中国からのFBA直納は要注意!通関業者とのやり取り全公開

こんにちは!
中国輸入代行「誠」の代表の酒井です^^

 

先週の日曜日に、通関業者(MTYインターナショナル)より入電がありました。

実のところ、当社は「MTYインターナショナル(敬称略)」とは、数ヵ月前に取引を終了していたので、スマートフォンに着信が入った時は何事かと思いました^^;

さらに大雨の日曜。車に乗り込んだ矢先に電話が鳴り、液晶画面には[MTY]の文字が。通関業者が日曜に私に電話をかけてくるなんて。。

嫌な予感も過ぎり、出るか一瞬だけ考えましたが「来るもの避けるべからず」。ひとまず電話に出ました。

 

M子:「あ、社長~。アマゾンのFBA倉庫への通関資料に関する相談なんですが、、」

私:「何かありました?めずらしいですね。」

M子:「税関がさらに厳しくなって、FBA行き荷物の書類を受け付けてくれないのですよ(泣)

 

というわけで、今回は、日本の通関業者である「MTYインターナショナル」とのやり取りを通じ、中国から日本のFBA倉庫直納に関し、最新情報をお届けしたいと思います^^

 

 

通関業者は誰が決めるのか

まずはじめに。

当社が過去に「MTYインターナショナル」と取引していた経緯についてです。

 

当社中国法人は、「中国の運送卸業者」と取引をしています。「中国の運送卸業者」は「日本のいくつかの通関業者」と取引契約を行いっています。そのため、当社中国法人は、「日本のいくつかの通関業者」の中から選定することになります。

 

また、数多ある「日本の通関業者」はそれぞれ、通関手数料や通関スピード、イレギュラー時の対応品質が異なります。そのため、当社中国法人はこれまでに多くの「日本の通関業者」を利用させていただき、一定以上の基準を満たす通関業者を選定してきました。通関業者は利用してみないとわかりませんからね。そのような経緯から、「中国の運送卸業者」からいくつか提案のあった「日本の通関業者」の中で、「MTYインターナショナル」を利用させていただいていた時期がありました。

 

「日本での通関業者」は当社のような代行業者が最終的には決めている。ということです。そういう意味で、「日本での通関業者」は、ご自身が利用されている輸出代行業者が推奨の業者を利用なさるのが無難ではあるかと思います。

 

 「日本での通関業者」を指定はできますが、「中国の運送卸業者」の判断で嫌がられる場合もあります。物流業って奥が深いのです。どこで収益を上げるか。取引先の「日本での通関業者」により、「中国の運送卸業者」の収益も変わるのですね^^;
 ユーザー様(輸入者)のリクエストに応じ、「日本での通関業者」を変更することもできますが、日ごろ取引していない「日本での通関業者」ですと、サービス品質や料金の面で、他代行業者よりも劣るケースもあります。
 日本での通関業者」と「日本での運送業者」は必ずしも同じではありません。たとえば、MTYインターナショナルであれば取引があるキャリア(ヤマト運輸?佐川急便?流通王?GreenBox?とかかな?)へ、配送依頼をします。ヤマトが通関業務を行い、ヤマトが配送する。というパターンもあります。経路がいろいろあるのですね^^

 

MTYとのやり取り

酒井
はい。酒井です。

MTY A子
あ、社長。ご無沙汰しております。MTYのA子です。

酒井
あ~、どうも。ご無沙汰しております。何かありましたか?日曜にめずらしいですね。

MTY A子
アマゾンのFBA行きの荷物についてですね、税関が厳しくなってきているのですよ。

酒井
はい。把握していますが。

MTY A子
商品ページの現在のカート取得者の表示の件、以前にもご相談させていただきましたが、未だ出品していないセラーを把握する方法はありませんかね?

酒井
・・・え。当社は代行業者ですよ?
アマゾンへお尋ねいただくのがよろしいのではないですかね?

MTY A子
はい。承知しております。
以前より、酒井社長はアマゾンについても詳しいと認識していて、貴社の過去の荷物はすべて通関できていたもので、今回ご相談させていただきました。

酒井
そうですか。。
相乗り出品の場合、アマゾンの商品ページには、FBA納品済みのセラーが時間帯ごとにカートを取得するしくみですから、現在通関中であれば、当該商品ページに当該セラーの名称は表示されないですよ。
この話は、以前もお伝えしていますし、当社がご提供させていただいた補足資料を税関へ提出することで通関できていましたよね?

MTY A子
はい。それしか方法はないですかね?そこを確認したくて。。

酒井
商品ページ上はないですね。
ただし、こちらも以前にもお伝えしておりますが、セラーセントラル上の画面から納品プランを作成し、納品中であることがわかるスクリーンショットをASINごとにまとめたリストを提示すればよいのですよ。

MTY A子
あぁ、はい。
やはりそれしか方法はないですかね?

酒井
アマゾンがそのようなしくみですから、それ以上も以下もないですよ。

MTY A子
わかりました。ありがとうございます。

 

MTYインターナショナルと取引を自粛した経緯

酒井
何だか大変そうですね。

MTY A子
はい。本当に税関が厳しくて。。

酒井
そうなんですね~。
ちなみに、当社が現在取引させていただいている通関業者ではそんなことはなく、通関できていますよ。

MTY A子
そうなんですね。。
当社の場合、貴社のように青島発の荷物は少なく、深圳発の荷物がほとんどでしてね、それで税関も頑なになっているのかもしれません。。

酒井

発送地域で日本税関での対応が変わるのかはわかりませんが、そもそもこのように税関が厳しくなったのは、上海発や深圳発利用の中国人セラーによる不正申告価格に起因していると聞いていますからね、そういうこともあるのかもしれませんね。

あと、蛇足ではありますが、深圳発のFBA行きの荷物は取り扱わないのがよいのではないでしょうか。お互いストレスですよね。。

MTY A子
はい。そうですね。。
(・・・私が決められないのですが、、)

酒井
最後に、嫌らしい話ではあるのですが、当社との取引を断ったのは貴社ですからね、当社は断られたあと新たな通関業者を探すのにも時間を要したというのに、その辺りの経緯についてはご存じないですかね?

MTY A子
お休み中に失礼いたしました。ありがとうございました。

酒井
それでは、失礼いたします。
がんばってください~。

 

「MTYインターナショナル」と取引終了した経緯

日本での通関業者「MTYインターナショナル」とは、2020年からFBA直納荷物の日本での通関が厳しくなった経緯で、取引を始めました。多くの「日本の通関業者」が、関税の計算方法をアマゾンでの販売価格から逆算する方式(仕入が販売価格の30%以上になる!)を採用しはじめた中で、従来の適正方法で関税を計算してくれていたのがMTYインターナショナル」でした。

適正方法での関税算出の条件として、「アマゾンでの販売証明」として、さまざまな資料を当社(輸出代行業者)は用意する必要があります。輸出代行業者が用意できない書類(例えば、アマゾン上の)は、輸入者へ依頼し用意いただきます。

 

そのような経緯から、当社は「MTYインターナショナル」に対し、FBA関連の必要書類を準備し、時には自作の補足資料をご提供させていただいていたのですが、突然、今後一切当社とは取引しない旨の連絡をいただきました。正式な理由は今でも推測の域を越えません。。

 

真相は不明

最後に、「MTYインターナショナル」の名誉のために書いておきます。

 

「当社とは取引しない」という通知は、中国側の通関業者から受けました。「MTYインターナショナルが御社とは今後取引しないと言っている」と。これが本当であれば、MTY A子さんも把握していた可能性もあるのですが、過去の電話でのやり取りから少なくともA子さんは知らなかったのかもしれません。

 

一般的に、「日本の通関業者」は「中国の通関業者」へ必要書類を求めます。あまりに同じことが起きるため、本当は「中国の通関業者」が当社中国法人と取引したくないところを、「MTYインターナショナル」のせいにした。ということも考えられます。(裏付けがありませんが経験から、実は主観ではそうではないかと思っています。そうでもないと、A子さんが私に電話相談することは考えにくい。と。)

 

 「日本の通関業者」と当社日本法人である株式会社誠がやり取りしていたのは、株式会社誠が通関とアマゾンFBAについて熟知していることと、「中国の通関業者」経由よりも直でやり取りできるため対応が早い。という経緯があります。

 

FNSKU15点までなら通関できる

現在、当社と取引のあるFBA行きで利用している「日本の通関業者」があります。

その通関業者ですと、一度の配送で、FNSKUが15点以内(商品点数ではない!)であれば、従来通り適正価格で関税の算出を行うことができています。

また、2021年8月現在、一度も通関で止まったことも追加書類を求められたこともありません。

 

FBA行き荷物は、通関業者も税関から資料提出を求められ大変な状況なんだと思います。そのような中で、FNSKUが15点以内であれば問題なく通関できる通関業者があるというのも非常に心強いです。

 

 FBA行き荷物で通関できる通関業者は多くありますが、それらのほとんどがアマゾンの販売価格から商品代を逆算し、その金額をinvoice上の申告価格として関税を算出する方法のため、従来の適正価格での申告ができず、結果、関税を多く支払っているケースもある(=税関の指示で、そのような対応をしている通関業者もある)ことをご留意ください。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

要点のみまとめます。

 

  • FBA行き荷物の通関手続きは、日本税関からの指示でより難しくなっている
  • 日本の通関業者は、FBA行き荷物の通関手続きに苦慮している
  • FBA行き荷物の通関はできるが、逆算方式で関税を算出する業者が多く、本来の関税より多く払っているケースもある
  • 2021年8月時点では、中国輸入代行「誠」経由でのFBA行き荷物は、申告価格で通関できている。(通関スピードは1~2日)

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました^^

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