【やさしく解説】中国輸入の関税についての疑問【よくある質問best5】

こんにちは!

中国輸入代行「誠」のパンダ社長こと酒井(@makoto1688)です^^

 

中国輸入の関税に興味がある子侍
中国輸入をやっていると関税がかかったり、かからなかったりすることがありますね。利益予測をするときに、関税って意外と見落としがちなんですよね。なので、中国輸入に特化した関税について、改めてレクチャーしてほしいです。

ずばりこのご要望にお答えします。

 

中国輸入の関税に関するtweet

関税は戻ってくることもありますよ。「委託販売契約や見込み輸入などによって関税を納付して輸入された貨物が、売れ残りなど何らかの理由で国内使用されることなく、輸入許可の日から1年以内に再輸出される場合には、納付した関税を払戻しします。」と税関HPに記載があります😌

この記事は、長年、貿易業を営むパンダ社長が書いています。

 

この記事でわかること

  • 関税の定義
  • 中国輸入の関税に関する質問
    - 関税はどういうときに発生しますか
    - 関税がいくらか注文前にわかりますか
    - 関税の支払い方法について教えてください
    - 中国国内で関税はかかりますか
    - 関税を安くする方法を教えてください
  • 関税に関する問い合わせ先

 

それでは見ていきましょう

 

関税の定義

関税とは何か?と改めて問われると、なかなか答えるのに困ります。

そこで、税関ホームぺージで確認すると、次のように記載されていました。

関税は、歴史的には古代都市国家における手数料に始まり、内国関税、国境関税というような変遷を経てきましたが、今日では一般に「輸入品に課される税」として定義されています。

 

関税とは、「輸入品に課される税」とのことです。

なるほど。わかりやすいですね!

パンダ社長
輸入品でも無税になるケースもありますよ。たとえば、外国旅客の携帯品(酒類3本など)や1万円以下の少額物品などです。最近ですと、2022年1月からはRCEP協定により、調印しているアジア国間での輸入は、条件を満たすと免税になりましたね。

 

中国輸入の関税に関する質問

ここからは、関税についてよく受ける質問に一問一答しますね。

次のような質問に答えていきます。

  • 関税はどういうときに発生しますか
  • 関税がいくらか注文前にわかりますか
  • 関税の支払い方法について教えてください
  • 中国国内で関税はかかりますか
  • 関税を安くする方法を教えてください

 

詳しくみていきましょう。

 

関税はどういうときに発生しますか

関税は、海外から日本に輸入するときに日本で「必ず」発生します。

関税率は、関税定率法で決まっていて(毎年変動します!)、関税率表に記載されています。

嗜好品を除けば、関税率は5%~20%くらいです。

参考:実行関税率表

パンダ社長
2022年2月時点での最新の実行関税率表は、「実行関税率表(2022年1月1日版)(HS2022発効)」です。HSとはHSコードのことで、世界で統一している品目ごとのコードのことです。2022年に最新のコードへ更新されたようです。

 

関税がいくらか注文前にわかりますか

関税は、日本の税関または税関に業務委託されている通関業者が決定します。

注文前にかかわらず、中国側(代行、中国の通関業者、中国の税関)では、関税がいくらなのかは把握できないのですね。

パンダ社長
パンダ社長が商品リサーチで利益計算していたときは、一律15%として概算で設定していましたよ。決まった品目の商品のみ輸入する人は、上記の実行関税率表で調べてみることでより正確な関税率がわかりますね!ちなみに、中国からアパレル製品を輸入(第11部61類)すると5%~10.9%のことが多いですが、アパレルであっても革製品や毛皮、人造毛皮(第8部42類)ですと3.3%~16%になります。

 

関税の支払い方法について教えてください

関税の支払い方法は4つあります。

  • 着払い
  • クレジットカード払い
  • NACCSによるリアルタイム口座による口座引落
  • 代行業者による立替払い

パンダ社長
パンダ社長は、リアルタイム口座払いをオススメします。自身の口座から自動引落できるので、通関が早くなります!代行業者による立替手数料もかからなくなるので便利ですね。また、中国輸入で関税をクレジットカード払いできるキャリアもあるにはあるのですが、DHLやFedExなどの米国系キャリアのため国際送料が高く、個人輸入貿易では、「着払い」「口座引落」「立替」の3つが現実的なところだと思います。

 

支払い方法については、次の記事内の「中国輸入で関税を支払う方法」に詳しいですよ。

参考:中国輸入での関税を免税にする方法【計算方法や税率も解説です】

参考:中国輸入の関税や消費税を口座振替する方法【リアルタイム口座に登録】

 

中国国内で関税はかかりますか

関税は、輸入した国で課税されるものです。

そのため、中国輸入の場合は、中国税関で関税が生じることはありませんよ。

ただし、中国で通関できない荷物を代行へ返送したり滅却するときには、別途手数料が生じることもあります。

パンダ社長
返送手数料や滅却手数料は、中国に特化した話ではなく、日本も含め、世界各国の税関共通です。パンダ社長も何度か滅却手数料や通関検査期間中の倉庫保管手数料を徴収されたことがありますよ。一時的に、感情的になりますが、これが貿易リスクなんだと、今は割り切っています^^

 

関税を安くする方法を教えてください

残念ながら、関税は安くする方法はありません。

関税は、invoiceに記載した申告価格に応じ決まります。

申告価格を安く書いてほしい(=アンダーバリュー)といった要望を受けることがありますが、これは犯罪なんですね。

パンダ社長
アンダーバリューが発覚すると、少なくとも1年以下の懲役刑または30万円以下の罰金刑ですよ。中国輸入では、たとえば、サンプル品ではないのにサンプルとして申告するのもアウトです。

 

ただし、免税になることはありますよ。

詳しくは、次の記事を参考にしてくださいね。

参考:中国輸入での関税を免税にする方法【計算方法や税率も解説です】

 

関税に関する問い合わせ先

関税について最も詳しいのは税関です。

代行は、税関以上の知識や経験は持ち合わせません。

関税に関することは、税関ホームぺージに記載の問合せ窓口へご相談するのが一番正確ですよ。

 

税関お問い合わせ窓口

 

結論:中国輸入では関税も含めて利益計算を!

まとめます。

  • 関税はどういうときに発生しますか → すべての輸入品に対し生じます。免税措置も有。
  • 関税がいくらか注文前にわかりますか → わからない。日本通関時にはじめてわかる。
  • 関税の支払い方法について教えてください → 「着払い」「口座振替」「立替払い」
  • 中国国内で関税はかかりますか → かからない。ただし、保管料や滅却料、罰金、返送手数料が生じることがある。
  • 関税を安くする方法を教えてください → ない。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました^^