タオバオの仕入価格の下限を設定する

こんにちは!
中国輸入代行「誠」の代表のじょに(こと酒井)です^^

 

無在庫で代行業者をご利用なされている方ですと、発送状況について問い合わせたことがある方は少なくはないのではないでしょうか。

 

当社ご利用のお客様からの問い合わせの中でも最も多いのが、この発送状況に関する問い合わせです。

 

「注文から〇日が経過していますが、どのような状況ですか?」

 

「注文No.***はいつ貴社倉庫へ到着しますか?」

 

「あとで注文した商品が先に到着しましたが、以前に注文した注文No.***はどうなっていますか?」

 

「しばらくステータスに変更がありません。店舗へ確認いただけますか?」

 

このような問い合わせが多い(当社の場合、7割は発送状況に関す問い合わせ^^)中で、一度も問い合わせなされたことがないお客様がいらっしゃるのも事実です。

 

今回は、中国やタオバオの現状を交え、発送状況に関する問い合わせが多くなる原因とその対策について解説します。

 

 

中国の初任給について

2020年現在での中国の初任給はご存じでしょうか。

 

中国は、日本にも増して格差社会が顕著でして、都市部と農村部の平均年収は極めて乖離しています。

 

ここでは簡単のため、大学卒業後の地域ごとの初任給(平均値)を紹介します。

 

たとえば、当社の会社がある青島ですと5,000元、義烏や広州ですと7,000元です。

 

最も高額なのは上海で10,000元、そしてチベットなどの西部やモンゴル自治区などの内陸部になりますと3,000元前後のところもあります。

 

わかりやすいため、1元=20円としますとその差に愕然としてしまいませんか。

 

中国は働いていなくても日本より金持ちが多い

初任給が10,000元の上海は、日本の平均初任給より少し低いくらいです。

 

都市部ですから物価も高めで、貯金もあまりできないです。

 

しかし、中国人は両親の脛をかじる子供が日本に比べ非常に多く、両親と一緒に住み、初任給以上のお小遣いを貰っている家庭がよく見かけます。

 

よく見かけますといいますか、中華圏は昔からそのような文化で、私の妻(台湾人)も実家や親戚も似たり依ったりな暮らしをしています。

 

結婚しても、どちらかの実家で一緒に暮らすこともよくあることです。

 

そのため、日本に比べ、中国の若者はブランド品や高級品を若い時から所有している傾向にあります。(そして、両親から給料以上のお小遣いを貰っている方もいます...)

 

もちろん、ブランド品に興味がない中国人もたくさんいますから上記は部分的な話であり、お金の使い方という意味で日本よりダイナミックでより品質のよいものを求める傾向にあると感じます。

 

中国人は数十元のレディース服は買わない

さて、徐々に本題です。

 

タオバオは、中国国内向けのショッピングサイトです。(海外向けのサイトではないことを敢えて強調)

 

ですから、中国国内で売れる「品質」「色」「サイズ」「価格」を満たす(であろう)商品が出品されていることになります。

 

その中で、「価格」だけにフォーカスしますと、0.数元~10,000元を超える商品まで出品されていますが、(噂の域を超えませんが)タオバオ全体での購入平均単価は90元前後(1,500円くらい)言われています。

 

統計で表現しますと、90元前後に購買点数のピークがあり、左右にいくにつれて減衰していくようなグラフ(ロングイテイル図のような感じ)になります。

 

つまり、0.数元~数十元の部分やたとえば200元を超える部分の購買点数は少ないことが予測されます。(他にもピークがある可能性は排除できないですが、ここでは簡単のため)

 

 

50元以上のアパレル製品は商品の返品・交換は発生しない

ちなみに、当社、中国輸入代行「誠」を無在庫でご利用の方の平均単価は100元前後です。

 

そして、データから見ますと、タオバオでの表示価格が50元以上のアパレル製品で不良に伴う返品・交換が生じることは極めて少ないのです。

 

つまり、50元以上の商品を購入することで、当社倉庫へ2日前後で到着し、返品・交換に伴うエンドユーザー様へのクレーム対応が無くなる可能性が極めて高くなります。

 

また、20元以下の商品を店舗へ返品・交渉しようものなら、「20元程度の商品なんだから、それくらいの質なのは当たり前。もう二度と連絡してくるな。」といった具合に、罵倒されます。

 

上記、全く大げさではなく、日常的に行われているやり取りです。

 

私個人としての気持ちは、当社はそのようなやり取りを通じ、何とか商品を供給できるように努力していることもご理解・把握いただけるだけでとても有難く感じます。。(つい本音^^;)

 

物には相場があるってことです

中国輸入をはじめたばかりの頃ですと、どうしても利益を出したくて、価格差のある商品を商品登録したくなるものです。

 

特に、無在庫の場合は、商品登録件数が売上を左右しますから、外注さんやシステムを活用して、はじめの頃は登録件数を増やすことに専念することになります。

 

しかしながら、商品が売れ始めますと、徐々にトラブルも増える傾向にあります。

 

たとえば、「在庫切れ」が頻発したり、「不具合品」が到着し交換に時間を要したり、大型商品や機械製品が輸送中に破損したり、、

 

そして、これらの問題は、物の相場を把握しておくことで回避できるのです。

 

相場がわからなくとも、今回解説してきました情報を参考にしていただき、ご自身の仕入価格に下限を設けること(=タオバオの表示価格●元以下は商品登録または購買の対象外とする!といった具合)でかなりの割合のトラブルを回避することができます。

 

利益ばかり見ていますと、利益以上の損失を生み出すことになります。

 

さらに、「在庫切れ」や「不具合品」の問題は、代行業者を変えたところで解決する問題ではなく、貴店自身が対策しなければいつまでも解決にならない問題であることを自覚なさることが解決の近道です。

 

おまけ:ECモール拼多多について

中国のECモールに「拼多多(ビンドゥドゥ)」というサイトがあります。

 

中国の貧困層をターゲットにしたECモールで、ほとんどの商品が9.9元で販売されています。

 

当社でも買付は行えますが、如何せん9.9元の商品ばかり、ターゲットが中国の貧困層ですから、交渉しましても規約上、返品交換は対応できないです。。

 

そういう意味でも、10元前後のアパレル製品は、中国でも貧困層が利用する価格帯であり、世界と比べても製品の「品質」や「色味」に拘りがある日本で、そのような価格帯の製品を仕入れ、販売すること自体がクレームに繋がりやすい原因になっているのではないかと感じます。

 

拼多多(ビンドゥドゥ)

 

 中国は、農村部に約8億人が住み、都市部に5憶人が住んでいます。「拼多多(ビンドゥドゥ)」は農村部の約8億人をターゲットにしたサイトということになり、今、中国で急成長しているモールの1つです。

 

まとめ

物には相場があります。

 

安い物には安いなりの理由があり、高い物には高いなりの理由があるものです。

 

物販をはじめたばかりの頃ですと、損をしないようにと考え、価格差に特化したリサーチを行いがちですが、経験を積むと中国輸入ビジネスの肝の部分がわかってくるはずです。

 

私は、現在はコンサルを行っていませんが、現在の輸入代行の立場から今回敢えてお伝えしました。

 

「タオバオでアパレル製品を購入する際は、仕入価格に下限を設ける。(例えば、20元以下は買わないなど)」

 

上記を意識することで、後々のクレームを回避できやすくなります。

 

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました^^

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