
こんにちは!
中国輸入代行「誠」のパンダの社長こと酒井(@makoto1688)です^^
今回は、こちらのご質問にお答えします。
▼ヤフオクに関するtweet▼
ヤフオク!。昨年の秋ごろに、「Yahoo!オークション」に名称が変わったようですね。どうせ略して「ヤフオク」なんだから、ユーザーにとって変えることもないような気もします...ちなみに、名称が変わっても、ヤフオクは無在庫販売は禁止されています。規約精読です
— パンダの社長(酒井隆太)@中国輸入代行-誠 (@makoto1688) January 31, 2024
ヤフオク!。昨年の秋ごろに、「Yahoo!オークション」に名称が変わったようですね。どうせ略して「ヤフオク」なんだから、ユーザーにとって変えることもないような気もします...ちなみに、名称が変わっても、ヤフオクは無在庫販売は禁止されています。規約精読です。
この記事は、長年、物販ビジネスを営むパンダの社長が書いています。
それでは見ていきましょう。
(タップできる)もくじ
ヤフオクの無在庫販売は「違法ではないが規約違反」
Yahoo!オークションの無在庫販売で、法に触れることはありません。
ただし、ガイドラインでは在庫を持たずに販売することが禁止されています。
無在庫販売は、購入者とのトラブルや、発送の遅れにつながりやすく難易度の高い販売手法です。
Yahoo!オークションは、顧客満足度の低下を懸念し、無在庫販売を禁止しています。
無在庫販売が発覚すると出品停止などの処分を受けます。
ヤフオクで無在庫販売をはじめるかどうかは自身でよく考えましょう。
ヤフオクでの無在庫販売がバレるパターン
「無在庫販売はバレなければよい」と考える方もいるでしょう。
しかし、Yahoo!オークションの無在庫販売はバレるリスクがあります。
ここからはバレる理由を紹介します。
詳しく見ていきましょう。
ツールに検知される
1つ目は、不正チェックツールが無在庫販売を見つけるパターンです。
Yahoo!オークションの運営は、不正を自動判断するツールで監視をしています。
ツールに引っかかると、運営から在庫確認が届きます。
特に以下のようなアカウントは、厳しく監視されている。といわれています。
無在庫販売をしていなくても、自身のアカウントが上記に該当しているときは、できるところから訂正することが無難です。
- 新しいアカウント
- 評価の低いアカウント
- 同じ種類の商品を大量に出品しているアカウント
- 商品説明文に「メーカーから取り寄せる」と記載があるアカウント
購入者から通報される
2つ目は、購入者からの通報によりバレるパターンです。
Yahoo!オークションは、購入者が商品を通報できます。
特に、以下に当てはまるときは通報される可能性が高まります。
無在庫販売をしていなくても、運営から「通報があった」と連絡がきたら、指摘内容を修正しましょう。
- 商品の発送が遅い
- 商品がAmazonや楽天市場の箱で届く
- ほかのプラットフォームで同じ商品を出品している
同業者からの嫌がらせ
3つ目は、ライバルから悪意を持って通報されるパターンです。
ライバルが少ないと、自身の商品は売れやすくなります。
そのため、同じ商品を取り扱う人に嫌がらせをする人がいます。
無在庫販売でないにもかかわらず通報されるケースも珍しくありません。
ヤフオクで無在庫が発覚した際のペナルティ一覧
無在庫が発覚すると、以下の処分を受けます。
- 商品削除:運営側による商品の削除
- 出品制限:出品機能が使えなくなる
- アカウント停止:Yahoo!オークション大半の機能が使えなくなる
- YahooIDの削除:Yahoo!オークションだけでなくYahoo! JAPANのサービスが利用できなくなる
無在庫販売が発覚すると、商品が削除されます。
削除後も無在庫販売を繰り返すと、出品制限を受けます。
出品制限中は以下の状態です。
- オークションが取り消される
- 取引ナビ以外は閲覧できない
- 取引中のオークションは継続される
- 新しく出品や自動再出品が使用できない
- ほかのアカウントには処分がバレない
出品制限は、申請により解除される可能性があります。
出品制限を受けた時点で、今後の販売方法を見直しましょう。
出品制限の解除後に、再度無在庫販売をするとアカウントが停止されます。
こうなると、Yahoo!オークションの機能はほとんど使えません。
- 取引ナビが利用できない
- 出品中のオークションも停止される
- 連絡掲示板への書き込みができない
- 落札者の削除や取引相手の評価ができない
- ほかのアカウントにも処分がバレる
利用停止も、申請により解除が可能です。
利用停止や運営の忠告を無視して無在庫販売を繰り返すと、悪質と判断されてYahoo! IDが削除されます。
Yahoo!オークションだけでなく、Yahoo!ショッピングやYahoo!メール、LINEとのアカウント連携が利用できません。
登録削除の解除は不可能です。
無在庫販売を禁止・許可している販売サイト一覧
Yahoo!オークション以外の販売サイトにおける無在庫販売の考え方は、次のとおりです。
- メルカリ:禁止
- メルカリshops:ok
- 楽天市場:禁止ではないが事前審査が必要
- Amazon:メーカーや卸業者から直接発送するドロップシッピングは、ルールに則った場合のみ可能
- BUYMA:禁止されている買い付け先以外からは可能
- Yahooショッピング:ok
- BASE:ok
- auPayマーケット:ok
- Qoo10:ok
- MakeShop:ok
- ebay:ok
※各公式サイトを参考に記載
利用前に、各販売サイトの規約を確認しておきましょう。
ヤフオクにおける通報・アカウント停止の対処法
Yahoo!オークションにおける無在庫販売は処分の対象です。
ただし、有在庫であっても通報やアカウント停止のリスクは存在します。
ここからは、通報やアカウント停止を回避する方法を紹介します。
詳しく見ていきましょう。
出品する商品に注意を払う
出品する商品には注意しましょう。
特に以下の商品は、通報やアカウント停止のリスクを高めます。
Yahoo!オークションのガイドラインをチェックしたうえで、商品を選んでください。
- 偽物
- 高額商品
- 出品禁止物
- 同じ商品の大量出品
商品説明を見直す
商品説明文は定期的に見直します。
商品説明文はツールで検知される部分であり、購入者から不審に思われる原因です。
たとえば、「発送が遅れる」「メーカーから直接届きます」などの文言は、無在庫転売と判断されるでしょう。
また、ほかのサイトで同じ文章や画像を利用すると通報につながります。
在庫管理を徹底する
在庫管理には力を入れて、品切れを起こさないようにします。
在庫切れはトラブルになりやすく、購入者からの悪い評価につながります。
特にYahoo!オークションとほかのプラットフォームを同時に利用している人は、在庫の把握に努めましょう。
Excelやツールなどを利用して、在庫数や状態を正確に管理してください。
発送体制を見直す
発送に時間がかかる人は、発送作業を見直します。
発送の遅れは購入者の不満であり、通報の原因です。
Amazonや楽天市場から直接購入者に発送すると、無在庫販売を疑われます。
発送体制を再考して、不要なトラブルを避けましょう。
まとめ
無在庫販売自体は、法律上、全く問題ありません。
ただし、Yahoo!オークションの利用規約では禁止されています。
販売先モールのルールを確認した上で、出品するようにしましょう。
もし、Yahoo!オークションですでに無在庫で出品している方は、ガイドラインを確認の上、できる部分から対処することを推奨します。