
こんにちは!
中国輸入代行「誠」のパンダ社長こと酒井(@makoto1688)です^^
このような疑問にお答えします。
▼中国輸入の国際物流に関するtweet▼
パレードの法則。食べ放題の店に行って、元を取れる人は2割。残りの8割のお客さんが店を支えているのですね。代行も同じで、月額を支払っている人のうち、恩恵を受けている人は2割かもしれませんよ。月額無料でも代行は経営できます。あとは、経営判断です😌
— パンダ社長@中国輸入代行「誠」🇨🇳中国で正規輸出入権を持つエージェント (@makoto1688) February 18, 2022
この記事は、長年、貿易業を営むパンダ社長が書いています。
▼この記事でわかること▼
- 中国の輸入代行が月額制を採用する理由
- 中国輸入代行「誠」の月額に対する考え方
- 月額の視点で、中国の輸入代行の選び方
それでは見ていきましょう。
中国の輸入代行が月額制を採用する理由
中国の輸入代行が、月額制を採用する理由は2つです。
- 経営安定のため
- 紹介者への報酬確保のため
詳しくみていきましょう。
経営安定のため
1つ目は、経営安定のためです。
代行業者にとって、月額は安定的なキャッシュポイントになります。
月額制を敷くと、ユーザーが利用しない月でも一定の収益を得られます。
特に、2月~3月の閑散期や最近ではコロナの影響等でユーザー離れが進んだときでも、「会員数×月額利用料」の収益を見込めます。
収益が見込める分、人件費や地代家賃、その他販売管理費のコントロールが行いやすくなります。
紹介者への報酬確保のため
2つ目は、紹介者への報酬確保のためです。
「売上=客数×客単価」です。
客数を増やすには、集客が必要です。
コンサル先生からのユーザー紹介を通じて集客している代行は、コンサル先生へ紹介料を支払っているケースがあります。
SEOや広告で集客している代行よりも、コンサル先生の指導を受けたユーザーに利用いただけるので代行としてもメリットがあります。
中国輸入代行「誠」の月額に対する考え方
中国輸入代行「誠」の立ち上げたのは、2018年9月です。
それまでは法人向けサービスのみでしたが、個人向けサービスを加えた形です。
ここまで、中国輸入代行「誠」の月額に対する考え方を知っていただくために、中国側の責任者である韓さんとの話を紹介します。
立ち上げ前夜の会話
よし!料金体系はこれで決まりですかね!
・・・あ、そういえば、月額はどうします?
わたしもそう思っていましたが、念のため、酒井さんの考えを確かめたくて確認しました。
立ち上げ3ヵ月後の会話
酒井さん、コンサル復活しません?
60歳になるまであと20年以上もコンサルをやっている自分を想像できませんしね、ここは自力で何か考えましょうよ。
それにしても、こういう時、月額制の代行業者は羨ましい限りですね^^
参考:月額の視点で、中国の輸入代行の選び方
2022年3月現在。
中国の輸入代行業界は、シュリンク傾向(倒産、廃業)にあります。
理由は、3つです。
- 人件費の高騰による人材流出
- 地代家賃の高騰による固定費の増加
- 物価上昇に伴い価格差が出にくくなっている
上記理由により、ユーザー(あなた)を獲得するために、月額利用料は値下がり傾向にあります。
月額利用料の値下がりは、ユーザーにとってはメリットがあるかもしれません。
しかし長期で考えれば、代行が儲かりにくくなっているということの裏替えしです。
いづれ中国輸入ビジネス自体がシュリンクする運命にある。ということになります。
また、ユーザーを獲得するために、サービス内容を拡充する代行も増えています。
4年前までは、注文はスプレッドシートが主流でしたが、2022年には注文システムを持っている代行のシェアが広がっています。
さらに、月額が無料であったり、代行手数料や国際送料の点でもコロナ禍以前よりも安くなっている代行もあります。
結論:中国の輸入代行は、月額がないと運営が厳しい時代なんです!
まとめます。
- 中国の輸入代行が月額制を採用する理由
①経営安定のため
②紹介者への報酬確保のため
編集後記
似たようなサービスを受けられるのであれば、敢えて月額制の代行業者を選ぶ理由が見当たりません。
そもそも、サービスがあなたに合うかどうかは利用してみないとわからないものです。
コンサル先生には合う代行業者でも、あなたに合うかは別問題です。
また、「月額制の代行業者の方がサービスがよい」というのは5~10年前の話です。
月額制により収益が増えると、自社サービスに充てる原資が増えますから当然です。
ただ、今の時代、当社をはじめ、月額制を採用せずとも資金力やシステム開発力で、他社にはないサービスを提供する代行も増えています。
今のあなたが何を求めているのか。
コスト?スピード?コミュニケーション?検品?
的を絞って検討することをオススメします。
本日もお読みいただき、ありがとうございました^^