中国輸入における無在庫販売での再配達リスクの話【エンドユーザ不在】

こんにちは!
中国輸入代行「誠」のパンダ社長こと酒井(@makoto1688)です^^

 

無在庫で再配達料金がかかった子侍
先日、中国輸入の無在庫で販売していた商品に注文が入り、代行へ注文しました。代行から日本へ発送されたあとに、追跡状況を確認していると、ステータスが「再配達」になっていました。そのときは手数料は生じませんでしたが、別件の注文で再配達手数料が生じていることがありました。この事象は、何かのトラブルや間違いなのでしょうか。国際発送の「再配達」について、アドバイスをいただけると助かります。

このような疑問にお答えします。

 

中国輸入の再配達リスクに関するtweet

国際便の再配達は、再配達手数料がかかるケースもありますよ。「①日本通関→②運送業者→③配送先住所→⓸不在→⑤運送業者→⑥国際物流倉庫」:⑤で再配達依頼ができれば「無料」、⑥で再配達依頼となると「有料」となり⑤⑥間と⑥③間の送料が請求されます。早めの再配達依頼がオススメです😌

この記事は、長年、貿易業を営むパンダ社長が書いています。

 

この記事でわかること

  • 中国輸入における無在庫販売での再配達リスクとは
  • 中国輸入における無在庫販売での再配達の流れ
  • 国際発送における再配達のルール
  • 中国輸入における国際倉庫からの再配達料金
  • 補足:ヤマトや佐川のオペレーターの認識

 

それでは見ていきましょう。

 

中国輸入における無在庫販売での再配達リスクとは

中国輸入での無在庫販売は、リスクがないという人もいます。

しかし、リスクがないビジネスは存在しないのです。

たとえば、中国輸入での無在庫販売ですと、再配達のリスクがあります。

具体的には、再配達手数料がかかるケースと、かからないケースがある。ということです。

  • 再配達手数料がかかるケース
  • 再配達手数料がかからないケース

パンダ社長
なぜ、2つのケースが生じるのか、次の項で説明しますね!

 

中国輸入における無在庫販売での再配達の流れ

国際物流での再配達の流れは、日本国内での物流とは少し異なります。

簡単のため、はじめに、中国輸入で中国から日本へスムーズに配達できた場合の流れを次に記します。

 

中国輸入における物流の流れ

①店舗・工場

②代行・エージェント

③中国通関業者

⓸中国税関

⑤日本税関

⑥日本物流会社

⑦指定先住所・エンドユーザー

パンダ社長
今回の要点は、⑦指定先住所・エンドユーザーが、受け取らなかったときに、手数料が生じるケースと生じないケースがある。という話ですよ!

 

「①店舗・工場」から「⑦指定先住所・エンドユーザー」までの長旅の中、何もトラブルがないのが理想ですね。

少なからず中国側でのトラブルも然ることながら、日本側でのトラブルもあるのですね。

たとえば、「⑤日本税関」で通関できないや、「⑥日本物流会社」で破損・紛失が生じたです。

今回は、「⑦指定先住所・エンドユーザー」の部分についてさらに詳しく紹介しますね。

 

中国輸入における日本側での再配達の流れ

⑦指定先住所・エンドユーザー

⑧エンドユーザー不在

⑨運送業者の営業所へ返送

⑩エンドユーザーが再配達依頼

⑪再発送

パンダ社長
「⑦指定先住所・エンドユーザー」から「⑪再発送」の流れは、日本国内での再配達の方法と全く同じですね!しかし、「この流れで再発送されるから手数料なんてかからないはず。」と思っている運送業者のオペレーターも本当に多いのですよね。国際発送の荷物は、この流れに当てはまらないことがあるのです。詳しくは、次の項で説明しますね!

 

国際発送における再配達のルール

中国輸入における日本側での再配達の流れに当てはまらないケースについて紹介します。

キーワードは、運送業者の保管日数です。

運送業者ごとの、「⑨運送業者の営業所へ返送」後の、営業所での保管日数の目安は次の通りです。

  • ヤマト:7日間
  • 佐川:7日間
  • OCS:30日間

パンダ社長
上記は、2022年3月時点での「誠」の契約条件です。営業所倉庫での、無料の保管日数は代行業者と中国の運送業者との契約によっても異なるかもしれません。各自代行業者へ確認してみてくださいね。

 

 

営業所での保管期限を過ぎると、各社が提携している国際物流倉庫(たとえば、佐川であればシノトラスジャパンなど)へ自動返送されます。

荷物が動かない状態が続くと、倉庫にとっては迷惑なんですよね。

ですから、倉庫保管料や再配達手数料、廃棄手数料が徴収されることになります。

 

▼ 運送業者の保管日数が過ぎたあとの流れ ▼

⑨運送業者の営業所へ返送

⑩運送業者の営業所から国際物流倉庫へ返送・保管

⑪エンドユーザーが再配達依頼

⑫再発送

パンダ社長
日本で国際物流倉庫に返送される荷物って、年間で数100万点を越える量あるのですね。保管するにもコストになりますし、こういうことを知っていると、さすがに「無料」での提供はあり得ないかな。と思ってしまいます^^;

 

中国輸入における国際倉庫からの再配達料金

「⑩運送業者の営業所から国際物流倉庫へ返送・保管」となった商品に対し、何かアクションしようとすると、次のような手数料が生じます。

  • 再配達を依頼する:再配達手数料が生じる
  • 廃棄を依頼する:廃棄手数料が生じる
  • 保管を続ける:廃棄手数料または保管手数料が生じる

 

手数料は、国際物流倉庫と契約している日本の運送業者と、中国の運送業者との契約によって若干異なります。

また、代行業者は、中国の運送業者と取引しているため、代行業者により手数料が異なることもあるかと思います。

パンダ社長
「誠」の場合は、ヤマトでも佐川でもOCSでも、再配達手数料は1件150元、廃棄手数料は1件150元の設定です。この手数料で儲けたいという考えは全くなく、為替の影響や人が動く部分もありますが、乗せているとしてもせいぜい100円くらいだと思います。為替によって、赤字になっているときもあります^^;ちなみに、保管手数料は保管日数によるため、当社も把握しておらず、中国の運送業者からの請求書を、都度請求させていただいています。

 

 

補足:ヤマトや佐川のオペレーターの認識

最後に、補足として、ヤマトや佐川のオペレーターの認識を書いておきますね。

ヤマトや佐川のオペレーターで、国際荷物の認識がある人は多くはないと思います。

なぜなら、中国からの荷物が日本で通関したタイミングで、ヤマトや佐川の日本国内の追跡番号に挿し変わるためです。

国際物流に精通したオペレーターであれば気付く人もいるかもしれませんが、過去の経験上、そのような方は極めて稀だと思います。

パンダ社長
たとえば、ヤマトや佐川のオペレーターに再発送手数料について確認しても「無料」と言われることが多いですよ。なぜなら、追跡番号が、日本通関時に日本国内のもの(ヤマトや佐川のもの)に更新されているため、各営業所のオペレーターは、日本国内間の荷物だと認識してしまうのですねー!一言、「国際便経由」ということを伝えるだけで、状況が進展することもあります^^

 

結論:中国輸入における無在庫販売は、エンドユーザーが受取るまで要チェック!

まとめます。

  • 中国輸入における無在庫販売での再配達リスクがある。
    - 再配達手数料が生じる
    - 廃棄手数料が生じる
    - 保管手数料が生じる
  • 国際便の再配達は、手数料がかかることがある。
  • 運送業者での保管期間によって、手数料がかかる。

 

編集後記

日本で通関した荷物でトラブルがあった場合、自身で対応なさることをオススメしますよ。

なぜなら、当社のような中国側の代行へ問合せいただいても、回答までに時間を要すからです。

日本で通関した荷物は、すでにあなたがコントロールできる状態になっています。

追跡番号から日本の運送業者へ問合せいただき、あなた自身で解決するようお願いしたいです。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました^^

参考:中国輸入のスピードが遅い代行業者の見極め方【徹底解説】