中国輸入の決済で、海外送金が不要な理由【クレジットカード直もよい】

こんにちは!
中国輸入代行「誠」のパンダ社長こと酒井(@makoto1688)です^^

 

子侍
中国輸入で代行業者へ商品代を支払いたいのだけれど、どのような決済方法があるのかなぁ。海外送金とかちょっと面倒だし、やったこともないから何か怖いです。クレジットカードが使えると便利なんだけれどなぁ。銀行窓口には行きたくないし、海外送金するならwebで完結できないかなぁ。決済が日本で完結すると、安心・便利なんだけれどなぁ。

このような疑問にお答えします。

 

中国輸入の決済方法に関するtweet

中国輸入での決済方法は、振込先が日本なのか中国なのかで異なります。取引先の口座が日本にあれば、振込手数料は海外送金に比べ安いですし、着金もすぐですからオススメです。中国現地向け払いですと、海外送金のためにinvoiceの準備であったり、送金手数料がそれなりに必要です😌

この記事は、毎年5億円以上を海外送金しているパンダ社長が書いています。

 

この記事でわかること

  • 中国輸入では、日本国内で決済できる
  • 日本国内で決済するための3つの手段
  • 中国現地口座へ決済するための3つの手段
  • 中国輸入の代行業者へのオススメな決済方法

 

それでは見ていきましょう。

 

中国輸入では、日本国内で決済できる

中国輸入において、代行業者や現地パートナーなど取引先へ支払いをするとき、海外送金が必ず必要というわけではありません。

取引先の口座が日本にあれば、日本国内で決済することができます。

  • 中国にある取引先口座へ決済
  • 日本にある取引先口座へ決済

 

日本国内間で決済できると、銀行振込であれば振込手数料が数百円で、かつ着金までのリードタイムも短いのでメリットが多いです。

中国現地向け決済すると、たとえば、銀行振込なら海外送金手数料が数千円~1万円ほどかかりますし、PayPal決済でも日本国内での決済手数料に比べて割高ですよ。

パンダ社長
取引先が、どちらの国で決済できるのか。取引前に確認しておきましょ^^

 

日本国内で決済するための3つの手段

取引先の銀行口座が日本にある場合、決済手段は3つあります。

  • 銀行振込
  • PayPal決済
  • クレジットカード決済

 

詳しく見ていきましょう。

 

日本の銀行へ銀行振込する

日本国内間の口座で銀行振込をする方法です。

振込手数料は、あなたの銀行が設定している手数料です。

楽天銀行どおしであれば52円で、年中ほぼほぼリアルタイムに着金します。

また、異なる金融機関であれば数百円で、営業日の翌日くらいには着金します。

参考:中国輸入での決済方法に、楽天銀行をオススメしたい理由

 

日本のPayPalどおしで決済する

日本国内間でPayPalで決済すると手数料は3.6%+40円~で、着金は365日ほぼリアルタイムです。

祝日や休日に関わらず、着金します。

手数料は、取引先負担なのか貴店負担なのか確認しておきましょ。

パンダ社長
代行業者は、貴店負担が多いのではないかと思います。全社調べたことはありませんが、代行手数料3~10%のビジネスで、3.6%+40を代行業者負担にすると、ビジネスが成り立たなくなります。。

 

PayPal決済(=クレジットカード紐づけ決済)の4つのメリット

  • 「メールアドレス」と「クレジットカード」があれば利用できる
  • 資金繰りがよくなる
  • 着金がほぼリアルタイム → 商品手配のスピードが速くなる
  • 銀行口座情報やクレジットカード情報の提示が不要

 

クレジットカード直で決済する

日本国内で買い物をするのと同じ感覚でクレジットカードを利用することができます。

取引先がクレジット対応していればとても有効です。

ポイントやマイルが貯まるのもよいですし、支払いを飛ばせるのでキャッフフローもよくなります。

末締翌27日払いのカードであれば、月初に決済することで最大約2ヵ月、支払いを先に飛ばせますね^^

ただし、クレジットカードが利用できる工場はあまり聞いたことがないです。

パンダ社長
代行業者でクレジットカード直払いができるところは、見かけたような気もします。先述の手数料の部分がどのようになっているか確認した方がよさそうですね。貴店払いの場合、PayPal手数料よりもクレジットカード直払いの方が高いです。もし、代行業者でクレジットカードを利用したい場合は、PayPalにクレジットカード情報を紐づけて、間接的に支払うのが定番です。取引に関しPayPalが仲裁してくれるメリットもあります!

 

中国現地口座へ決済するための3つの手段

中国現地口座への決済方法も3つあります。

  • 銀行窓口からの海外送金
  • 資金移動業者(web)からの海外送金
  • 中国PayPalへの決済

 

詳しく見ていきましょう。

日本の銀行窓口から海外送金する

近くの銀行に行って、窓口から海外送金する方法です。

昔ながらのやり方です。

手続きは、取引先の住所や社名(英語)、SWIFTコードなどの情報を用紙に記載し、窓口へ提出します。

銀行窓口は、銀行に行ったり書類を作成したりする手間に加え、為替も結構取られるのであまりオススメしないです。

パンダ社長
為替の影響を受ける業種の大企業は、銀行取引が多いです。為替は先物としてレートがよいときにまとめて購入することで為替リスクを回避することができます。また、後述の資金移動業者は一度の決済額が100万円までのことが多く、特に中国向けは10万円までなど規制が年々強化されていますから、大きなお金を動かす場合は、銀行取引がオススメです。さすがに窓口でなく、銀行のwebサイトで完結できる金融機関も増えていますが^^

 

資金移動業者(web)からの海外送金

海外送金は、金融機関以外でも財務局に認可された資金移動業者も行うことができます。

ただし、第2種免許になるため、一度の送金金額が100万円までといった具合に送金額に制限があります。

制限はあっても複数の資金移動業者を利用することもできますし、銀行に比べ手軽に海外送金できるのがメリットです。

また、資金移動業者に支払う手数料は、銀行に比べ安価です。

参考:資金移動業者とは? > 一般財団法人日本資金決済業協会へのリンク

 

▼ 中国輸入でよく利用されることが多い資金移動業者 ▼

 

中国PayPalへの決済

日本のPayPalアカウントから中国のPayPalアカウントへ決済するときの手数料は、4.0%+$0.3です。

着金は、数時間以内です。

PayPalのアカウントは作成は無料で、上述の海外送金より手間がかからないのがメリットです。

パンダ社長
手数料の支払いが取引先なのか貴店なのかによって、検討の余地はあると思います!

参考:【コスパ最高】PayPal決済における中国輸入代行の選び方【手数料が違う】 

 

中国輸入の代行業者へのオススメな決済方法

ここまで6つの決済方法を解説しました。

オススメな決済方法は、代行業者の決済手段にもよりますが次のとおりです。

日本口座を持っている代行業者を選ぶのもポイントです!

  • ビジネス資金があまりない場合:日本国内間でのPayPal決済(=クレジット紐づけ決済)
  • ビジネス資金がある場合:日本国内間での銀行振込

    パンダ社長
    取引先が、クレジット決済に対応している場合は、クレジットカード直で決済するのがもっとも経済的で着金スピードが速いです!手数料を取引先持ちなら最高ですね^^

     

    結論:中国輸入での決済は、日本国内で決済できると安心・便利

    まとめます。

    • 中国輸入では、日本国内で決済できる
    • 日本国内で決済する手段は3つある。「銀行振込」「PayPal決済」「クレジットカード決済」
    • 中国現地口座へ決済する手段は3つある。「銀行窓口からの海外送金」「資金移動業者(web)からの海外送金」「中国PayPalへの決済」
    • 中国輸入の代行業者へのオススメな決済方法は、日本国内間での「PayPal決済(=クレジット紐づけ決済)」と「銀行振込」

    パンダ社長
    中国輸入ビジネスをはじめたばかりの頃であればPayPal決済を採用し、徐々に資金に余裕が出てきたら日本の銀行振込へ移行していくのがオススメですよ。

       

      本日もお読みいただき、ありがとうございました^^

      参考:タオバオでアリペイ購入すると儲からない話【代行経由がコスパよし】