
こんにちは!
中国輸入代行「誠」の代表のじょに(こと酒井)です^^
中国では、年に2度、大型連休があります。
1つは国慶節、もう1つは春節(旧正月)です。
例年、国慶節は10月初旬の約7日間、春節は2月の第2月曜~第4月曜までの約15日間といった具合です。
期間中は、公官庁や一部の通関業者など政治・経済に影響が生じる仕事を除き、中国人は完全に休暇に入ります。
そして、人口約13億人のうち半分の7億人が帰省をします。
7億人が一度に帰省をしますと、電車や飛行機はそれはそれは大変なことになります。
そのため、公式の大型連休期間の前から休みを取ったり、期間明けも長めに取ったりする企業も多くあります。
今回は、「タオバオ」「アリババ」「天猫」の店舗から、大型連休期間前後の営業日についてどのような案内があるのか、実際のやり取りを交えご紹介します^^!
この記事の目次
2021年の春節は早く休業する店舗が多い
2021年の春節は、感染症を理由に例年より早く休業する店舗が多いです。
例年、早い店舗ですと、特にアリババに出店している「工場」は年末12/31から、その他「メーカー」「卸」「小売」の店舗ですと1月中旬から休みに入ります。
2021年の傾向も例年同様ではありますが、2021年1月25日現在、すでに休みに入った店舗が体感で例年の3倍くらいあります。
次の項から、店舗との実際のやり取りを紹介しますね!(左がやり取りの画面、右が意訳です^^)
case1. 運送業者が休業


case2. 工場が休業

case3. 河北省は立ち入れない

case4. 工場が休業2

case5. 1月13日から店舗が休業

移動にはPCR必須、2週間自宅隔離
本日2021年1月25日付で、中国政府より、1/28~3/8の期間の帰省に関し発表がありました。
条件1. PCR検査を受けること。
条件2. 陰性の場合、帰省先で14日間自宅隔離すること。
帰省先から戻るときも同様の条件ということから、これは2/22に春節が明けても、工場や店舗はしばらく本稼働は難しいかもしれません。
こういう時、地元出身の従業員で構成されている会社は強いですね^^!
(それでも、運送業や仕入先など、取引先の影響は受けることにはなると推察します)
据卫健委的说法,上述《新冠疫情的防控工作方案》自下发之日开始执行。持核酸检测阴性证明返乡从1月28日春运开始后实施,至3月8日春运结束后截止。
是不是返回城市就不要落实14天居家健康监测?
《方案》所指返乡人员是指从外地返回农村地区的人员,需要持核酸检测阴性证明返乡,并进行14天居家健康监测,而返回城市人员需遵守目的地疫情防控要求。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
中国では、「チケットが取れない」を理由に個人でも早々と休暇を取る方も多く、企業も「やむを得ないね、okよ。」といった具合で比較的すんなりと休暇を取得します。
しかも、やむを得ない事情扱いで、早く休んでもその間の給料は支給されるという。。
そもそも日本とは帰省の感覚が違うのですよね。
国土が日本の23倍ありますからね、沖縄から北海道へ帰省するのとでは感覚が全く違うのですね。
そして、工場で働く従業員は田舎や地方から出稼ぎで来ている方が大半を占めますから、例年、工場は大型連休前に休業になるところが多いのですね。
また、工場は営業したくとも従業員が帰省したり、運送業者も営業したくとも省ごとに帰省があったり、店舗も営業したくとも工場や運送業者が休業していたりと、、
我々の商売にはさまざまな人や取引先が関わっていて、どれか1つでも抜けると成立しなくなるのだなと、このような時に痛感します。
普段からリスクヘッジを考えておくと同時に、面識がない方や取引先も含め、関わるすべての方々に感謝したいと思いました。
本日もお読みいただき、ありがとうございました^^