中国OEMのアイディア出し|売れる商品を見つけるためには?

こんにちは!

中国輸入代行「誠」のパンダの社長こと酒井(@makoto1688)です^^

 

子侍くん
中国でのOEMに興味がありますが、何をOEMしたらいいのかなかなかアイディアが出てきません。どのように進めていくのがよいでしょうか?

今回は、こちらのご質問にお答えします。

 

中国OEMに関するtweet

何をOEMしたらよいかわからない。という相談は、比較的よく受けるものです。OEMをする理由は「売れるため」以前に、既製品の不具合や欠点をブラシアップしよりよくすること。ですから、何をではなく、普段使いの身の回りの製品と向き合い、不便を便利に変える。この視点が大事なんだと思います‍よ。

この記事は、長年、中国OEM代行を営むパンダの社長が書いています。

パンダの社長
まずは、普段使いの商品に特化するのがよいと思いますよ!

 

それでは、見ていきましょう。

 

中国OEM商品を作るときの視点(アイディア出し)

中国OEMに興味はあるけれど、何をOEMしたらよいかという疑問をお持ちの方は案外いらっしゃるかもしれません。

中国OEMにはじめて挑戦する方でも理解しやすいよう、実際の体験や具体例を交えながら、効果的な商品アイディアの見つけ方を解説します。

ここで紹介する視点を活用し、成功に向けた第一歩を踏み出しましょう。

何をOEMしようか。ではなく、普段の生活の中で自然にでてきたアイディアの方が売れますし、開発しなくてはいけないというストレスが開放され、のびのびと中国OEMを進めることができますよ!

 

 

詳しくみていきましょう。

 

①普段使いの商品から選ぶ

普段から自分が利用している商品に注目することで、自然と改良のヒントが生まれます。

たとえば、毎日使うキッチン用品や文房具の使い心地に違和感を感じた経験が、新商品のアイディアに繋がります。

実際に手に取って使ってみることで、改善すべきポイントが明確になります。

日常生活の中で感じた小さな不便さが独自性のあるOEM商品の種となります。

その体験を元に、使いやすさを追求した製品設計を目指しましょう。

自身の体験が商品開発の種になりますよ!

 

②既製品で売れている商品から選ぶ

市場で実績のある既製品は、需要が高く成功しやすいエビデンスになります。

たとえば、スマホアクセサリーやフィットネスグッズなど、既に売れている商品に着目することで安心感が得られます。

実績のない商品を無理にOEMしても、市場の反応は厳しい可能性があります。

売れている商品をベースにすることで、確かな需要を見込めるメリットがあります。

これにより、はじめてのOEMでもリスクを最小限に抑えた商品開発ができます。

売れていない商品は、OEMしてもあまり売れない傾向にあります!

 

③商品に疑問を持つ

購入した商品の使用中に、改善すべき点に疑問を持つことが大切です。

たとえば、操作性や耐久性に不安を感じるシーンを具体的に洗い出します。

実際に使用してみることで、見落としがちな不便さに気づくことができます。

自分の体験をもとに具体的な改良点を整理することで、より魅力的なOEM商品に仕上げられます。

このプロセスが、消費者に寄り添った商品開発の原動力となります。

使い勝手の悪さや改良点を意識しながら実際に使用することが商品開発につながります!

 

④レビューを確認する

ユーザーが実際に使った感想は、商品の改良に欠かせない情報源です。

特にネガティブなレビューは、改善すべき点が明確に示されているため非常に参考になります。

たとえば、サイズ感や素材の質に関する不満が改善策のヒントになります。

レビューを徹底的にチェックすることで、市場の声を反映した改良が可能となります。そ

の結果、より高品質で使いやすいOEM商品を実現できます。

注意したいのは、ネガレビューだけで開発することです。ここでも実際に手に取って体験してみることが大事ですよ!

 

⑤ 改良点を明確にする

ユーザーのフィードバックと自分の体験をもとに、具体的な改善策をリストアップします。

たとえば、商品のカラーバリエーションを増やしたり、サイズ展開を広げることが考えられます。

さらに、機能性の向上や新たな機能の追加も検討することが重要です.。

改良点を明確にすることで、消費者が求める商品に近づけることができます。

最終的に、実践可能な改善策を取り入れたOEM商品が、競争力のある商品として市場に出回ります。

たとえば、アパレルの既存バリエーションに黒がない商品は、黒を入れるだけで売れやすいです。商品の用途ごとに、定番はありますし、類似商品のカラーや機能性もチェックすることも大事ですよ!

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中国OEMのアイディア出しの具体例

中国OEMで初めて商品開発に挑戦する方のために、具体的なアイディア出しの例を紹介します。

市場でのニーズや実際の使用体験からヒントを得ることで、他社との差別化が図れるOEM商品を生み出すことができます。

ここでは、各カテゴリごとの具体例とそのポイントをわかりやすく解説します。

あくまで例です。繰り返しになりますが、個々の商品を手にとって体験することが大事ですよ!

 

 

詳しくみていきましょう。

 

スマートフォンケース

スマートフォンケースは、日常で頻繁に使うアイテムとして、機能性とデザインの両立が求められます。

たとえば、軽量でありながら耐衝撃性に優れた素材を採用することで、安心感を提供できます。

カラーバリエーションや素材の違いを工夫し、ターゲット層に合わせた独自性を出すことが可能です。

実際に使用してみた際の不便な点を改善することで、さらに使いやすい製品に仕上げられます。

普段使いからOEMしやすいのですが、このカテゴリは競合も多いのでわたしは避けています!

 

カメラガジェット

カメラガジェットは、写真撮影の体験を向上させるアクセサリーとして注目されています。

たとえば、スマートフォンに装着できるレンズキットは、撮影の幅を広げるために人気があります。

使用中の操作性や互換性に疑問を感じた点を改良することで、ユーザー満足度が向上します。

OEMメーカーと連携し、最新技術を取り入れた製品開発を進めることが重要です。

カメラ好きには最適ですね!

 

PC周辺ガジェット

PC周辺ガジェットは、デスクワークやゲーミング環境を快適にするための必需品です。

たとえば、エルゴノミックデザインのキーボードや高精度なマウスがユーザーに好評です。

実際に使用して感じた小さな不便さを改善点として取り入れることが、競争力を高める秘訣です。

OEMを利用することで、他社にはない独自の機能やデザインを実現できます。

PC周辺の環境にこだわりがある人には最適ですね!Anker好きとか。

 

アウトドア用品

アウトドア用品は、実際のアウトドア活動での利便性や耐久性が重要視されます。

たとえば、軽量で持ち運びが容易なキャンプ用具や多機能なポータブルチェアは高い需要があります。

現場での実際の使用感から、組み立ての手間や耐候性の改善点を見つけることができます。

OEMで製品を作ることで、実用性に優れたアウトドア用品を提供するチャンスが広がります。

キャンプが好きかって大事です!

 

キッチン用品

キッチン用品は、日常の調理や食事シーンで欠かせないアイテムとして重宝されます。

たとえば、熱に強い調理器具や収納に工夫を凝らした食器は、多くの家庭で利用されています。

実際の調理体験を通じて、使い勝手や耐久性に関する改良点を洗い出すことができます。

OEMを利用して、素材やデザイン、機能性のバランスを最適化した商品を作ることが可能です。

普段からキッチンに立っている人こそ、すでにアイディアを持っているかもしれませんよ!

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中国OEM商品を出品に適したECサイト

中国OEM商品を日本の消費者に届けるためには、適切なECサイト選びが重要です。

各サイトには特徴や強みがあり、出品する商品の性質やターゲット層に合わせた戦略が求められます。

ここでは、各ECサイトのメリット・デメリットを解説します。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

メルカリやBASEは売れない

メルカリやBASEは初期費用がかからず、出品が無料であるためリスクが低いです。

とはいえ、OEM商品とは客層が異なり、また他の大型ECサイトに比べて販売チャンスが少ない傾向にあります。

個人間の取引が中心となるため、価格競争に巻き込まれやすいという問題もあります。

また、商品の露出が限定されるため、広い客層にリーチするのが難しい面もあります。

そのため、これらのプラットフォームは副次的な販売チャネルとして活用するのが現実的です。

わたしの経験です。メルカリやBASEでOEM品が売れた試しはないですね...

 

Amazonが最適

Amazonは広範な顧客層にアクセスできるため、中国OEM商品の販売に適しています。

カテゴリーで絞り込む機能や、Keepaセラースプライトといったリサーチツールを活用することで、効率的な市場調査が可能です。

実際、多くの中国OEMセラーがAmazonを中心に出品し、成功を収めています。

また、レビュー機能やランキングシステムにより、商品の改善や新たなアイディアを得やすい環境が整っています。

このため、Amazonは初心者でも取り組みやすいプラットフォームとして最適です。

中国輸入のOEM関連の書籍でも、ほぼほぼAmazonを使ったOEMとして解説していることからもわかりますよね!

 

サブ的に楽天市場やYahooショッピングへも出品

楽天市場やYahooショッピングは、主要なECサイトと比べると客層が異なり、ニッチな市場に適しています。

特定の客層にアプローチすることで、思わぬ販売チャンスが生まれることもあります。

たとえば、楽天市場ではポイント還元やキャンペーンが効果的に働き、リピーター獲得に繋がる場合があります。

一方、Yahooショッピングは出品手数料やシステム利用料が異なるため、価格設定や利益率の調整が必要になることもあります。

そのため、これらのプラットフォームはAmazonの副次的なチャネルとして戦略的に活用することが望ましいです。

FBAマルチチャンネル機能を使えば、在庫をFBAで保管し、楽天市場やYahooショッピングで売れたら発送する。といったこともできますよ!

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まとめ

  • 中国OEM商品開発は、日常の使用体験や既製品の成功例からヒントを得ることが重要です。
  • 実際の使用感やユーザーレビューから改善点を洗い出し、独自の価値を創出します。
  • 市場調査ツールやカテゴリー分析を活用して、需要がある商品を見極めます。
  • Amazonを中心に、楽天市場やYahooショッピングなど副次的なチャネルも併用する戦略が有効です。
  • 継続的な改良とフィードバックの反映が、競争力のあるOEM商品の成功につながります。

ご質問、いつも歓迎です!本日もお読みいただき、ありがとうございました^^

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