こんにちは!
中国輸入代行「誠」のパンダ社長こと酒井(@makoto1688)です^^
今回は、こちらのご質問にお答えします。
▼アリエクスプレスでのクレカ不正利用に関するtweet▼
クレカの不正利用に関するご相談。あくまで、わたしの集計でしかありませんが、タオバオやアリババよりもアリエクスプレスの方が多いです。それぞれのサイトのセキュリティレベル以前に、アリエクの方が国際的に認知されていて、かつtoCなのでフィッシングやマルウェアに合いやすいのかもしれません
— パンダの社長(酒井隆太)@中国輸入代行-誠 (@makoto1688) August 3, 2024
クレカの不正利用に関するご相談。あくまで、わたしの集計でしかありませんが、タオバオやアリババよりもアリエクスプレスの方が多いです。それぞれのサイトのセキュリティレベル以前に、アリエクの方が国際的に認知されていて、かつtoCなのでフィッシングやマルウェアに合いやすいのかもしれません。
この記事は、長年、中国との貿易仲介業を営むパンダ社長が書いています。
それでは見ていきましょう。
(タップできる)もくじ
アリエクスプレスでの不正利用の現状
ALIEXPRESS(アリエクスプレス)
時間かかるけど安いから良い!って言う人いるけど商品が届かなかったり、クレジットカードが不正に使われたりするから気をつけてね!
現実はこんなスカート
16着買って2万円でした〜ってツイートもあるけど安物買いの銭失いって知ってるかな??
買うストア選ばんと pic.twitter.com/wulVxcsFmI— 機動戦士油塗り (@alexander08069) April 22, 2020
アリエクスプレスは、多くのユーザーが利用する世界的なオンラインショッピングプラットフォームです。
しかし、その規模の大きさゆえにクレジットカードの不正利用も増加傾向にあります。
今回は、アリエクスプレスでの不正利用の現状について詳しく見ていきましょう。
詳しく見ていきましょう。
フィッシング詐欺
まず、アリエクスプレスでのクレジットカード不正利用は、主にフィッシング詐欺や情報漏洩によって引き起こされています。
フィッシング詐欺とは、ユーザーを偽のウェブサイトに誘導し、クレジットカード情報や個人情報を盗み取る手口です。
ユーザーが本物と見間違えるような精巧なサイトが作成されているため、被害に遭うケースが後を絶ちません。
また、アリエクスプレスの取引量が多いため、情報漏洩のリスクも高まります。
一度情報が漏洩すると、悪意のある第三者によって不正利用される可能性があります。
セキュリティ意識の低いユーザー
次に、アリエクスプレスでの不正利用の被害は、特に新規ユーザーやセキュリティ意識の低いユーザーに集中しています。
アリエクスプレスを初めて利用するユーザーは、その利便性や低価格に引かれ、セキュリティに対する注意が疎かになりがちです。
たとえば、簡単なパスワードを使用しているケースや、セキュリティ機能が十分に備わっていないクレジットカードを使用している場合があります。
このようなユーザーは、狙われやすく、被害に遭うリスクが高くなります。
国際的な取引の増加
さらに、アリエクスプレスでの不正利用が増加している背景には、国際的な取引の増加も影響しています。
アリエクスプレスは世界中の顧客を対象としているため、国際間の取引が日常的におこなわれています。
このような状況下では、各国のセキュリティ基準や法的規制が異なるため、不正利用を防ぐための一貫した対策が難しくなっています。
特に、海外の悪意のある業者によって仕掛けられる不正取引は、追跡や対処が難しいです。
クレジットカード不正利用の主な手口とは?
クレジットカードの不正利用の手口は日々巧妙化しています。
ここでは、アリエクスプレスでのショッピング時に特に注意すべきクレジットカード不正利用の主な手口について詳しく解説します。
詳しく見ていきましょう。
フィッシング詐欺
フィッシング詐欺は、不正利用の最も一般的な手口の一つです。
攻撃者は、ユーザーを偽のウェブサイトやメールに誘導し、クレジットカード情報や個人情報を入力させることでこれらの情報を盗み取ります。
たとえば、アリエクスプレスを装ったメールで「アカウントが凍結されました。再確認のためにログインしてください」といったメッセージが送られ、偽のログインページに誘導されることがあります
この偽ページは本物に非常によく似ており、ユーザーが入力した情報は即座に攻撃者に渡ります。
マルウェア攻撃
マルウェア攻撃もまた、クレジットカード情報を盗むためによく使われる手口です。
攻撃者は、ユーザーのコンピュータやスマートフォンにマルウェア(悪意のあるソフトウェア)を仕込み、キーロガーなどのツールを使ってクレジットカード情報を収集します。
このマルウェアは、ユーザーがアリエクスプレスなどのオンラインショッピングサイトでクレジットカード情報を入力する際、その情報を記録して攻撃者に送信します。
マルウェアはしばしば偽のアプリやソフトウェアのアップデートとして配布されるため、注意が必要です。
データ漏洩
企業やオンラインプラットフォームからのデータ漏洩も、不正利用の主要な原因となります。
アリエクスプレスを含む大規模なオンラインショッピングサイトは、大量のユーザー情報を保有しているため、これらの情報が攻撃者によって盗まれることがあります。
データ漏洩が発生すると、クレジットカード情報がダークウェブなどで売買され、不正利用されるリスクが高まります。
このような漏洩事件は、ユーザー自身のセキュリティ意識だけで防ぐのが難しいため、定期的なモニタリングや信頼性の高いセキュリティソフトの導入が推奨されます。
カードスキミング
カードスキミングは、物理的なクレジットカードの情報を盗む手口です。
攻撃者は、ATMや店頭のカードリーダーにスキミングデバイスを取り付け、カードの磁気ストライプ情報をコピーします。
この情報を使って偽のカードを作成し、不正利用がおこわれます。
アリエクスプレスでのオンライン取引に直接関連しないように思われるかもしれませんが、カード情報が盗まれた後、その情報を使ってオンラインで不正購入が行われることが多々あります。
ソーシャルエンジニアリング
ソーシャルエンジニアリングは、人間の心理を利用して情報を盗む手法です。攻撃者は、電話やメールを通じてユーザーを騙し、クレジットカード情報を提供させます。
たとえば、「アリエクスプレスのカスタマーサービス」と称して連絡し、セキュリティ確認のためにカード情報を求めるケースがあります。
ユーザーが疑わずに情報を提供すると、その情報が不正利用に使われます。
クレジットカードの不正利用を防ぐための対策
クレジットカードの不正利用は、オンラインショッピングの普及とともに増加している問題です。
しかし、適切な対策を講じることで、そのリスクを大幅に減らすことができます。
ここでは、アリエクスプレスをはじめとするオンラインショッピングでクレジットカードの不正利用を防ぐための具体的な対策について詳しく解説します。
詳しく見ていきましょう。
セキュリティ意識の向上
まず、ユーザー自身のセキュリティ意識を高めることが最も重要です。
公式サイトやアプリのみを利用し、不審なリンクやメールには決してアクセスしないようにしましょう。
アリエクスプレスからの公式な通知やメールには、個人情報やクレジットカード情報を求めることはありませんので、こうしたリクエストには応じないことが重要です。
強固なパスワードの設定
アカウントのパスワードは、強固でユニークなものを設定しましょう。
一般的に、長さが8文字以上で、大文字、小文字、数字、特殊文字を組み合わせたパスワードが推奨されます。
また、同じパスワードを複数のサイトで使い回さないようにし、定期的に変更することも忘れないでください。
二段階認証の利用
二段階認証(2FA)は、アカウントのセキュリティを大幅に向上させる手段です。
アリエクスプレスを含む多くのオンラインプラットフォームでは、ログイン時にパスワードに加えて、携帯電話に送信される確認コードの入力が必要な二段階認証を導入しています。
この機能を有効にすることで、不正アクセスのリスクを大幅に減らすことができます。
クレジットカードのセキュリティ機能
クレジットカード自体にも、セキュリティを強化する機能が備わっています。
たとえば、購入通知機能を設定することで、カードが使用されるたびにリアルタイムで通知を受け取ることができます。
また、利用限度額を設定したり、特定の取引をブロックする機能も活用することで、不正利用のリスクを低減できます。
定期的なアカウントのチェック
クレジットカードの利用明細やアリエクスプレスの購入履歴を定期的にチェックし、不審な取引がないか確認することも重要です。
もし、身に覚えのない取引があった場合は、直ちにカード会社に連絡し、調査を依頼しましょう。
早期発見が被害を最小限に抑える鍵となります。
セキュリティソフトの導入
コンピュータやスマートフォンにセキュリティソフトを導入し、常に最新の状態に保つことも、不正利用を防ぐための効果的な手段です。
これにより、マルウェアやフィッシングサイトへのアクセスを防ぎ、デバイスの安全性を確保することができます。
公共のWi-Fiの利用を避ける
オンラインショッピングやクレジットカード情報の入力は、公共のWi-Fiを利用する際には避けましょう。
公共のWi-Fiはセキュリティが脆弱であり、通信が傍受されるリスクが高いため、自宅や信頼できるネットワーク環境でのみ行うようにしましょう。
不正利用が発生した場合の対応方法
クレジットカードの不正利用が発生した場合、迅速かつ適切な対応が重要です。
以下では、不正利用が発覚した際に取るべき具体的な対応方法について説明します。
詳しく見ていきましょう。
すぐにカード会社に連絡する
不正利用が疑われる場合、最初におこなうべきことは、クレジットカード会社に直ちに連絡することです。
カード会社の緊急連絡先はカード裏面や公式ウェブサイトに記載されています。
連絡を受けたカード会社は、カードを一時停止し、不正な取引の調査を開始します。
また、不正利用が確認された場合、カード会社は新しいカードを発行し、古いカードを無効化します。
利用明細の確認と記録
次に、クレジットカードの利用明細を詳細に確認し、不正利用の証拠を記録します。
特に、不審な取引の日時、金額、取引先を正確に記録しておくことが重要です。
この情報は、後でカード会社や警察に報告する際に役立ちます。
記録を残しておくことで、被害額の補償手続きが円滑に進むでしょう。
警察に被害届を提出する
クレジットカードの不正利用は犯罪ですので、警察に被害届を提出しましょう。
被害届を提出することで、正式な記録が作成され、捜査が進められます。
警察への報告は、カード会社との補償手続きや保険の請求にも必要な場合があります。
警察に提出する際には、利用明細のコピーや不正利用の記録を持参しましょう。
パスワードの変更とセキュリティ設定の見直し
不正利用が発生した場合、アカウントのパスワードを直ちに変更し、セキュリティ設定を見直してください。
強固なパスワードに変更し、二段階認証を有効にするなど、セキュリティを強化することで、再発を防ぐことができます。
また、他のオンラインサービスで同じパスワードを使用している場合は、それらのパスワードも変更しておきましょう。
クレジットモニタリングサービスの利用
不正利用の発生後は、クレジットモニタリングサービスを利用することで、さらなる被害を防ぐことができます。
これにより、クレジットレポートに不審な活動があった場合、即座に通知を受け取ることができます。
多くのカード会社や信用情報機関がこのサービスを提供しており、利用者の信用情報を保護するのに役立ちます。
アリエクスプレスで安全に支払うおすすめの方法
アリエクスプレスでのショッピングを安全に楽しむためには、信頼性の高い支払い方法を選ぶことが重要です。
多くの支払い方法が提供されていますが、その中でも特におすすめなのはコンビニ払いです。
ここでは、コンビニ払いの利点と安全に支払うための方法について詳しく説明します。
コンビニ払いの利点
コンビニ払いは、特に日本国内で広く利用されている支払い方法で、その利便性と安全性から多くのユーザーに支持されています。
アリエクスプレスでのコンビニ払いの主な利点は以下のとおりです。
まず、クレジットカード情報を提供する必要がないため、オンライン上での情報漏洩リスクを大幅に軽減できます。
クレジットカードを使用する場合、不正利用のリスクが常に伴いますが、コンビニ払いではその心配がありません。
次に、コンビニ払いは、現金で支払いができるため、クレジットカードやデビットカードを持たない人でも利用可能です。
これにより、幅広い層のユーザーがアリエクスプレスでのショッピングを楽しむことができます。
また、日本全国の多くのコンビニエンスストアで24時間利用できるため、時間や場所を問わずに支払いが完了できるという利便性も大きな魅力です。
これにより、忙しい日常生活の中でも、手軽に支払いを済ませることができます。
コンビニ払い以外の安全な支払い方法
コンビニ払い以外にも、アリエクスプレスでは安全な支払い方法がいくつか提供されています。
たとえば、PayPalやAlipayなどのオンライン決済サービスは、追加のセキュリティ層を提供し、安全な取引を可能にします。
これらのサービスを利用することで、クレジットカード情報を直接アリエクスプレスに提供することなく、安全に支払いを行うことができます。
まとめ
アリエクスプレスでのクレジットカード不正利用を防ぐためには、ユーザー自身のセキュリティ意識を高め、適切な対策を講じることが重要です。
不正利用の手口は日々巧妙化しており、フィッシング詐欺やマルウェア攻撃、データ漏洩、カードスキミング、ソーシャルエンジニアリングなど多岐にわたります。
これらのリスクに対処するためには、強固なパスワードの設定や二段階認証の利用、定期的なアカウントのチェック、セキュリティソフトの導入といった基本的なセキュリティ対策を徹底することが不可欠です。
また、不正利用が発生した場合には、迅速にカード会社に連絡し、警察に被害届を提出するなどの適切な対応を取ることが被害を最小限に抑える鍵となります。
アリエクスプレスでの安全な支払い方法としては、クレジットカード情報を提供せずに利用できるコンビニ払いが特におすすめです。
これにより、オンライン上での情報漏洩リスクを大幅に軽減し、現金での支払いも可能となります。
ご質問、いつも歓迎です!
本日もお読みいただき、ありがとうございました^^