OEMは商品画像も拘るとさらに売れる話【中国撮影のサンプル写真】

こんにちは!
中国輸入代行「誠」のパンダ社長こと酒井(@makoto1688)です^^

 

OEMでの商品画像について興味がある子侍
中国輸入でOEMをはじめました。商品開発に関する方法は、自分で調べたり、代行さんへ仲介してもらったりしています。一方で最近は、販売力を上げたいために、商品画像に力を入れていこうと考えています。中国での商品撮影も含め、商品画像に関するアドバイスをいただけると助かります。

このようなこの疑問にお答えします。

 

OEMでの商品画像に関するtweet

ネット物販をやるなら、商品画像には拘った方がよいですよ。どんなによい商品でも、画像がいまいちなら売れにくいからです。また、商品名や商品説明の文字に比べ画像は脳に記憶されやすく、さらに滞在時間という点でもSEOにプラスに働きます。日本であれば、オススメは「バーチャル・イン」です😌

この記事は、長年、貿易業を営むパンダ社長が書いています。

 

この記事でわかること

  • 中国で商品撮影したサンプルイメージ
  • コスパがよいのは中国撮影
  • 日本で撮影するなら「バーチャル・イン」

パンダ社長
OEMして出来上がった製品が、どんなに品質がよくイメージ通りのものが出来上がったとしても、売れ行きは「商品写真」や「商品名」、「商品説明」に左右されます。

 

それでは見ていきましょう。

 

中国で商品撮影したサンプルイメージ(撮影手法編)

中国で商品撮影した写真をいくつか紹介します。

実際に、当社「誠」で利用しているプロのカメラマンが撮影した写真です。

  • 白抜き加工
  • モデル撮影(室内)
  • モデル撮影(ロケ)

 

詳しくみていきましょう。

 

白抜き加工

通常撮影と白抜加工

1つ目は、白抜き加工です。

標準撮影で依頼すると、少しグレーがかったもの(写真左側)になります。

アマゾンで出品する人は、1枚目の写真は白抜き(写真右側)と規約で決まっています。

白抜きの方が、少し料金が上がります。

パンダ社長
パンダ社長の経験です。アマゾンで、標準撮影の写真を1枚目に設定していました、すると、アマゾンに自動で認識され、ステータスが「検索対象外」になりました。お金をケチると、さらに出費が嵩む事例です。アマゾンで新規出品する人は、はじめから白抜きで依頼することを推奨します。

 

モデル撮影(室内)

OEM室内モデルサンプル1
OEM室内モデルサンプル2
OMEM室内モデルサンプル7

2つ目は、室内でのモデル撮影です。

モデルを採用することで、商品を使用したときのイメージが沸きやすくなります。

アパレル系の商品では、商品単体の写真に加え、モデル着用の写真もあると売れやすくなります。

パンダ社長
モデルは、撮影会社へお任せすることもできます。また、自身で手配したモデルに対応できる撮影会社もあります。

 

モデル撮影(ロケ)

OEM屋外モデルサンプル1
OEM屋外モデルサンプル2
OEM屋外モデルサンプル3

3つ目は、ロケでのモデル撮影です。

モデル料金は屋内と同じですが、ロケNGのモデルもいます。

また、ロケ地までの交通費や日当が別途生じます。

パンダ社長
ロケ撮影のメリットは、臨場感です。共感することで商品が売れやすくなります。

 

中国で商品撮影したサンプルイメージ(商品カテゴリ編)

次に、商品のカテゴリーごとのサンプルイメージを紹介します。

今回も、当社「誠」で利用しているプロのカメラマンが撮影した写真です。

  • アクセサリ
  • 下着・レギンス
  • 子供服
  • コスプレ・コスチューム
  • 革製品

 

詳しくみていきましょう。

 

アクセサリ

OEMアクセサリの撮影イメージ1
アクセサリの撮影イメージ8
アクセサリの撮影イメージ9

1つ目は、アクセサリです。

アクセサリは、シャープさと質感、自然な輝きを演出することで売れやすくなります。

反射する商品が多く、撮影会社によっては追加料金を頂戴するところもあります。

パンダ社長
モデルは、商品の販売価格が1,000円くらいなら不要です。18金やプラチナなど、高価な商品はモデルをオススメします。

下着・レギンス

OEM下着・レギンスサンプル1
OEM下着・レギンスサンプル2
OEM下着・レギンスサンプル3

2つ目は、下着・レギンスです。

下着やレギンスなどのラインがくっきりでる商品は、モデルのスタイルが売上を左右します。

商品写真に加え、モデル写真もあると売れやすいです。

 

子供服

OEM子供服1
OEM子供服2
OEM子供服3

3つ目は、子供服です。

子供服は、小物と一緒に撮影して日常感を演出します。

パンダ社長
子供服は、素材の安全性や洗濯表示を明記すると、売れやすいです。

 

コスプレ・コスチューム

OEMコスプレ1
OEMコスプレ2
OEMコスプレ3

4つ目は、コスチュームです。

モデル写真がないとほとんど売れないカテゴリーです。

パンダ社長
コスプレ・コスチュームは、中国ではアニメのキャラクターのものが出回っていますが、知的財産権を侵害する恐れがあります。以前に、パンダ社長も権利侵害で訴えられたことがありますよ。ちなみに、権利を持っていても自身のブランド周知のために、黙認する権利者(企業や個人)もいます。

参考:J-PlatPatで商標権を調べる方法【中国輸入では必須スキルです】

 

革製品

OEM革製品のサンプル1
OEM革製品のサンプル2
OEM革製品のサンプル4

5つ目は、革製品です。

革製品は、小物と合わせることで高級感を演出することができます。

小物は、撮影会社で用意できることが多いですが、自身で用意することもできます。

パンダ社長
撮影会社で小物を用意すると、オプション料金がかかります。小物によっては、無料貸出のものもあります。

 

コストパフォーマンスがよいのは中国撮影

日本撮影と中国撮影のコストパフォーマンスを比較してみます。

日本側はバーチャルイン利用、中国側は当社の委託業者利用とします。

バーチャルインは商品撮影プラン(5カット=1,000円)、当社は通常プラン(5カット=1,900円)とします。

 

仮に関東・信越地域から北海道のバーチャル・インへ発送した場合、当社へ依頼する方が約500円安く撮影することができます。

パンダ社長
北海道や東北地方にお住まいの方であれば、関東より西側に地域に比べ、バーチャル・イン利用のコスト面での優位性は高くなります。下記シミュレーションは、①為替1元=19円、②150サイズ段ボールの条件もと算出しています。

 

バーチャルイン(日本) 誠(中国)
撮影費用 1,000円 1,900円
商品発送費用 1,800円 950円
商品返送費用 1,280円 570円
合計 4,080円 3,420円

パンダ社長
ちなみに、写真は、バーチャルインでも当社でもデータ渡しです。最近は、元高円安が加速しているので、コスト面では中国で撮影するメリットは少なくなってきています。作業面では、中国側ですべてやってくれ、自身を中継しなくてよいというメリットはあります。

 

日本で撮影するなら「バーチャル・イン」

日本で商品撮影をするなら「バーチャル・イン」がオススメです。

標準5カット1,000円と、業界では最安値の撮影代行です。

実際に撮ってみないとイメージが想像しにくいといったニーズにも、無料のお試し撮影サービスがあることで応えてくれます。

参考:バーチャル・イン

 

納期は、商品撮影なのかモデル撮影なのか、加工を入れるのかによっても若干変わりますが、概ね1~2週間で仕上がります。

所在が北海道という点が、日本国内送料という点で住まわれている地域によってはメリットにもデメリットにもなり得ますが、サービスの豊富さや対応スピードを総合的に鑑み、「バーチャル・イン」をオススメします。

パンダ社長
日本撮影のメリットは、コミュニケーションが円滑にできることです。担当者へ直接構図やポーズ、イメージを自分の言葉で伝えることができます。一方、中国撮影のメリットは、撮影用の商品が貴店を経由せずとも写真が出来上がるということです。写真の品質は、どちらも大差ありません。

 

商品写真は、商品の売れ行きを左右する重要な要素です。写真の転用は厳密には法律で禁止されていますし、OEM製品であれば必然的に写真が必要になります。はじめは何だか手間だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、撮影を依頼することは一度経験してみると案外すんなり進むものです。

繰り返しとなりますが、写真により売れ行きが変わります。今回は、OEMを前提にご紹介してきましたが、中国輸入での単純転売であっても売れ筋は自身のオリジナル写真として撮影してみることで売れ行きが変わるかもしれませんね。

日本で撮影するか、中国で撮影するかは好みですから、売上アップの施策として試しに写真撮影代行に依頼してみるのはいかがでしょうか。

 

結論:

まとめます。

  • 商品写真のクオリティで売れ行きが変わります。
  • 日本で撮影するなら「バーチャル・イン」がオススメです。
  • コスパがよいのは中国撮影でしたが、最近は元高により日本撮影でも料金はあまり変わらないです。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました^^

参考:【裏技あり】アパレル製品を日本でOEMする方法【中国輸入に頼らない】