
こんにちは!
中国輸入代行「誠」の代表のじょに(こと酒井)です^^
中国のECモールで注文しますと、中国国内送料が生じる場合があります。
タオバオや天猫であれば無料の店舗が多いですし、アリババですと有料の店舗が比較的に多いです。
また、日本のプラットフォームと異なり、中国のECモールは「送料無料」の打ち出しが弱いようにも感じます。
そのため、パッと見で中国国内での送料がいくらかかるのかわかりづらいと感じるかもしれません。
今回は、タオバオを例に、中国国内送料の確認方法と注意点について解説します。
中国国内送料を把握しておくことの意義
商品単価が安かったとしても、国内送料が別途生じる場合もあります。
悲しいかな、、実際に購入してみると思っていたよりも高かったということは比較的よくあるかもしれません。
また、不具合品の返品の際にも中国国内送料は生じます。中国の端から端の地域発送となると、60サイズで少なく見積もっても50元は生じます。(2020年3月現在)
後々のリスク回避のためにも、リサーチの際には中国国内送料も把握されておくことをオススメいたします。
しかし、タオバオ上の金額が正しくないこともある
タオバオでは、中国国内送料が0元(無料)の店舗が多いです。
実際に商品をカートに入れてみますと、無料の店舗が多いことがわかります。
しかし、中国のECモール運営は、日本に比べ雑(杜撰?)なことが多く、情報が更新されていなかったり、正確でなかったりということは往々にしてあります。(5年前よりはまともにはなってきてはいますが...)
無料であっても実際には送料が請求されることもあります。
店舗へ直接確認したり代行業者に確認してもらうなどで、リサーチの精度を上げることができます。
タオバオは、中国版でリサーチする
タオバオには、world版と中国版があります。
日本で「タオバオ」と検索しますと、world版がヒットします。
実際に検索してみますと、https://world.taobao.com/のURLが表示されます。
一方、中国版は、https://www.taobao.com/のURLが表示されます。
一見似た商品のように見えますが、world版は中国以外の国の顧客を対象としていることから、中国版に比べ商品代が高めに設定されていたり、品質がよい商品が多くあります。
以下、中国版(価格は安くて、品質は中国国内向け)を前提に解説いたします。
中国国内送料を確認する方法

2. 配送の欄を確認する。
※「至」の前が発送地域、後がご自身が発送したい代行業者の地域です。
3. この場合、浙江省杭州市から山東省青島市へ配送するという意味になります。
4. 免运费が、送料無料の意味です。
5. 付款后3天内发货は、3日以内発送の意味です。
この時点で、中国国内送料がかからないということがわかりますが、私の場合は念のためにカートに入れてみて、購入直前の画面で確認しています。

2. 次の確認ページでも、ひとまずオレンジのカートボタンを押下する。
3. 次の確認ページでは、該当商品にチェックを入れ、オレンジのカートボタンを押下する。
4. 「运送方式」の欄を確認する。「免邮」と記載があるので無料とわかります。
※ もし、配送先住所を変更したい場合は、「修改驿站」を押下してください。
中国輸入代行「誠」の場合の発送先住所
代行業者の住所が把握できませんと、中国国内送料を把握することができません。
ここでは、参考として、店舗から当社中国輸入代行「誠」へ発送する場合の住所を記載します。
「市」より以下の住所は、適当に選択いただいて国内送料にはほぼ影響はございません。
省 | 市 | |
単純転売商品やOEMのサンプル品 | 山東省 | 青島市 |
無在庫商品や転送商品 | 浙江省 | 金华市 |
米国向け商品 | 広東省 | 広州市 |
まとめ
リサーチ時に中国国内送料を把握しておくことで、粗利をより正確に算出することができます。
今回は、送料無料の店舗が多いタオバオを例に解説しましたが、アリババはロット購入の店舗がほとんどのため、送料が別途生じることがあります。
単純転売や簡易OEMで中国輸入を実践されている方は、ぜひ一度アリババの商品ページでも確認してみてくださいね。
コツさえつかめばあとは習慣化することで自然に確認するようになるはずです^^
本日もお読みいただき、ありがとうございました。