
こんにちは!
中国輸入代行「誠」のパンダ社長こと酒井(@makoto1688)です^^
このような疑問にお答えします。
▼中国輸入でのOEM交渉に関するtweet▼
OEMがうまくいく人は、交渉上手かもしれません。中国輸入でありがちなのは、値引き依頼です。値引きして、工場や代行に何のメリットがあるのか考えれば、値引きが得策でないことはわかるはずです。値引きしたいなら、まずは相手の言い値で実績を作る。→信頼を作る。と、うまくいくかもしれませんよ😌
— パンダ社長@中国輸入代行「誠」🇨🇳OEMと無在庫直送の専門業者 (@makoto1688) April 1, 2022
この記事は、長年、貿易業を営むパンダ社長が書いています。
▼この記事でわかること▼
- 中国輸入における店舗との交渉事例
- 中国輸入における工場との交渉事例
- 中国輸入の代行を経由する交渉事例
- 中国輸入のOEMで、うまくいく交渉事例
それでは見ていきましょう。
中国輸入における店舗との交渉事例
はじめに、中国輸入での交渉がうまくいかない人の事例を紹介します。
たとえば、アリババでの交渉事例です。
ただ、今後も取扱を検討していて、まずは10個試験したいから、もう少し安くしてくれませんか。
新規で信用もない状況で未来を語っています。
店舗は何を根拠に信じればよいのでしょうか。
交渉の心構えは、相手側のメリットを理解することです。
中国輸入における工場との交渉事例
次に、工場との直接交渉する事例です。
今回の事例は、OEMの交渉でよくある事例です。
一見、交渉がうまくいったかのように思いが、実のところの仕上がりは、なんと!「綿80%、ポリエステル20%」の製品になったというオチです。
あまりにしつこく交渉すると、思ってもいないことが起きますし、それでいて、プロでない限り、「綿100%」ではないことに気付かないものなのです。
中国輸入の代行を経由する交渉事例
次に、代行経由の交渉事例です。
代行によっては、注文数に下限を設定しているところもありますが、その理由の1つがコレです。
1個での「交渉」は、工場や店舗に対し、一体どういうメリットを提示して「交渉」すればよいのか。
はたまた、仮に9元になったとしても、代行手数料が料率(パーセント)で決まっている代行の立場からすれば、交渉により利益が少なくなるというのに、本気で「交渉」に臨めるのでしょうか。
中国輸入のOEMで、うまくいく交渉事例
最後に、うまくいく人の交渉事例です。
当社と取引のある中小企業様との「交渉」事例です。
そのように理解いただけているのでしたら5元でお願いできますか。
値引き交渉が「交渉」というわけではないということです。
相場を知り、相手のメリットも考える。
長期視点でみれば、この考え方が理に叶っているように思います。
補足:エビ担当
あまりに「交渉、交渉」という人には、工場や代行業者によっては「エビ担当」を付けるケースもあります。
中国で「エビ担当」というのは、いわゆる新規スタッフや実績や経験が少ないスタッフのことです。
訳アリスタッフを指すこともあります。
工場や店舗、代行も人材は資源です。
生産性を高める人事配置するのは当然のことですし、取引規模が小さくかつ半ば猟奇的?なクライアント(=クレーマーに近い)には、「エビ担当」を付けるというのは極めて合理的なことです。
結論:交渉はその人が現れる!
まとめます。
- 目先の利益に捉われない
- 相手を想う気持ち
- 未来志向
- 与えると、いつか自分に戻ってくる
- 持ちつ持たれつつ
- 感謝、共存、誠意
本日もお読みいただき、ありがとうございました^^