こんにちは!

中国輸入代行「誠」のパンダの社長こと酒井(@makoto1688)です^^

 

パンダ娘
中国から仕入れて日本で無在庫で販売することを考えています。友人から儲かると聞いたのでなんとなく興味が出てきました。お金を払って学んでいる人もいるので、やり方を全部教えてほしいとは言いません。もしよろしければ、ヒントや方向性だけでも教示いただけないでしょうか。

このような疑問にお答えします。

 

無在庫転売に関するtweet

「無在庫転売って違法ではないのですか?」

はい。違法ではないですよ。少なくとも現時点では、無在庫転売を取締る法律はありません。ただし、販売という括りでは許認可が必要な商品もありますし、発送できないと民法第415条に基づいて「債務不履行」として訴えられる可能性もあります。

この記事は、長年、物販ビジネスを営むパンダの社長が書いています

パンダの社長
結論、無在庫は違法ではないですよ!

 

それでは見ていきましょう。

 

(タップできる)もくじ

無在庫転売の仕組みとは?初心者でもはじめやすい理由

無在庫転売とは、在庫を持たずに商品を販売するビジネスモデルです。

一般的な物販では、仕入れた商品を保管し、販売後に発送する必要がありますが、無在庫転売では商品が売れた後に仕入れをおこない、そのまま購入者に商品を送ります。

この仕組みの最大のメリットは、在庫リスクがないことです。

つまり、商品が売れ残って損をするリスクを回避できるため、初期投資を抑えたい初心者にとって非常に魅力的な手法といえます。

また、商品が売れてから仕入れをおこなうため、資金繰りが容易で、クレジットカードなどを活用することで購入者からの入金をうまく利用することも可能です。

このため、少額の資金であってもビジネスをスタートできる点が初心者に優しい理由の一つです​

目次に戻る▶▶

 

無在庫転売のメリットとデメリット


無在庫転売は、在庫を持たずに商品を販売するビジネスモデルで、特に初心者に人気があります。

しかし、メリットが多い一方で、特有のデメリットやリスクも伴います。

ここでは、無在庫転売のメリットとデメリット、そしてそのリスクに対する対策について詳しく解説します。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

無在庫転売のメリット

無在庫転売の最大のメリットは、在庫リスクを回避できる点です。

たとえば、通常の物販では商品が売れなかった場合、在庫を抱えて損失を出すリスクがありますが、無在庫転売では商品が売れてから仕入れるため、このリスクはほぼありません。

資金が少ない場合でもリスクを抑えてビジネスをはじめられるため、初心者に適したビジネスモデルといえるでしょう。

 

また、商品管理の手間が大幅に減るのも大きなメリットです。

在庫管理や発送のためのスペースを確保する必要がないため、効率的に運営できる点も魅力的です。

特に複数の商品を同時に取り扱う場合、この点が大きな強みとなります。

さらに、無在庫転売では出品後に商品を調達するため、幅広い商品を取り扱うことができ、柔軟に商材を変更できる点も有利です。

市場の需要やトレンドに合わせて商品ラインナップを素早く調整することができるため、ビジネスの成長をサポートします。

 

無在庫転売のデメリット

一方、無在庫転売にはいくつかのデメリットも存在します。

まず、仕入れ元の在庫が不安定な場合商品が売れたにも関わらず、在庫が確保できないことがあります。

たとえば、購入者に商品がすぐに届かない場合、クレームが発生するリスクがあります。

このような場合、信頼を失うだけでなく、販売プラットフォームでの評価が下がる可能性もあるため、注意が必要です。

 

さらに、無在庫転売では商品を実際に確認せずに販売するため、品質や梱包状態に問題が発生することがあります。

購入者に不良品が届いた場合、返品や返金の対応が発生し、手間がかかるだけでなく、コストが増大するリスクもあります。

もう一つのデメリットとして、利益率が低くなりがちな点が挙げられます。

無在庫転売では仕入れのタイミングが後になるため、仕入れ価格が変動したり、競合が多い商品では価格競争が激化することもあり、結果的に利益が圧縮されることがあります。

 

リスクとその対策

無在庫転売でのリスクを最小限に抑えるためには、いくつかの対策が有効です。

まず、複数の仕入れ先を確保しておくことが重要です。

たとえば、特定の仕入れ先で在庫切れが発生した場合に備え、代替品をすぐに調達できるようにしておけば、販売のチャンスを逃すリスクを軽減できます。

次に、仕入れ元の信頼性を事前にしっかりと確認し、トラブルが発生しにくいパートナーを選ぶことが大切です。

定期的に在庫状況をチェックするツールを導入することで、在庫不足によるトラブルを回避することができます。

 

また、顧客への対応も重要です。

万が一、発送が遅れる場合には、すぐに購入者に状況を説明し、対応策を提案することで、クレームの発生を未然に防ぐことができます。

丁寧な対応が顧客の信頼を築く上で欠かせません。

目次に戻る▶▶

 

無在庫転売のやり方

無在庫販売は、在庫を持たずに商品の販売を行い、注文が入った時点で仕入れるビジネスモデルです。

利益を出すために大切なことは「売れる商品をたくさん見つけ出すこと」と「たくさん出品すること」です。

ここでは、無在庫販売をする場合の商品やプラットフォームの選び方、購入された場合の発送方法などについて詳しく解説します。

手順は、次のとおりです。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

売れ筋商品とトレンドを調査する

ランキング上位の売れ筋商品を検索サイトやECサイトなどで検索して、販売する商品を選定します。

売れ筋商品をいくつか選定した後は、選んだ商品から、価格比較サイトやECサイトなどで利益が出せそうな商品を探します。

1つの商品あたりの純利益が小さい場合も、売れ行きがよい商品を選べば利益を伸ばせる可能性が高いため、売りたい商品よりも売れる商品を選びましょう。

 

販売するプラットフォームを選ぶ

売りたい商品を決定し、その商品に合ったプラットフォームを選びます。

プラットフォームの利用者層の傾向を把握して出品できれば、より効率よく販売ができるでしょう。

ただし、利用したいプラットフォームの利用規約に、無在庫販売(ドロップシッピングを含む)が禁止されていないかは、事前に確認しておく必要があります。

禁止されていた場合は、有在庫にするかプラットフォームを変更することをおすすめします。

Amazonは条件付きで、楽天市場は無在庫での更新が年々厳しいです。

2024年10月現在、ヤフーショッピングやQoo10、auPayマーケット、BASE、shopify、ebayあたりが無在庫okではないかと思われます。

メルカリも出来ないことはありませんが納期があるので要注意です。

 

仕入れ先の選定

無在庫販売の基本は、信頼できる仕入れ先を見つけることです。

タオバオやAliExpress、国内の卸業者などが一般的な選択肢です。

仕入れ先を選ぶ際は、価格、納期、返品ポリシーを確認し、安定的に供給してくれるかどうかを見極めることが重要です。

 

選定した商品を出品する

無在庫販売の場合、選んだ商品の画像や説明を出品先のプラットフォームへ商品登録します。

このとき、面倒に感じても商品の説明を詳細に記し、競合に負けないように商品のアピールをしましょう。

商品を出品した後は、商品が売れるまでは仕入れ先の在庫状況を頻繁に確認することをおすすめします。

仕入れ先の在庫が無くなった場合、購入者へ発送遅延の連絡やキャンセルをしなければなりません。

 

商品が購入されたら仕入れて発送する

商品が購入された場合、2パターンの発送方法があります。

1つ目は、商品を仕入れて自分で発送する方法、そして2つ目は、仕入れ先から直接購入者へ発送する方法です。

仕入れ先から直に購入者へ発送する方法は、商品の到着までの時間を節約できる一方、商品の検品ができないというデメリットもあります。

商品の検品ができていないと、商品が届かなかったり不良品だったりすることも考えられるため、どちらの方法を選ぶかは慎重に考えましょう。

 

顧客対応とアフターサービス

顧客とのコミュニケーションは無在庫販売での成功の鍵となります。

商品が届くまでの期間が通常よりも長くなるため、配送状況をこまめに報告することが重要です。

また、返品やキャンセルの対応についても柔軟に対応できる体制を整え、信頼性のある店舗運営を心掛けましょう。

 

マーケティングと集客

無在庫販売は商品が豊富にあることを前提にしているため、集客が非常に重要です。

SNS広告やSEO、リスティング広告を活用して、自社サイトやプラットフォーム内での商品ページの露出を最大化します。

InstagramやTwitterでのフォロワーを増やす、ブログ記事を定期的に更新するなど、コンテンツマーケティングも効果的です。

目次に戻る▶▶

 

儲かりやすいカテゴリー

無在庫転売において、どのカテゴリーの商品を扱うかによって、ビジネスの成功に大きな違いが出ます。

儲かりやすいカテゴリーを選ぶことで、効率的に利益を上げることができるため、初心者でも早期に成果を実感できる可能性が高まります。

ここでは、無在庫転売で特に儲かりやすいとされるカテゴリーについて解説します。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

家電・ガジェット

家電やガジェットは、常に新しい商品が登場し、消費者のニーズが高いため、人気のあるカテゴリーです。

特に、スマートフォンのアクセサリーやワイヤレスイヤホン、スマートウォッチといった商品は、価格帯も幅広く、初心者でも手を出しやすいアイテムが揃っています。

これらの商品は、季節を問わず売れ続ける傾向があり、最新のトレンド商品を取り扱うことで、リピーターを獲得しやすくなるというメリットもあります。

 

ファッション・アパレル

ファッション関連の商品も無在庫転売では非常に人気のあるカテゴリーです。

特に、海外ブランドの衣類やアクセサリーは、日本では入手が難しい商品が多く、需要が高まっています。

ファッションアイテムは季節やトレンドに応じてラインナップを変更する必要があるため、こまめなリサーチが重要ですが、その分、売れ筋を見極められると安定した利益を得られるカテゴリーです。

たとえば、シンプルなデザインの服や、流行中のアイテムは売れやすく、競争力を持ちやすいです。

 

美容・健康関連商品

美容・健康関連の商品も高い需要があり、無在庫転売で儲かりやすいカテゴリーの一つです。

特にスキンケア用品やダイエット関連の商品、サプリメントなどは、幅広い年齢層にアピールでき、リピート購入が期待できる商品が多く存在します。

これらの商品は、消費者が効果を実感しやすいため、信頼できるブランドの商品を扱うことで、継続的な売り上げを狙うことができます。

また、レビューや口コミが良い商品を取り扱うことで、新規顧客も獲得しやすくなります。

 

ホビー・おもちゃ

ホビーやおもちゃのカテゴリーも、無在庫転売では狙い目です。

特に、コレクターズアイテムや限定品、人気キャラクターのグッズは、ターゲット層が明確で需要も安定しているため、高額商品であっても売れやすい傾向にあります。

たとえば、フィギュアやボードゲーム、カードゲームなど、趣味として収集されるアイテムは、価格が上昇しやすく、転売のチャンスが広がります。

このカテゴリーは、トレンドに左右されにくい商品も多いため、長期的なビジネス展開を考えている場合にもおすすめです。

 

ペット用品

ペット用品も、無在庫転売で安定した売上が見込めるカテゴリーです。

ペット関連商品は消耗品が多いため、リピート購入が期待でき、さらにペットオーナーはペットに対して惜しみなくお金を使う傾向があります。

特に、ペット用の服やおもちゃ、ケア用品などは、国内外問わず人気があり、需要が途切れることが少ない商品です。

季節ごとに新商品を追加することで、顧客に飽きられず、定期的な購入を促進することが可能です。

目次に戻る▶▶

 

無在庫転売で成功するためのツール活用法

無在庫転売は、在庫を持たない分、効率的にビジネスを運営するためのツールが大いに役立ちます。

ツールをうまく活用することで、商品のリサーチから在庫管理、発送までのプロセスを自動化でき、より多くの時間とリソースを効果的に使うことができます。

ここでは、無在庫転売で成功するために必要なツールとその活用方法について詳しく解説します。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

リサーチツールで売れ筋商品を見つける

無在庫転売で成功するためには、まず売れ筋商品を見つけることが重要です。

ここで役立つのがリサーチツールです。

たとえば、商品の需要やトレンドを把握するためのツールを使用することで、どのカテゴリーや商品が現在人気なのかを簡単に把握できます。

これにより、売れやすい商品を素早く見つけ、効率的に出品することが可能です。

一部のツールでは、競合他社の動向や価格変動をモニタリングできる機能も備えており、適切な価格設定をおこなう際に非常に役立ちます。

市場の動向に応じて素早く商品ラインナップを調整し、競争力を維持するためにもリサーチツールの導入は欠かせません。

 

在庫管理ツールでトラブルを防ぐ

無在庫転売では、在庫の有無が非常に重要なポイントです。

商品の在庫が無い状態で販売してしまうと、顧客への対応に時間がかかり、トラブルにつながる可能性があります。

このため、在庫管理ツールを使って、仕入れ先の商品状況をリアルタイムで把握することが推奨されます。

在庫管理ツールは、複数の仕入れ先の在庫を一括で確認できる機能を持っており、万が一、仕入れ先の在庫がなくなっても、すぐに代替商品を提案したり、他の仕入れ先を探したりすることができます。

こうしたツールを活用することで、在庫不足による顧客クレームを未然に防ぐことが可能です。

 

自動出品ツールで作業効率をアップ

無在庫転売では、多くの商品を一度に出品するケースが多く、手動で出品作業をおこなうと時間と手間がかかります。

このような場合に役立つのが自動出品ツールです。

自動出品ツールを使用すれば、商品情報や画像を一度設定するだけで、複数のプラットフォームに同時に出品することができます。

これにより、出品作業にかかる時間を大幅に短縮でき、作業効率を劇的に向上させることが可能です。

また、価格調整や商品説明の更新も自動でおこなうことができるため、日々の管理業務が軽減されます。

「自動出品ツール」でググってみてください!色々ありますよ!

 

発送管理ツールで迅速な対応を実現

無在庫転売では、商品が売れた後の発送手続きも重要なポイントです。

発送管理ツールを活用すれば、仕入れ元から顧客への直接配送をスムーズにおこなうことができます。

これにより、注文が入ってから発送までの時間を短縮し、顧客満足度を向上させることが可能です。

さらに、追跡番号の自動生成や発送状況のリアルタイム通知機能を利用することで、顧客が注文状況を確認しやすくなり、クレームや不安を軽減することができます。

ツールを駆使してスピーディな対応をおこなうことで、リピーターを増やすことが期待できます。

 

利益管理ツールで収支を把握する

無在庫転売では、複数の商品やプラットフォームを扱うことが一般的ですが、収支管理が煩雑になることがあります。

このような場合に便利なのが利益管理ツールです。

利益管理ツールを使うと、各商品の仕入れ価格、販売価格、送料、手数料などを自動で計算し、正確な利益率を把握することができます。

目次に戻る▶▶

 

無在庫転売に適したプラットフォーム|禁止されているサイトも紹介

前述のとおり、商品を販売するプラットフォームの中には、無在庫販売が禁止されているサイトもあります。

そのようなサイトで無在庫転売をおこなうと、アカウントを永久に凍結されるおそれがありますので、利用規約をよく確認する必要があります。

ここでは日本国内の5つのプラットフォームに関して、無在庫転売の販売可能状況を見てみましょう。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

Amazon・ebay|ドロップシッピングが条件付きで可能

Amazonとebay、どちらも原則として無在庫転売は禁止ですが、ドロップシッピングは認められています。

ドロップシッピングとは、出品者が卸売業者やメーカーとあらかじめ契約しておくシステムです。

卸売業者やメーカーは、注文が入ると注文内容に従って購入者へ商品を発送します。

ドロップシッピングは無在庫転売ではありませんが、無在庫販売の一種と考えてよいでしょう。

ドロップシッピングという条件付きではありますが、無在庫転売が認められている貴重なプラットフォームです。

 

楽天市場|可能・禁止はないが事前審査あり

楽天市場の利用規約には、無在庫転売に触れた箇所がありません。

しかし、取扱禁止商材・禁止行為ガイドラインでは、メーカー直送品や海外直送品を扱う際に事前審査が必要であると規定しています。

審査の申請は、楽天市場のサイトにある店舗運営システムツール「RMS」を使って、無料でできます。

事前審査は確認書や販売方法などを考慮しておこなわれ、審査が完了すれば「取り扱い許可」の通知が届き、メーカー直送品や海外直送品を扱うことが可能になります。

 

Yahoo!ショッピング|可能・取締強化

Yahoo!ショッピングは、2024年5月に「ストア運用ガイドライン」を改定し、その中で無在庫転売に関する取り締まりを強化しました。

商品を500点以上出品する個人事業主に対し、運営状況の確認や在庫の保管場所の資料提出などを求める内容で、無在庫転売を目的とした店舗を排除する方向に舵を切っています。

無在庫転売ができないわけではありませんが、実質的に難しい状況です。

無在庫販売によって発送が遅延する、もしくは発送をキャンセルするといったことが重なると、以後出品できなくなるおそれがあります。

 

メルカリ|禁止

メルカリでは無在庫販売が禁止されています。

出品者の手元にない商品の出品や、海外のECサイトから購入者の元へ商品を直送することを禁止しています。

商品が手元にないことによって生じる「商品についての質問に回答できない」「発送できない」「発送が遅延する」といったトラブルを防ぐのが目的です。

禁止されている行為と見なされた場合、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置が取られるおそれがあります。

 

auPayマーケット|禁止とも解釈できる条項あり

「au PAY マーケット 出店店舗規約」には、無在庫販売禁止とも解釈できる条項があります。

内容は次のとおりです。

第17条 本規約の違反等について
d. 真に出品する意思のない出品を行ったと当社が判断した場合
o. 購入者から商品等の不着・不提供・到着遅延、商品等の瑕疵、又は返金等に関する問合せ・クレームがあった場合

 

この内容に従うなら、商品を登録する前に仕入れ先へ在庫確認をしたほうがよいでしょう。

規約には解釈によって捉え方が変わる側面があります。

不明な点は、au PAY マーケットの運営に確認するのがおすすめです。

目次に戻る▶▶

 

無在庫転売の仕入れ先を選ぶコツ

無在庫転売を成功させるには、仕入れ先をよく考えて選ぶことが重要です。

店舗を選択するポイントは、次のとおりです。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

商品の種類や在庫数が多い

無在庫転売での収益を安定させるには、出品数を増やすことが大事です。

1年とおして需要の高い定番商品はもちろんのこと、トレンドを取り入れた新商品も季節ごとにラインナップに加えていかなければ、顧客が離れることもあります。

仕入れ先を選ぶ際は、商品の種類が豊富なサイトを選びましょう。

それと同時に、在庫数の多さも重要なポイントです。

「せっかく注文を受けたのに、在庫がなくて発送できない」ということがあってはなりません。

また、せっかく売れ筋の商品を見つけても、在庫が切れてしまっては売り上げを伸ばせなくなります。できるだけ、商品の在庫数が多い仕入れ先を選びましょう。

 

ロットから注文可能

大ロットでの販売にしか対応していない仕入れ先は、無在庫販売には向いていません。

仕入れ先の中には、10点から、あるいは100点からというように最小ロット数が決められているところがあります。

こういった仕入れ先のみでは、注文を受けて仕入れるたびに余剰の在庫がたまっていってしまいます。

できるだけ在庫を抱えないように、小ロットから注文可能な仕入れ先を選びましょう

仕入れ先から直接購入者へ発送する方法をとるならなおのこと、できれば1点からでも対応してもらえる仕入れ先を選んでください。

 

発送までが速い

注文を受けてから商品を仕入れる無在庫販売は、有在庫販売と比べてリードタイムが長くなりがちです。

商品の到着まで時間がかかれば、注文がキャンセルされるおそれもあります。

購入者のもとへなるべく速く商品が届けられるよう、迅速に発送してくれる仕入れ先を選びましょう。

ただし、スピードばかり重視するのもよくありません。発送する際の梱包の質もチェックが必要です。

配送中に商品が破損してしまうと、返品・交換に時間を要してしまいます。

また、仕入れ先から購入者へ直接発送するのであれば、梱包が丁寧でなければ購入者からの評価が下がります。

丁寧に梱包してくれる仕入れ先を選びましょう。

在庫は、有在庫ですと日本で保管して発送できますが、無在庫ですと中国からの発送になります!

 

購入者へ商品を直接送ってもらえる

無在庫販売には、注文を受けた商品を仕入れ先から購入者(=エンドユーザー)へ直接発送する方法があります。

この方法をとる際、直接発送に対応してくれる仕入れ先を選ぶ必要があります。

仕入れをする際に商品情報のページを見れば、直送の可否がわかります。

また、仕入れ先によっては、次のような要望にも対応してくれることもあるでしょう。

  • 納品書の記載内容を工夫してもらえる
  • 配送用の箱を無地にしてくれる

代行業者を経由することでも、エンドユーザー直もできますし、さまざまなオプションも利用できますよ!

目次に戻る▶▶

 

利益が出ない原因

売れる商品を売らない、または、利益の出ない商品を売っている場合いくら頑張ってもまとまった利益は得られません。

また、商品に合っていないプラットフォームを選んでしまっている場合もあるため、出品前のリサーチは徹底して行うことをおすすめします。

ここでは、無在庫販売で利益が出ない理由について紹介します。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

儲かりづらい商品を取り扱っている

コアなファンのついている商品や、車やバイクなどのパーツは高額で取引される傾向にあるため、大きく利益を出すために高額商品ばかりを狙ってはいないでしょうか。

売れれば利益は出るものの売れなければいつまでも利益は出ません。

一方薄利多売を狙い、売れ筋商品を大量に安く販売をしても、手間だけが増えて利益は少ししか得られない場合もあります。

どの程度の作業を許容できて、どの程度の利益を得たいのか、目標を設定してから商品を選ぶことがおすすめです。

 

管理できない量の商品を出品している

管理ができないほどの商品を出品していると、仕入れ先の在庫確認や商品のトレンド判断、価格の推移などの把握がおろそかになってしまう可能性があります。

その結果として「売れない」または「仕入れられない」という事態につながり、顧客を逃してしまうこともあります。

個人の無在庫販売では、商品の掲載量と利益は比例しません。

 

自分の得意分野から数点、もしくは1点に絞って出品しても、利益を得られます。

うまく管理ができない場合は、出品者としての質を保てる量の商品を扱うことがおすすめです。

大量出品の方が売れるチャンスは増えますが、管理にはエクセルなどの表計算ソフトやアクセス等でのデータ自動取得システムなど、あった方がよいです。

むしろ、ないと大きな売上や利益は見込むのは難しいです!

 

仕入れ先の品質がよくない

仕入れ先の品質が悪い場合、悪いレビューがつきやすいため、仕入れ先の調査も丁寧に行うことをおすすめします。

中身はきれいだとしても、発送時の梱包が悪い場合や商品の箱が潰れていたり破けている場合は印象が良くないでしょう。

ドロップシッピングの場合でも、できれば初回は一度自分の元に届けてもらい、商品や包装、箱の状態の確認をしてから商品を発送するとトラブルや悪いレビューを避けられます。

 

初回だけ確認といっても、販売数が増えると現実的ではありません。

そこで、ある程度任せられる代行業者へ検品を依頼することで回避することができます。

「返品・交換・廃棄」など、日本にいながら代行業者へ依頼をすることができます!

 

価格競争に巻き込まれている

同じ商品を販売している人が多くいる場合、価格競争に巻き込まれて利益が削られてしまう可能性があります。

自分の強みを生かしたページの作成ができれば、競合との差別化ができ、価格競争に参加せずとも商品の購入数を伸ばせます。

そのためにも、売りたい商品やターゲット層のリサーチを徹底して戦略を練りましょう。

それでも価格競争に巻き込まれる場合は、その商品の販売から別の商品の販売へシフトしてもよいといえます。

 

送料を考慮できていない

仕入れ先を選ぶ際に商品の価格に加えて、送料を考えられていない場合、利益が得られず赤字になる可能性があります。

特にサイズの大きい商品の場合は、送料が高い傾向にあります。

また、送料は地域に応じて変わるため、発送元と送り先が最も遠い場合を想定して価格設定をすることもおすすめです。

競合が特定の運送会社と送料の交渉や契約を結んでいる場合があるため、何も考えずに競合の価格に合わせて下げてしまうと、利益が出ない可能性があります。

 

商品ページの完成度が低い

商品の画像の枚数や、商品説明は丁寧に行うことに越したことはありません。

画像の枚数が1枚のみで詳細説明が少ない場合、画像枚数が多くサイズや商品説明を詳細に書いているページへ顧客が流れる可能性もあります。

サイズや用途、機能などの基本情報に加えて、商品を使用した感想や他社製品との比較、ちょっとした活用方法なども紹介して「欲しい」と思わせるような文章を書くことも、購入を促すためには大切なポイントです。

目次に戻る▶▶

 

利益を上げるコツ

無在庫販売はリスクが少ない分利益は出にくく、参入者も少なくありません。

しかし、競合が多い状況でも、無在庫販売で利益を伸ばしている人は存在します。

ここでは、無在庫販売で利益を上げるためのコツをいくつか紹介します。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

市場のリサーチを欠かさない

市場のリサーチは欠かさずに行いましょう。

利益を伸ばしている人は、価格のチェックや利益が出る商品のリサーチを毎日行っています。

商品のトレンドは毎日移り変わり、最新の商品は次々と発売されているため商品の波にうまく乗りましょう。

自分の得意分野で商品を販売するとリサーチもしやすいため、得意分野で勝負をすることもおすすめです。

 

利益率の高い商品を取り扱う

利益率の高い商品を取り扱いましょう。

売れ筋商品や新商品などを常にリサーチしていると、利益率の高い商品を見つけられる場合があります。

リサーチし始めの頃は、利益率の高い商品を見つけるまでに時間がかかってしまっても、慣れてくると簡単に見つけられるようになるでしょう。

 

利用者の流入を狙いやすい商品ページを作る

インターネットで商品を検索する人が入れると想定されるキーワードを、売りたい商品説明欄や商品名に少しずつ入れて、検索に引っかかりやすい商品ページをつくりましょう。

商品を見られる回数が増えれば、顧客を増やせる可能性が高まります。

検索欄にキーワードを入れたときの予測を見る(=サジェスト)だけでも、どのようなワードでの検索が多いかが分かります。

慣れてきたら、キーワード分析用ソフトを利用することもおすすめです。

 

リピーター獲得を重視する

リピーターの獲得を狙うためには、独自の販売ページやカテゴリーを絞り、同じ商品があった場合でも、そのページから買いたくなるような独自性を意識しましょう。

リピーターを獲得し続けられれば利益を伸ばせます。

メルマガやSNSを利用して新商品や便利グッズの紹介などをするような、直接的な働きかけもおすすめです。

 

送料を含む諸経費は常に考慮する

送料や箱、梱包などの諸経費は、忘れずに考慮しましょう。

利益率が高い商品を見つけたと感じたときには、その製品のサイズや重量、発送元を確認し経費がいくらかかるかをはじめに考えることをおすすめします。

その結果、利益率が悪い場合は、いくらおすすめしたい商品だとしても、きっぱりとあきらめることも大切です。

 

複数サイトを利用してデータを取得する

販売は有在庫でも無在庫でも、リサーチ力が利益に反映されます。

昨今では、無料でも使える便利なサイトが、インターネット上に多くあるため、複数のサイトを利用してリサーチしましょう。

初心者の方は、価格比較サイトや売れ筋ランキングサイト、流入キーワード検索サイトで調べるとトレンドの傾向を掴める可能性があります。

目次に戻る▶▶

 

無在庫転売でよくあるトラブルとその対策


無在庫転売は在庫リスクが少ない一方で、いくつかのトラブルが発生しやすいビジネスモデルです。

特に、仕入れから配送までの流れがスムーズにいかない場合、顧客とのトラブルが生じやすくなります。

最後に、無在庫転売でよくあるトラブルと、その対策について詳しく解説します。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

在庫切れによるトラブル

無在庫転売では、販売する商品が売れてから仕入れるため、販売時点で仕入れ元に在庫が無い場合があります。

たとえば、顧客が購入した後に仕入れ元の在庫が切れてしまい、商品を提供できない状況に陥ることがあります。

この場合、納期の遅延や最悪の場合はキャンセル対応が必要となり、顧客からクレームを受ける可能性が高まります。

対策として、複数の仕入れ先を確保しておくことが重要です。

一つの仕入れ元に依存せず、代替となる仕入れ元をあらかじめ探しておくことで、在庫切れのリスクを減らせます。

また、在庫管理ツールを導入し、リアルタイムで在庫状況を把握することで、販売前に在庫切れを回避できます。

 

発送遅延によるトラブル

無在庫転売では、仕入れた商品を直接顧客に発送することが多いため、発送が遅れる場合があります。

たとえば、仕入れ元が海外である場合、輸送期間が長引くことがあり、これが原因で顧客に商品が予定より遅れて届くことがあります。

このような場合、顧客からの問い合わせやキャンセルリクエストが増え、信頼性に影響を与えることがあります。

対策として、仕入れ元の配送スピードや信頼性を事前に確認することが大切です。

仕入れ元の評判や過去の取引履歴をチェックし、スムーズに発送できるパートナーを選ぶことで、発送遅延を防ぐことができます。

また、顧客に対しては、あらかじめ配送にかかる時間を明確に伝えておくことも重要です。

発送通知や追跡番号を提供することで、顧客が状況を確認できるようにすることも効果的です。

 

商品の品質や梱包に関するトラブル

無在庫転売では、商品を実際に手に取ることなく販売するため、品質や梱包状態に問題が発生することがあります。

たとえば、顧客が購入した商品が予想よりも品質が低かったり、梱包が不十分で商品が破損していた場合、クレームや返品が発生する可能性があります。

対策として、 信頼性の高い仕入れ先を選ぶことが最も効果的な対策です。

また、商品説明や画像をできるだけ正確に記載し、顧客が購入前に商品の品質や仕様を把握できるようにすることが大切です。

さらに、返品ポリシーを明確にし、トラブルが発生した際には迅速に対応する体制を整えておくことで、顧客満足度を維持することができます。

 

価格競争による利益圧縮

無在庫転売は参入が比較的容易であるため、多くの競合が存在し、価格競争が激化することがあります。

特に人気商品では、同じ商品を扱う他のセラーと価格競争になり、利益が圧縮されることがあります。

対策として、差別化を図るために、商品ラインナップの多様化や付加価値を提供することが効果的です。

たとえば、商品の説明を充実させたり、独自のサービスを提供することで、価格以外の面で競争力を高めることができます。

また、ニッチ市場やトレンド商品に焦点を当てることで、価格競争を避けつつ利益を確保する戦略も有効です。

 

顧客対応の煩雑化

無在庫転売では、多くの商品を取り扱うため、顧客からの問い合わせやクレームが発生する頻度が増えることがあります。

特に、商品が遅れて届いたり、品質に不満がある場合、迅速な対応を求められることが多く、対応が煩雑化する可能性があります。

対策として、顧客対応を効率化するためには、顧客管理ツールやチャットボットなどを活用することが有効です。

自動化されたシステムを導入することで、よくある質問への迅速な対応が可能になり、顧客満足度を向上させることができます。

また、事前にFAQを用意しておき、顧客が自己解決できるような情報提供をおこなうことも効果的です。

目次に戻る▶▶

 

まとめ

  • 無在庫転売は、在庫リスクを避けながらビジネスをはじめられる効率的なモデル。
  • メリットとして、初期投資が少なく、幅広い商品を取り扱える点が挙げられる。
  • デメリットとして、在庫切れや発送遅延、商品品質に関するトラブルが発生しやすいことがある。
  • これらのリスクを回避するためには、複数の仕入れ先を確保し、在庫管理ツールや自動化ツールを活用することが重要。
  • 無在庫転売で成功するためには、リサーチとトラブル対策をしっかりと行い、顧客満足度を高めることがカギ。

ご質問、いつも歓迎です!本日もお読みいただき、ありがとうございました^^

Xでフォローしよう