
こんにちは!
じょにです^^
支払い方法が多いと売上に繋がりやすいということは想像に難くないですが、案外落とし穴もあります。
例えば、ヤフオク!で「代金引換」を設定しますとYahoo!かんたん決済上では確認ができませんので別途入金確認が必要になりますし、案外どこで入金を確認すればよいのかわからないといったことも起きます。
また、「コンビニ決済」は、決済後すぐに支払わない方が多いですので、決済確認ができるまで在庫を保留にしたり、決済確認を忘れずに行う必要があります。
自身のルールを決めて対応できれば、金種が多い方が少しでも売上に寄与しますが、案外無いならないで、購入者様は他の金種で決済されるといった傾向もみられます。
今回は、アマゾンでの「代金引換」と「コンビニ決済」の有効性について解説いたします。
この記事の目次
ネットモール決済で使用される金種の割合
私が運営しているアマゾン、ヤフーショッピング、楽天市場、Wowma!、Qoo10、ヤフオク!ストア、メルカリ、minne、ラクマ、Creemaなどの1年分のデータをまとめてみました。
金種</b | 割合 |
クレジットカード決済 | 74.5% |
スマホ決済 | 18.0% |
銀行振込 | 5.0% |
コンビニ決済 | 1.5% |
代金引換 | 1.0% |
クレジットカート決済
インターネットで商品やサービスを購入する際の現時点での王道です。
必ず設定しておきたい金種です。
スマホ決済
上記は1年間のデータの集計ですが、特にPayPayによる100億円還元や20%還元がはじまった2019年7月頃からスマホ決済の割合が増えているデータもございます。
本ブログもパソコンよりもスマホでも流入が圧倒的に多いですし、ネットショップもスマホで閲覧して決済される方が多いのだと感じます。
スマホ決済は、2020年以降さらに利用者が増える予見がございます。
販売するモールにもよるのだと思いますが、個人的には、PayPayには対応しておきたいところです。
(楽天なら楽天Pay、メルカリならメルペイといった具合でしょうか。自社サイトですとクレジットカードがまだまだ多いです。)
銀行振込
今後衰退の一途をたどる金種ではないでしょうか。
スマホ決済とリンクできますし、スマホ決済であればポイントも貯まりますからね、ついでにポイントカードも含めて、スマホ決済に統一されていくのだと予見しています。
(5年以内には日本でも体の一部に埋め込むICチップ決済が主流になるのでしょうかね)
コンビニ決済・代金引換
レコードのように無くなることはないと思いますが、シェアは年々低くなっています。
また、本決済方法を利用しての詐欺行為も比較的よくありますし、私自身も詐欺行為まがいなことを特にアマゾンで受けることがあります。
「代金引換」と「コンビニ払い」を使用したアマゾンでの嫌がらせの例
代金引換
代引であれば、決済時にお代を持っていなくても決済ができてしまいます。
例えば、競合他社の商品を代引きで購入し、受け取り拒否(居留守など)しますと、FBA発送の場合、その商品はFBAへ戻されます。
戻されますと、送料は出品者負担となりますし、本来購入いただける方への機会ロスに繋がります。
この場合、1点ではなく、同一商品を複数点まとめて代金引換で決済されることが多いですので、もし金種として入れている場合は、在庫管理画面で同一商品が複数カートに入っていないか確認しておくことで幾分は回避できます。
他にも最大販売点数に制限をかけておくことで回避できますが、一番よいのは、金種から代金引換を外しておくことではないでしょうか。
コンビニ決済
コンビニで決済されるまで発送されませんが、コンビニで決済になった場合、代引き同様、受取り拒否によるロスが生じます。
私の統計ですと、手口としては、代金引換の方が多く使用されています。
アマゾンでの「代金引換」と「コンビニ払い」を一括で設定する方法
セラーセントラル>設定>出品用アカウント情報>支払情報>支払い方法の設定(コンビニ払い / 代金引換)
上記画面にて設定頂けます。
すでに出品している商品も一括で変更できますし、これから出品される商品も出品後に本画面で設定することができます。
また、商品ごとに設定を変更したい場合は、上記画面でonにして、下記にて商品ごとに変更を行います。
セラーセントラル>在庫>在庫管理>詳細の編集
[代金引換]と[コンビニ決済]にチェックが付いていますので、不要であればチェックを外してください。
まとめ
インターネット販売では、クレジットカード決済とスマホ決済により9割以上の割合で決済されます。
残り1割弱の他の決済方法が売上がどれくらい影響するかも考え処ですが、本当に欲しいものであれば無いならないで決済できる金種で決済頂けるケースも往々にしてあります。
金種は、クレジットカード、スマホ、銀行の3つにし、できる限り少ない金種にしますと、決済トラブルを抑えられたり、決済スピードが向上したり、経理の管理が簡素化されたりと、運営によい影響をもたらすことも多いです。
ぜひご参考にしてみてください。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。