ヤマト運輸のロゴ

こんにちは!
中国輸入代行「誠」の代表のじょに(こと酒井)です^^

 

中国輸入において無在庫で転売する場合、エア便での国際郵便小包(=小型包装物)を利用することになります。

 

エア便での国際郵便小包には、「国際スピード便(EMS)」と「航空宅配便」の2つの方法があります。

 

「国際スピード便(EMS)」は、国際発送の手段としてよく知られており、「少し高いけれど速い」というイメージがすでに定着しています。

 

一方、「航空宅配便」はといいますとEMSに比べ、認知が低いのかもしれません。

 

「航空宅配便」は、EMSに比べ安い料金で、かつ日本に近い中国や韓国、台湾、香港あたりであれば、EMSと同じくらいのスピードで国際発送ができます

 

今回は、国際物流の流れやしくみについて簡潔に整理した上で、「航空宅配便」に対応している日系の運送会社のうち、当社利用の「ヤマト運輸」と「佐川急便」の国際郵便について比較・解説いたします。

 

 

代行業者は「ヤマト運輸」と直取していない!?

日本国内で荷物を発送する場合、あなたが運送会社(たとえばヤマト運輸や佐川急便、日本郵政、西濃運輸など)へ直接依頼することになります。

 

そのため、国際発送の場合も同様に、「代行業者が運送会社へ直接依頼する。」とお考えの方は多いのではないでしょうか。

 

実のところ、代行業者が取引しているのは、運送会社ではなく運送卸業者(ホールセラー)なのです。

 

そして運送卸業者は、日本の運送会社である「ヤマト運輸」や「佐川急便」と取引しています。

 

たとえば当社(代行業者)の場合ですと、2020年6月現在は中国の「一番急便」という運送卸業者と取引をしており、当社は「一番急便」を通じ日本の運送会社(たとえば、ヤマト運輸や佐川急便、EMS)を指定しています。

 

 当社は、ヤマト運輸がメインですが、物流の混み具合により佐川急便になることもあります。それらの判断は運送卸会社が行います。
 当社は、例外として、運送卸会社を超えて航空会社と直取することもあります。

 

「ヤマト運輸」は飛行機を持っていない!?

たとえば「ヤマト運輸」を指定した場合、「ヤマト運輸」の飛行機で発送する。とお考えの方も多いのではないでしょうか。

 

実のところは、「ヤマト運輸」や「佐川急便」は自社で航空会社や飛行機を所有していないのです。

 

中国の運送卸業者②が、航空会社④や通関業者③⑤と取引をしており、日本での運送会社⑥に至るまでを中国の運送卸業者が手配しています。

 

「ヤマト運輸」や「佐川急便」の役割は、日本側での通関業務⑤や日本国内での物流⑥になるのですね。

 

国際物流における商品の流れ(エア便の場合)
①代行業者 → ②運送卸業者(中国) → ③通関業者(中国) → ④航空会社 → ⑤通関業者(日本) → ⑥運送会社(日本)
 FedExは、飛行機を所有し、かつ自社通関で各国で自社物流の機能を持っています。
 2020年6月現在、当社利用の航空会社は「南方航空」です。

 

国際物流のキーマンは運送卸業者

前項の国際物流の流れ(エア便の場合)の図では、②運送卸業者と取引しているのは ③通関業者(中国)に見えますが、そうではありません。

 

商品の流れが図の通りですが、取引(≒お金の流れ)は下記のようになります。

 

一部例外や細かくいうと異なる部分もありますが、中国の運送卸業者②が、代行業者①や通関業者③⑤、航空会社④、運送会社⑥と取引しているのですね。

 

そのため、運送卸業者②には、「通関部」「航空会社取引部」「海外取引部」の大きく分けて3つの部署があることが多いです。

 

国際物流における運送卸業者の取引先(エア便の場合)
  • ②運送卸業者(中国) ⇔ ①代行業者(中国)
  • ②運送卸業者(中国) ⇔ ③通関業者(中国)
  • ②運送卸業者(中国) ⇔ ④航空会社
  • ②運送卸業者(中国) ⇔ ⑤通関業者(日本)
  • ②運送卸業者(中国) ⇔ ⑥運送会社(日本)

 

国際郵便における「ヤマト運輸」の優位性

前述の通り、「ヤマト運輸」や「佐川急便」の役割は、日本側での通関業務⑤と日本国内での物流⑥です。

 

「ヤマト運輸」も「佐川急便」も日本国内で独自の通関部門を持っていて、自社で日本通関後、自社物流ルートで配送することができます。

 

それでは、「航空郵便小包」における「ヤマト運輸」と「佐川急便」の違いは何なのでしょうか。

 

国際物流ルートは、「ヤマト運輸」と「佐川急便」も同じなのですが、当社の経験から「ヤマト運輸」の方が極めて紛失が少ないことがわかっています。

 

 通関はMTYやMCC、流通王など他社を利用し、日本国内物流は「ヤマト運輸」や「佐川急便」というケースもよくあります。

 

「ヤマト運輸」の紛失が少ない理由

2020年6月現在の当社の実績ベースで、「ヤマト運輸」での航空宅配便が紛失になったことはありません。

 

一方、「佐川急便」は月に10件程度発生していました。

 

紛失の差の要因は、「②運送卸業者(中国) → ③通関業者(中国)」の間で生じています。

 

運送卸業者に到着した荷物は、「ヤマト運輸」と「佐川急便」のルートに仕分けられ、通関業者の商品保管倉庫へ送られます。

 

この商品管理倉庫の品質の違いが、紛失の差に繋がっているのです。

 

この差を論理的に説明するのは難しいのですが、簡単にいいますと、「ヤマト運輸」が利用している倉庫の方が管理が行き届いているということです。

 

②運送卸業者(中国) → ③通関業者(中国)
  • 佐川急便の場合:②運送卸業者(中国) → (一般ルートでの倉庫保管) → ③通関業者(中国)
  • ヤマト運輸:②運送卸業者(中国) → (ビジネス専用ルートでの倉庫保管) → ③通関業者(中国)

 

 当社の場合、「佐川急便」は、「ヤマト運輸」で発送できない地域である北海道のみ利用しています。
 「一般ルート」と「ビジネス専用ルート」という言葉は便宜上使用しています。
 「ヤマト運輸」は、商品管理倉庫の品質が高い分、国際送料も高くなります。そして、「ヤマト運輸」と「佐川急便」の国際送料の差額は、当社が負担しています。

 

「ヤマト運輸」は再送が無料でできる!?

エンドユーザー宅へ配送後、1週間以内に受け取らなかった場合、「佐川急便」ですと自社倉庫や提携業者の倉庫(シノトラスジャパンなど)へ返送となり、おおよそ100元~150元を再発送費や保管料として徴収されます。

 

また、保管から1ヵ月程度経過しますと、提携業者のルールにより廃棄となることもあります。

 

一方、「ヤマト運輸」ですと、再発送費や保管料があるのか定かではありませんが、「ヤマト運輸」からエンドユーザーや依頼主(貴店)へ連絡が比較的密にあるようで、少なくとも当社経由で請求が立ったことはございませんし、請求があったとのご報告は利用者様からいただいたことはございません。(2020年6月現在)

 

「ヤマト運輸」はリードタイムが短い!?

その他にも「ヤマト運輸」の優位性として、リードタイムの短さが上げられます。

 

リードタイムに差が生じる要因は、紛失の差同様に、「②運送卸業者(中国) → ③通関業者(中国)」の間で生じています。

 

運送卸業者は、通関業者へ荷物の他にinvoiceも引き渡します。(紙ではなくデータで)

 

「佐川急便」は、invoiceデータを荷物と同時に引き渡しますが、「ヤマト運輸」は、先にinvoiceデータを引き渡すため、荷物が引き渡されたときにはすでに通関が済んでいるのです。

 

これにより、中国通関までのリードタイムが1~2日変わります。

 

リードタイムの違い
  • 佐川急便の場合:荷物とinvoiceを同時発送
  • ヤマト運輸:先にinvoiceをデータで発送、荷物到着前に通関審査が完了

 

まとめ

中国からエア便で小型包装物(無在庫転売やサンプル発送で利用)を発送する手段は、「国際スピード便(EMS)」と「航空宅配便」の2つの方法があります。

 

EMSは中国から日本までドアtoドアで追跡できる点を除けば、「ヤマト運輸」利用での「航空宅配便」を選択することは、経済的にもリードタイムの面でもEMSに劣らない手段です。

 

中国の代行業者で、「ヤマト運輸」を利用しているところが少ないのは、1つ目に料金が高いこと、2つ目に代行業者にシステムエンジニアが不在のこと、3つ目に受注面や倉庫管理面で、無在庫直送に対応できないことが上げられます。

 

中国輸入代行「誠」では、1つ目は当社にて負担することで対応し、2つ目3つ目はIT技術で対処することでクリアにしています。

 

そのため、無在庫直送で、「ヤマト運輸」利用というのは、まさに当社独自のしくみになります。

 

ぜひ、「ヤマト運輸」利用でのエンドユーザー直送を体感してみてください。あまりにスマート過ぎて、このしくみの利便性や斬新性を理解できない方もいらっしゃるかもしれませんね^^;

 

本日もお読みいただきありがとうございました^^

 

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