
こんにちは!
中国輸入代行「誠」のパンダ社長こと酒井(@makoto1688)です^^
ずばりこのご要望にお答えします。
▼中国輸入の関税に関するtweet▼
関税は戻ってくることもありますよ。「委託販売契約や見込み輸入などによって関税を納付して輸入された貨物が、売れ残りなど何らかの理由で国内使用されることなく、輸入許可の日から1年以内に再輸出される場合には、納付した関税を払戻しします。」と税関HPに記載があります😌
— パンダ社長@中国輸入代行「誠」【カウンセラー×連続起業家】 (@makoto1688) February 24, 2022
この記事は、長年、貿易業を営むパンダ社長が書いています。
▼この記事でわかること▼
- 関税の定義
- 中国輸入の関税に関する質問
- 関税はどういうときに発生しますか
- 関税がいくらか注文前にわかりますか
- 関税の支払い方法について教えてください
- 中国国内で関税はかかりますか
- 関税を安くする方法を教えてください - 関税に関する問い合わせ先
それでは見ていきましょう
関税の定義
関税とは何か?と改めて問われると、なかなか答えるのに困ります。
そこで、税関ホームぺージで確認すると、次のように記載されていました。
関税は、歴史的には古代都市国家における手数料に始まり、内国関税、国境関税というような変遷を経てきましたが、今日では一般に「輸入品に課される税」として定義されています。
関税とは、「輸入品に課される税」とのことです。
なるほど。わかりやすいですね!
中国輸入の関税に関する質問
ここからは、関税についてよく受ける質問に一問一答しますね。
次のような質問に答えていきます。
- 関税はどういうときに発生しますか
- 関税がいくらか注文前にわかりますか
- 関税の支払い方法について教えてください
- 中国国内で関税はかかりますか
- 関税を安くする方法を教えてください
詳しくみていきましょう。
関税はどういうときに発生しますか
関税は、海外から日本に輸入するときに日本で「必ず」発生します。
関税率は、関税定率法で決まっていて(毎年変動します!)、関税率表に記載されています。
嗜好品を除けば、関税率は5%~20%くらいです。
参考:実行関税率表
関税がいくらか注文前にわかりますか
関税は、日本の税関または税関に業務委託されている通関業者が決定します。
注文前にかかわらず、中国側(代行、中国の通関業者、中国の税関)では、関税がいくらなのかは把握できないのですね。
関税の支払い方法について教えてください
関税の支払い方法は4つあります。
- 着払い
- クレジットカード払い
- NACCSによるリアルタイム口座による口座引落
- 代行業者による立替払い
支払い方法については、次の記事内の「中国輸入で関税を支払う方法」に詳しいですよ。
参考:中国輸入での関税を免税にする方法【計算方法や税率も解説です】
参考:中国輸入の関税や消費税を口座振替する方法【リアルタイム口座に登録】
中国国内で関税はかかりますか
関税は、輸入した国で課税されるものです。
そのため、中国輸入の場合は、中国税関で関税が生じることはありませんよ。
ただし、中国で通関できない荷物を代行へ返送したり滅却するときには、別途手数料が生じることもあります。
関税を安くする方法を教えてください
残念ながら、関税は安くする方法はありません。
関税は、invoiceに記載した申告価格に応じ決まります。
申告価格を安く書いてほしい(=アンダーバリュー)といった要望を受けることがありますが、これは犯罪なんですね。
「関税が高い!」という人がいます。だけれど、日本で通関するときの関税率や課税品目は、代行が決めているわけではありませんよ。代行に対し関税を安くするように求める=アンダーバリューでの記載を強要。ということです。アンダーバリューは犯罪です。訴えは、代行ではなく税関や法律へどうぞ😌
— パンダ社長@中国輸入代行「誠」【カウンセラー×連続起業家】 (@makoto1688) February 24, 2022
ただし、免税になることはありますよ。
詳しくは、次の記事を参考にしてくださいね。
参考:中国輸入での関税を免税にする方法【計算方法や税率も解説です】
関税に関する問い合わせ先
関税について最も詳しいのは税関です。
代行は、税関以上の知識や経験は持ち合わせません。
関税に関することは、税関ホームぺージに記載の問合せ窓口へご相談するのが一番正確ですよ。
▼ 税関お問い合わせ窓口 ▼
結論:中国輸入では関税も含めて利益計算を!
まとめます。
- 関税はどういうときに発生しますか → すべての輸入品に対し生じます。免税措置も有。
- 関税がいくらか注文前にわかりますか → わからない。日本通関時にはじめてわかる。
- 関税の支払い方法について教えてください → 「着払い」「口座振替」「立替払い」
- 中国国内で関税はかかりますか → かからない。ただし、保管料や滅却料、罰金、返送手数料が生じることがある。
- 関税を安くする方法を教えてください → ない。
本日もお読みいただき、ありがとうございました^^