
こんにちは!
中国輸入代行「誠」の代表のじょに(こと酒井)です^^
商品写真は、インターネットビジネスでの成功を左右する要素の1つです。
OEMで出来上がった製品がどんなに品質がよくイメージ通りのものが出来上がったとしても、売れ行きは「商品写真」や「商品名」、「商品説明」に左右されます。
中でも「商品写真」は、文字に比べ脳にインパクトを残しやすく、また検索で商品ページへ流入後の滞在時間を延ばす(=購入検討の対象になる)には最も重要なポイントになります。
そして、中国輸入ビジネスの場合、代行業者へ商品写真撮影を依頼することで、あなたは商品を受け取らずともアマゾンや楽天市場、BASE、メルカリなどのECサイトで商品ページを作成することができます。
商品選定→商品制作→商品撮影→商品登録→販売に至るまで、パソコン1台と信頼できるパートナー(リサーチの外注さんや代行業者など)がいれば、世界中どこにいても中国輸入ビジネスを実践することができます。
今回は、当社での商品撮影依頼の方法に加え、ネットショップで使用される写真のうち、比較的よくあるシチュエーションやカテゴリーごとのサンプル写真を紹介いたします。
この記事の目次
日本でのオススメ撮影代行業者は「バーチャル・イン」
わたしがタイ輸入の商品を撮影する際に利用している撮影代行業者は、バーチャル・インです。
標準5カット1,000円と、業界では最安値の撮影代行業者です。
実際に撮ってみないとイメージが想像しにくいといったニーズにも、無料のお試し撮影サービスがあることで応えてくれます。
納期は、商品撮影なのかモデル撮影なのか、加工を入れるのかによっても若干変わりますが、わたしの経験ですと商品到着から概ね1~2週間で仕上がります。
所在が北海道という点が、日本国内送料という点で住まわれている地域によってはメリットにもデメリットにもなり得ますが、サービスの豊富さや対応スピードを総合的に鑑み、わたしは「バーチャル・イン」をオススメしています。
タイ商品でも中国商品とコラボして中国撮影
タイ商品の仕入方法は3つです。
- タイ現地で調達する(タイへ出向く)
- タイの代行業者へ買付~国際発送を依頼する(売筋がわかれば自身がタイへ出向かなくともok)
- タイの店舗へ買付~国際発送を依頼する(まずは何度かタイへ出向くのがベター)
- おまけ:日本国内のモールで買付→転売する(販売力がないセラーは値下げに走りがちですから、値下がった商品を購入し自身で再出品)
そのような方法で調達した商品をタイから中国へ発送し、タイでは難しいけれど中国では得意な加工や装飾を施すことで完全オリジナルのOEM商品を作る。といった手法もあります。
この手法でOEMなされている方は、タイ輸入実践者でも中国輸入実践者でもほんのわずかです。(商品をみればタイ仕入れだなとほぼほぼわかりますが、製品自体に一手間加えている商品はモール上であまり見かけない)
そして、中国で完成した商品の撮影を中国で済ませ、代行業者や個人パートナー経由で、日本のFBA倉庫や楽天倉庫、その他倉庫へ発送することで、あとは売上が立つのを待つのみという状況を作ることができます。
OEMで稼いでいる方(=長年の経験者とは限らない)ほど自身で作業はせず、リサーチや国際発送はもとより、商品撮影さえも外注化なされている方が多いのです。
さらに、会社が大きくなれば、商品企画さえも社長は考えずとも従業員(広義の意味での外注化)から上がってくるようになります。
日本撮影と中国撮影、コスパがよいのはどっち?
日本撮影と中国撮影のコスパを比較しはじめますと、為替も影響してきますから正確に評価するのは難しいです。
そのため、ここでは1元=16円として評価してみます。
日本側はバーチャルイン利用、中国側は当社の委託業者利用とし、もっともスタンダードな商品撮影(5カット=1,000円)を例にとっての比較です。
仮に関東・信越地域から北海道のバーチャル・インへ発送した場合ですと、当社へ依頼なさる方が約1,500円安く撮影することができます。
北海道や東北地方にお住まいの方であれば、コスト面でのバーチャル・イン利用の優位性は高くなります。
バーチャルイン(日本) | 誠(中国) | |
撮影費用 | 1,000円 | 1,200円 |
商品発送費用 | 1,800円 | 約800円 |
商品返送費用 | 1,280円 | 約480円 |
合計 | 4,080円 | 2,480円 |
※ 日本の関東・信越地域から北海道へ発送した場合です。
※ 日本の商品発送費用は160サイズダンボールを佐川急便で発送した場合の目安です。
※ 日本の商品返送費用はバーチャルインより事前に請求いただく費用です。
※ 中国の商品発送費用は160サイズダンボールを当社より撮影業者へ発送した場合の目安です。
※ 日本の商品返送費用は160サイズダンボールを撮影業者より当社へ返送した場合の目安です。
※ 写真は、日本も中国もデータ渡しです。
日本撮影と中国撮影、その他の視点
差額の約1,500円をどう見るか。
日本撮影のメリットは、コミュニケーションが円滑であることです。
担当者へ直接構図やポーズ、イメージを自分の言葉で伝えることができます。
中国撮影の場合でも当社のような代行業者を通じ意思疎通は図れますが、同国どおしでも意思疎通は難しいものですから、不安を感じられる方は日本撮影をオススメします。
また、日本で販売する商品のモデルは中国人より日本人の方がよい。という方もいらっしゃいます。
そのような方は必然的に日本撮影になります。
一方、中国撮影のメリットは、撮影用の商品があなたを仲介せずとも写真が出来上がるということです。
中国の撮影代行業者は、昨今は感染症の影響によりモデルを集めるのに苦労していると聞きますが、商品撮影であれば日本撮影でも中国撮影でも品質には大差がないです。
以下、当社の委託先で撮影した場合の写真サンプルの紹介です。
アマゾンの1枚目の写真は白抜き加工
特に指定せずに写真撮影を依頼しますと、日本撮影でも中国撮影でも背景が少しグレーがかったもの(写真左側)になります。
バーチャル・インの5カット1,000円のプランも同様です。
アマゾンで出品なさる方は1枚目の写真は白抜きと規約で決まっていますから、少し料金が上がりますが撮影依頼する際は白抜き(写真右側)を選択することをオススメします。
たしかに、背景は白の方が被写体が映えるのがわかりますね!(比べるものがなければあまりわかりませんが^^;)
革製品は小物と合わせて高級感を演出






光物は鮮明くっきりが売れるポイント






アクセサリはシャープさと質感、自然な輝きを演出









コスプレはモデルで勝負






下着・レギンスはモデルの体型選定で売れ行きが変わる









キッズは小物使いで日常感を演出









室内でのモデル撮影






屋外でのモデル撮影






まとめ
商品写真は、商品の売れ行きを左右する重要な要素です。
写真の転用は厳密には法律で禁止されていますし、OEM製品であれば必然的に写真が必要になります。
はじめは何だか手間だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、撮影を依頼することは一度経験してみると案外すんなり進むものです。
繰り返しとなりますが、写真により売れ行きが変わります。
今回は、OEMを前提にご紹介してきましたが、中国輸入での単純転売であっても売れ筋は自身のオリジナル写真として撮影してみることで売れ行きが変わるかもしれませんね。
日本で撮影するか、中国で撮影するかは好みですから、売上アップの施策として試しに写真撮影代行に依頼してみるのはいかがでしょうか。
本日もお読みいただき、ありがとうございました^^