AmazonでOEM商品をリサーチする方法|中国輸入での人気商品も紹介

こんにちは!

中国輸入代行「誠」のパンダ社長こと酒井(@makoto1688)です^^

 

子パンダ
Amazonで販売しています。中国輸入での転売にも慣れてきたので、OEMをはじめようかと考えています。ただ、OEMの商品リサーチのやり方がわかりません。転売の時に売れていた商品をOEMしようかとも考えています。Amazonで、OEM商品をリサーチする方法を教えていただけませんか。

このような疑問にお答えします。

 

OEMリサーチに関するtweet

この記事は、アマゾンで月商800万円をコンスタントに売上げていたパンダ社長が書いています。

 

この記事でわかること

 

それでは見ていきましょう。

 

AmazonでOEM商品を売るメリット

AmazonでOEM商品を売る場合、相乗りされるリスクが低く、利益率が高いなどのメリットがあります。

ここでは、AmazonでOEM商品を売ることのメリットについて解説します。

 

 

詳しく見ていきましょう。

 

相乗りされにくい

Amazon では既製品の輸入転売の場合、折角手間をかけて作った商品ページに相乗りをされてしまう可能性があります。

同じ商品を先に売っている人がいた場合、既存のページに相乗りすることで、商品情報を入れる手間を省くことが可能です。

一方、ロゴやタグをつけてオリジナル商品として販売すれば、自分の販売ページに相乗りされにくくできます。

 

商品の唯一性を保てれば、価格競争になりにくく販売したい価格で売りに出せます。

 

利益率が高い

オリジナル商品として販売することで、既製品の輸入転売よりも商品価格を高く設定できることも、OEM販売をおすすめする理由です。

既成の商品を大量に仕入れることで、商品本体にかかる費用を下げ、オリジナルのロゴやタグをつけてブランドとしての付加価値をあげることで利益率を高くできるのです。

既製品の輸入転売の場合は、よほど商品の需要と供給を理解して仕入れない限り、利益率を高くすることは難しいでしょう。

 

OEM販売の場合、供給が多い商品でも、既製品転売よりも利益を出しやすいといえるでしょう。

 

品質が安定しやすい

OEMには既製品へロゴのプリントをしたりタグを付けたりする以外にも、素材や形態、デザインから注文するという方法もあります。

一(イチ)から注文した場合、品質にこだわることができる以外にも、独自性を出せるため、同じような商品を売る競合他社の商品との差別化が可能です。

既製品の仕入れに比べて費用はかかりますが、品質の安定と差別化をはかれるためOEM販売に慣れてきた方にはおすすめです。

 

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OEM商品販売を始める際の注意点

Amazonは世界から注目されるアメリカの巨大企業「GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)」の1つです。

そのため、日本の消費者からの信用も高く、Amazonに出せばどのような商品でも売れやすいといえます。

しかし、必ず全ての商品が売れるわけではありません。

 

ここでは、AmazonでOEM商品の販売を始める際に気を付けた方がよいポイントをご紹介します。

 

 

詳しく見ていきましょう。

 

商品ページを作り込まなければならない

輸入転売の場合は、同じ商品を出している人の既存の商品ページへカートを追加するだけで販売が可能な一方、オリジナル商品として販売する場合は、販売ページを一(イチ)から作りこまなくてはなりません。

また、似たような商品から自社製品を選ばせるためのテクニックも必要となるでしょう。

OEM商品販売の場合は、ただの転売よりも、手間をかける必要があります

手間を惜しまないこと。手間は慣れでカバーできます。

 

在庫を抱えるリスクがある

OEM商品は、既製品を輸入する場合よりも大きなロットで仕入れなければいけないことがほとんどです。

そのため、万が一売れ行きが芳しくなかった場合には、在庫を抱えるリスクがあります。

大量の在庫を抱えると、保管場所の確保もしなくてはならないため、売れる商品を見極めて仕入れなければなりません。

 

事前のリサーチや販売計画をしっかりたててからの注文をおすすめします。

 

ある程度の資金が必要である

利益を出すためには仕入れを安くする必要があるため、一つの商品を500個~1,000個仕入れなければならないことも少なくありません。

そのため、100円程度の商品を仕入れる場合でも、総額10万円以上の費用がかかる場合もあるでしょう。

また、中国から輸入をするため、日本国内から仕入れるよりも高額な送料がかかります。

 

商品と送料、場合によっては倉庫を借りる費用などもかかるため、ある程度まとまった資金を用意して始めることがおすすめです。

自社ブランドのタグを付ける簡易OEMの場合は、1,000枚作成しても数千円でできますよ。

 

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AmazonでOEM商品を販売する流れ

Amazon.co.jpは売れやすい一方、商品選びでミスをしてしまうと、せっかく作った商品を販売できない可能性があります。

商品を選定してからAmazon.co.jpでOEM販売するまでの流れをご紹介します。

 

 

詳しく見ていきましょう。

 

商品選定

商品選定は、OEM商品販売において最も重要です。

市場調査を入念に行い売れ筋の商品を選定し、顧客のニーズに合った商品をリサーチします。

さらに、競合が少ない、または需要が足りていない分野を選べれば在庫を抱えるリスクも減らせます。

 

最初のうちは自分の得意分野やよく知っている分野の商品から始めると商品を探しやすいでしょう。

売れ筋の商品を選定するためには、Amazon内のOEM商品をリサーチします。

リサーチ方法については次章以降で解説をするため本章では割愛します。

 

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見積もり依頼

商品が決まったら、工場へ問い合わせをして注文可能かどうかを確認します。

発注個数に応じて割引が受けられる場合もあるため、複数の工場へ見積もりを取り比較してから注文するとよいでしょう。

最低ロット数や素材の選択の不可など、自分の条件に近い工場へ注文することがおすすめです。

 

サンプル依頼

サンプル品は2~3個注文して、商品の仕上がりにバラツキがないかどうかも確かめることがおすすめです。

いくつかの工場へサンプルを各2~3個注文して商品を見比べた後に費用と合わせて検討しましょう。

 

商品発注

サンプルを見比べた後に、費用や商品の質や工場の対応などを天秤にかけて最もよいと感じた工場へ発注をしましょう。

発注から商品が手元に届くまでの期間は1か月~2か月程度、それ以上かかる場合もあるため、余裕をもった発注がおすすめです。

 

販売開始

商品が届いた後は検品後にAmazon.co.jpの販売ページで販売を開始しましょう。

商品の魅力を引き出す商品写真や詳細な説明を工夫して、顧客が購入したくなるような魅力的な商品ページを作成することもOEM商品販売では重要です。

 

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Amazonで中国輸入のOEM商品をリサーチするメリット

OEM商品は、Amazon以外のモールやネットショップでも売れます。

わたしの経験に基づくと、やっぱりAmazonが売れます

はじめてのOEMは、Amazon からスタートするのがオススメです。

 

たとえば、楽天市場でもOEM商品の商品リサーチはできます。

楽天市場に出店するには、数十万円の保証金や何とか手数料が固定で発生するので、Amazonで実績を出した人向けのモールです。

ヤフーショッピングは固定費がかからないので初心者でも出品しやすいですが、販売するにはヤフーショッピングの出品方法からはじめ、売れるためには独自のSEOを学ぶ必要もあります。

 

ですから、やはり、Amazonからはじめるのがオススメです。

 

AmazonでOEM商品が一番売れる3つの理由
  • Amazon 自体の集客力が、他モールやネットショップに比べ圧倒的であること
  • 他モールに比べ、中国商品の出品者が多いこと
  • 上記により、参考になる商品が集まりやすく、リサーチが容易にできること

 

もし、あなたがAmazonでの転売の経験がない場合は、まずは、有在庫でAmazonで販売の経験を積むのがよいです。

Amazonでの転売経験なしで、AmazonでのOEM販売をはじめるのは、安全ロープなしで崖を登るようなものです^^;

チャレンジャーは応援したい派ですけれど、死ぬとわかって応援する気にはなれません......

 

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OEM商品をリサーチする手順

それでは、ここからが本題です。

Amazonで販売経験がない人でも、ここで紹介する流れは非常に再現性が高いので、同じようにやってみてくださいね。

手順通りにやれば誰でもできます。

 

 

上記手順で進めることで、自然に候補を絞ることができます。

それでは、詳しくみていきましょう。

 

Amazonで、カテゴリーを開く

Amazonで、カテゴリーを開く
Amazonのトップ頁左上にある、[すべて]のボタンを押下する。
Amazonで、カテゴリーを開く2

 

選択画面が開きます。少し下方へスクロールすると、[カテゴリー]の項目があります。[すべてを表示]を押下してください。

 

最も得意なカテゴリーを選択する

最も得意なカテゴリーを選択する

12個のカテゴリーが表示されます。これがAmazonでいう大カテゴリーです。「本・コミック・雑誌」「DVD・ミュージック・ゲーム」「スマートホーム」「食品・飲料・お酒」のカテゴリーは、中国商品はほとんどないので、見なくてよいです。残りの8カテゴリーの中から、ひとまず1つ選択してみてください。

今回は、「車&バイク・産業・研究開発」のカテゴリーを選択しました。

最も得意なカテゴリーを選択する2

「車&バイク・産業・研究開発」のカテゴリーの中から、さらに中カテゴリーを選択しましょう。

今回は、「バイク用品」を選択しました。

最も得意なカテゴリーを選択する3

小カテゴリーを選択する前に、「売れ筋ランキング」や「レビュー高評価商品」の欄をぱーっと見ておきましょう。どんなものが人気があるのか何となくわかります。

ただし、ここでいう売れ筋ランキングは、売上額なのか売上点数なのかはわかりません!レビューもさくら的な操作がないとは限りませんから、本当に参考程度でokです。

今回の小カテゴリーは、ひとまず「バイクアクセサリ > バイクカバー」にしますね。

 

価格帯とカスタマーレビューを絞る

価格帯を絞る

国際送料やAmazonの各手数料を加味すると、2,000円未満のOEM商品は利益が出ないことがほとんどなので、わたしの場合はこの時点で、「1500-5000円」を下限としてソートしています。

販売価格が高いほど利益は取りやすいです。一方、売れ数という点では販売価格が高いほど数が出にくいことも何となく考慮しておいてもよいと思います。

はじめての時には、「1500-5000円」「5000-10000円」あたりがほどよいです!

ついでに、カスタマーレビューは「4以上」でソートしておくと、さらに精度が高まります。

 

スポンサーやベストセラー、評価を確認する

スポンサーやベストセラー、評価を確認する

Amazonで広告を出稿していると、「スポンサー」のマークが付き、検索最上位に表示されます。左記例の場合ですと、評価は2で、ベストセラーの商品や4番目の商品ととても似ているので、わたしの中では、OEMフラグが立ちます。(ここ重要)

また、商品名に、「【Amazon限定ブランド】ZATOOTO」という表記があることから、アマゾンブランド登録済み(=商標登録済み)商品であることがわかります。(ここも重要)

この時点で、この商品はほぼ間違いなくOEM商品で、画面を下方へスクロールしていくと似た商品が表示されていることでさらに決定的なります。

スポンサー以外の商品は評価が1,000を超えていて、スポンサー商品だけが「2」ということからもOEMを狙いにきたな。とわかります。

ブランド名:ZATOOTOをJ-PlatPatで調べてみると、登録5941554として商標登録されていることがわかります。また、ベストセラーの方のブランド名:Homwarmも同じく、登録6298208として商標登録されていることがわかります。

 

売れ行きを調べる

売れ行きを調べる

上記のベストセラー商品の商品ページを開いてください。画面を中央くらいまでスクロールすると、登録情報の欄があります。その中にある、「Amazon 売れ筋ランキング」によると、この商品は、車&バイクカテゴリーの中で、62位だということがわかります。

評価も約6,000件以上付いているので、この製品はOEM化する候補です。

62位の匙加減が難しいところですが、大カテゴリーの中で100位以内であれば、月に100点は売れるはずです。ここはAmazon内でのカテゴリーの規模感にも依りますから、体感しながらわかってくると思います。

もし、販売数を追っていきたいなら、セラースプライト(sellersprite)というツールが、業界のスタンダードではないでしょうか。(2022年1月現在)このツールの使い方は、わたしの友人であるKazuさんのブログに詳しいです。読むだけで勉強になると思います。参考にしてみてください。

参考:セラースプライト

 

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OEM商品をリサーチする裏技

ここまで、AmazonでOEM商品をリサーチする手順を紹介してきました。

紹介というよりも、この方法が王道ですし、この方法しかありません。

ですので、残念ながら、OEM商品をリサーチする手順を裏技的な手法はありません。

 

上記手法で、大カテゴリー > 中カテゴリー > 小カテゴリー とリサーチするのです。

毎日、いくつかの候補が見つかるはずです。

他社も同じ手法でひたすらリサーチです。

 

その中で売れるか売れないかは、その商品に対するあなた自身の知識量や経験、類似商品の機能をどこまで調べられるかです。

つまり、商品開発力を養っていく必要があります。

商品開発力は、コンサルで養えるものではなく、経験を通じブラッシュアップできるものですよ!

 

ちなみに、NINTというツールを使うことで、上記の「大カテゴリー > 中カテゴリー > 小カテゴリー 」の流れでちびちびリサーチせずとも視覚的に、売れている商品をピックアップすることができます。

ツールを使うにも、基本原則がわかっていないと宝の持ち腐れです。急がば回れ。まずは、「大カテゴリー > 中カテゴリー > 小カテゴリー 」のルーティンを1ヵ月続けてみましょう。

 

参考:NINTの公式サイトへリンク

 

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「誠」へオリジナル商品の製作を依頼する手順

当社では、オリジナル商品の生産を仲介することもできます。

また、AmazonのFBA倉庫へ商品を納品することもできます。

はじめてのご相談・ご依頼は、次の手順を参考にしてください。

 

 

詳しくみていきましょう。

「OEM/ODM」プランとして利用登録する

はじめに、「誠」の「OEM/ODM」プランとして利用登録をお願いします。

ご担当者名や法人名、メールアドレスなどの必要情報をご入力・ご送信ください。

折って、アンケートメールが自動送信されます。

利用登録フォームはこちらです。

 

アンケートメールへ返信する

利用登録しますと、ほぼリアルタイムにアンケートメールが自動送信されます。

アンケートの内容は、希望ロットや希望納期、サンプルの有無など、簡単なものです。

全部で10項目のアンケートへ回答し、そのままメールをご返信ください。

折って、OEM事務局より返信がございます。

 

仕様書を送付する

アンケートに返信いただきますと、アンケートの内容に応じ、仕様書を依頼するメールが届きます。

仕様書の作成が初めての方でも、次の雛形を参考に埋めていただくことで作成ができるようになっています。

仕様書の雛形は、OEM事務局からのメールにも記載がありますのでご安心ください。

 

専用SNSへコンタクトする

仕様書の内容に問題がなければ、貴社専用のSNS(skypeまたはwechat)をご案内差し上げます。

以降のやり取りは、専用SNSを通じ、専任の現地担当者とおこなっていただきます。

担当者は中国人ですが、日本語での意思疎通がおこなえます。

 

また、専用SNSには日本人も事務局として参加しますので、言葉の問題はストレスになりずらいです。

2023年現在、wechatは回線状況があまり芳しくないようです。そのため、skypeをオススメしています。

 

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結論:AmazonでOEM商品をリサーチする方法は地味

まとめます。

  • Amazon 自体の集客力が他モールやネットショップに比べ圧倒的だから、AmazonでOEM商品をリサーチする。
  • 他モールに比べ中国商品の出品者が多いため、AmazonでOEM商品をリサーチする。
  • 上記により、参考になる商品が集まりやすく、リサーチが容易にできるから、AmazonでOEM商品をリサーチする。
  • OEM商品をリサーチする手順は、「大カテゴリー > 中カテゴリー > 小カテゴリー 」。
  • OEM商品をリサーチするオススメツールは、セラースプライト(sellersprite)。
  • OEM商品をリサーチする裏技はない。
  • 商品リサーチよりも販売力が大事。

 

最後に、先日投稿したtwitterを紹介します。

 

ここまで商品リサーチの方法を見てきた中で、非常に申し訳ないです。

率直なところ、商品リサーチの方法はググればたくさん出てきます。

物販ビジネスで最も重要なスキルは販売力ということは間違いありません。

 

よい商品を作っても、販売力がなければ売れませんからね。

 

売上 = 商品リサーチ力 × 販売力

 

広い意味でのマーケティングを勉強する必要はありません。

Amazonに特化したSEOのしくみや広告の打ち出し方など、キーワードマーケティングを勉強すれば、売上が爆上がりしますよ。

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました^^

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