の商品」セクションを確認することで、現在のトレンド商品を把握できます。
これらのランキングは、売上やアクセス数をもとに更新されるため、需要の高い商品を見極める手助けになります。
競合出品者を分析する
成功しているパーソナルショッパー(出品者)のページを訪れ、どのような商品が売れているのかを確認します。
たとえば、出品数、価格帯、レビュー数を分析することで、競合の戦略を把握し自分の出品に活かすことができます。
BUYMA以外のプラットフォームを参考にする
BUYMAはグローバル市場を扱っているため、海外のECサイト(たとえばFarfetchやNet-A-Porter)をチェックして、現地で人気の商品をリサーチします。
これにより、日本国内でまだ流行していない商品を発掘することが可能です。
SNSを活用する
BUYMAではファッションやライフスタイルに敏感な顧客が多いため、InstagramやPinterestなどのSNSでトレンドをリサーチするのも有効です。
特に「#BUYMA」や「#海外ファッション」といったハッシュタグを使うと、注目されているアイテムを簡単に見つけられます。
リサーチツールを活用する
BUYMA専用のリサーチツールは少ないものの、Googleトレンドや他のマーケットプレイスの分析ツールを使うことで、需要のあるキーワードや商品カテゴリを特定できます。
また、BUYMA内の検索結果を「人気順」に並べ替える機能も効果的です。
リサーチの注意点
BUYMAの出品ルールを確認する
ブランド品を扱う場合、正規品であることを証明する必要があります。
出品ルールを確認し、違反にならないよう注意しましょう。
競合過多の商品を避ける
競合が多い商品は価格競争になりやすく、利益を確保しづらい場合があります。
ニッチな商品や限定品を扱うことで、競争を避けることができます。
季節性を考慮する
ファッション商品は季節による需要の変動が大きいため、リサーチ時にはシーズンを意識して商品を選定しましょう。
まとめ
- 無在庫販売の成功には正確な商品リサーチが必須
- Amazon、eBay、Qoo10、BASE、BUYMAなど、それぞれの特性に合ったリサーチをおこないましょう。
- 専用ツールやSNSを活用することで、トレンドや売れ筋商品を素早く見つけることが可能。
- 無在庫販売が禁止されているプラットフォームもあるため、ルールを守ることが大切。
- 競合との差別化や利益率の確保を意識して、安定した無在庫販売を実現しましょう。