【無在庫必読】小型包装物での国際発送は、「佐川急便」をオススメしない5つの理由

こんにちは!
中国輸入代行「誠」の代表のじょに(こと酒井)です^^

 

「無在庫の商品」や「OEMのサンプル品」を国際発送する場合、小型包装物(Small Packet)で発送することが多くなります。

 

小型包装物(Small Packet)を中国から日本へ配送できる運送業者は、主に「佐川急便」か「ヤマト運輸」です。

 

当社は、過去に約2年の間、国際送料の比較的安価な「佐川急便」を利用していましたが、実際に利用してみますとさまざまなトラブルが発生しました。

 

そのため、現在は「ヤマト運輸」を利用しています。

 

ちなみに、「ヤマト運輸」を選択すると、原価(=運送業者から当社への卸価格)が上がることになりますが、2021年1月現在は当社からユーザー様への提供価格は据え置きとし、ご提供させていただいています。

 

今回は、小型包装物(Small Packet)扱いの荷物を「佐川急便」で選択した場合に、過去に生じた事例を備忘録として残しておきますね^^!

 

 

本題の前に

「佐川急便」や「ヤマト運輸」とは書いていますが、中国から日本へ発送しているのは中国の運送業者と提携している航空会社です。

 

たとえば、中華航空であったり、南方航空であったり、ANA系のOCSであったりといった具合です。

 

代行業者が取引している運送業者があり、その運送業者が取引している航空会社があります。

 

その航空会社の貨物枠の中に、日本到着後の陸路の物流を指定するため、「佐川急便」枠や「ヤマト運輸」枠がある。といった具合です。

 

「SGH グローバル」や「ヤマトグローバルエキスプレス」がダイレクトに発送しているわけではない。ということです。

 

中国輸入における代行業界では、エア便の国際物流の事情を毎度説明するのも手間ですから、ユーザー様へわかりやすいように「佐川急便」や「ヤマト運輸」という表現をしている。ということです^^!

 

「破損」や「紛失」が生じやすい

ここからは、過去の事例を書いていきますね。

 

まずは、佐川急便は、なんといっても「破損」が多いです。

 

エンドユーザー様の主張が正しいことを前提にすれば、調査の結果、当社からの発送時は問題がなかった荷物は、つまり空輸中か日本での陸路での運搬中に破損したことになります。

 

ただ、運送業者が否を認めることは、滅多なことが無い限りありませんし、そもそも飛行機やトラックで運送中に破損したとなると、飛行機やトラックが事故に合うくらいのことが無い限り証拠として残せませんからね、運送業者から補填があることは極めて稀なケースです。

 

そして、運送業者が否を認めなかった場合、当社は、ユーザー様のお気持ちも幾分は察し、「今回に限り」ということで当社が補填していました。

 

「佐川急便」を選択すると経営に支障が生じる。と判断して、幾分原価が高くとも現在は「ヤマト運輸」にしているという経緯があります。

 当社の場合、検品中の様子をビデオで録画しています。ユーザー様よりクレームが上がればビデオで事実関係を確認することができます。2020年のデータですと、当社の検品不良率は、数万点受注して、0.31%が当社側の検品ミスによる不具合だったことがわかっています。

 

追跡番号を使い回し利用する

次に、「追跡番号の使い回し」です。

 

「追跡番号の使い回し」と聞いて、何言ってるの?意味がわからない?と思いませんか。

 

・・・そうなんです。意味がわからないのです。。

 

佐川急便では、国際発送用の追跡番号が決められた数しか無いようで、追跡番号が足りなくなると、輸送中の荷物の追跡番号を新たな荷物の追跡番号として発番します。

 

すると、先に輸送中の荷物の追跡状況が全くしらない荷物の情報に上書きされる。といったことが生じます。

 

佐川曰く(厳密には中国側の運送業者曰く)、「追跡番号が不足すると、発番から1ヵ月が経過した追跡番号を使用する。」とのことです。

 

・・・うそのようで本当にあった話です。(一度や二度ではないですね、、)

 

 当社が取引していた中国の運送業者が持っていた佐川枠に限り追跡番号が足りない。という限定的な事象だったのかもしれませんが、追跡番号を新たに発番すればいいのでは?新規発番しない理由は何だ?と思わずにはいられない事象でした。。

 

受取拒否や長期不在の場合、日本から手続きができない

エンドユーザーの都合により、荷物を受け取ってもらえなかったり、何度配達しても不在であったということは、無在庫転売では比較的よくあることのようです。

 

もしくは、競合セラーの嫌がらせで、受取を拒否しているといったこともあるのかもしれません。

 

そのような場合、荷物は、日本国内では佐川急便が配達していれば佐川急便の営業所に戻ります。

 

営業所から何度か配達または不在票を入れたのち、1週間が経過しますと荷物は通関業者の倉庫に戻されます。

 

仮に、エンドユーザーとコンタクトが取れ、そのような荷物を再配達依頼しますと、営業所にあっても通関業者の倉庫にあってもユーザー様から再配達を依頼することができません

 

なぜなら、国際便の場合、送り状上の発送元は代行業者(中国側)(※見た目上はユーザー様の情報でもQRコード内の情報から発送元が海外だとわかります!)になりますから、ユーザー様は運送業者からすれば第三者という立場になり、代行業者を介して再発送依頼をすることになります。

 

 佐川急便の場合、営業所により対応がまちまちでした。実際に日本国内で配送している業者は、佐川の制服を着た下請けもたくさんありますからね、下請けですと判断が付かなかったり、マニュアル通りの対応になるのかもしれません。

 

倉庫保管料や再発送料が生じる

国際便の荷物のうち、受取拒否や長期不在になった荷物は、最終的には通関業者の倉庫へ返送されます。

 

通関業者の業務は、主に、「通関料の徴収業務」と「倉庫での保管業務」です。

 

通関業者の倉庫に荷物を保管することになりますと、「保管日数」と「容積」に応じ、倉庫保管手数料が徴収されます(泣)

 

そして、通関業者の倉庫からの再発送を依頼しますと、再発送手数料も徴収されます(泣)

 

また、追跡番号上では、佐川急便の営業所に戻されていることまでは表記されていますが、通関業者の倉庫へ戻されていることは把握できないこともあり、貴店は代行業者へ状況確認をすることになります。

 

つまり、情報伝達経路は、「貴店 → 代行業者 → 中国の運送業者(通関業者)→ 日本の運送業者(通関業者)→ 中国の運送業者(通関業者)→ 代行業者 → 貴店」となるわけでして、再発送しようにも状況確認に時間を要すことがあり、保管料も嵩んでいく。といったことが生じるのですね。。

 

・・・書いているだけでも、「なんだかなぁ、、」といった感じですね。。

 

 国際便の荷物が、発送元の国に返送されることは極めて稀です。

 

リードタイムが一日長い

実験の結果、「ヤマト運輸」に比べ、「佐川急便」は平均1日、リードタイムが長いです。

 

これは、通関業者(どちらかというと中国側なのかもしれない)の倉庫における荷物管理の方法に起因するのではないかと推察しています。

 

通関業者の倉庫には、「ヤマト運輸」のスペース、「佐川急便」のスペースといった具合に、それぞれスペースがあります。

 

それぞれの現地を見に行ったことがあるのですが、「ヤマト運輸」の方が管理が行き届いている雰囲気がありました。

 

あくまで推察となりますが、「ヤマト運輸」は機能性の高いシステムを持っているのだと思われます。

 

佐川急便は、ヤマト運輸よりも国際送料が安い!

ここまで、「佐川急便」を利用していた時の経験を書いてきました。

 

客観的に、「ヤマト運輸」と「佐川急便」のメリットデメリットを羅列しますと、唯一「佐川急便」のメリットと感じるのは、国際送料の卸価格が「ヤマト運輸」に比べ安いということです。

 

それ以外には、見当たりませんし、国際送料の価格設定にメリットを感じる方であれば間違いなく「佐川急便」がよいと思います。

 

「佐川急便」と「ヤマト運輸」を選択できるサービス

以前、システム担当と開発の打ち合わせをしていたときに、運送業者を選択できるサービスはどうか。という案が上がったことがあります。

 

つまり、貴店にて、「佐川急便」か「ヤマト運輸」かを選択できる。ということです。

 

いいサービスだなとも思いましたが、「ヤマト運輸」利用で現在提供できている価格は、「今の物量で利用しているから今の価格である」ことを考慮した結果、物量が「ヤマト」と「佐川」とで分かれることになるとそれぞれ原価が上がり、どっちつかずのサービスになると判断し、却下になりました。

 

今後、当社の小型包装物(=Small Packet)の荷物がさらに増えれば、再検討の余地は出てくるのかもしれません^^

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

小型包装物での国際発送で、「佐川急便」をオススメしない理由は次の5つです。

 

  • 「破損」や「紛失」が生じやすい
  • 追跡番号を使い回し利用する
  • 受取拒否や長期不在の場合、日本から手続きができない
  • 倉庫保管料や再発送料が生じる
  • リードタイムが1日長い

 

一方、「佐川急便」をオススメできるメリットは国際送料の安さです。

 

ただ、小型包装物(=Small Packet)を「佐川急便」で発送している代行業者の国際送料は、当社の「ヤマト運輸」の国際送料より高いことが多いようです。

 

国際送料の視点で代行業者を比べる場合は、価格だけでなく利用している運送業者も確認されることをオススメしますよ!

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました^^

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