【無在庫必読】小型包装物(Small Packet)の定義と注意点|EMSとの違いも解説

こんにちは!
中国輸入代行「誠」の代表のじょに(こと酒井)です^^

 

アパレル製品や日用品を無在庫で販売なさる場合、中国からの配送は概ね小型包装物(Small Packet)を利用するケースが多くなります。

 

小型包装物(Small Packet)を利用する他のケースとして、たとえば、わたしの場合ですと、日本製の中古望遠レンズを海外へ発送(中古カメラ転売)するためやOEMのサンプル品を手配するために、日本郵政の小型包装物(Small Packet)のサービスを利用しています。

 

特に最近では、ドロップシッピング(=無在庫販売)の認知が広がってきたせいか、小型包装物(Small Packet)に関し下記のような問い合わせをいただくこともあります。

 

  • 小型包装物とEMSって違うのですか?(てっきり、同じだと思っていました)
  • 小型があれば大型もあるのですか?
  • 無在庫でアパレル製品を発送したいのですが、小型包装物以外に配送方法はありますか?
  • そもそも小型包装物って何ですか?

 

今回は、それらのお問い合わせにお答えする形で、小型包装物の定義や注意点、EMSとの違いなどについて解説したいと思います。

 

 

小型包装物(Small Packet)の定義

中国の運送業界では、小型包装物(Small Packet)とは次のように(概ね)定義されています。

 

  • 容積:梱包後の3辺合計が100cm以内とし、かつ1辺は40cm以内
  • 重量:3kg以内

 

たとえば、日本の郵便局から海外へ小型包装物(Small Packet)で発送する場合(EMSではない!)は、50g~2.0kgまでの料金が100gごとに定められています。

 

一方、中国から海外へ小型包装物扱いで海外発送する場合は、500g~3.0kgまでの料金が500gごとに定められています

 

厳密には、中国の運送会社により、2.0kgまでや5.0kgまでなど扱いがまちまちです。。

 

当社での小型包装物(Small Packet)の定義

当社中国輸入代行「誠」での小型包装物(Small Packet)も、前述のとおりに定義しています。

 

ただ、当社はチャーター便での国際発送のため、運送業者での都度判断により、最大21kg程度までは小型包装物扱いとして取り扱っていることが多いです。

 

注意すべきは、3kg~21kgの荷物をすべて小型包装物として発送できるわけではなく、あくまで運送業者の判断であるということです。

 

では、運送業者の判断とはどのような基準なのでしょうか。

 

次に、一例を紹介します。

 

「商用目的」と「個人目的」では国際送料が違う

国際発送の目的は、大きくわけますと「商用」と「個人用」の2つに分かれます。

 

「商用」とは、ビジネス(AmazonやBASEでの個人販売も含む)目的で利用するルートのことです。

 

「個人用」とは、個人で利用する製品を国際発送する場合に利用するルートのことです。

 

「商用」と「個人用」では、国際送料が異なり、「商用」に比べ「個人用」は500gの料金は10元~20元ほど高いです。

 21kgを越える荷物は、「商用」と「個人用」の区別はなく同一価格のことが多いです。ただし、「アマゾンのFBA倉庫行き」と「個人宅や会社行き」とではキロ単価が数元異なります。(FBA倉庫行きは専用ルートがあるため)

同梱は3点までを目途に

そのため、小型包装物(Small Packet)ですと、最大重量の3kgを越えた場合、運送業者は「商用」なのか「個人用」なのか判断を行うことになります。

 

運送業者の考え方として、

 

「個人用」で同じ品目の商品を複数点発送するわけがない。→「商用では?」といった具合になります。

 

運送業者もある程度は目を瞑っているようですが、たとえばコート3点同梱やTシャツ10点同梱になると、「商用」の国際送料が適用となることもあります。

 

前述の通り、当社の場合はチャーター便のため、これまではある程度は融通が利いていましたが、「商用では?」という報告を最近いくつかいただだくようになってきています。

 

同梱しすぎるとかえって国際送料が高くつく場合もある。ということです。

 

小型包装物(Small Packet)の場合は、重量は最大3kgまで、点数は最大3点を目途に同梱するのが、今のところは無難なラインではないかと経験的に感じます。

 

 「商用」であれば「商用」ルート、「個人用」であれば「個人用」ルートが原則です。当社は代行業者の立場として、「商用」か「個人用」かは把握していませんため、ユーザー様や運送業者の判断に一任しています。

 

小型包装物(Small Packet)にインボイスは不要

小型包装物(Small Packet)には、インボイス(Commercial Invoice)はありません。

 

厳密には、別途インボイスを用意するわけではないということです。

 

しかし、国際発送する場合には、法律に準じ、輸出国側と輸入国側それぞれにおいて内容物を確認する必要がありますため、必ずインボイスが必要になります。

 

では、小型包装物ではどのように対応になるのでしょうか。

 

答えは、送り状の「内容品の数量及び明細」の欄と「価格」の欄に記載する。です。

 

わかりやすいイメージとしては、ゆうパックの送り状を書くときに「品名」を記載する欄がありますよね。それと全く同じということです。

 

前述の小型包装物の定義から、1つの梱包に含まれる商品点数や品目が極めて少ない荷物(1~数点で3kg程度)ということになりますから、書類形式のインボイスは不要ということになり、送り状に明細を記載する。でokというルールになっています。

 

EMSとの違い

「国際発送といえばEMS!」と思われている方もいらっしゃるようです。

 

実際のところ異なる配送方法になりますが、国際発送のその他手段に関しては、下記記事をご参照いただくとして、ここではEMSと小型包装物の違いについて解説します。

 

EMSとは、(日本では!)日本郵政が提供する国際スピード郵便の略称で、下記のように定義されています。

 

  • 容積:梱包後の3辺合計が300cm以内とし、かつ1辺は150cm以内
  • 重量:30kg以内

 

つまり、比較的軽く(2kg以内)で、容積が小さい(3辺合計100cm)以内の荷物であれば、小型包装物(Small Packet)でそれ以上であればEMSという見方もできます。

 

また、一般的には配送スピードはEMSの方が速いですが、近隣諸国(日本からみれば東アジアなど)であればリードタイムに大差はないです。

 

 2020年は感染症の影響で、一時EMS専用の通関が遅延していることがありました。

 

中国からの小型包装物(Small Packet)はやっぱりヤマト運輸

ここまでの解説で、EMSを引き合いに出したため、小型包装物(Small Packet)は日本郵政独自のサービスと思われた方もいらっしゃるかもしれません。

 

小型包装物(Small Packet)は、佐川急便でもヤマト運輸でも中国から発送できます。

 

中国からの小型包装物(Small Packet)による国際発送では、日本郵政の小型包装物サービスは対応していないですし(何と説明すればいいのか難しいのですが、ひとまず日本郵政は不可)、多くの代行業者が佐川グローバルの輸送枠を利用した国際発送サービスを提供しています。

 

そのような中で、当社は、敢えてヤマト運輸のグローバル輸送サービスを利用しています。

 

ヤマト運輸の優位性について下記記事で詳しく解説していますので、気になる方は参考にしてみてください^^

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

今回は、小型包装物(Small Packet)について解説しました。

 

中国から小型包装物(Small Packet)として荷物を発送する場合、3辺合計が100cm以内で3kg以内の商品が目安であり、それ以上の荷物は運送業者が判断します。

 

たとえば、コート10点を同梱として発送依頼しますと、間違いなく3kgは越えますし、3辺100cmを越えますから、運送業者より「商用では?」となり、商用の送料での国際発送になることもありますし、そもそも小型包装物(Small Packet)では対応できないサイズと重量のため、国際小包(150サイズなど)として別ルートでの発送となります。

 

そうなりますと、コート10点は代行業者の倉庫へ戻されるため、返送料が別途生じることもあります。

 

アパレル製品でも日用品でも家電でも同様に、小型包装物(Small Packet)を利用して国際発送なさる場合は、「3辺合計が100cm以内で3kg以内」を原則に手配なさることをオススメします!

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました^^

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