
こんにちは!
じょにです^^
ネットビジネスを行っていますと、ネットのスピードについて気になる時がありませんか?
「もう少し早かったらな」とか「最近遅くなったな」とか。。
本日は、アクセスポイントを切り替えることでネットのスピードを上げる方法について解説いたします。
※ 私が仕事をしている建物は光回線が引けずADSLが限界です。そのため、モバイルWi-Fiを使っています。光より遅いですが、ストレスが無い程度には使えています。
Wi-Fiの2.4GHzと5.0GHzの違いとは?
無線LAN(Wi-Fi)には2.4GHzと5.0GHzの2つの周波数帯があります。
私は物理学で宇宙を専攻していましたので周波数と聞いてピンとくるのですが、周波数という言葉自体に抵抗がある方もいらっしゃるかと思いますので、結論だけ書きます。
- 2.4GHz・・・5.0GHzに比べ:①遠くまで届く、②遮断物を透過しやすい、③遅い
- 5.0GHz・・・2.4GHzに比べ:①近距離で有効、②遮断物を透過しにくい、③早い
2.4GHzには14個の周波数帯がある
2.4GHzを使用している場合でも、さらに細かく分けて14個の周波数帯が存在しています。
私たちは、この14個の中から初期設定または自動で検出した周波数帯を知らずのうちに使用しています。
2.4GHzの周波数帯は下記のようになります。(単位:GHz)
①:2.401~2.423
②:2.406~2.428
③:2.411~2.483
・・・
⑭:2.473~2.495
ここで注目すべき点は2つです。
- 被っている周波数帯がある(ex. ①と②ですと、2.406~2.423)
- 全く被っていない周波数帯もある(ex. ①と⑭)
つまり、被っていない周波数帯を調べることができれば、同じ2.4GHzでもネットのスピードがあがることになります。
1つの周波数帯(道路)に回線(車)がたくさん走ると遅くなる(渋滞する)イメージを持っていただくとわかりやすいかと思います。
inSSIDerで周波数帯を調べる
まずは、「inSSIDer」をこちらからダウンロードしてください。
ダウンロードできましたら、初期画面では[LEARN]のタブになっていますので、[NETWORK]を選択してください。
上記画面になっていればokです。
SSIDの欄に、検出されたWi-Fiの端末番号(SSID)が表示されます。
channel欄の①~⑭は2.4GHzの周波数帯、それ以外の数字は5.0GHzの周波数帯を使用しているという意味になります。
上記画面ですとわかりづらいですが、①と②の周波数帯を利用していることがわかりますので、どちらかがたとえば⑭へ変更すればネットのスピードが上がります。
ちなみに、画面右下のグラフで100のところに1つピークが立っていますが、これが今(本ブログを書いている時点で)私が使用している周波数帯になります。
同じ5.0GHzでも、36の付近で何人か利用していることがわかりますが、100付近では利用者がいないのでWi-Fiが最高のパフォーマンスを発揮することができます。
周波数帯の変更方法
周波数帯はお使いのルーターで変更することができます。
たとえば、2.4GHzで①の周波数帯を利用していれば、手動で⑭に変更すればよいわけです。
ルーターは実物をイジるわけではありません。
PCにつなぐとルーターの管理画面が表示されるはずです。メーカーや機種によって管理画面が異なりますので画面で解説できませんが、感で変更する画面を探してください、、^^;
なお、私が利用している「UQ WiMAX」のW04シリーズは、2.4GHzと5.0GHzの変更のみで細かい周波数帯を自分で変更できません。W04自身が自動検出して最も渋滞していない周波数にチューニングするようになっています。