こんにちは!
中国輸入代行「誠」のパンダの社長こと酒井(@makoto1688)です^^
このような疑問にお答えします。
▼アリババに関するtweet▼
アリババは、MOQが設定されています。最低発注数です。価格の多くは、三段階で表示されていて、数量に応じ単価が変わります。つまり、サプライヤー側はすでに値引きした価格設定をしているということです。単価をさらに下げたいのなら、最も単価が安いMOQ以上の数量であれば交渉しやすいです
— パンダの社長(酒井隆太)@中国輸入代行-誠 (@makoto1688) October 10, 2024
この記事は、長年、中国との貿易仲介業を営むパンダ社長が書いています。
それでは見ていきましょう。
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アリババ仕入れとは?
アリババ仕入れとは、中国の大手BtoBプラットフォーム「アリババ(Alibaba)」を通じて、主に中国国内のサプライヤーやメーカーから商品を直接購入することを指します。
アリババの最大の魅力は、卸売価格で商品を仕入れられる点で、仲介業者を介さずに直接工場や業者と取引することが可能です。
これにより、低コストで大量に商品を購入でき、特に中国輸入ビジネスにおいて利益を上げやすいとされています。
アリババはさまざまなカテゴリーの商品を扱っており、サプライヤー同士を比較しながら、自社に適した商品を選べる点もメリットです。
さらに、価格交渉が可能であったり、OEM(自社ブランドの商品を作ること)にも対応しているため、オリジナル商品の開発にも利用できます。
ただし、仕入れの際には信頼できるサプライヤーを選ぶことが重要であり、商品の品質やロット数の確認、価格交渉など、いくつかのステップを踏む必要があります。
公式:アリババ1688
公式:Alibaba.com
アリババ仕入れの基本ステップ
アリババは、中国輸入ビジネスをおこなうための強力なプラットフォームです。
多くの企業や個人がアリババを利用して、低価格で商品を大量に仕入れ、利益を出しています。
しかし、初心者にとっては、初めての仕入れは難しいものに感じるかもしれません。
ここでは、初心者がスムーズにアリババで仕入れをおこなうための基本ステップを詳しく解説します。
詳しくみていきましょう。
アリババでのアカウント登録
最初におこなうべきステップは、アリババのアカウントを作成することです。
アリババではBtoB取引がメインとなるため、企業やビジネス向けの情報を登録します。
メールアドレス、パスワードの設定をした後、プロフィール情報を詳細に入力し、信頼性のあるバイヤーとしての印象をサプライヤーに与えることが重要です。
商品の検索とサプライヤーの選定
アカウントを作成した後は、仕入れたい商品の検索をおこないます。
アリババには膨大な商品が掲載されているため、カテゴリー検索やキーワード検索を活用して効率的に商品を見つけることができます。
検索結果から、複数のサプライヤーを比較し、価格、ロット数、商品の品質などを確認しましょう。
特に初心者の場合、ゴールドサプライヤーの認定を受けている業者や、評価が高く取引履歴が豊富なサプライヤーを選ぶことをおすすめします。
サンプル品の取り寄せ
サプライヤーが決まったら、まずはサンプル品を取り寄せるのが安全です。
たとえば、大量仕入れをする前に、品質やサイズ、カラーなどが想定通りかを確認するために少量のサンプルを依頼します。
サンプル品の確認は、後のトラブルを防ぐためにも非常に重要なステップです。
サプライヤーと円滑にコミュニケーションを取りながら、疑問点を解消していきましょう。
価格交渉とロット数の決定
アリババでは、サプライヤーと直接価格交渉をおこなうことが可能です。
特に大量購入を予定している場合、価格の交渉を行うことで、より有利な条件で商品を仕入れることができます。
たとえば、仕入れる商品のロット数を増やす代わりに、単価を下げてもらうなどの取引が可能です。
交渉がうまく進めば、コストを抑えた仕入れが実現します。
支払い方法と商品発送の確認
最後に、支払い方法と発送方法を確認します。
アリババでの決済は、通常アリペイやクレジットカードを使用しますが、輸入代行業者を利用する場合はその業者の支払いシステムに従います。
商品の発送方法についても事前に確認しておき、納期や送料が適切かどうかをチェックすることが重要です。
アリババでの仕入れにおけるメリットとデメリットを徹底比較
#中国輸入クイズ
【第81問】アリババで仕入れた商品の到着が遅れる原因として最も一般的なものはどれですか?(2024/11/27出題)
— パンダの社長(酒井隆太)@中国輸入代行-誠 (@makoto1688) November 27, 2024
アリババでの仕入れは、中国輸入ビジネスをおこなう上で非常に人気のある方法です。
アリババを利用することで、大量の商品を低価格で仕入れることができ、ビジネスの拡大が期待できます。
しかし、その一方で、注意しなければならないリスクやデメリットも存在します。
ここでは、アリババで仕入れをおこなう際のメリットとデメリットを詳しく比較していきます。
詳しくみていきいましょう。
アリババでの仕入れのメリット
1. 低価格で大量仕入れが可能
アリババは、中国の工場や卸業者が直接出品しているため、商品を非常に低価格で仕入れることができます。
たとえば、日本国内で販売されている商品を比較しても、アリババでの仕入れ価格ははるかに安いため、利益率を大幅に向上させることが可能です。
特に、大量仕入れをおこなうことで、1つあたりの単価をさらに下げることができるため、大規模なビジネスにも向いています。
2. 幅広い商品選択肢
アリババは、数え切れないほど多くの商品が出品されており、さまざまなカテゴリーにわたる商品を取り扱っています。
これにより、自分のビジネスに適した商品を見つけやすく、競争力のある商品を探すチャンスが広がります。
たとえば、ニッチな市場やトレンド商品など、他の競合が扱っていない商品を選んで差別化することができます。
3. 価格交渉が可能
アリババでは、サプライヤーと直接価格交渉をおこなうことができるため、さらなるコスト削減が可能です。
大量購入を前提に交渉すれば、サプライヤーは喜んで単価を下げてくれることが多く、ビジネスの利益を最大化することができます。
4. OEM対応でオリジナル商品を製造できる
アリババは、OEM(自社ブランドの商品を作ること)が可能なプラットフォームでもあります。
自分だけのオリジナル商品を作り、独自のブランドを構築することで、競争力のある商品展開が可能です。
たとえば、ロゴを入れたり、特別な機能を加えたりして差別化を図ることができます。
アリババでの仕入れのデメリット
1. 不良品や粗悪品のリスク
アリババでは、品質管理がしっかりしていないサプライヤーも存在します。
そのため、低価格な商品を仕入れた結果、品質が悪い商品や不良品が届くリスクがあります。
たとえば、サンプル品では良かったのに、実際に大量仕入れをした際に品質が劣る商品が届くこともあります。
品質確認を怠ると、結果的に顧客からのクレームや返品が増えてしまう可能性があります。
2. 最低ロット数が多い
アリババでの仕入れでは、多くの場合、最低ロット数(最低注文数=MOQ)が決まっており、少量だけ仕入れることが難しい場合があります。
初心者や小規模ビジネスにとっては、初期投資が大きくなるリスクがあり、在庫を抱えるリスクも伴います。
たとえば、商品が売れ残ると、在庫の保管コストや処分に苦労することになります。
3. 言語や取引のハードル
アリババのサプライヤーは主に中国国内の業者であり、取引の際には中国語が基本となります。
たとえば、商品や取引に関する細かい質問や交渉を中国語でおこなう必要があり、言語の壁がネックになることがあります。
また、国際取引であるため、輸送の遅延やトラブルが発生するリスクもあります。
4. 支払い方法や税関手続きの煩雑さ
アリババでの支払いは、通常アリペイやクレジットカードを使用しますが、支払い手続きや税関の対応が煩雑になることがあります。
特に初心者にとっては、輸入に関する法律や規制を理解することが重要です。
たとえば、関税や輸入に関わる手続きが予想以上に手間がかかり、コストが発生する場合があります。
信頼できるサプライヤーを選ぶためのポイント
アリババでの仕入れにおいて、信頼できるサプライヤーを見つけることは、ビジネスの成功を左右する非常に重要なポイントです。
良質な商品を安定して仕入れることができるかどうかは、サプライヤー選びにかかっています。
しかし、数多くのサプライヤーが存在するアリババで、適切な取引相手を見極めるのは容易ではありません。
ここでは、初心者でも失敗せずに信頼できるサプライヤーを選ぶためのポイントを詳しく解説します。
詳しくみていきいましょう。
サプライヤーの評価と取引実績を確認する
まず、アリババで信頼できるサプライヤーを選ぶ際に最も簡単かつ重要な方法は、評価と取引実績を確認することです。
アリババの各サプライヤーページには、過去の取引回数や購入者からの評価が表示されています。
これらの評価が高く、取引実績が豊富なサプライヤーは、信頼性が高いと考えられます。
たとえば、「ゴールドサプライヤー」や「トラストパス」などの認定を受けている業者は、アリババによる審査をクリアした業者であるため、信頼性が高い傾向にあります。
また、評価コメントの中で、実際に商品を購入した顧客が記載している品質や対応の速さも参考になります。
購入者からのフィードバックを確認し、問題なく対応しているサプライヤーを選ぶことが重要です。
取引時のコミュニケーションの質を確認する
サプライヤーを選定する際、取引前にサプライヤーとのコミュニケーションを積極的におこないましょう。
問い合わせに対して迅速かつ丁寧に対応してくれるサプライヤーは、信頼性が高い可能性があります。
たとえば、商品の仕様や納期、価格交渉などの質問に対して、スムーズに対応できるサプライヤーは、後のトラブルも少ないと考えられます。
コミュニケーションがスムーズであるかを見極めるためには、質問をいくつか投げかけ、対応スピードや誠実さを確認することが効果的です。
また、中国語が難しい場合は、英語でのコミュニケーションが可能かどうかも確認しておくと安心です。
サンプル品の注文で品質を確認する
信頼できるサプライヤーを選ぶために、商品を大量に発注する前に必ずサンプル品を取り寄せて品質を確認しましょう。
サンプル品を実際に手に取って確認することで、商品の品質や仕様が期待通りかどうかを確かめることができます。
特に、初めて取引をおこなうサプライヤーの場合は、サンプル品の確認を怠ると、後で品質に関するトラブルが発生する可能性があります。
たとえば、色合いや材質、動作確認など、商品の細かい部分までしっかりチェックし、問題がないかどうかを判断することが重要です。
サンプル品を確認した上で、本格的な発注に進むことで、リスクを大幅に軽減できます。
実績のある商品を扱うサプライヤーを選ぶ
信頼できるサプライヤーを選ぶ際には、取引実績のある商品を扱うサプライヤーを選ぶことも重要です。
すでに多数の取引が成立している商品や、リピート注文が多い商品を扱っているサプライヤーは、商品に対する信頼性が高いと考えられます。
たとえば、「成約件数」や「リピート率」などの情報も、信頼性を判断するための重要な要素です。
多くのバイヤーが満足している商品やサプライヤーを選ぶことで、仕入れに伴うリスクを軽減し、安定した取引をおこなうことが可能になります。
価格交渉の秘訣!アリババでの仕入れを最大限お得にする方法
アリババで商品を仕入れる際に、価格交渉を成功させることは、ビジネスの利益を大きく左右します。
アリババでは、サプライヤーと直接交渉できるため、効果的な交渉術を身につけることで、さらにお得な条件で仕入れが可能です。
しかし、初めて交渉する際には、何から始めればよいか迷うことも多いでしょう。
ここでは、アリババでの仕入れ価格交渉を成功させるための秘訣を詳しく解説します。
詳しくみていきいましょう。
仕入れる量を増やすことで交渉材料を作る
価格交渉の基本は、サプライヤーに「大量注文」を約束することです。
アリババでは、ロット単位で取引が行われるため、仕入れ量を増やすことで、サプライヤーにとっても利益が大きくなります。
そのため、より安い単価での取引が可能となります。
たとえば、仕入れ量を一定以上にすることで、サプライヤーは自ら値引きを提案する場合もあります。
特に、定期的なリピート注文が見込まれる場合は、あらかじめその点を伝え、長期的なビジネスパートナーとしての関係を築くことが有効です。
競合他社の価格を調査しておく
価格交渉に入る前に、同じ商品を扱っている他のサプライヤーの価格をリサーチしておきましょう。
これにより、交渉の際に他のサプライヤーが提供している価格を提示し、競争力を持たせることができます。
たとえば、「他社ではこれくらいの価格で提供されているが、御社でも同じような価格にできるか」と提案することで、サプライヤーが応じやすくなります。
このような価格競争を活用することで、サプライヤーに圧力をかけ、より好条件での取引が成立しやすくなります。
サンプル品の確認後に本格的な交渉を開始する
サンプル品を取り寄せ、品質に納得がいった段階で、価格交渉を本格的に始めるのが賢明です。
サプライヤーも、買い手が品質に満足していることを確認すると、価格交渉に応じやすくなります。
たとえば、サンプル品で商品の良さを確認した後、「この品質でこれだけの数量を購入したいが、もう少し価格を下げられるか」と交渉することで、サプライヤーは取引成立に向けた柔軟な対応を取りやすくなります。
支払い条件の交渉も含める
価格交渉においては、単に商品の単価だけでなく、支払い条件についても交渉材料にすることができます。
たとえば、前払いか後払いか、分割払いの可否など、支払い方法の柔軟性を提案することで、総合的なコスト削減を図ることができます。
サプライヤーは、確実な支払いが保証される条件下では、価格を下げることに応じやすい傾向があります。
また、長期的な支払いスケジュールを組むことで、資金繰りに余裕を持ちながら取引を進めることが可能です。
ロット数の交渉と柔軟性を活用する
アリババでの仕入れでは、最低ロット数が設定されている商品が多くありますが、交渉次第でロット数を柔軟に変更することができる場合があります。
たとえば、少量の注文を希望する場合でも、サプライヤーに相談することで特別な条件で少量注文を受けてもらえることがあります。
また、逆に、ロット数を増やすことで価格をさらに下げてもらうことも可能です。
自社のニーズに合わせて、適切なロット数を交渉し、コストパフォーマンスを最大化することが重要です。
補足:輸入代行業者の利用方法
アリババで商品を仕入れる際、多くの日本のビジネスオーナーや個人輸入者が輸入代行業者を利用しています。
輸入代行業者は、アリババを通じて仕入れをスムーズに進めるための重要なパートナーとなり、特に言語の壁や決済、物流の複雑さを解消してくれる存在です。
ここでは、輸入代行業者を利用して、アリババでの仕入れを効率化する方法を解説します。
詳しくみていきいましょう。
輸入代行業者とは?
輸入代行業者とは、アリババをはじめとする中国のECサイトや市場で商品を購入する際、買い付け、検品、支払い、配送など、輸入に関する一連の手続きを代行してくれる業者です。
たとえば、アリババで気になる商品が見つかった場合、言語の障壁や中国国内の決済手段に不安がある方でも、輸入代行業者を通じてスムーズに取引をおこなうことができます。
輸入代行業者を利用するメリット
1. 言語の壁を解消できる
アリババのサイトは主に中国語で運営されており、サプライヤーとのコミュニケーションも中国語でおこなう必要があります。
輸入代行業者を利用すれば、中国語がわからなくても安心して取引を進めることが可能です。
業者が代わりにサプライヤーと交渉をおこない、必要な情報を取りまとめてくれます。
2. 支払い手続きが簡単になる
アリババでは、中国国内の決済手段である「アリペイ」や銀行振込を利用するケースが一般的ですが、日本からの直接の支払いが難しい場合があります。
輸入代行業者を利用すると、代行業者が自社のアリペイや銀行口座を使って支払いをおこなってくれるためスムーズに取引を完了させることができます。
3. 検品や品質管理を任せられる
輸入代行業者は、注文した商品が中国から発送される前に、商品の検品をおこなうサービスを提供しています。
たとえば、商品に不具合や不良がないかを事前に確認し、問題があれば返品や交換の手続きを代行してくれます。
これにより、仕入れた商品が品質基準を満たしているか確認でき、後々のトラブルを防ぐことができます。
4. 輸送手続きの代行
輸入代行業者は、購入した商品を日本まで輸送する手続きもおこないます。
特に輸出入の際に発生する通関手続きや税関での書類対応は、個人でおこなうと非常に手間がかかるものですが、代行業者がこれをサポートしてくれるため輸送の手配が簡単になります。
また、輸送方法やコストの最適化も業者が対応してくれるので、輸送費を抑えることができる可能性があります。
輸入代行業者の選び方
輸入代行業者を選ぶ際には、以下のポイントに注意して選定することが大切です。
1. 代行手数料の確認
輸入代行業者は、商品購入の代行をするために手数料を設定しています。
この手数料は業者ごとに異なり、固定費用や購入金額に応じた割合が設定されています。
利用する前に、手数料が適正かどうかを確認し、予算に見合った業者を選びましょう。
2. サービス範囲の確認
輸入代行業者によっては、代行できるサービスに違いがあります。
たとえば、検品や返品対応、梱包の補強、複数の商品の一括発送など、サービスの内容が異なるため必要なサービスが提供されているか事前に確認することが重要です。
3. サポート体制の確認
輸入代行業者とのやり取りがスムーズに進むように、迅速なサポートが提供されているかも確認しましょう。
たとえば、メールやチャットでのサポート体制が整っている業者であれば、問題が発生した際にも素早く対応してもらえるため安心して取引を進めることができます。
輸入代行業者を使う際の注意点
輸入代行業者を利用する際には、いくつかの注意点があります。
まず、代行業者にすべてを任せすぎず、自分でも取引の状況を確認することが大切です。
特に、商品が予定通りに発送されているか、検品結果がどうであったかなど、細かい進捗を把握しておくことで万が一のトラブルにも迅速に対応できます。
また、信頼性の低い業者に依頼すると、商品が届かない、品質に問題があるといったトラブルに巻き込まれる可能性もあるため評判の良い業者を選ぶことが重要です。
まとめ
- アリババは低価格で大量仕入れが可能
- 信頼できるサプライヤーを選ぶことが重要
- OEM製品でオリジナルブランドを構築できる
- 輸入代行業者の利用で手続きを簡素化できる
ご質問、いつも歓迎です!
本日もお読みいただき、ありがとうございました^^