「誠」の返金保証サービスについて|2023年の不具合率は0.24%

こんにちは!

中国輸入代行「誠」のパンダ社長こと酒井(@makoto1688)です^^

 

子パンダ
他の代行業者さんを利用しています。届いた商品を検品した際に、明らかな不具合品があり、代行さんへ伝えたところ返金してくれませんでした。中国では、不具合品があっても返金してくれないものなのでしょうか。また、代行手数料や検品手数料を支払っているのに、返金されないというのもちょっと理解に苦しみます。貿易がはじめてなので商習慣なのかもわからず、モヤモヤしていました。そんな時に、「誠」さんのホームページに出会い、「業界唯一の返金保証サービス」のキャッチを見つけました。「誠」さんの「返金保証サービス」や検品への取り組みについてもう少し詳しく教えていただけると助かります。

 

このような疑問にお答えします。

 

返金保証に関するtweet

当社の返金保証サービスは、商品代の最大100%を保証するサービスです。当社にて検品後、不具合を見逃した商品が対象です。システムより不具合申請を上げていただくことで、検品カメラを確認し不具合の判定を行います。客観的に判定ができるため、不具合によるトラブルを円滑に解決することができます。

この記事は、長年、中国との貿易仲介業を営むパンダ社長が書いています。

パンダ社長
代行業者で、100%の返金保証が付くのはめずらしいかもしれません。

 

それでは見ていきましょう。

 

「誠」の返金保証サービスについて

当社の返金保証サービスについて紹介します。

返金が起こり得るケースは次の4つです。

 

返金が起こる4つのケース
  • 買付後、在庫切れによる返金(店舗都合)
  • 検品時、不具合等による返金(店舗都合)
  • 検品後、不具合見逃しによる返金(当社都合)
  • 運送中での紛失、破損による返金(運送業者都合)

 

このうち、「返金保証サービス」は当社都合である「検品後、不具合見逃しによる返金」が対象です。

返金の対象は商品代です。

商品代とは、「商品本体代+中国国内送料」のことです。

 

返金保証額の上限は、プランとカテゴリーにより異なります。

 

  • 「無在庫ヤマト」「有在庫」「FBA直納」各プランでのアパレル製品は、商品代の100%を保証します。
  • 「無在庫ヤマト」「有在庫」「FBA直納」各プランでのアパレルを除く製品は、商品代のうち最大100元までを保証します。

 

なお、不具合申請は、追跡サイトベースで目的地到着から14日以内です。

また、返金保証サービスは2022年3月1日から試験的にはじめたサービスです。

今後の状況を見ながら、サービス拡充・縮小含め見極めていく予定です。なお、「OEM/ODM」プランでの返金可否は、工場が判定をおこないます。

 

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検品に対する「誠」の取り組み

中国輸入は、貿易です。

貿易にはリスクが付き物です。

貿易リスクのうち最も多いリスクは、商品の不具合です。

たとえば、破損や汚れ、破れ、色違い、サイズ違い、使用違い、パッケージ違いなどが上げられます。

 

そして、商品の不具合リスクを減らすために、検品があります。

有名メーカーが数千~数万点を制作し、検品で不具合が出る確率は1%前後です。

また、この規模の数になると100点ほどの予備も含めて納品されます。

 

一方、個人での中国輸入では、1バリエーションあたり1点~100点ほどの注文です。

そのため予備はありませんし、ましてや転売なら検品のための見本サンプルがないため、不具合率は尚更上昇しやすいです。

本来、検品は、検品見本サンプルがあり、商品ごとに検品チェックリストを手元に置きながらおこないます。もし、タオバオで1点購入した商品を検品所へ持ち込んだなら、検品所の人にあり得ないと言われることでしょう。

 

そのような中で、検品に対し当社は、次のような取り組みをおこなっています。

 

 

詳しく見ていきましょう。

 

スマートフォンによる検品体制

1つ目は、スマートフォンによる検品体制です。

商品をスマートフォンで読み込むと、画面上に検品チェックリストが表示されます。

また、注文画面の備考欄で記載した検品に関する要望もここで表示されます。

 

検品スタッフは、このチェックリストを元に検品を進めます。

結果、2021年の年間不具合率は0.22%と、大手Sランクの検品所よりも高いパフォーマンスが続いています。

パンダ社長
スマートフォンによる検品システムは、中国でシステム技術特許(登録番号:2021SR0526853)を取得していますよ。

 

検品カメラによる公正な調査体制

2つ目は、検品カメラによる公正な調査体制です。

検品は人がおこなうものです。

0に近づけることはできますが、スルーしてしまうこともあります。

 

当社では、検品所に検品カメラを設置しています。

これにより、検品スタッフの意識向上につながり、また、仮に不具合の報告があった場合でもカメラによる事実確認ができます。

パンダ社長
検品カメラがあれば、少なくとも検品の部分では、当社と当社ユーザーのどちらかが泣き寝入りすることがありません。公正に調査をおこなえますし、納得いただけない場合にはカメラ画像を提供させていただいています。

 

システムによる円滑な不具合申請

3つ目は、システムによる円滑な不具合申請です。

不具合が生じたときに、代行の担当者や問合せフォームへ連絡するのは面倒ですよね。

不具合となると、つい感情も入ってしまいますし。

 

そこで当社は、web注文システム内に、不具合申請機能を設けています。

次の情報をアップロードするだけで、あとは当社の検品カメラにて判断を待つのみです。

 

  1. 商品の状態がわかる写真(=不具合個所が鮮明にわかる写真)
  2. 宛名ラベル(=外装に添付の送り状)」の写真
  3. 該当の「注文No.(見積No.や商品コード、ASINなど)
  4. 不具合の状況がわかるコメント

パンダ社長
実証できる証拠があれば、誠意を持って検品カメラにてチェックさせていただきます。チェックまでの期限は設けていませんが、営業日で7日前後要します。不具合申請の数は少なく、ここだけに人員を割けない部分はご了承いただきたいです。

 

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「誠」の検品内容と料金について

当社には、5つのプランがあります。

「OEM/ODM」「有在庫」「FBA直納」「無在庫ヤマト」「国際転送」です。

プランの詳細は、料金表で確認いただけます。

 

検品には、次の2種類あります。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

簡易検品

簡易検品の対象は、「数量」「色」「サイズ」の3項目です。

「国際転送」プランを除くすべてのプランで、無料でご利用いただけます。

ただし、簡易検品での同一バリエーションでの最大検品個数は、任意の20点までです。

パンダ社長
同じ商品で、20点以上を注文される場合、21点目以降に簡易検品が必要な場合は別途ご相談ください。

 

詳細基礎検品

詳細基礎検品は、有料オプションです。

ただし、「国際転送」プランでは利用いただけません。

詳細基礎検品の対象は、簡易検品の3項目に加え、「破損」「傷」「汚れ」「色褪せ」の目視確認および返品対応と「糸切り」「紙タグ切り」です。

パンダ社長
詳細基礎検品代は、無在庫プランでは代行手数料15元に含まれているので追加徴収はないですよ!一方、「OEM」「有在庫」「FBA直納」プランでは、1点につき2.0元がかかります。

 

その他、検品に関する有料オプションの内容や料金は、料金表で確認いただけます。

 

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補足:「誠」の検品精度について

当社の検品精度について補足します。

下記は、2019年~2023年8月までの過去5年の不具合率の生データです。

不具合率とは、発注点数に対する不具合の数です。

 

不具合の数は、当社ユーザー様が不具合申請を行い、検品カメラで調査した結果、当社の検品モレがあった数として定義しています。

 

年度 不具合率
2023年 0.24%(2023年9月時点)
2022年 0.27%
2021年 0.20%
2020年 0.27%
2019年 0.37%

 

年々、不具合率は改善傾向にあります。

なお、中国で、Sランクといわれる検品所の不具合率は1%です。

検品精度の視点で、代行を探している人は参考にしてください。

2023年は1月~9月までのデータです。

 

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結論:不具合がないのが一番!返金保証サービスも保険として。

まとめます。

 

  • 当社の返金保証サービスは、「検品後、不具合見逃しによる返金(当社都合)」に対し、商品代の最大100%が保証されるサービスです。
  • 検品に対する「誠」の取り組みは3つです。
    ①スマートフォンによる検品体制
    ②検品カメラによる公正な調査体制
    ③システムによる円滑な不具合申請
  • 当社の検品内容と料金について
    ①簡易検品:「数量」「色」「サイズ」の3項目
    ②詳細基礎検品:①+「破損」「傷」「汚れ」「色褪せ」の目視確認および返品対応と「糸切り」「紙タグ切り」

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました^^

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