中国輸入の価格設定|赤字を防ぐ利益計算と失敗しない3つのコツ

こんにちは!

中国輸入代行-誠(Makoto)のパンダ社長こと酒井隆太(@makoto1688)です^^

 

子パンダ

子パンダ
中国輸入をはじめましたが、利益が残りません。
価格設定の仕方がわからず、感覚で決めています。
赤字を防ぐポイントを教えてください!

今回は、こちらの疑問にお答えします。

 

価格設定や利益率に関するPost

この記事は、長年中国輸入ビジネスを営むパンダ社長が執筆しています。

パンダ社長
代行業者として、たくさんの「赤字事例」を見てきました。
確実に利益を残す価格設定のロジックを、順番に解説しますね^^

それでは見ていきましょう。

 

中国輸入の価格設定の基本|利益が残る計算式

中国輸入の価格設定と利益計算式

中国輸入の価格設定は「安く仕入れて高く売る」が基本です。

しかし初心者の多くが、隠れたコストを見落とします。

その結果、売れているのに利益が残らない状態に陥ります。

まずは、利益が残る計算式を頭に入れましょう。

この式が、すべての価格設定のスタートラインです。

利益 = 販売価格 -(仕入原価 + 諸経費 + 販売手数料)

 

詳しくみていきましょう。

 

価格設定の前に押さえる「7つのコスト」

商品を1つ売るために、最低限かかるコストは7つあります。

これらをエクセル等で管理し、1円単位で把握しましょう。

  • 商品代金:中国のECサイトでの購入価格
  • 中国国内送料:ショップから代行業者までの送料
  • 代行手数料:検品や買い付けの代行費用
  • 国際送料:中国から日本(または顧客)への運賃
  • 関税・消費税:輸入時にかかる税金
  • 振込・為替手数料:代行業者への送金コスト
  • 販売手数料:メルカリやAmazonなど販路の手数料

 

この7つを合計したものが、その商品の「本当の原価」です。

原価を1円単位で出す具体的な計算方法は、別記事で詳しく解説しています。

パンダ社長
有在庫でも無在庫でも、この7つは必ず発生します。
1円単位でエクセル管理するのが、赤字を防ぐ第一歩ですよ^^

 

商品代金だけで決めると赤字になる理由

「商品代金が50元だから、1,000円くらいでしょ?」

この考え方が、もっとも危険な赤字のパターンです。

たとえば為替レートが1元=20円でも、代行業者の「為替手数料」が1円乗れば21円計算になります。

50元 ×(20円 + 手数料1円)= 1,050円

 

さらに、ここへ国際送料と関税が加わります。

国際送料は、軽量な「小型包装物」でも1,000円程度はかかります。

つまり、原価だけで1,500円〜2,000円になることも珍しくありません。

関税の計算は複雑ですが、価格設定では避けて通れません。

参考主な商品の関税率の目安(税関)

 

失敗しない中国輸入の価格設定【3ステップ】

中国輸入の価格設定3ステップ

原価が把握できたら、次は具体的な販売価格を決めます。

価格設定は、以下の3ステップで進めると迷いがなくなります。

順番を守るだけで、感覚での値付けから卒業できます。

特に重要なのは、原価を出す前に売価を決めないことです。

 

詳しくみていきましょう。

 

①すべての原価を1円単位で出す

最初に、先ほどの7つのコストをすべて足します。

ここで1項目でも漏らすと、価格設定そのものが崩れます。

代行業者を使う場合は、見積もりや明細から正確な数字を取りましょう。

原価が確定してはじめて、売価を考えるスタートラインに立てます。

 

②目標の利益額・利益率を決める

原価が出たら、いくら利益を乗せるかを決めます。

ここで「利益額」と「利益率」のどちらを基準にするか迷う方が多いです。

結論、初心者のうちは「利益額」を固定するのが安全です。

「1個売れたら1,000円残る」という設定からはじめましょう。

利益額(初心者向け)利益率(中級者向け)
1個あたり〇〇円と決める。計算が簡単で確実。売上の〇〇%と決める。資金効率が良くなる。

中国輸入では、利益率20%〜30%が一般的な目安とされています。

高単価商品は利益率、低単価商品は利益額で考えるとスムーズです。

利益率の相場や手法別の考え方は、こちらで詳しく解説しています。

パンダ社長
計算が苦手な方は、まずエクセルの数式を覚えましょう。
入力するだけで売価が出る仕組みにすると、感覚値付けを防げますよ^^

 

③競合の販売価格を見て調整する

最後に、ライバルが同じ商品をいくらで売っているか確認します。

目標売価が相場より高すぎると、当然売れません。

逆に、相場より極端に安いと値下げ競争の引き金になります。

「原価+目標利益」と「相場」の間で、現実的な価格を決めるのがコツです。

原価割れする価格でしか勝負できない商品は、そもそも仕入れを見送る判断も大切です。

 

販売先別|価格に必ず織り込む手数料

販売先別の手数料比較

価格設定で見落としがちなのが、販売先ごとの「販売手数料」です。

手数料は販路によって大きく異なり、利益を直接削ります。

手数料が高い販路ほど、その分を売価に上乗せする必要があります。

主要な販路の手数料の目安をまとめました。

販売先販売手数料の目安
メルカリ販売価格の10%
Amazon8〜15%+FBA利用料(カテゴリで変動)
ヤフオク!落札価格の約10%(プレミアム会員 約8.8%)
Yahoo!フリマ販売価格の5%
自社EC(BASE・Shopify等)3〜6%程度+決済手数料

たとえばメルカリで2,000円の商品を売ると、200円が手数料で引かれます。

この200円を原価に含めて計算しないと、利益額が目標を下回ります。

手数料は「コストの一部」と考え、必ず売価に織り込みましょう。

なお手数料は改定されることがあるため、最新の料率は各サービスの公式情報で確認してください。

 

中国輸入の価格設定でよくある失敗と損益分岐点

中国輸入の価格設定ミスと損益分岐点

価格設定でつまずく人には、共通した失敗パターンがあります。

ここでは、代行業者として特によく見る3つの落とし穴を紹介します。

どれも事前に知っておくだけで、回避できるものばかりです。

 

詳しくみていきましょう。

 

評価集めのために安く売り続ける

「評価を集めたいから、気持ち安めに設定する」

初心者が最も陥りやすい、赤字の入口です。

最初の数件だけ薄利にするのは、評価を貯める戦略として有効です。

しかし、安いまま売り続けると、赤字が常態化します。

評価が10件ほど貯まったら、目標利益を乗せた価格へ戻しましょう。

パンダ社長
評価集めの安売りは、最初の数件だけにしてください。
ずっと薄利で売ると、赤字が当たり前になってしまいますよ。

 

月額固定費を見落とす(損益分岐点を下げる)

代行業者の「月額利用料」も、立派なコストの一部です。

たとえば月額2万円なら、利益2万円までは実質赤字です。

注文数が少ない時期に、高い固定費を払うメリットは薄いです。

初心者は、まず固定費を下げて損益分岐点を低くすることを優先しましょう。

初心者の鉄則
注文が安定するまでは、使った分だけ払う「月額無料」を選びましょう。

代行手数料の相場や、誠の料金体系は以下を参考にしてください。

パンダ社長
私自身、無在庫で月額費を払うメリットは少ないと感じています。
まずは固定費を削り、利益が出やすい体質を作りましょう^^

 

値下げ競争に巻き込まれる

同じ商品を多くの人が売る「相乗り」では、値下げ競争が起きます。

利益計算をして仕入れても、競争で結局赤字、というケースは珍しくありません。

単純転売である以上、ある程度の価格競争は避けられません。

消耗戦から抜けるには、価格以外で選ばれる商品にするのが近道です。

具体的には、セット販売やオリジナル化(OEM)による差別化が有効です。

パンダ社長
値下げ競争は、体力勝負になって消耗します。
比較されない商品づくりへ、早めに舵を切るのがおすすめですよ^^

 

中国輸入の価格設定でよくある質問

最後に、価格設定でつまずきやすい疑問を、代行業者の視点でまとめました。

 

詳しくみていきましょう。

 

無在庫でも価格設定のタイミングは同じですか?

無在庫でも有在庫でも、価格は出品前に決めます。

売れてから仕入れる無在庫でも、販売前のステップは有在庫と同じだからです。

見積もりベースで原価を確定し、利益を乗せた売価を先に設定しましょう。

感覚で安く出すと、売れた瞬間に赤字が確定します。

 

評価を集めるために安く売っても大丈夫ですか?

最初の数件だけ薄利にするのは有効です。

ただし安いまま売り続けると、赤字が常態化します。

評価が10件ほど貯まったら、目標利益を乗せた価格へ戻してください。

 

ライバルと価格競争になったらどうすればいいですか?

単純転売(相乗り)では、値下げ競争はある程度避けられません。

消耗戦から抜けるには、セット販売やオリジナル化(OEM)で差別化しましょう。

価格だけで比較されない商品を作るのが近道です。

 

価格設定に使えるツールはありますか?

専用ツールがなくても、エクセルで十分対応できます。

「原価7項目→目標利益→売価」を自動計算する表を作りましょう。

入力するだけで売価が出る仕組みにすれば、感覚での値付けを防げます。

 

まとめ

  • 計算式:利益 = 販売価格 -(仕入原価 + 諸経費 + 販売手数料)
  • 原価の正体:商品代だけでなく、国際送料・関税・手数料も含めて計算する
  • 失敗を防ぐコツ:初心者は利益額を固定し、月額無料の代行を使い、安売りを続けない
パンダ社長
ご質問はいつでも歓迎です!
本日もお読みいただき、ありがとうございました^^
中国輸入代行 誠
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