
こんにちは!
中国輸入代行「誠」のパンダの社長こと酒井(@makoto1688)です^^
今回は、こちらのご質問にお答えします。
▼メルカリに関するtweet▼
メルカリ。大量出品が禁止。と思っている人、多いかもしれませんが、メルカリshopsには、一度に1,000SKUまで出品できる機能が標準装備されているのですよね。大量出品が禁止なのではなく、無在庫=大量出品が禁止なんですね
— パンダの社長(酒井隆太)@中国輸入代行-誠 (@makoto1688) July 12, 2024
この記事は、長年、物販ビジネスを営むパンダの社長が書いています。
それでは見ていきましょう。
(タップできる)もくじ
メルカリとメルカリshopsの違い
メルカリは個人間での取引(C2C)を主とするフリマアプリで、手軽に不要品を売買できるプラットフォームです。
一方、メルカリshopsは法人や個人事業主、さらには個人向けのサービス(B2C、C2C)であり、商品を大量に出品することを前提としています。
メルカリでは主に個人の利用者が少量の商品を売買するのに対し、メルカリshopsでは店舗運営のように大規模な販売が可能です。
メルカリでの大量出品とは
メルカリでの大量出品とは、短期間に多数の商品を一度にまとめて出品することです。
大量出品の用途は、①在庫を一気に処分したい場合、②複数の同一商品を持っている場合、③他モールに出品している商品データを一括でメルカリにも登録したい場合などで使用します。
しかし、メルカリの運営方針により、大量出品は一部の制限や注意点が伴うことがあります。
出品制限について、次の項で詳しくみていきましょう。
メルカリShopsを活用した大量出品のメリット
メルカリShopsは、メルカリの通常のC2C(消費者同士の取引)とは異なり、B2Cや大規模販売を考えている個人事業主や法人に向けたサービスです。
この機能を活用することで、大量出品がしやすくなり、出品作業の効率化や売上の最大化が期待できます。
ここでは、メルカリShopsを活用して大量出品するメリットについて詳しく説明します。
詳しくみていきましょう。
在庫管理の簡便化
メルカリShopsでは、商品ごとに在庫数を登録し、売れるたびに自動的に在庫が減少する仕組みが整っています。
これにより、たとえばTシャツの異なるサイズやカラーを一度に出品し、それぞれの在庫を手動で管理する必要がなくなります。
通常のメルカリでは、色やサイズごとに別ページを作成する必要がありますが、メルカリShopsでは1ページにバリエーションをまとめられるため、管理が非常に楽になります。
商品登録の効率化
大量に商品を出品したい場合、メルカリShopsを使うと在庫管理だけでなく商品登録自体も効率的におこなえます。
たとえば、同じ商品の異なるバリエーションを一括で登録できる機能があり、1つの商品ページで複数の選択肢(色やサイズ)を表示することが可能です。
このように、少ない手間で多くの情報を提供できるため、ユーザーにとっても分かりやすく、販売機会の拡大につながります。
自動化された出品と販売プロセス
メルカリShopsでは、販売後の在庫が自動的に更新されるだけでなく、出品にかかる手間も軽減されます。
通常のメルカリでは、商品が売れるたびに新たに出品し直す必要がありますが、メルカリShopsでは同じ商品が複数売れても再出品する手間がありません。
これにより、大量出品をしても日々の管理が大幅に軽減され効率的にビジネスを展開できます。
大量出品に向けたサポート機能
メルカリShopsでは、売上データや在庫情報をCSV形式でダウンロードできるため、大規模なビジネスをおこなう際にも非常に便利です。
このデータは長期的な販売戦略を立てるうえで役立ち、ターゲット層の把握や販売動向の分析に役立ちます。
また、SNSと連携して集客する機能もあり、インスタグラムなどのプラットフォームを使って商品を広く宣伝できるのも大きな魅力です。
手数料の最適化とコスト管理
メルカリShopsは、通常のメルカリに比べて手数料が10%と高めに設定されていますが、固定費がかからないため長期的にはコストを抑えることが可能です。
たとえば、月額や年額の固定費用が発生しないため、商品の販売がない月でも費用がかかる心配はありません。
これにより、無理なくビジネスを続けながら、大量出品による売上増加が期待できます。
大量出品のリスクと注意点
メルカリでの大量出品のリスクは、次のとおりです。
詳しくみていきましょう。
アカウント停止のリスク
メルカリは不要品を売買するサイトです。
大量出品すると、メルカリの運営より営利目的にあたる業者だとみなされる可能性が高くなり、圏外飛ばしやアカウント停止のリスクが高まります。
アカウント停止となると、売上金の引き出しや商品取引が一時的に凍結されることがあります。
参考:メルカリ >利用規約違反行為に対する取り締まり強化について
評価低下の可能性
大量出品を行うことで、商品一つ一つに対する管理が行き届かなくなる場合があります。
その結果、商品説明の不備や発送遅延が発生し、購入者からの評価が低下する可能性があります。
評価が低下すると、他の購入者からの信頼を失うことになり、売上にも影響を及ぼすことがあります。
在庫管理の難しさ
多数の商品を同時に扱う場合、在庫管理が難しくなることがあります。
特に、同一商品を複数出品する場合、在庫数を正確に把握していないと、購入者に対して誤った情報を提供するリスクがあります。
このようなミスは取引の信頼性を損なう原因となるため、慎重な管理が求められます。
メルカリで大量出品する方法
メルカリで大量出品するなら、メルカリshops一択です。
メルカリshopsには、ヴィレッジバンガードや松屋、ムラサキスポーツなど名の知れた企業も出品しています。
また、事業者向けの便利な機能も拡充しており、まさに大量出品を目的とした販売に適しているプラットフォームといえます。
詳しくみていきましょう。
申し込みする
申し込みは簡単です。
はじめに、[法人・個人事業主の方][個人の方]のうち、自身に適した方を選択してください。
あとは画面の通りに入力していきましょう。
注意点として、許認可が必要な商品を販売する場合は、認可番号の登録が必要になります。
メルカリで多いのは、特に古物商の許認可です。
中古品や新古品を販売するときには、管轄の警察署で古物商の許認可を受けましょう。
審査結果がメールで届く
当日から2日を目処に審査結果が届きます。
仮に審査落ちした場合でも、申込内容の訂正や必要書類の提出をおこなうことで開店することができます。
ここであきらめずに、粘り強く提出を続けしましょう。
商品登録を開始する
かねて審査が通りましたら、出品開始です。
出品ガイドラインを確認した上で、出品を開始しましょう。
大量出品する
メルカリshopsには、「まとめて一括登録」機能があります。
この機能を活用することで、最大1,000点までの商品を一括で出品することができます。
やり方、次のメルカリ公式の記事を参考にどうぞ。
参考:最大1,000商品まで!CSVファイルによる商品一括登録ができるようになりました
効率的な大量出品のためのコツ
メルカリ効率的に大量出品するコツは、次のとおりです。
詳しくみていきましょう。
商品選定のコツ
大量出品を成功させるためには、まずは商品選定です。
需要が高く、回転率の良い商品を選ぶことで、在庫を早くにさばくことができます。
また、季節やトレンドに合った商品を取り扱うことで、購入者の興味を引きやすくなります。
適切な価格設定
価格設定も大量出品の成功に欠かせない要素です。
市場価格を調査し、競合他社と差別化を図ることで、適正な価格を設定することが求められます。
価格が高すぎると売れ残りやすく安すぎると利益が減少するため、ほどよく設定しましょう。
また、物販全般にいえることですが、不良在庫は早めに処分価格にし現金化することもポイントです!
出品作業の効率化
大量出品を行う際には、出品作業を効率化するための工夫が必要です。
たとえば、テンプレートを使用して商品説明を統一する、写真撮影をまとめて行う、定期的な出品スケジュールを設定するなどが有効です。
これにより、出品作業の時間を短縮し、より多くの商品を出品することが可能になります。
また、受注が増え、利益が出てきた頃には外注化も外せないでしょう。
クラウドワークスやランサーズの方が紙媒体の求人よりも安価ですよ。
まとめ
- メルカリでの大量出品はアカウント停止のリスクを伴うため、注意が必要です。
- メルカリShopsを活用すれば、効率的に大量出品をおこなえます。
- 在庫管理や販売プロセスの自動化が可能で、作業の手間を減らせます。
- 出品作業の効率化にはツールの使用が推奨されます。
- 大量出品時は適切な価格設定と在庫管理が重要です。