
こんにちは!
中国輸入代行「誠」のパンダ社長こと酒井(@makoto1688)です^^
この記事では、こちらの疑問にお答えします。
▼輸入ビジネスに関するtweet▼
「中国輸入って儲かりますか?」
↑
中国輸入に関わらず、儲かるよ!と言われ、皆々が儲かるビジネスはあるのでしょうか。その点で、「儲かる人もいれば、儲からない人もいる」という回答になります。また、考えても儲かりはしないです。興味があるならひとまずやる。ってことではないでしょうか— パンダの社長(酒井隆太)@中国輸入代行「誠」 (@makoto1688) June 6, 2023
この記事は、長年、中国との貿易仲介業を営むパンダ社長が書いています。
▼この記事でわかること▼
それでは見ていきましょう。
(タップできる)もくじ
中国輸入ビジネスとは
中国輸入ビジネスとは、中国の大手ECサイトで商品を安く仕入れ、日本のECサイトで高く販売する物販ビジネスを指します。
中国の大手ECサイトとは、タオバオや天猫、1688.comのことです。
日本のECサイトとは、Amazonや楽天市場、メルカリ、ヤフオク!、BASEなどのことです。
タオバオや1688.comなどの中国サイトは、多くの商品を日本での相場よりも安い価格で仕入れられるため、売値との差額で利益を生みやすいことが最大の特徴です。
商品リサーチの方法は、次の3つです。
- 日本のECサイトから売れ筋商品をリストアップし、中国のECサイトで安く仕入れて販売する
- 今後売上が期待できる商品を中国のECサイトから仕入れ、利益を上乗せして販売する
- オリジナル商品を製作(OEMやODM)して販売する
商品リサーチについては次の記事を参考にどうぞ。
はじめる前にやること
輸入ビジネスですぐに成果を上げたい人は、前準備をすべきです。
なぜなら、前準備とはストレッチのようなものだからです。
ストレッチをすっ飛ばすと、骨折します。
残念ながら、成果を求めるあまり、アマゾンやヤフオク!、アリババ等での商品登録を急いだり、商品リサーチの章からはじめる人はあまりうまくいっていないのかもしれません。
はじめる前にやることは、3つです。
詳しく見ていきましょう。
経営数字の書籍を読む
輸入ビジネスは、ちょろっとやって稼げる類のものでもありません。
はじめるきっかけには、次のようなこともあることでしょう。
- わたしは、専業主婦で小遣い稼ぎしたいの。
- オレは、副業で数万円程度の稼ぎしたいの。
- ワシは、年金の足しくらいしか考えとらんよ。
- 何でもいいから、とにかくお金が欲しい
- 寝てても稼げるらしい
- 経営なんて言われても
とても理解できます。
「わたしもそうでした。そうでした。」と言いたいところですが、わたしが輸入ビジネスでうまくいった理由は、経営者のかばん持ちとして8年従事した経験があったからです。
ビジネスには経営数字の知識も求められます。
- 商品リサーチがうまくても、財務管理(B/S)の方法を知らなければ会社は潰れます。
- 商品リサーチがうまくても、利益計算(P/L)ができなければ会社は潰れます。
- 商品リサーチがうまくても、キャッシュフロー管理(C/F)ができなければ会社は潰れます。
輸入ビジネスをはじめるからには成功させたいじゃないですか。
少し遠回りに感じるかもしれませんが、経営数字について学びましょう。
経営数字の知識は書籍から学ぶことができます。
まずは、1冊。
本当に薄っぺらい簡単な書籍でよいので経営数字に関する書籍を読んでみてください。(←アマゾンへリンクします。)
この手の本はマンガ形式の方が短時間でインプットできると思います。
読んだことはないですが、「数字」が読めると本当に儲かるんですか?はおもしろそうですよ^^
Hapitasで資金を集める
輸入ビジネスを始めるための資金が必要です。
資金は、100万円~500万円を集めてください。
融資に抵抗がある人は、Hapitasがオススメです。
参考:その買うを、もっとハッピーに。Hapitas(←Hapitasの公式サイトへ飛びます)
ヤフーや楽天など普段使いのサイトでもHapitasを通じて成約するだけで、ポイントが貰えます。
わたしも2015年からはじめて、今も毎月数万円のポイントが貯まっています。
貯まったポイントは、ゆうちょ銀行経由で1pt=1円で現金に出来ます。
経由するだけでお金が貰えるって神すぎです。
たとえば、apple公式ストア。Hapitas経由ですと1.8%のポイントが貰えます。
10万円のiPhoneですと、1,800円が経由するだけで貰えます。
似たようなポイント経由サイトは多くありますけれど、還元率はHapitas一択ですよ。
ビジネスをはじめる資金は、Hapitasから集めてみてはいかがでしょうか。
本気でやると、1ヵ月で10万円~20万円分のポイントが貯まります^^
参考として、高単価な案件は、クレジットカード、証券口座、インターネット回線、仮想通貨のウォレットあたりです。
年末年始は高単価案件が多めな感じがします。
輸入ビジネスの書籍を読む
輸入ビジネスには、2つの方法があります。
単純転売とOEMです。
OEMは少しハードルが高いので、単純転売から攻めるのがオススメです。
さらに、単純転売には、有在庫転売と無在庫転売の2つの方法があります。
どちらからはじめても大差はありませんよ。
在庫を持って事業をやりたいか、在庫を持たずに事業をやりたいかの違いです。
どちらも一長一短あります。
ちなみに、わたしは、はじめに手に取った書籍が有在庫系の書籍でしたので、有在庫転売から始めました^^
有在庫か無在庫かを迷うくらいなら、書籍を読んで学んでください。(←アマゾンへリンクします)
資金がないから無在庫という考え方は安易ですよ^^
一理ありますけれど、集客するためのキャッチです。
こちらも読んだことはありませんが、当社をYoutube等で紹介いただいている山本祥輝の新刊を紹介させていただきますね。
2021年5月新刊:輸入ビジネスでの無在庫系の書籍では新しい方だと思います。
参考になれば、山本さんへ質問コンタクトしてみてください。(山本さん、いつも勝手に紹介してすみません^^;)
稼げない?はじめる際の注意点・対策
「どうすれば稼げますか?」と質問する人は、稼げないです。なぜなら、自分は稼げないと潜在的にも思っているからです。「どうすれば人に喜んでもらえますか?」と言えるようになると、自然に稼げるようになります。give and takeは、常にgiveが先です
— パンダ社長@中国輸入代行「誠」OEM受託と無在庫直送の専門業者 (@makoto1688) April 19, 2022
まずは「稼げない」というマインドから脱却しましょう。
ここでは、ビジネスをはじめる際に気をつけたい注意点と対策をご紹介します。
稼げないパターンを対策しておけば、リスクを回避できるケースがあります。
それでは見ていきましょう。
商品選定・リサーチに問題がある
商品選定やリサーチの仕方を高めると、稼げない状況を回避できるでしょう。
対策方法の一例は以下のとおりです。
- リサーチの仕方を学ぶ:リサーチ講座やコンサルを受講して知識を得る
- 在庫リスクを常に意識する:在庫が過剰にならないよう常に分析・管理する
- 消費者目線に立つ:消費者が求めている商品を理解する
- 不具合の少ないECサイトを選ぶ:安くて高品質な商品が取り扱われているサイトを利用する
不具合の少ないECサイトを選ぶことで、トラブルを回避し、安くて質の良い商品を扱う店舗に出会いやすくなります。
以下では、おすすめの仕入れサイトを3つ紹介します。
仕入れサイト①:タオバオ
タオバオは、中国のアリババグループが運営するオンラインのショッピングモールです。
会員登録をすれば、バリエーションを指定しての商品検索ができます。
商品を1点から購入できるため、在庫を抱えたくない人におすすめです。
タオバオはすべて中国語で表示されますが、ブラウザをGoogle Chromeにすれば日本語表示に設定が可能です。
仕入れサイト②:アリババ(1688.com、alibaba.com)
タオバオの他に、中国の大手ECサイトのアリババには、中国版「1688」と国際版「alibaba」の2種類があります。
日本からアリババを利用するなら、「1688+代行業者」がおすすめです。
「alibaba」は国際輸送可能ですが、商品単価は「1688」よりも高値で販売されています。
一方、「1688」は国際輸送ができない分、「alibaba」よりも安く購入可能です。
代行業者を利用すれば、中国国外からでも「1688」から仕入れられます。
仕入れサイト③:アリエクスプレス
アリエクスプレスは、アリババグループが運営する海外向けのECサイトです。
アリエクスプレスを利用すれば、店舗間との注文から国際発送まで一度に完結します。
ただし、検品や商品加工ができないため、自分で検品する必要があります。
販売方法に問題がある
「輸入ビジネスで稼げない」と感じたら、販売方法に問題がないかを探ってみましょう。
販売方法を少し見直すだけで、状況を改善できる可能性があります。
販売方法に関する対策ポイントの一例は以下のとおりです。
- 売れ行きが悪い:集客力のある販売サイトに移行する
- 手数料が負担になっている:他社の手数料と比較する
- 梱包や発送手続きが負担:配送業務の代行サービスを活用する
販売サイトにはさまざまな特徴があります。
業務負担を減らし、ご自身のビジネスに合ったサイトを選ぶことが重要です。
以下では、販売サイトの特徴についてご紹介します。
販売サイト①:Amazon(アマゾン)
Amazonで輸入ビジネスを始めるメリットは、出品にかかる費用の安さや、圧倒的な集客力が挙げられます。
また、FBA(フルフィルメント By Amazon)と呼ばれる配送業務の代行サービスが利用できるため、梱包や配送、返品作業を省略したい方におすすめです。
一方で、販売手数料が高い点や、誰でも出品できる分ライバルが多いなどのデメリットもあります。
販売サイト②:楽天市場
楽天市場はユーザー分母が全世代で比較的多いため、軌道に乗れば稼ぎやすくなることが特長です。
審査の厳しさや出店料など、出店ハードルが高いものの、運用担当者がつきアドバイスがもらえる点もメリットといえるでしょう。
販売サイト③:メルカリ
仕入れた商品をメルカリで販売する場合、上位表示させる方法を知っておくことや、お金管理の徹底などが重要です。
メルカリは、「新しい順」という欄で、新規に出品された商品から上位に表示されます。
そのため、新しい商品を出品したり、金額を変更したりする業務を定期的に行うことで、人目につきやすい状況を保つ必要があります。
関税・利益の計算がうまくできていない
輸入ビジネスが稼げないと言われている原因に、関税や利益の計算をうまくできていない点が挙げられます。
関税は、個人輸入と商用輸入の2種類に分けられます。
ビジネス用で仕入れた商品の場合、第三者への販売目的である「商用輸入」にあたります。
商用購入での関税率は以下のとおりです。
商品代金の60%×関税率(簡易税率または実行関税率)
なお、関税率は関税定率法で品目ごとに定められています。
税率は5%~20%程度で、品目により変動することもあります。
また、一度支払った関税は返金されるケースがあることも把握しておきましょう。
OEMやODMを安易に行ってしまっている
OEMとは、オリジナル製品の生産を中国の工場へ委託し、輸入して仕入れる方法です。
オリジナル製品が作れるからといってOEMを安易に行ってしまうと、資金不足の懸念や在庫を抱える可能性があります。
OEMを活用する上で損をしないための対策は以下のとおりです。
- 資金力が必要:工場への依頼は、受注最低ロット数を満たさなければならない
- 簡易OEMから始める:低ロットから作れる簡易な製品から始めると低賃金で済む
- ブランディング戦略を構築する:消費者のニーズに応えられるように戦略を練る
我流でおこなっている
我流ではじめると、売れ行きが悪くなり在庫を抱える可能性もあります。
きちんとしたマーケティングをせず、流行やトレンドの商品ばかりを安易に仕入れてしまう事業者でよく見られる傾向です。
商品選別やリサーチ、トラブル対応などに不安がある場合は、輸入代行業者を活用してみましょう。
輸入代行業者の選び方
輸入代行業者を選ぶためには、ご自身のビジネス規模に合った料金やサービスを依頼できるか判断しましょう。
適切な中国の輸入代行業者を見極める基準の一例は以下の通りです。
- 明朗会計であるか
- 検品が行われているか
- 日本人スタッフが在籍しているか
明確な料金形態の表示はもちろん、検品やトラブル発生の際などに対し丁寧に対応してもらえるかも重要です。
中国語や英語が話せない場合は、日本人スタッフがいる代行業者を選ぶと不安を解消できます。
輸入ビジネスで初心者が利益を出す方法
輸入ビジネスをはじめるとき、まずは「無在庫販売」からがおすすめです。
無在庫販売を通して価格設定や商品選定に慣れましょう。
ここでは、利益を出すために、初心者の方がするべきことについて紹介します。
無在庫販売に切り替える
無在庫販売は、在庫リスクを背負いにくく、万が一売れ行きの悪い商品があればすぐに切り替えられるというメリットがあります。
在庫リスク以外は有在庫と同じような手順を踏むため、低リスクで販売の経験を積めるでしょう。
有在庫で大量に仕入れると商品の単価は安くなりますが、不良品の検品や中国の業者とのやり取りなど、販売以外の手間がかかります。
また、中国の卸し業者から大量購入をする場合、単価の安い商品を選んでも数万円〜十万円程度の初期費用がかかります。
無在庫販売では初期費用や、在庫リスクを減らせることがメリットです。
資金繰り悪化の理由を調査する
資金繰りが悪化する原因として考えられる内容はさまざまです。
次の見出しで紹介するような費用が原因となっていたり、販売している商品が足を引っ張っていたりすることなどは、第一に考えられるでしょう。
特に、高価な商品を少数販売するよりも、安い商品を多く販売するということのほうが一般的です。
1、2桁という小さなミスの場合でも、積み重なると大きな損失を被ってしまう可能性があります。
そのため、利益が出ていないと感じた場合にはまず、「根本的な原因はどこか」を調査することが重要です。
輸送費や仕入れ価格などの費用を見直す
資金繰り費用の確認が重要です。
具体的に次のようなコストが高ければ、利益を圧迫する可能性が出てきます。
- 仕入れ価格
- プラットフォームや電気代、人件費などの月額費用
- 国際送料にかかる輸送費
- 中国国内送料
- 代行手数料
- 検品代
- その他オプション費用
仕入れ先や代行業者次第では省略できる項目もあります。
そのため、商品ごとに最適な仕入れ先や代行業者を選び、無駄な費用は減らすようにリサーチをしましょう。
OEM化して他商品と差別化する
無在庫販売に慣れてきたら、オリジナル商品として自社ロゴやタグをつけたOEM商品を販売して、他社との差別化を図ることもおすすめです。
フリマサイトやECサイトなどを見ると、同じ商品が多く出品されている場合があります。
その場合、商品に対して何らかの付加価値がなければ、ユーザーは最も価格の低いショップで購入するでしょう。
資金力がある競合がいた場合、大量仕入れができるため、費用が下げやすく、初心者の方では太刀打ちができません。
一方、商品へロゴやタグをつけてオリジナル商品として販売をすると、独自ブランドの商品として扱われ、価格競争から離れられる可能性があります。
輸入ビジネスを行うメリット
輸入ビジネスは、正しいやり方をすれば儲かる物販事業です。
はじめるメリットは、大きく3つ挙げられます。
- PCとインターネット環境があればすぐに始められる
- 原価が安い分、利益率を高く見込める
- 言葉の壁を乗り越えやすい
輸入ビジネスは、PCとインターネット環境が揃えばすぐに始められます。
そのため、店舗販売に比べると初期費用の負担が少なく済みます。
また、Google Chromeのブラウザを使えば、中国語のECサイトを日本語表示に変換できます。
言語の壁を不安に思う人も、無理なく始められるでしょう。
結論:儲かるか儲からないかは自分次第!
中国輸入ビジネスは簡単に始められるからといって我流で仕入れや販売を行うと、たとえば在庫を抱えるリスクが生じます。
稼げない理由を知って対策したい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。