EMSが通関手続中のまま動かない!7つの理由と平均日数・対処法

こんにちは!

中国輸入代行-誠(Makoto)のパンダの社長こと酒井隆太(@makoto1688)です^^

 

パンダ娘
EMSの追跡画面を見たら『通関手続中』から動かないです。
いつもより長い期間止まっていますが、トラブルでしょうか。
アドバイスいただけますと助かります。

今回は、こちらのご質問にお答えします。

 

通関手続きに関するPost

この記事は、長年、中国輸入代行を営むパンダの社長が書いています。

パンダの社長
この記事では、EMSや国際郵便が「通関手続中」で止まる理由を解説します。
動かない時の具体的な対処法も、税関の実情を交えて詳しくお伝えしますよ!

それでは見ていきましょう。

 

(タップできる)もくじ

EMSの追跡「通関手続中」とは?平均日数と土日の扱い

EMSの通関手続きを行う日本の税関検査場

「通関手続中」とは、日本の税関で荷物の検査をしている最中のステータスです。

関税の計算や、違法なものが入っていないかを確認しています。

この間は、まだ日本郵便に荷物が引き渡されていません。

税関の厳しい管理下に置かれている状態と言えます。

 

詳しくみていきましょう。

 

通常は1〜3日で「国際交換局から発送」へ変わる

輸入する荷物に特に問題がなければ、審査はすぐに終わります。

平均1日〜3日で「国際交換局から発送」へ切り替わるのが通常です。

税関では、荷物をリスクに応じていくつかの区分に分けて処理します。

問題ないと判断された荷物は、簡単な書面審査だけで素早く通過します。

しかし、ランダムな検査対象に選ばれることもあります。

書類に不備が見つかると、1週間以上動かないことも珍しくありません。

「3日経っても動かない…」と不安になるかもしれません。

まずは落ち着いて、数日間は状況を見守りましょう。

【参考情報】
輸入貨物の到着から引き取りまでの手続きについては、ジェトロの情報を参考にしてください。
輸入貨物の到着から引き取りまでの手続き:日本

 

土日・祝日は税関が休み?通関業務の営業時間

「金曜日に通関手続中になったまま、土日全く動かない」

これは、国際郵便を待つ方がよく経験するケースです。

実は、主要な税関外郵出張所は土日祝日も税関検査を行っています。

完全に休みというわけではないので、ご安心ください。

しかし、平日と比べて出勤している職員の数は少なくなります。

稼働している検査レーンも限られるため、処理スピードは落ちてしまいます。

そのため、週末に差し掛かると審査が月曜日に持ち越されやすいのです。

週明けの月曜日にステータスが一気に更新されることが多いのはこのためです。

 

EMSが「通関手続中」から動かない・長すぎる7つの理由

検索データを見ても、「通関手続中 動かない」と悩む方は非常に多いです。

ここでは、税関で荷物がストップしてしまう主な原因を7つ紹介します。

 

詳しくみていきましょう。

 

1. 輸入禁止・規制品の疑い(二次検査・X線)

税関のX線検査で調べられる国際郵便の荷物

X線検査などで「怪しい」と判断されると、さらに詳しい検査に回されます。

実際に段ボールを開けて中身を確認する「開封検査(二次検査)」です。

偽ブランド品などの商標権侵害物品が疑われるケースが代表的です。

また、ワシントン条約に触れる素材(革製品など)がないかもチェックされます。

二次検査の列に並び直すことになるため、通常より時間がかかります。

数日〜1週間程度は余計に待たされると考えておきましょう。

AliExpress(アリエク)などの個人輸入は検査対象になりやすいです。
法人の正規輸入であれば、比較的スムーズに通関できますよ!

 

2. インボイス(内容品・価格)の記載不備・価格確認

荷物に貼られた書類(インボイス)の記載が不十分な場合です。

「価格」や「品名」が曖昧だと、税関職員が内容を判断できずストップします。

例えば、品名が「Gift」や「Accessories」などと大雑把に書かれている場合です。

これでは中身が特定できないため、正確な関税を計算できません。

この場合、内容を証明する書類の提出を求められます。

税関から受取人へ、ハガキで直接問い合わせが来るのが一般的です。

 

3. 春節や国慶節など中国側の大型連休の影響

中国の大型連休中は、現地からの国際発送が完全にストップします。

そして連休明けに、溜まっていた荷物が一気に日本へ押し寄せます。

特に1月〜2月の春節や、10月の国慶節の直後は要注意です。

日本の税関の処理能力を超えてしまい、パンク状態になります。

この時期に重なった場合は、通常より1週間以上遅れることも覚悟しましょう。

 

4. 年末年始やクリスマス等の国際郵便の繁忙期

11月下旬のブラックフライデーからクリスマスにかけても混雑します。

年末年始は、世界中から日本へ向かう国際郵便の貨物量が急増します。

通常の何倍にも膨れ上がるため、税関も人員を増やして対応します。

それでも処理が追いつかず、「順番待ち」で数日止まることはよくあります。

イベント時期の輸入は、余裕を持ったスケジュールが必須です。

 

5. 知的財産権侵害物品などの「集中検査期間」

財務省の統計によると、コピー品の多くが中国由来とされています。

そのため、税関では定期的に「検査強化期間」が設けられます。

これは違法な物品の流入を水際で食い止めるための措置です。

この期間に当たると、すべての荷物のチェックが厳しくなります。

全く問題のない正常な荷物でも、順番待ちが発生してしまいます。

結果として、通関完了まで通常より時間がかかってしまうのです。

 

6. 取扱量が多い「川崎東郵便局」での慢性的な混雑

日本に届く国際郵便の多くは、「川崎東郵便局」に集まります。

ここは日本最大級の国際交換局であり、日々膨大な荷物を処理しています。

そのため、他の地方の局と比べて慢性的に混雑しやすい傾向があります。

ステータスが「川崎東」にある場合は、少し長めに待つ必要があります。

他の局よりも+1日〜2日は長くかかると見ておいた方が良いでしょう。

 

7. 関税や消費税の算出に時間がかかっている

関税額を正しく決定するためには、正確な情報が必要です。

税関職員が市場価格を調べたり、素材を特定したりするのに時間がかかります。

特に「アンダーバリュー」が疑われると、処理はピタッと止まります。

これは、関税を逃れるために価格を不当に安く申告する違法行為です。

適正な価格を証明するため、購入履歴などの資料提出が求められます。

 

要注意!「通関手続中」が2回・3回と複数回表示される理由

通関手続中が複数回表示されているEMSの追跡画面

追跡画面を見ていると、不思議な現象が起きることがあります。

「通関手続中」という表示が、2回、3回と連続して更新されるのです。

バグではなく、これには税関の内部事情という明確な理由があります。

 

「通関手続中」が複数回表示される最も多い理由は、次のステップの検査に回されたサインです。

例えば、1回目の表示は「X線検査の開始」を意味します。

そこで疑わしい点があったため、翌日に「開封検査」へ進みます。

これが2回目の「通関手続中」として記録される仕組みです。

また、日曜日に手続きが保留され、月曜日に担当者が変わった時にも更新されます。

複数回表示されたからといって、必ずしも没収されるわけではありません。

表示が何度も更新される時は、税関の担当者がしっかり中身を確認している証拠です。
やましい物がなければ、堂々と待っていれば大丈夫です!

 

1週間以上動かない…通関手続中のまま止まる時の対処法

「1週間以上動かない…」という場合は、トラブルの可能性が高まります。

こちらからアクションを起こす方法は、主に以下の2つしかありません。

 

詳しくみていきましょう。

 

対処法1:管轄の国際交換局(郵便局)へ電話で問い合わせる

どうしても不安な場合は、ステータスに表示されている国際交換局へ電話をします。

例えば「川崎東郵便局」の窓口などに直接連絡してみましょう。

追跡番号を伝えて「通関手続中から動かない」と伝えます。

すると、現在の状況(書類待ちなのか、検査中なのか)を教えてくれることがあります。

ただし、郵便局の窓口では詳細な理由は把握していません。

「税関が現在審査中です」以上の回答は持っていないことがほとんどです。

こちらから電話をして、審査を急かすことは絶対にできません。

 

対処法2:「税関からのお知らせ」ハガキが届くのを待つ

税関から届く外国から到着した郵便物の税関手続のお知らせハガキ

もし荷物に問題があれば、税関から必ず書面で連絡が来ます。

「外国から到着した郵便物の税関手続のお知らせ」というハガキです。

価格不明や、輸入禁止品の疑いがある場合に送られてきます。

ハガキが届いたら、内容に従って「インボイス(購入履歴)」などを提出しましょう。

逆に言えば、ハガキが来ないうちは「おとなしく待つしかない」のが実情です。

 

【注意】アリエク(AliExpress)の出品者に連絡しても解決しない

アリエクで購入した荷物が止まった時、セラーにメッセージを送る方がいます。

しかし、これは全く意味がない行動なので注意してください。

日本の税関の権限は絶対であり、海外の出品者にはどうすることもできません。

中国にいる出品者が、日本の税関に口出しすることは不可能です。

出品者に「早く送って!」と怒っても、問題は解決しません。

日本の税関の処理が終わるのを、静かに待つのが一番の近道です。

 

【Q&A】通関手続中に関するよくある疑問

最後に、通関手続きに関してよく頂く疑問にお答えします。

 

詳しくみていきましょう。

 

通関が長いと関税が高くなるって本当?

いいえ、関係ありません。

関税額は「品目(材質)」と「商品価格」で法律によって決まります。

税関で何日保管されても、駐車場のような延長料金が加算されることはありません。

 

長く止まっていると没収・廃棄される確率が高い?

必ずしもそうとは限りません。

単に荷物が多すぎて混雑しているだけのケースがほとんどです。

ただし、偽ブランド品などの場合は「認定手続」という専門の調査に入ります。

この調査に入ると長期間止まり、クロであれば最終的に没収されます。

 

通関手続中のままアリエクの保護期間が切れそうな場合は?

アリエクには「バイヤープロテクション(購入者保護)」という保証期間があります。

もし税関で長く止まり、この保護期間が切れそうになったら要注意です。

必ず期間の延長申請をマイページから行ってください。

期間が切れると自動的に取引完了となり、返金(Open Dispute)ができなくなります。

 

まとめ:EMSが通関手続中のままでもまずは数日待とう

  • 通関手続きは通常1〜3日で完了するが、検査や混雑で1週間以上かかることもある
  • 「通関手続中」は税関の管理下にあるため、配送業者に文句を言っても解決しない
  • 2回・3回と連続して表示される時は、再検査や部署移動が行われているサイン
  • あまりに長い場合は、税関から届く「お知らせハガキ」の到着を待つしかない
「通関」で止まるのは、輸入ビジネスの「あるある」です。
正しい知識を持って、焦らずに待ちましょう!
中国輸入代行 誠
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