中国輸入における3つの仕入方法【タオバオや1688での購入が定番】

こんにちは!

中国輸入代行「誠」のパンダ社長こと酒井(@makoto1688)です^^

 

中国輸入に興味がある子侍
中国輸入の初心者です。仕入先について調べています。ぐぐっていると、中国輸入の仕入先といえば、どうもタオバオやアリババなどのネットモールのようです。あまりにもそのような記述が多いので、他にも仕入れ先になり得る宛はないのかなと疑問に思っています。中国輸入でのネットモール以外での仕入先についてアドバイスいただけると助かります。

このような疑問にお答えします。

 

中国輸入の国際物流に関するtweet

中国輸入で仕入れする方法は、タオバオや1688での購入が定番です。一方で他にも、「日本国内のモール間で中国商品を転売する方法」や「中国現地で買い付ける方法」もあります。ただ、それでもやっぱり、タオバオや1688で購入する方法が無難だと思います😌

この記事は、長年、貿易業を営むパンダ社長が書いています。

 

▼この記事でわかること▼

  • 中国輸入における3つの仕入方法
  • 中国輸入における3つの仕入方法に対する評価

パンダ社長
中国輸入では、タオバオや1688.comのようなネットモールを仕入先とすることが定番ですが、他にも仕入れの方法はありますよ。

 

それでは見ていきましょう。

 

中国輸入における3つの仕入方法

中国輸入の仕入先といえば、今やタオバオや1688.comが定番です。

一方で、タオバオや1688.comに代表されるネットモール仕入れの他にも、仕入先となり得る方法があります。

そして、どの方法でも稼ぐことができます。

  • タオバオや1688.comで購入する
  • 日本国内モール間で中国商品を転売する
  • 中国現地で買い付ける

パンダ社長
中国輸入は、ネットモール仕入れでないとダメ!というわけではないですよ。仕入先はどこだってよいのですね。

 

詳しくみていきましょう。

 

タオバオや1688.comで購入する

1つ目は、タオバオや1688.comで購入する方法です。

中国輸入では、定番の方法です。

いわゆる、中国のネットモールで購入して、日本のネットモールで販売する方法です。

特徴は次の通りです。

  • メリット:①ネット上で商品選定ができること、②中国現地に行かなくてよい
  • デメリット:①購入時に現物を目で確認できない、②日本到着後、不具合時の返送がほぼできない

パンダ社長
デメリット部分の解説です。ネットで購入するということは現物確認ができません。特に、タオバオで売られている商品は、商品ページと現物が一致しないことがよくあります。中国国内向けのサイトであり、日本人向けのサイトではないため完全一致を期待してはいけません。これは、代行での検品を通じることで、リスクを抑制することができます。また、タオバオの返品期限は代行の倉庫到着から7日のため、日本到着後に不具合が発生しても返品・交換することができません。不具合の原因が代行の検品ミスであったとしても、返金または一部返金の対応をする代行もありますが、商品を中国側の代行へ返送を求める代行はレアではないかと思います。

 

ネットモール仕入れの方法には、さらに、「代行を経由する方法」と「代行を経由しない方法」があります。

詳細は、次の記事が参考になると思います。

参考:中国輸入の仕入先なら1688.comです【alibaba.comとの違いはコレ】

参考:代行業者を経由する中国輸入の方法【アリエクスプレス経由も解説】

 

日本国内モール間で中国商品を転売する

2つ目は、日本モール間で中国商品を転売する方法です。

いわゆる、日本のネットモールAで購入して、日本のネットモールBへ転売する方法です。

無在庫でも有在庫でも応用できますが、主に、無在庫セラーが採用している方法です。

ネットモールAやBには、アマゾンやメルカリ、ヤフオク!、楽天市場、BASE、カラーミーなどが入ります。

パンダ社長
この方法を採用する場合、中国輸入商品に関わらず、ツールで価格差がある商品を一括出力して、一括出品する方法を取るので、日本国内商品や欧米輸入商品、タイ輸入商品など、ありとあらゆる商品が出品されていることが多いです。当該セラーの商品ページを見れば、出品点数や商品の種類である程度判断が付きます。日本国内での無在庫転売の定番のやり方ですね!目利きの人は、中国輸入商品だけを選定して販売することもできます。

 

特徴は次の通りです。

  • メリット:①無在庫なら少額資金で始められる、②中国現地に行かなくてよい
  • デメリット:①タオバオや1688.comで購入する方法を採用している人の商品を転売すると、無在庫セラーだったときに、在庫確認に不安が残る

パンダ社長
ツールでの一括抽出は便利です。ただし、抽出後に、セラー選定や商品選定を怠ると痛い目に合います。たとえば、仕入れ先が無在庫セラーかどうかは、納期の記述を確認することである程度回避できます。「納期7~21日」や「海外倉庫からの発送のため~」と記載があれば、ほぼ無在庫セラーです。

 

中国現地で買い付ける

3つ目は、中国現地で買い付ける方法です。

いわゆる、中国現地の卸問屋やメーカーなどへ赴いて買い付けて、日本の店舗やネットモールで販売する方法です。

この方法は、大手企業が採用することが多いです。

個人ですと、代行の買付ツアーを利用することがほとんどです。

特徴は次の通りです。

  • メリット:①購入時に現物を目で確認できる、②仕入先の顔が見える(安心感)
  • デメリット:①中国現地での交通費と滞在費が生じる、②中国語や交渉力を要す

パンダ社長
ビフォアーコロナの2019年以前は、各代行主催で卸市場のツアーを年に何度か開催していました。ツアーに参加することで、中国を肌で体感したり、仕入先を目で見れるので中国輸入に関する理解が深まります。ただ、このようなツアーで、買付するところまで行く人はレアです。もちろん、買付を行い、現地とのつながりを作る人もいますが、多数の人が観光+セラー同士の横のつながりが目的のように感じます。参考として、当社の「青島工場見学ツアー」のURLを貼っておきますね。

参考:中国輸入での現地仕入れなら即墨路市場【福田市場/万菱広場も紹介】

参考:中国OEM工場見学ツアー募集要項

 

中国輸入における3つの仕入方法に対する評価

おさらいです。

中国輸入における3つの仕入方法は、次の3つでした。

  1. タオバオや1688.comで購入する
  2. 日本モール間で中国商品を転売する
  3. 中国現地で買い付ける

     

    中国輸入セラーの仕入先人口は、「タオバオや1688.comで購入する」方法が最も多いです。

    定番の方法ですし、参入障壁や既述のメリット・デメリットを鑑みても、この方法が無難です。

    友人の中には、1.派の人もいれば、2.派、3.派の人もいます。

    個人であれば、「タオバオや1688.comで購入する」方法がオススメです。

    さらに不具合リスクを考慮すると、「代行を経由する方法」を採用するがベストです。

    パンダ社長
    「日本モール間で中国商品を転売する」方法は、2018年頃が全盛期だったように思います。モールの出品規約で日本国内モール間での転売を禁止ているモールも増えています。「ヤフオク!→アマゾン」転売を推奨している書籍も未だに販売されているかもしれませんね。「中国現地で買い付ける」方法は、中国輸入の景気付け目的で、ツアーに参加してみる程度でよいかと思います。OEMをやりたいのであれば、現地に行かずとも、代行経由でも十分できます。売りたい商品に対する専門性が高い人には、「中国現地で買い付ける」方法が適当です。

     

    結論:中国輸入の仕入先は、タオバオや1688が無難!

    まとめます。

    • 中国輸入における3つの仕入方法
      ①タオバオや1688.comで購入する
      ②日本モール間で中国商品を転売する
      ③中国現地で買い付ける
    • 中国輸入の仕入方法は、タオバオや1688.comで購入する方法が無難

     

    本日もお読みいただき、ありがとうございました^^

    参考:中国輸入でのベターな仕入先【天猫/タオババ/アリババの特徴】