アリババ仕入れのやり方|信頼できる仕入れ先選びが重要!

こんにちは!

中国輸入代行「誠」のパンダの社長こと酒井(@makoto1688)です^^

 

子侍くん
中国の仕入れ先といえばアリババのイメージがあります。まだ仕入れたことがないのですが、商品リサーチはアリババでして問題ないでしょうか。

このような疑問にお答えします。

 

アリババに関するtweet

アリババは、MOQが設定されています。最低発注数です。価格の多くは、三段階で表示されていて、数量に応じ単価が変わります。つまり、サプライヤー側はすでに値引きした価格設定をしているということです。単価をさらに下げたいのなら、最も単価が安いMOQ以上の数量であれば交渉しやすいです。

この記事は、長年、アリババ輸入代行を営むパンダの社長が書いています。

パンダの社長
アリババから仕入れるなら、日本での販売方法は、有在庫販売かOEM販売のどちらかですよ!

 

それでは見ていきましょう。

 

アリババの特徴

アリババ(Alibaba.com)とは?

アリババは、中国輸入ビジネスにおいて欠かせない仕入れ先として、多くの企業に利用されています。

運営元はAlibaba Group Holding Limitedで、世界中のバイヤーとサプライヤーを結ぶ大手B2Bプラットフォームです。

たとえば、数百万点に及ぶ豊富な商品ラインナップから、低価格で大量仕入れが可能な点が大きな魅力です。

また、取引の安全性を確保するため、第三者による検査制度や取引保証サービスが充実しており、はじめて利用するバイヤーでも安心しておこなえます。

さらに、直接交渉が可能なため、カスタマイズや納期、品質の調整がしやすく、柔軟な対応が期待できます。

一方で、海外取引ならではの言語の壁や輸送リスク、関税問題なども存在するため、十分なリサーチとリスク管理が必要です。

alibaba.comは海外向け、1688.comは中国国内向けですよ!

公式アリババ1688

公式Alibaba.com

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アリババ仕入れのメリット

ここでは、アリババ仕入れがなぜ注目されているのか、その利点について詳しく解説します。

 

 

詳しくみていきいましょう。

 

低コストでの仕入れが可能

アリババを利用することで、大量発注によるコスト削減が期待できます。

中国国内のメーカーは、生産コストが比較的低いため、他国と比較しても非常にリーズナブルな価格で商品を仕入れることができます。

たとえば、同じ製品を日本国内で仕入れる場合と比べて、製造原価や送料が大幅に削減されることがあります。

このコスト削減により、販売価格を抑えることができ、競争力を高めることが可能です。

また、仕入れ価格が低い分、利益率の向上も見込めます。

 

幅広い商品ラインナップで仕入れが容易

アリババの最大の魅力は、その圧倒的な商品ラインナップです。

アパレル、電子機器、雑貨、食品など、さまざまなカテゴリーの商品が揃っており、仕入れ先を簡単に見つけることができます。

特にオリジナルブランドを構築したい場合には、OEMやODM対応のメーカーも数多く登録されているため、商品開発の幅が広がります。

たとえば、アパレルビジネスをおこなう事業者であれば、トレンドを押さえたアイテムや個性的なデザインの商品を低コストで仕入れることができます。

また、同じ商品を複数の業者から比較検討できるため、コストパフォーマンスにも優れています。

 

柔軟な取引条件でビジネスがスムーズに進行

アリババでは、取引条件が比較的柔軟な場合が多いのも特徴です。

多くのメーカーが、小ロット注文に対応しており、はじめて取引する際にも大きなリスクを負う必要がありません。

特に、テストマーケティングをおこなう場合や、新規事業を立ち上げる際にはこの柔軟性が大きな利点となります。

さらに、コミュニケーションツールや翻訳機能が充実しているため、中国語が苦手な方でも比較的スムーズに取引を進めることができます。

取引の際には、事前に納期や品質について詳細な確認をおこなうことで、トラブルを未然に防ぐことが可能です。

 

OEM対応でオリジナル商品を製造できる

アリババは、OEM(自社ブランドの商品を作ること)が可能なプラットフォームでもあります。

自分だけのオリジナル商品を作り、独自のブランドを構築することで、競争力のある商品展開が可能です。

たとえば、ロゴを入れたり、特別な機能を加えたりして差別化を図ることができます。

 

グローバル市場へのアクセスが広がる

アリババを利用することで、中国国内だけでなく、世界中のサプライヤーとつながることができます。

このグローバルなネットワークを活用することで、日本市場では手に入りにくいユニークな商品を仕入れることが可能です。

これにより、他社との差別化を図ることができ、ビジネスの競争力をさらに高めることができます。

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アリババ仕入れのデメリット

ここでは、アリババ仕入れの注意点とその解決策について詳しく解説します。

 

 

詳しくみていきいましょう。

 

不良品や粗悪品のリスク

アリババでは、品質管理がしっかりしていないサプライヤーも存在します。

そのため、低価格な商品を仕入れた結果、品質が悪い商品や不良品が届くリスクがあります。

たとえば、サンプル品では良かったのに、実際に大量仕入れをした際に品質が劣る商品が届くこともあります。

品質確認を怠ると、結果的に顧客からのクレームや返品が増えてしまう可能性があります。

 

最低ロット数が多い

アリババでの仕入れでは、多くの場合、最低ロット数(最低注文数=MOQ)が決まっており、少量だけ仕入れることが難しい場合があります。

初心者や小規模ビジネスにとっては、初期投資が大きくなるリスクがあり、在庫を抱えるリスクも伴います。

たとえば、商品が売れ残ると、在庫の保管コストや処分に苦労することになります。

単価が高めの商品は1点から購入できるものもありますが、多くの商品は2点からです。最低注文数は店舗が個々に決めていますよ!

 

言語や取引のハードル

アリババのサプライヤーは主に中国国内の業者であり、取引の際には中国語が基本となります。

たとえば、商品や取引に関する細かい質問や交渉を中国語でおこなう必要があり、言語の壁がネックになることがあります。

また、国際取引であるため、輸送の遅延やトラブルが発生するリスクもあります。

 

支払い方法や税関手続きの煩雑さ

アリババでの支払いは、通常アリペイやクレジットカードを使用しますが、支払い手続きや税関の対応が煩雑になることがあります。

特に初心者にとっては、輸入に関する法律や規制を理解することが重要です。

たとえば、関税や輸入に関わる手続きが予想以上に手間がかかり、コストが発生する場合があります。

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アリババで仕入れられる主な商品

アリババではありとあらゆる商品が見つかりますが、ここでは特に人気のある商品(=注文が多い商品)を紹介します。

記載した商品以外ももちろん仕入れることができます。

あくまで、アリババでの人気商品として理解してください。

  • ポーチ
  • 部品
  • アクセサリー
  • フィッシング
  • 名刺入れ
  • 手包
  • ポケットボックス
  • ビジネスバッグ
  • <キーボックス<
  • 懐中時計
  • 定期 idケース
  • 老眼鏡
  • スノーボード
  • クーラーボックス
  • 婦人スーツ
  • レディース腕時計
  • ストーブ
  • 婦人靴
  • 男女兼用アクセサリー
  • スーツケース<
  • 旅行アクセサリー
  • ぬいぐるみ
  • <名刺入れ>
  • 小銭入れ
  • <ハンドバッグ
  • <ドレス

OEMのサンプルやOEM開発で仕入れている可能性も高いですよ!

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アリババ仕入れの手順

ここでは、初心者がスムーズにアリババで仕入れをおこなうための基本ステップを詳しく解説します。

 

 

詳しくみていきましょう。

 

アリババでのアカウント登録

最初におこなうべきステップは、アリババのアカウントを作成することです。

アリババではBtoB取引がメインとなるため、企業やビジネス向けの情報を登録します。

メールアドレス、パスワードの設定をした後、プロフィール情報を詳細に入力し、信頼性のあるバイヤーとしての印象をサプライヤーに与えることが重要です。

 

商品の検索とサプライヤーの選定

アカウントを作成した後は、仕入れたい商品の検索をおこないます。

アリババには膨大な商品が掲載されているため、カテゴリー検索やキーワード検索を活用して効率的に商品を見つけることができます。

検索結果から、複数のサプライヤーを比較し、価格、ロット数、商品の品質などを確認しましょう。

特に初心者の場合、ゴールドサプライヤーの認定を受けている業者や、評価が高く取引履歴が豊富なサプライヤーを選ぶことをおすすめします。

 

サンプル品の取り寄せ

サプライヤーが決まったら、まずはサンプル品を取り寄せるのが安全です。

たとえば、大量仕入れをする前に、品質やサイズ、カラーなどが想定通りかを確認するために少量のサンプルを依頼します。

サンプル品の確認は、後のトラブルを防ぐためにも非常に重要なステップです。

サプライヤーと円滑にコミュニケーションを取りながら、疑問点を解消していきましょう。

サンプルは、大概有料で国際送料もかかりますよ!

 

価格交渉とロット数の決定

アリババでは、サプライヤーと直接価格交渉をおこなうことが可能です。

特に大量購入を予定している場合、価格の交渉を行うことで、より有利な条件で商品を仕入れることができます。

たとえば、仕入れる商品のロット数を増やす代わりに、単価を下げてもらうなどの取引が可能です。

交渉がうまく進めば、コストを抑えた仕入れが実現します。

交渉は、中国語か英語です!

 

支払い方法と商品発送の確認

最後に、支払い方法と発送方法を確認します。

アリババでの決済は、通常アリペイやクレジットカードを使用しますが、仕入れ代行業者を利用する場合はその業者の支払いシステムに従います。

商品の発送方法についても事前に確認しておき、納期や送料が適切かどうかをチェックすることが重要です。

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アリババ仕入れで信頼できる店舗を選ぶには?

アリババでの仕入れにおいて、信頼できるサプライヤーを見つけることは、ビジネスの成功を左右する非常に重要なポイントです。

良質な商品を安定して仕入れることができるかどうかは、サプライヤー選びにかかっています。

しかし、数多くのサプライヤーが存在するアリババで、適切な取引相手を見極めるのは容易ではありません。

ここでは、初心者でも失敗せずに信頼できるサプライヤーを選ぶためのポイントを詳しく解説します。

 

 

詳しくみていきいましょう。

 

サプライヤーの評価と取引実績を確認する

まず、アリババで信頼できるサプライヤーを選ぶ際に最も簡単かつ重要な方法は、評価と取引実績を確認することです。

アリババの各サプライヤーページには、過去の取引回数や購入者からの評価が表示されています。

これらの評価が高く、取引実績が豊富なサプライヤーは、信頼性が高いと考えられます。

たとえば、「ゴールドサプライヤー」や「トラストパス」などの認定を受けている業者は、アリババによる審査をクリアした業者であるため、信頼性が高い傾向にあります。

また、評価コメントの中で、実際に商品を購入した顧客が記載している品質や対応の速さも参考になります。

購入者からのフィードバックを確認し、問題なく対応しているサプライヤーを選ぶことが重要です。

参考アリババのゴールドサプライヤー

 

取引時のコミュニケーションの質を確認する

サプライヤーを選定する際、取引前にサプライヤーとのコミュニケーションを積極的におこないましょう。

問い合わせに対して迅速かつ丁寧に対応してくれるサプライヤーは、信頼性が高い可能性があります。

たとえば、商品の仕様や納期、価格交渉などの質問に対して、スムーズに対応できるサプライヤーは、後のトラブルも少ないと考えられます。

コミュニケーションがスムーズであるかを見極めるためには、質問をいくつか投げかけ、対応スピードや誠実さを確認することが効果的です。

また、中国語が難しい場合は、英語でのコミュニケーションが可能かどうかも確認しておくと安心です。

 

サンプル品の注文で品質を確認する

信頼できるサプライヤーを選ぶために、商品を大量に発注する前に必ずサンプル品を取り寄せて品質を確認しましょう。

サンプル品を実際に手に取って確認することで、商品の品質や仕様が期待通りかどうかを確かめることができます。

特に、初めて取引をおこなうサプライヤーの場合は、サンプル品の確認を怠ると、後で品質に関するトラブルが発生する可能性があります。

たとえば、色合いや材質、動作確認など、商品の細かい部分までしっかりチェックし、問題がないかどうかを判断することが重要です。

サンプル品を確認した上で、本格的な発注に進むことで、リスクを大幅に軽減できます。

ただし、サンプルと同じものが本発注で届くとは限らないのが中国輸入です!

 

実績のある商品を扱うサプライヤーを選ぶ

信頼できるサプライヤーを選ぶ際には、取引実績のある商品を扱うサプライヤーを選ぶことも重要です。

すでに多数の取引が成立している商品や、リピート注文が多い商品を扱っているサプライヤーは、商品に対する信頼性が高いと考えられます。

たとえば、「成約件数」や「リピート率」などの情報も、信頼性を判断するための重要な要素です。

多くのバイヤーが満足している商品やサプライヤーを選ぶことで、仕入れに伴うリスクを軽減し、安定した取引をおこなうことが可能になります。

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輸入規制品・禁止品に該当しないか確認する

中国から商品を輸入する際は、まず自社が取り扱う製品が輸入規制品や禁止品に該当しないかどうかを十分に確認する必要があります。

たとえば、既製品の中には安全基準に適合しているものが多い一方、電気製品や化粧品などは国内基準に合致しているかのチェックが必須です。

一方、禁止品としては、動植物の一部、著作権で保護されたデザインを無断で使用した製品、危険物質を含む商品などが挙げられます。

また、輸入自体は許可される場合でも、販売にあたってはさらに許認可が必要となるケースも存在します。

たとえば、食品添加物や医薬品、化粧品などは、厚生労働省や農林水産省の許認可を取得しなければ流通させることができません。

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まとめ

  • アリババは多種多様な商品を仕入れられる便利なプラットフォーム。
  • 低コストでの商品調達が可能だが、品質確認は必須。
  • サプライヤー選びやコミュニケーションが取引成功の鍵。
  • 関税や送料を事前に計算しておくことで予期せぬコストを回避。

ご質問、いつも歓迎です!本日もお読みいただき、ありがとうございました^^

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