
こんにちは!
中国輸入代行「誠」のパンダ社長こと酒井(@makoto1688)です^^
このような疑問にお答えします。
▼タオバオでの中国国内送料に関するtweet▼
タオバオの店舗から代行業者までの送料って、ほぼ無料ですよ。商品をカートに入れてみて、決済直前の画面まで進めば送料がわかります。ただし、適当に設定をしている店舗も多くて、実際は無料でない場合もありますけれど、9.5割型無料です。代行業者からの請求書を確認してみてください
— パンダの社長(酒井隆太)@中国輸入代行「誠」 (@makoto1688) January 28, 2022
この記事は、長年、タオバオでの注文に携わっているパンダ社長が書いています。
それでは見ていきましょう。
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タオバオから商品を購入・輸入する方法
タオバオを閲覧していて、欲しいものが見つかった場合、どのようにして商品を購入・輸入すればよいのでしょうか。
タオバオの商品を購入する方法は、店舗から直接購入する方法と代理購入を利用する方法の2種類です。
ここでは、それぞれで購入・輸入する方法について解説します。
詳しく見ていきましょう。
タオバオ店舗から直接購入する
タオバオのサイトから直接購入する方法では、販売元の店舗次第で輸入方法が異なります。
なぜなら、購入した店舗が国際発送に対応していないということもあるためです。
国際発送に対応している販売元では、店舗から直接送ってもらえますが、対応していない販売元の場合は公式の転送サービスを利用するか、現地まで受け取りにいかなければなりません。
ここでは、それぞれの輸入方法について記載します。
店舗から商品を送ってもらう
店舗と直接やりとりをして、商品を日本まで発送してもらう方法です。
タオバオには公式で転送サービスが用意されていますが、大きな商品や特殊な商品は公式転送サービスの規定から外れてしまっていることもあります。
そのような商品は、店舗から直接送ってもらうほかありません。
ただし、タオバオでのやりとりは全て中国語表記で、翻訳機能もありません。
そのため、難易度が高く、初めてタオバオを利用する方にはあまりおすすめできません。
また、中国語でのやり取りができたとしても、必ずしも国外発送に対応してくるとは限らないことにもご注意ください。
転送サービスを利用する
タオバオで注文をすると、国際転送サービスを利用することになります。
転送サービスとは、中国国内の店舗から中国国内のタオバオ倉庫に商品を送り、まとめて日本へ転送するサービスです。
店舗にとっても負担が少なく、手間があまりないため、こちらについては確実に対応してもらえます。
ただし、購入から倉庫への転送と日本へ輸入する時間が必要なため、時間には余裕を持って注文をしましょう。
また、1つの荷物あたりの重さや大きさに制限がかかっているため、前述のように定型外の荷物に関しては転送ができないため、注意が必要です
代理購入サービスを利用する
タオバオの公式から自身で購入するのではなく、代行業者を経由して購入するという方法もあります。
商品をタオバオで買うことがはじめての方には、代行経由の方法がおすすめです。
輸入に関しては、代行業者は中国国内に倉庫を持っているため、一旦、中国倉庫へ送ってもらい、そこから日本国内へ転送するという方法をとっています。
そのため、転送サービスと同じように、ある程度の時間を要します。
また、代行業者へのマージンもかかるため、直接購入するよりも費用はかかります。
しかし、代行業者を利用すると、店舗とのやり取りの間に入ってもらったり、検品に対応してくれたりと、通常なら別途で費用や手間のかかってしまうことにも対応してもらえます。
そのため、中国輸入初心者の方へは、代行業者を利用することがおすすめです。
タオバオで中国国内の送料を確認する方法
- タオバオへログインし、商品を選定する。
- 配送の欄を確認する。
「至」の前が発送地域、後がご自身が発送したい代行業者の地域です。この場合、浙江省杭州市から山東省青島市へ配送するという意味です)
- 免运费が、送料無料の意味です。
- 付款后3天内发货は、3日以内発送の意味です。
- バリエーションを選択し、オレンジの「カートへ入れる」ボタンを押下する。
- 「运送方式」の欄を確認する。
※「免邮」と記載があるので無料とわかります。
※ もし、配送先住所を変更したい場合は、「修改驿站」を押下してください。
アリババや天猫でも見方は同じです。
ちなみに、「运送方式」は配送方法の意味で普通便なのか快速便なのかなどを選択できる場合があります。
上記の例の場合ですと、[普通快速便で料金無料]という意味になります。
中国国内の送料を確認する際の注意点
タオバオで中国国内送料を確認することは、簡単です。
ただし、注意点が3つありますので、次に紹介します。
詳しくみていきましょう。
店舗設定の送料が正しくないこともある
タオバオでは、中国国内送料が0元(無料)の店舗が多いです。
実際に商品をカートに入れてみると、無料の店舗が多いことがわかります。
しかし、中国のECモール運営は、日本に比べ雑?なことが多く、情報が更新されていなかったり、正確でなかったりということはよくあることです。
画面上は無料であっても、送料が請求されることもあります。
中国国内送料も含めて商品代である
「単価が安い!」「利益が出る!」と思った商品は、要注意です。
国内送料が別途生じることがあります。
タオバオやアリババの仕様上、商品代は目立つように表示されますが、送料はとても文字が小さいので気を付けてください。
また、代行業者での検品により不具合品とわかると、返品することになります。
返品するにも中国国内での送料は生じます。
送料は、店舗ではなく購入者が負担するのが中国です。
たとえば、中国の端から端の地域発送となると、60サイズで少なく見積もっても50元は生じます。
後々のリスク回避のためにも、リサーチの際には購入する店舗の所在も調査されておくことをオススメします。
中国版でリサーチする
「タオバオ(天猫)」や「アリババ」には、それぞれ「中国版」と「国際版」があります。
代行業者を通じて中国輸入をやる人は、「中国版タオバオ」を使用します。
なぜなら、「国際版」のURLでは中国国内から注文ができないためです。
詳しくは、次の記事の「中国輸入では中国版タオバオから注文する」の項を参考にしてください。
中国版も国際版も一見似た商品のように見えます。
しかし、国際版は中国以外の国のユーザーをターゲットにしていることから、中国版に比べ商品代が高めに設定されていたり、品質がよい商品が多くあります。
99%をこえるタオバオ店舗は、送料無料!
タオバオの店舗から購入すると、中国国内の送料は無料のことがほとんどです。
一方で、代行業者側で、中国国内の送料を一律10~20元(平均15元)と設定しているところもあるようです。
賛否ありますが、ヤフオク!のように、「商品代+送料」を本当の商品代という考え方を採用している代行業者もありますからね。
詳細は、各代行業者のホームぺージや請求書を確認してみることをオススメします。
なお、アリババは、最低ロットが2点以上です。
そのため、中国国内送料が生じるケースはタオバオに比べて多いです。
有在庫で複数点買付される人は、中国国内の送料も加味して仕入れするようにしましょう。
代行業者が中国国内送料が一律10~20元(平均15元)を上乗せしているのなら、その分だけ代行手数料が上がっている。ということです。
代行手数料+中国国内送料が本当の代行手数料ですよ。
たとえば、月間100点を注文する人の場合、毎月1,500元(約30,000円)を代行業者へ支払っていることになります。
代行業者が中国国内の送料を設定している理由
中国国内の送料を設定している代行業者があります。
平均で、15元ほどです。
代行業者が中国国内の送料を設定している理由は次のとおりです。
たとえば、チベット(中国の西)から青島(中国の東)に荷物を送ると、レディースの夏服であれば、普通便で約30元くらいで届きます。代行業者が義烏や広州に集まっている理由にも直結するのですが、地理的に中国の中心で港が近い場所に構えますと、国内送料が平均的になり、船便も航空便のコストも抑えることができるのです。
実際に中国国内の送料が生じたとしても、30元に設定していれば代行業者は損することはないです。
10元~20元に設定していても実際は送料無料の店舗が多いわけですから、中国国内送料だけでも利益を出すことができます。
国際版タオバオの国際送料は高い!
国際版のタオバオで直接購入したとき、費用が高く設定されている項目は、国際送料です。
中国国内版のタオバオであれば、国内送料が無料の店舗が多くあります。
一方で、国際版タオバオは中国国外への送料は高めに設定されています。
国際版タオバオでは、公式の転送サービスがあります。
購入者にとって、商品を購入した後にそのまま海外へ発送できるため、非常に便利です。
しかし、国際送料の高さや翻訳機能がついていないというデメリットもあり、利用を躊躇する方も少なくありません。
公式の転送サービスの費用
公式が運用している転送サービスについてご紹介します。
タオバオの転送サービスを利用したときには、以下の費用が掛かります。
- 倉庫保管料
- 送り先変更料
- 送料
- 為替手数料
- サービス料
- 関税、消費税
倉庫保管料は、倉庫到着から20日以内なら、無料で済むことがほとんどです。
定められた期間を超過すると、保管料がかかります。
為替手数料は支払い方法ごとに金額が異なるため、事前の確認が必要です。
また、海外からの注文代金として、3%の手数料が取られます。
以上のように転送サービスの費用項目が多いため、安い商品を購入したとしても、送料で金額が上がってしまう可能性もあるでしょう。
公式の転送サービス利用はハードルが高い
費用以外の懸念点としては、転送サービスを利用することのハードルが高い点です。
タオバオ公式の転送サービスは、タオバオ内で支払いが完結する非常に便利なサービスです。
しかし、タオバオには翻訳機能がありません。
店舗とのやりとりをするときにも中国語で応対する必要があります。
また、タオバオの商品は、発送後の追跡がほとんどできません。
注文した商品がいつ届くかわからない状況は、ビジネスにおいて致命的です。
海外の利用者にとっては、これが原因でタオバオを利用するハードルも上がります。
代行業者に依頼したときの費用
タオバオ公式の転送サービスではなく、代行業者を通して発想を依頼する方法もあります。
業者によって対応やサービスはさまざまで、価格の設定も異なります。
送料は、荷物の重量で決めている業者がほとんどです。
以下は、重量ごとの送料の目安です。
〜1kg | 75元〜110元 |
〜2kg | 105元〜150元 |
〜3kg | 135元〜190元 |
〜4kg | 165元〜230元 |
〜5kg | 195元〜250元 |
業者によっては、重量が増えるごとに送料のレートを下げて設定しています。
つまり、商品を一度に多く転送すればするほど、お得に配送ができるということです。
ただし、送料が安いだけで業者を選んでしまうと、思わぬ失敗をする可能性もあります。
サポート内容やオプションについても確認しましょう。
また、重量以外に、梱包方法や輸送方法によっても価格は変動します。
補足:国際送料を安くする方法
国際送料を安く済ませる方法についてご紹介します。
1つ目は、一度に多くの荷物を送ることです。
前述したように、代行業者の送料は、重量が増えるとレートが下がります。
一度に多くの商品をまとめて発送することで、送料を抑えられるでしょう。
2つ目は、航空便ではなく船便を利用することです。
輸送に時間はかかりますが、大量の荷物でも航空便に比べて安い費用で配送可能です。
3つ目は、荷物のサイズと重さを調整することです。
費用を抑えたいなら、できるだけ軽くて小さい商品を選ぶとよいでしょう。
もし重い商品も輸入したいときは、軽い商品と組み合わせて発送することで、全体の重量バランスを保てます。
補足:月額無料でも要注意!
代行業者へ支払う手数料は、次の5つです。
- 月額利用料
- 代行手数料
- 中国国内送料
- 国際送料
- 検品代等のオプション費用
上記項目を総合的に考慮したときに、あなたが支払う本当の手数料がわかります。
月額利用料が無料であったり、代行手数料が0~3%であったりと、とても安く感じても、中国国内送料や国際送料の乗せている代行業者もあります。
価格重視、コスパ重視の人はトータルで検討されることをオススメします!
当社含め、ポジショントークはあるものですよ。
当社は、タオバオの店舗から当社倉庫までの送料は実費です。
たとえば、毎月100点のレディース服を注文して、送料が無料だったとすると、方や1,000元(=100点×送料10元)が生じ、方や無料ということが起きているということです。
1,000元。つまり約20,000円の差です。
まとめ
中国国外への国際送料はどうしても料金がかかります。
ということは、中国国内の送料は無料に越したことはありません。
また、国際発送を行う場合も、代行業者を活用してお得に輸入しましょう。
中国輸入代行「誠」では、国際転送プランもご用意しております。
便利なサービスを活用して、タオバオでお買い物をしてみませんか。